スーパービュー踊り子、運行終了〜少し乗ってたくさん撮ったこの一年⑥ | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

4月22日。
251系のうち、RE-3編成が東大宮から長野に向けて武蔵野・中央線経由で廃車回送された。
入れ替わりに、国府津に疎開留置されていたRE-2編成が翌23日に新宿経由で東大宮に回送された。
ついに全車在籍の牙城が崩れ、全廃も時間の問題となった。

この一連の動きや甲種輸送の動きを巡り、特に駅や人気撮影地での「密」行動が問題視されている。
このコロナウイルスの情勢は未だ出口が見えないところで、外も内も不安な気持ちはわかる。
それだけに、その行動に対して多少の批判があるのはやむを得ない。

これに関しては、いろいろ思うところはあるのだが…
一部で上げられている写真を見て、真摯に行動を見直していく機会にせねばならない。
言い換えるならば、コロナウイルス騒ぎのある無しに関わらず、鉄道会社にも人にも迷惑を掛けない
行動を一段と心がけていく必要があるということだ。
鉄道が走っていないと生活が成り立たない人達も少なからずはいるはずで、そういう人達の暮らしを
その場の綺麗な写真が撮りたい、というだけで止めるわけにはいかないのだ。

それでも撮りたいのなら、しっかりマスクをするとか、互いの距離を取るなど密を避けた行動を。
もちろん、こちらは可能な限り密を避け、予防策を取り、かつ呼びかけながら動いております。

SVOシリーズ過去記事
 2月2週目
 2月1週目
 1月
 2019年秋冬
 2019年春夏

さて、2月も中盤になるとじわじわ影響が出てきた頃。
そんな中でも、まだあれこれ試していく気持ちの余裕は残っていた。
まぁ自分は比較的楽観主義なんですけどねw

2月15日土曜日、品川〜川崎間(大井町駅)にて SVO2号
さてこの日は、なんのために外に出たんだっけ?w
通常なら土日はイベント以外は動かないサイクルなんだけど、気が向いて撮りに行ったらしい。
大井町駅の横浜側は直線で撮りやすかったけど、あまり晴れると歩道橋の影が気になり難しいところ。

同、戸塚駅にて SVO7号
そして、行動パターンの関係で戸塚駅までしか行けず。
あまりに中途半端で、慣れない日に行動するもんじゃないなというところかな。

2月17日月曜日、武蔵小杉駅にて おはようライナー新宿26号
そして2月3週目に入り、アプローチの仕方を変え始めていく。
手始めに向かったのは、横須賀線武蔵小杉駅。
大崎では一度撮っていたおはようライナー新宿26号を、この定番位置で初迎撃。
もっとも、自分の行動時間を考えると、ここから西で撮影するのは困難だったが。

スーパービュー踊り子3号は武蔵小杉駅に停車していたが、堂々通過していく様は風格があった。

同、新宿〜渋谷間(原宿駅)にて SVO3号
そして、やはり定番位置の原宿駅新宿方で撮影を試す。
しかしここは、有楽町駅以上にダイヤが繊細!
埼京線湘南新宿ライン、加えて昨年11月に相鉄線直通が加わり、秒単位の動きに構図が決めにくい。
山手線も数分おきに走ってくるため、わずかな遅れが被りの有無を左右した。

この日も結局相鉄12000系が近づき、被り気味で撃沈。
でも逆に考えてみれば、期間限定の行き違いを見れたことは良かったと思うことにしたい。

それでもこの日は後打ちですっきり撮れているから、まだ良かったのだろうか。
ちなみにこの日は、昼から仕事だった関係もありこの一往復のみで撮影を切り上げ。
それでも原宿駅では、なんとなく不完全燃焼だったからかもう一度試すことになる。

2月18日火曜日、新宿〜渋谷間(原宿駅)にて おはようライナー新宿26号
それも翌日にw
今度は新宿行きを狙い直すが…やはり山手線の難易度は高い。

それでもその後の外回り接近はなかったからいいけど…
しかし天気が良くなると、逆にビル影も気になり出す。
写真ってホント繊細。

同、横浜〜戸塚間(保土ヶ谷駅)にて SVO3号
そしてこの日は、折り返しを保土ヶ谷駅まで撮りに行くという動き。
前々から気になっていた場所だが、かなりスッキリ撮れたことに良い気分になっていた。

ちなみにこの日、この3号にフォトライターの栗原景さんが乗っていたらしいのだが…
あの日の記憶が嘘のように、雲ひとつない快晴の下を通過していったのでしたw

同、根府川駅にて SVO2号
続けて向かったのは根府川駅。
橋を渡って走ってくる姿を捉えると、ハイビームだからか屋根上の3灯も点灯する姿が。
こうして走ってくる姿を撮ったのは、意外にもこの時のみだったようだ。

…ただここは、ちょっと狭くて怖い。
ここでの撮影は、これっきりになった。

同、真鶴駅にて SVO5号
その合間に意外な場所を攻めるのも、また楽し。

誰もいないポイントで、一人見送る。

同、来宮駅にて SVO7号&踊り子108号
そして、来宮駅も再訪。
今度は伊東側に移り、185系との交換姿を撮る。

ここでは少々運転停車があったので、腰を据えて撮れたのも良かった場所。

伊東側は逆光になるオチはあったが、ゆっくり伊豆に向かっていく姿には哀愁と風格があった。

…そしてこの日は、もう少し腰を据えて撮影に動き続けることになる。