タミヤのヴィークロス。

Xの企画でお題が「RV」ということで迷いなくチョイス。

 

プロポーションは文句なし。

 

足回りのアライメントも特に弄らなくてもいい感じ。

 

かといってこのまま作っても面白くない。

ネタ的にはアレかなぁ。

 

ざっくり黒吹いて研ぎ出しの目安とする。

 

何やろうとしてるかはこの時点でバレバレ。

 

20mmの円盤に内側五角形を描いて

 

外周から2mmの位置に1.5mmの穴を空ける。

 

穴を頂点にしておむすび状に切り出してホイールに当ててみる。

もうちょい車高は下げた方がらしいか。

 

同じ径の円盤を貼ってイルムシャーホイールキャップの出来上がり。

外周にR付けたり全体薄く削ったり違和感ないように仕上げる。

 

結局車高はフロント0.5mm、リアは0.3mm下げた。

 

イルムシャーと云うとブルーのイメージが強いけど、私の中ではメタリックではないソリッドの赤。

初めて見たピアッツァイルムシャーが赤だったんで強烈な印象が残ってる。

 

で、いつもの如く下地は黒を吹く。

フィニッシャーズのピュアブラック。

 

フィニッシャーズのシルクレッドをまず一層目。

判子の朱肉の様な色になるけど拭き重ねていくと発色するんでご安心を。

 

二層目。

連日の暑さで柚肌出さない希釈具合が難しい。

 

三層目でほぼ発色してくれた。

所々柚肌残ってるんで中研ぎ入れてもう一層吹いて拭きっぱなしでフィニッシュ。

 

白下地で吹いたホイールキャップとも色は変わりない。

 

シャーシ周りは車検の時に街のクルマ屋でシャーシブラックを全面に吹かれた設定。

断じて手抜きではないよw

 

でもトランスファーとか触媒とかは真横から見た時に目立ちそうなんでマスキングせずエアブラシ細吹きで塗り分ける。

戦車モデラーなら当たり前の技法だけどカーモデルでやる人は少ない。

 

でもこのホイールキャップってヤッターマンシリーズのメカっぽいよなぁ。

 

トレッドはもうチョイ出すか?

 

iPhoneで撮ると変なパースかかってアライメントが狂って見える。

実物はもっとカッコイイ。(自画自賛)

 

マスキングして窓枠とかドアハンドルとかのセミグロスブラック吹いて・・。

 

セミグロスブラック残すとこマスキングして樹脂パネル部分のグレイを吹く。

グレイはグンゼの黒サフと白サフを適当に混ぜて作った。

グンゼの#1500サフは樹脂っぽい質感に仕上がるんでこう云う時に重宝する。

 

格闘3時間以上。

まだコレからライトハウジングとかの銀塗装のマスキング作業が・・(つД`)ノ

 

ホイールキャップ付けたんでどうせブレーキディスクも見えないから黒のまま。

 

完成!

右前輪が浮いて見えるのは右リアタイヤが転がってた綿棒踏んでたから。

 

Irumscherのロゴはハセガワのジェミニの余りデカールから。

 

イルムシャーと云うならエアダムとか追加した方が良かったか?

 

まあ、ビッグホーンイルムシャーもホイールの色違いぐらいだったしまあいいか。

 

東京モーターショーの反響が良かったのにいざ発売してみたら全く売れなかった悲運のクルマ。

 

実車ではついぞイルムシャー仕様は発売されなかった。

 

発売されてたら買ってたかも。

当時はPF60のZZで六甲山走り回ってたいすゞシンパとしては常に気になってたクルマ。

 

ハセガワがピアッツァ出してくれないかなぁ・・。

レベルのシェルビーGT350R

元はモノグラムの古のキット

 

こんなゲート跡の抉れとかが当たり前にあるアメリカンキットスタンダードなやつ。

 

まずは洗浄。

とにかく海外キットはまず洗う。

 

説明書にも書いてあるw

 

ざっくり組むと当時のプロダクション・ストッククラスのクルマなら妥当な位の車高。

 

イマイチ模型映えしないんでアライメントは弄ろう。

 

GT350Rで特徴的なバンパーがちょっと飛び出しすぎなんで取り付け面を削る。

 

コレくらいが妥当かな?

キットのままだと主張が強過ぎる。

 

メッキパーツをハイター漬けにしてメッキを分解する。

(溶けてるんじゃないんだよ。化学反応なんだ)

 

タイヤは一計を講じる。

 

リアタイヤ太くしてみた。

 

オフセットはコレくらい。

 

車高はこのくらい。

ロワアーム接合面のエジェクトピンのバリ削ったり断ち切り面のバリ取ったりで此処まで落とせた。

 

全体を#320のペーパーで整形したんで#1200のサフを吹く。

 

何度も借り組みしたくなるキットは良いキット。

 

ボディに鋳込まれたワイパーをなんとかする。

 

リアのパネルもソレ風にデッチあげる。

 

最近、筋彫りは先端欠けさせたデザインナイフを峰打ち方向で筋掘る

 

強度が高いし、基本切れなくなった刃を再利用するんでお手軽。

ちなみに幅は0.15〜0.25くらい(刃の先端欠けさせる範囲で決まる)

 

ドアノブは切り出して整形して別パーツ化。

 

内装はキット成りにあっさりと。

 

特徴的なリアウィンドウエア抜き

 

ウィンドウモールも上辺だけないのを再現する。

 

ウィンドウシールドは何時ものようにクリアシートを切り出して嵌める。

 

裏に受けを貼り付けてパッカンと。

バキュームフォームよりお手軽でおすすめ。

 

リアタイヤは色々悩んでエッシーのbbのフロントタイヤを使う。

 

いい感じ。

 

リアは瞬着パテをデザインナイフとノミで造形。

 

フロントグリルはくり抜いてエッチングメッシュを嵌め込む。

 

ロールケージに取り付けられた消火器はシルバーだと思うけど映え優先で赤色に。

 

ボディカラーはクレオスのグランプリホワイト。

この時代のホワイトとしては最適な色。

何時ものように逆さに持って逆さに吊るして乾かす。

 

ちょびっと柚肌になったか?

乾いてから中研ぎ入れよう。

 

ホイール塗装。

 

アメリカンレーシング、カッコエエ。

 

エンジンもあっさりキット成りに。

パイピング?

どーせエンジンフード開けて飾らないからイラネ。

 

う〜む、カッコイイ。

 

#2000まで中研ぎ入れて仕上げ吹き直前。

 

ストライプはデカールがボディ一体型のワイパーを避けた形になってたので仕方なくマスキング塗装。

 

ブルーはフィニッシャーズのAPブルー。

下地の色で全く違う色になる難しい塗料。

 

ボディとエンジンフードの色味を合わせるのが難しい。

 

なんとかうまく行った。

 

サイドシルのGT350のロゴはデカールを貼った。

メタリックじゃないけどあまり分からないヨシ。

 

塗り分けの段差はキムワイプで磨いて均してクリアをオーバコートした。

 

窓枠&エンジンルームやボデイ内側の黒塗装のマスキング。

 

黒吹いてから黒残すとこマスキングしてクリアを吹いてから窓枠のシルバーを吹く。

クレオスのスーパークロームシルバー2。

簡単に光るお気に入りのシルバー。

 

筋彫りしっかり入れとけば窓枠はクッキリ。

黒が筋彫りに残って輪郭もハッキリする。

 

で、諸々取り付けて完成!

 

リアタイヤ幅広にしたの正解だったな。

 

セクレタリーカーがレーシングカーに。

 

無骨な迫力と元のクルマの繊細さのバランスが絶妙。

 

手を加え出すとキリがないけど手の加え甲斐のあるキット。

 

プロポーションはフロントバンパー以外弄ってないんでキット成りに組んでもカッコイイかと思う。

 

やっぱりここら辺のモノグラムの金型の奴は作っててもメーカーの明確な意図が感じられて楽しい。

 

また次にアメ車作るときはモノグラムだな。

 

タミヤ・イタレリのサエッタ。

普段は1/48は作らないんですがコレだけは別。

レジア・アエロノティカ設立100周年ということもあり作ってみた。

 

お約束の左右の翼長の違いも再現されています。

 

なぜか二名付いてるパイロット。

複座の他キットから流用なんだろうか?

 

ザックリ仮組みしてみると殆ど水平な上半角の無さがカッコイイんだけど

iPhoneで撮るとまるで下半角が付いてるみたいに写ってブサイクに見える。

 

コックピット前の曲面が堪らなく好き。

 

回頭性重視の少ない上半角とイタリアンパイロット達のワガママから高い位置に配置されたコックピット。

めっちゃ不安定なのが見ただけで分かる。

 

とりあえずパイロットは乗せることにしたので塗装する。

面接受けてるみたいな膝の上に置いた手にツボるw

 

ヒコーキモデルはコックピット作らないと始まらない。

方向舵ペダルに足が乗ってないのはご愛敬。

 

イタレリのキットは微妙に接着面積が少ない上にタミヤの流し込み接着剤が効きにくいのはなんとかして欲しい。

 

しかしさほどパテのお世話にならないのは助かる。

 

半開放風防のため目立つシートバックパーツの隙間を埋めたくらい。

どうでもいいけどフィニッシャーズのラッカーパテとインテリアグリーンの色味が同じ。

 

イタリア機を見慣れてると他の機体の上半角が異常に思えてくる。

 

実機では左右に分割して開閉するサイドパネルの接着が難しい。

 

巷で見かける作例では開状態になってるものばかりなのを納得。

 

バキュームフォームのキャノピーだと思えば擦り合わせ嵌合もなんとかなるだろう。

 

結局スキマを伸ばしランナーで作ったサイドパネルの開閉ヒンジで誤魔化した。

 

いつも悩むイタリア機の下面色。

同じ部隊なのに個体によって色が違ったりでなかなか大変。

今回はクレオスの324番を使ってみた。

 

エンジンは特にディテールアップもせず、説明書の指示ではメタリックグレイになってる調速機の部分をグレイに塗ったくらい。

 

イタリア機のエンジンカウルといえば黄色。

RLM04を黒で下地塗装してから吹く。

白の下地吹くよりも塗膜を薄く出来る。

 

カッケー。

レベルの1/72ボックスアートのアングル。

 

下面マスキングして持ち手をつける。

今回は境界のボカシはやらない。

 

上面の基本色はクレオス15番の中島系暗緑色。

いわゆるゼロ戦色。

 

サンドイエローとレッドブラウンと暗緑色を3本のエアブラシ駆使して塗り分けるお大尽塗装。

 

ホントはもっと斑点が小さくて数も多いんだけど拙技のフリーハンドではコレが限界(つД`)ノ

 

イマイチ色のバランスが悪いんでデカール貼ってからオーバーコートで調整しよう。

 

上質なカルトグラフ製のデカール貼って、いつもの如く白を少量混ぜた半ツヤクリアを吹いてトーンを整えたら・・。

 

完成!

 

カルトグラフのデカールは特に赤の発色が鮮やかすぎて浮いてしまうのでオーバーコートのクリアに白を混ぜるのは必須。

 

どうもiPhoneだとカッコ良く撮れないな。

 

主翼に下半角が付いてる様に撮れてしまう。

 

このアングルだと比較的マシかな?

 

以前に作ったレベルの1/72と並べて撮るとイタレリキットの胴体のマッシブさが良く分かる。

 

 

イタリア本国では既に1/32が発売になってる様だけど最新のフォーマットで1/72が欲しいなぁ。

 

パシフィックコーストモデルの1/32も積んであるんだけどイタレリの日本発売を待とう。

 

ハセガワのセリカLB

スーパーカーブーム前夜、幼少期にカッコイイと思ってた懐かしのクルマ。

 

どう見ても大八車みたいな大径ワタナベ8本スポークは似合ってないので某アオシマのホイールにコンバート。

シャーシは古いダルマのキットのままでホイールの取り付け方法がいつものピンタイプじゃないんで然程苦労せず取り付けられる。

 

ホイールはハヤシのテクノレーシング。

当時はよく見かけた様な気がする。

タイヤはジャンクの中からダンロップのSPフォーミュラ引っ張ってきたけどちょっと径が大きすぎる。

扁平率はちょうどいいんだけど・・。

 

ちょっと幅が広くて扁平率も低いんだけどちょうどいいピレリP7があったんでこれにしよう。

 

足回りは車高は弄らず、ホイールオフセットもパーツ成りでイイ感じ。

 

フェンダーの被り具合も往時の走り屋風味でちょうどいいかな?

スプリングひと巻き半カットくらい?w

 

ルーフの裏に多分金型開きの時のコアへの喰らい付かせか、コアスライド時のズレ防止の為だかの妙な突起があって削り飛ばす指示が・・。

こんなのモーターツール無いと詰んじゃうじゃん。表面にヒケも出てるし。

 

タイヤに対して太すぎるホイールをスライス。

 

ホイールに対するタイヤの位置で随分印象が変わる。

 

私は「引っ張りタイヤ」とかいう風潮がキライ。

(個人の感想ですw)

 

ボディカラーは当時あまり見かけた記憶がない「ソシアルシルバーM」に。

往時の銀色と云えばクレオスの旧8番シルバー。

今のと違ってベタっとした光らないシルバー。

 

遠目に見るとグレイに見えるグレーメタリックな感じ。

 

メタリックはクリア層が厚い方が好みなんで3コートぐらい吹いておく。

クレオスのGXスーパークリアをクレオスのレベリングシンナーで。

吹きっぱなしのツヤの出方はフィニッシャーズの方が一枚上手かもしれない。

 

ドライバーズシートをハセガワのKPGC110レーシングコンセプトの余りパーツのフルバケに。

細やかな走り屋感w

 

ホイールのセンタースポークの色に悩む。

定番の金か?当時よく見かけた記憶にある赤か?

 

結局定番の金色に。

これも「ゴールド」とかじゃなくて「金色」

最近の塗料は光り過ぎてイカン。(ワガママ)

 

メーターパネルがクリアパーツの表にデカール貼る指示になってるけど・・

 

裏から台紙ごとセメダインスーパーで貼り付ける。

 

全面にベタ〜と塗ってやれば接着剤は目立たない。

 

反射がイイ感じ。

 

室内の密度感はここ最近のハセガワスタンダードな出来。

キチンと塗り分けてやるだけで質感の違いまで再現できる。

 

苦手な窓枠塗装。

メッキ塗装の下地に黒吹いてクリアーで平滑化して・・

 

クレオスのスーパークロームシルバー2を低圧でフワっと吹く。

奇跡的にうまくいった。

 

ハセガワの最近のキットのディテール再現度の高さ。

ヒコーキモデルの方法論の1/24への落とし込み方を掴んでるみたい。

プラモっぽい妥協が見えない。

 

今回もボディとの嵌合はギチギチで嵌めてしまうと2度と外したく無くなるヤツなんでこの姿は見納め。

 

完成!

 

別パーツのバッジ類がちょっとオーバースケールにも思うけど

取り付け面を削ってやればいくらかマシになる。

 

ボデイカラーは狙い通りのグレイメタリック。

サイドシルの70年代感丸出しのストライプと相まってまさしく当時のセリカ。

 

ホイールのチョイスもピッタリだなと自画自賛。

 

リアガーニッシュ真ん中の部分がガバッと開くとフューエルキャップが現れる。

パカパカ化される方は是非再現して欲しい。

 

車高はコレならオマーリさんに止められないだろうw

 

こうやってみると細長いなぁ。

 

様々なバリエーション展開が期待出来るけど、富士1000kmで優勝したLBターボが欲しいなぁ・・。

 

タミヤの1/24の方のGr.5もお手つきで積んでるんで後期型が出る頃には作り比べてみたい。

 

 

タミヤのカウンタックLP400。

もう25年くらい前に催事限定品を買って積んでた奴。

 

説明書もコピー紙をホッチキス留めでデカールも付属しない。

前回ストラトスをXのガンディーニ氏追悼企画で作った流れで秘蔵のキットに手を付ける。

 

ざっくり仮組みしてみるとタイヤのハイトが低いのと車高が低すぎるのに違和感・・。

 

ボディもタミヤのはデフォルメ入ってると言われてるけどなんとなく既視感。

 

コレだ。

カウンタックの原初のスケッチ

 

面の捻りや抑揚が強調されてるこの感じ。

 

デザインモチーフは「プロペラ」

 

緩いカーブを持った面が微妙に捻りながら流れていく。

 

発表当時のカーグラの記事で「折り紙細工」とか揶揄されてたけど

こんなにもエモーショナルな面構成だったんだと再認識。

 

取り敢えずタイヤをジャンクパーツから適切なハイトのものを引っ張ってきて車高を調整してみる。

 

実車は年に一度位の頻度でイベントなどで見てるので脳内イメージ的にはこんな感じ。

 

カウンタック豆知識。

LP400Sの後期くらいからフロントスカットルの厚みが増している。

末期のアニバとかに比べてLP400がスリークに見えるのはけしてエアロパーツのせいだけでは無い。

 

キットはスーパーカーブーム当時のものなのでアチコチ手直ししたいところがある。

まずはペリスコープの開口。

 

エンジンフードのグリル類の開口やリアウィンドウ部の形状修正。

 

側面のグリルはメッシュ、天面は二重構造のスプリットスリット。

コレやっとけば塗装も楽になるんで一石二鳥。

 

NACAダクトの奥行きが無くて目立つんで・・

 

見えるとこまで延長する。

ちなみに実車はこのダクトの奥にガスフィラーキャップがある。

 

タミヤキットの一番のウィークポイント。

ドアピラーの形状が全然違う。

追求しだすとキリが無いんで筋彫りを変えて誤魔化した。

 

全体にざっくり黒吹いて・・。

 

黒が消えるまで研ぎだす。

別にこの工程はサーフェイサー使う必要なんか無い。

 

ボンヤリしてたディテールをシャキっとさせるために#320のペーパーで一皮剥いた状態。

 

番手上げながら研ぎ出していくのが面倒になったんで時短のためにサフを吹く。

クレオスの#1200をタップリと。

 

「サフは研ぐ」

#320の下地からサフ吹いたらサフの研ぎ出しは#3000のスポンジヤスリでも行けるんでかなりの時短になる。

 

今回は青系のメタリックで行こうとカラー選択に逡巡。

 

フィニッシャーズの限定色「フォレストグリーン」にしてみた。

クリア吹いてないのにこのツヤが吹きっぱなしで出る。

希釈の度合いがクレオスとかとは異なるけど使いこなせれば塗装が楽しくなってくる。

 

個人的にメタリック色にはクリア層がある方が好みなんでフィニッシャーズのオートクリアをオーバーコート。

これも吹きっぱなしで簡単に艶が出るんで重宝する。

 

内装を仮組みして色のバランスを見る。

成形色の赤みがかったタンがいい感じ。

 

マスキングして窓枠とか諸々の塗装。

 

今回、サイドシルの下半分くらいを艶消し黒で塗り分けてみた。

実車でもここが塗られてる個体があってボデイが薄く見えてよりシャープな印象になるかなと。

 

ウィンカーハウジングは説明書指示は銀だけど艶消し白にした。

 

モーターライズ故のシャーシの筒抜け具合を是正する。

 

後ろから見たときに左右で異なるのは気持ちが悪いんでプラ板箱組みで形状を揃える。

ちなみにこのスペースにモーター駆動のスパーギヤがあった。

 

エンジンはどうせフルディテールでは無いので目立つとこだけ塗り分け。

 

シャーシ裏はカウンタックの独特の駆動系がよくわかるんで塗り分け頑張ったw

完成したら裏返さない限り全然見えないけど。

 

エンジンフードのスプリットスリットは薄板に桁を貼って隙間を作る。

実車もこんな感じだった(一つずつ独立してるけど)

 

サイドのメッシュがバイアスなんでエッチングメッシュを贅沢な切り出し方しなければならない。

バイアス方向のメッシュ、需要有ると思うんだけどなぁ。

 

削り飛ばしたサイドマーカーは透明ランナーのナンバータグを切り出して一回り大きい薄板に貼り付ける再現。

塗り分け塗装も楽だしこれはやって良かった工作。

 

フロントのウィンカーは当時のイタリアではホワイトでも良かったんだけどアクセントになるんでオレンジにした。

ちなみに私の愛車もホワイトウィンカー。年式同じだしね。

 

ダッシュボードはそんなに頑張らなくても見栄えのするものはできる。

 

内装色は黒立ち上げしたタンの上にクリアオレンジをオーバーコート。

このあと艶消しクリアを吹いた。

 

カーペットはダークグレイで塗り分け。

 

V12をミッドに積みながらショートホイールベースにゴルフバックも入るリアトランクルームも備える驚異のエンジニアリング。

こういうのが視覚的に理解出来るのが模型のいいところ。

 

サイドマーカーちょっとオーバースケールだったか?

 

忘れちゃいけないベルトーネのプラークも貼り付けて・・。

 

完成!

 

作った人にしかわからない小細工をあれこれやってますが基本プロポーションは車高調整以外やっていません。

 

カウンタックの実車を見るときは基本見下ろすことになるんで真横のプロポーションをとやかく言っても始まらない。

 

成人男性のアイポイントでのアングル的にはこんな感じに映る。

 

これだと殆んど五体投地でのアングル。

 

しゃがんで見てコレくらい。

 

サイドウィンドウからテールランプ上端までの面の捻りがよく分かるこのアングルが個人的カウンタックのベストショット。

 

模型ならこうやって並べられるのも魅力。

 

やっぱりカッコイイなぁ。

 

次は何作ろう?

 

ハセガワのストラトス。

以前にラリー仕様作りましたが今回はTwitterのガンディーニ氏追悼企画に参加するためにストラダーレを作成。

 

スポイラーは余剰パーツとしてジャンクボックスに。

 

ルーフスポイラーの取り付け穴を埋める。

 

以前の経験からシャーシフレームはここまで組んどいても大丈夫。

 

ハセガワストラトスのなんでこうなるの?な考証ミス。

謎の見切り線は埋める。

 

前回やってみてすごく有意義だったリアカウル分割。

 

分離しとくと・・。

 

こういう風にシャーシを嵌められる。

 

だから何度も足回り調整のために仮組みできる。

キットのままだと低すぎる車高。

 

前後とも0.2mm上げる。

 

トレッドはフロントだけ片側0.5mmずつ広げる。

 

キットのは低過ぎ。

 

初期の広報写真のこの感じ。

 

ボディ側に取り付けることになっているドアインナーとダッシュボードをシャーシ側に取り付ける細工。

 

一回やってるから手慣れたもの。

 

す〜っと入って気持ちイイ。

 

ダッシュボードもウィンドウとのクリアランスが絶妙な位置に。

 

ついでにマフラーも組みててて位置決め。

 

傾いてたりするとすごく目立つんでしっかりやっとく。

こういう仮組みを繰り返さなければならないんでこのボデイの嵌合方法はやって正解だったと思う。

 

やっぱりカタチになるとモチベーション上がるしね。

 

ボディ下地研ぎ出しのためにボンヤリと黒を吹く。

 

黒が消えるまで#1000ペーパーで水研ぎ。

 

これくらいまでやっとけばサフも要らない。

 

まずはシャーシで様子見。

ちなみに下地に黒を吹いてある。

 

室内はボディカラーに合わせたカーペット敷きなんでエアブラシで吹けるギリギリの濃度の艶消しクリア吹いてカーペットのパイル生地表現。

 

エンジン周りを組み込み。

 

足回りも組んでしまう。

 

シート表皮は細かい起毛のモケットなんでジャーマングレイと黒を半々に混ぜたのをこれまた特濃状態で吹き毛羽立ち表現してから艶消しクリアで少し透明感を出す。

 

ボディ下地は例によって黒。

クレオスのウィノーブラックをレベリングシンナーで

 

ボディ色はモンザレッドに黄色とかオレンジとか混ぜたオレンジレッド。

 

まずは一層目。

不安になる色透け具合だけど没問題。

 

二層目。

まだ下地見えるけどココはグッと我慢。

これ以上吹くと垂れてしまう。

 

三層目。

下地は消えて取り敢えず発色した。

乾燥が進むと塗膜が締まって下地が見えてくることがあるんでそこは適宜吹き直す。

 

このタイトさよ。

ストラトスの同乗者は仲良くないと苦行だな。

 

スペアタイヤはラリー仕様の星形のままなんで塗装しないで誤魔化す。

 

うぉぉぉぉっカッコイイぞ!

 

こうやって何度も仮組みできるのが嬉しい。

 

ゆず肌消すために溶剤を多めに混ぜて吹いたらエッジが透けてきた・・。

 

気付かなかった事にして先に進めるw

 

今回もクリアのオーバーコートは無しのボディ色拭きっぱなし。

コンパウンドも埃を取ったとこだけ当てたお手軽仕上げ。

 

窓枠塗装のマスキング。

 

筋彫りシャープに彫り直してたんでクッキリ決まった。

 

ウィンドウや艤装類取り付けてからおもむろに・・

 

後ろから挿入・・(R18じゃありません)

 

ジャストフィット。

キッチリと収まるべきところに収まる。

 

完成!

 

カウルのキャッチがオーバースケール気味なのが反省点。

あ、初期の広報写真のモデルは左右のカウルキャッチは付いてないんで穴とかモールドは埋めといた。

 

やっぱり車高はコレくらいが適正だと思う。

広報写真のあの感じ出せたと自負してる。

 

スポイラー無い方がより一層ストラトスのアピアランスの異形さが際立つ。

 

広報写真のあのアングルもいい感じになったんじゃないかと。

 

リトラクタブルライトは差し替え式で。

パカパカとかのスキルはありませんw

 

やっぱイイなぁ。

 

ラリー仕様のキットは3〜4個積んでるんで沢山並べるのもいいか。

 

素直にカッコイイと言える。

 

ガンディーニ先生の作品、次は何作ろうか。

 

フジミのエヴォ2

ベルリン2000カラーのが再販になってたんで買ってくる。

 

古参のモデラーの方ならご存知のようにフジミお得意の使い廻し板シャーシの雰囲気キット。

 

キットノーマルでも滅茶苦茶強引なトレッド拡幅具合。

 

スクラブ半径なんぼやねん?

ステアするとホイールアーチの中にタイヤが消えるキングピンオフセット。

 

とりあえず仮組んでみると田舎のヤンキーテイストなシャコタン具合。

 

キットのパーツをなんとかこねくり回してこんな感じ。

 

イマイチ実車のベッタベタな凶暴さが再現できない。

 

サイドシルスカートが邪魔か?

 

いつものごとくプラパイプ使ってアライメントをいじくりまわす。

 

フロントはロワアームの中央に1.5ミリ噛ませてネガキャン化

 

この頃のドイツ車というと強烈な前傾姿勢が印象的なんでボデイ勘合部リアは嵩上げ。

 

フロントは下げる

 

サイドシルスカートも削り込んでタイトな感じに。

 

トレッドはもうちょい出してもいいか。

 

ほんとはホイールアーチをシュリンクしたいとこだけど。

 

こうやって見るとホイールのコレジャナイ感が・・。

 

実車はこんな感じ。

 

キットパーツの削り込みじゃコレが限界?

 

内装は一瞬、レース仕様か?と期待してたらレアなW201連続速度記録挑戦車のやつ。

 

ワイパーとかコイルとか車載してるのは流石に許容できないんで切り落とす。

 

まあなんとかなるだろう。

 

アライメントの方はここまで持ってきた。

 

もうちょっとリアの車高は上げるか?

 

ホイールとタイヤの位置関係も見直す。

引っ張り気味のタイヤは好みじゃない。

 

ボディ下処理はサイドシルスカート削ったのと筋彫り彫りなおしたくらい。

 

実車では別パーツのフェンダーも方向に気をつけて筋彫る。

 

#400で磨いた傷を均すのメンドくさかったんで#1200のサフ吹いて時短。

 

意外と言ったらフジミに失礼かもしれないがプロポーションは悪くない。

 

ボディカラーはフィニッシャーズのCLKシルバー。

 

#1500のペーパーで研いだサフの上に直接吹いた。

 

シルバー吹くとより一層シルエットやディテールが際立つ。

 

カッコイイんじゃないか?

 

一層クリアを吹いてからデカール貼り。

馴染みが良くて貼りやすいけどクレオスの新しいマークセッターは白い曇りがどれだけやっても取れなくて困る。

 

で、ルーフにデカール貼ろうかというところでモヒカンルーフのモールにデカールが掛かるのを忘れてたことに気づく。

 

デカールはしっかり溶着できてれば直接マスキングテープ貼っても没問題。

 

W201がモヒカンルーフ構造の嚆矢だったと思う。

 

実車のモール類は押し出しアルミにアルマイト処理だったと思うんでメタルブラックに黒を少々混ぜた色に。

たしか経年で色が薄くなってくると茶色くなるんだよなコレ。

 

こんな大面積のデカールでもマスキングに持ってかれることはない。

要はデカール自体をビニル系接着材にしてしまう様にすればいい。

 

述べ10時間の格闘。

 

最後のあがきでもう少しホイールを外に出してみる。

 

ボディの取り付け位置も0.1のプラペーパーで微調整。

 

フロントタイヤにフェンダーが被るまで落とした

 

昔見たDTM車両の整備風景。

アクスル位置がホイールアーチの中心よりもかなり上にある。

 

室内筒抜けのシャーシにアレコレ細工。

 

キットのままだと全然合わないドア内張りもなんやかんやして嵌合させると・・

 

あかん、内装が干渉してボディが上がってしまった。

 

フロントはそれほどでもなかったんでこのまま行くか。

(でも後でちょっとだけ内装削って落とした)

 

市販車のままのキットのシートは使えないんでジャンクパーツから漁ったけどスパルコしかなかったんでレカロに改造。

 

シートレールもそれっぽくでっち上げる。

 

ロールケージ形状はイマイチ参考になる資料がなかったんで想像でテキトーに。

 

ボディの方はクリアを三層吹いて#1500で中研ぎしてデカール段差を均す。

 

もう一層クリア吹いて研ぎ出し始めたら角の下地を出してしまう。

 

なぜか角ではないこんなところも。

 

タッチアップ塗装。

周りとうまく馴染ませるのが難しい。

 

シャーシはカツオのタタキの炙り棒状態で塗装。

 

こちらは隠蔽力の高いクレオス8番シルバーで。

 

レカロはモケットの感じをいつもの塗装方法で。

「RECARO」は手書きしたけどまぁほとんど見えないからヨシ。

 

今回研ぎ出しは#1500ペーパーからフィニッシャーズの3点セット。

ハード、ファイン、ミクロの順で。

 

びっくりするくらい簡単にツヤが出るけどミクロでも研磨力が強いんで角出し注意。

 

フロントグリルはマスキングして塗装。

黒下地にクレオスのスーパークロームシルバー2

(写真は塗装前)

 

シートベルトはタミヤのロータスヨーロッパに付いてたシール式のやつを組み合わせて6点式に

 

ダッシュボードとか知恵の輪状態で組み付けた。

 

細々と艤装類付けて最後にスリーポインテッドスターを取り付けて・・

 

完成!

 

キットのままだとこの佇まいにはならない。

 

ホイールはもっと大径でタイヤの扁平率ももっと低くしたいけど。

 

それなりにカッコ良いんでは?

 

フジミのキットはメーカー完成見本で損してる。

 

確かにシャーシの改造は大変だけど基本工作でなんとかなるレベルなんで手を動かしてみるべし。

 

ハマると病みつきになること請け合い。

 

次もフジミのキットを作りたくなってるけど次作は企画モノになりそう。

 

エアフィックスのタイフーン。

好きな機体なので久々に再販かかってたので買ってきた。

 

とにかくエアフィックスのキットは離型剤の付着がすごい。

中性洗剤だけじゃイマイチ取れないんでマジックリンを併用する。

 

まずはインテリアグリーン。

 

程良いモールドが心地いい赤箱エアフィックス。

成型時のバリとかで勘合が悪くなってるところが多いけど基本的な合いは良好。

 

今時珍しいくらい胴体貼り合わせの前に挟み込む臓物が多い。

尾脚とか後から付けられるようにして欲しいけど飛行姿勢でも組めるようになってるんでその関係か?

 

結構隙間が空く主翼フィレット部は強引に接着。

 

微妙に隙間の空くノーズ上面は元々モールドが金型抜きの関係で消えかかってるから合わせ目消しも順当に作業する。

こういうエアモデルのルーチン作業は嫌いではない。

むしろヒコーキモデル作ってる感じがして好き。

 

カウルフラップは接着しなければ可動式にできる。

というか微妙に接着面が確保できてなくてそうなってしまったw

 

顎が発達した深海魚みたいなこのカタチ。

 

戦闘機としては問題が山積みだったけど後に戦闘爆撃機として花開く。

 

タイフーンといえばロケット弾。

しかし8本分のパーティング処理はちょっと辟易。

 

コックピットは早々に閉じたけど微妙に隙間が空くのを微調整。

 

塗装はこの3色をチョイス。

オリーブドラブに緑っぽさが足りない気もするけど。

 

エアフィックスのキットは飛行姿勢でも作れるように脚庫カバーが閉状態のものが入ってるんで脚庫のマスキングに便利。

尾脚のマスキングがメンドくさいけど( ;´Д`)

 

ミディアムシーグレーで下面を塗ってマスキングしてからオーシャングレーを吹く。

今回は影色とか吹かずにそのまま。

 

オリーブドラブで迷彩塗り分け。

エアブラシ二本でチマチマと境界を修正する。

 

主翼前縁の黄橙色のデカールが透けないで貼れたんで・・

 

今回はインベンションストライプはデカールを使った。

 

なかなか難易度が高い面積だけどカーモデルで慣れてるんでなんとかなった。

デカール自体も馴染みが良くて変に丸まったりしないし。

 

デカールの定着良くするためにマークソフターをデカールと塗面の間に流し込むやり方してるんで時間がメチャクチャ掛かる。

貼り終えるのに5時間以上かかった。

 

あれこれ艤装類取り付けて。

 

ガイアの艶消しクリアをフィニッシャーズのピュアシンナーで希釈して吹くと丁度いい半ツヤ具合に落ち着いてくれる。

 

完成!

 

正直、ストライプはデカールよりも塗装した方が作業は楽だったかもしれないけどせっかくの質の良いデカールは使わなきゃ勿体ない。

 

リベット留め補強ガシェットがラブリーな胴体後部と力強さを感じさせる巨大な顎型インテークが魅力的。

 

如何にも強そうな無骨な武装。

 

大径四翅ペラの凛々しさよ。

 

しかし何気に英国機を作ることが多かったりする。

 

同じエアフィックスのスピットMk.Iとハリケーンもストックしてるんでいずれ作って並べるつもり。

次はそろそろイタリア機を作りたいけど。

 

 

タミヤの1/20の935。

クレマーと共に久々の再販品をゲット。

やっぱりダンロップとかシェルは付いてない。

 

モーターライズとのコンパチキットの名残。

小学生当時はディスプレイで組んだ。

こっちで組んでもいいんじゃね?と一瞬思ったが踏みとどまる。

 

トレーリングアームのリアアクスル

小学生の頃折ってしまったトラウマパーツ。

 

モーターライズキットベースの弊害。

キツ過ぎるトーイン問題。

コレはなんとかしたい。

 

タイヤは新規に起こしたのか?

昔はダンロップとグッドイヤーのリバーシブルになってたような?

 

もう既にカッコイイ。

 

ちょっと前傾姿勢が過ぎるけどカッコイイからまあいいや。

 

リアタイヤもデカ過ぎる気がするけどシルエットフォーミュラってこんなもんという刷り込み。

 

カウルのスリットを斜めに削って薄く見せてみたけど・・。

 

実車はどうやらタダの穴みたい。

 

まぁ記号的お約束だと思うことにする。

 

76年型ではまだ残ってたレインドリップチャンネルをプラ板細切りを強引に貼り付けて再現。

 

ほんとはこんなに大きくないけどこれも記号的お約束。

 

ランプハウジングの穴はビシッとしたエッジが出てないんで削ってプラ板貼って肉盛り後整形。

 

ウインドウシールドが微妙に合わないんで・・

 

マスキングテープで型取りして・・

 

いつものダイソーの硬質ハードケースを切り出す。

 

ピラーの裏にエッジが引っかかるタブを設けて・・

 

裏からパコンと嵌める。

 

この頃の三次曲面じゃないウィンドウならコレが一番再現性が高い。

バキュームで絞るとバブル状に膨らんだ感じになるんでコッチの方がお手軽でよろしい。

 

確か実車はリアのスクリーンはエッジゴムじゃなくてポリカ板をリベット止めのはずだけどメンドくさいんでエッジゴム表現で。

 

フロントのグリルメッシュはボディ色の塗り分けがあるんでエッチングメッシュで張り替える。

 

段落ち作ってメッシュを嵌め込み・・

 

プラ板細切りで作った枠で押さえる。

 

今回はアチコチをプラ板とかパテで改修したから下地を整えるためにサーフェイサーを吹く。

 

今回ちょっとミスったのが空間を封じ込めてしまうようになっているパーツを溶剤系接着剤で接着してしまった。

いつまで経っても溶剤の揮発成分が湧いてくる。

メチクロよりもMEKの方がこういう場面はいいみたい。

 

内装はあっさりと黒サフで。

 

タイロッドを真鍮線で作り変えてトーをむしろアウト気味に寄せる。

 

エンジンも説明書指示以上のことはせずに組み立ててもこの密度感。

 

ドライブシャフトは後退角が付いてるんで取り付け注意。

いつものタミヤなら挿入ピンを半丸にしたりするのに珍しい。

 

うは、ボディなくてもカッコイイ。

この強烈なホイールベース/トレッド比が935の真骨頂。

 

ひと工程終わるごとに仮組みしてはニマニマしてる。

 

カッケーなぁ。

 

ノーズの塗り分け前に軽くクリアを吹いたら湿気が高くてカブった。

白だからあんまり分かんないけど。

 

マスキングゾルも併用してなんとかマスキングして赤を塗装。

フィニッシャーズのシルクレッド。

こういう磨きにくいとこの塗装は簡単に平滑な塗面が得られるフィニッシャーズの塗料がありがたい。

 

ちょっと吹き込んだけどクリア吹いてたんで削ればなんとかなった。

 

また仮組みw

 

今回はこの時点で窓枠とかリアバンパー付近塗っておく。

 

さてデカール作業だと袋からデカール取り出そうとしたらこんなところにアンテナ線が!

間違って捨ててしまう人おるやろなぁ。

 

鬼門のマルティニストライプはヤカンの湯気で馴染ませる。

 

もともと追従性のいいデカールだったこともあって簡単に馴染んでくれた。

ヒートガンとかドライヤーと違って蒸気ならウェットなまま柔らかくなるのがミソ。

 

でもストライプ一枚貼るのに1時間くらい掛けてる。

諦めない事の大切さをプラモで知るw

 

全体貼ってから水でデカールの糊とかセッターを洗い落とす。

十分デカールを溶着させといたら剥がれてくるなんてことはない。

 

社外品のデカールをタイヤに貼る。

タップタプにマークソフターをタイヤに塗ってから貼る。

一発で位置決めないとシワシワに溶けるけど強烈に溶着してマスキングテープ貼ったくらいじゃ剥げないくらいに溶着する。

 

イイねぇ。

 

タイヤもタミヤの艶出し剤使って磨いたけど磨いたタイヤ触った指で塗装の下地を触らないように注意。

シリコン系なんでちょっとやそっとでは落ちないから。

 

また仮組みw

 

正直このままでもいいんじゃね?と思ったけどデカール保護のためにクリア吹いとくか。

(フラグ)

 

はいっ、溶かしましたぁ。

慌てると碌なことが無い(つД`)ノ

 

必要なとこマスクしてペーパーがけ。

 

デカール前には予防のためにクリア吹いときましょう。

こういう時にリカバリできる確率が高くなる。

ゼツケンの子持ちラインのヨレはどうしようもないけどな!

 

全体を研磨面同士を擦り合わせた2000番のスポンジやすりで研いでからタミヤの赤蓋コンパウンドで研ぐ。

この時点でほぼデカールの段差は消えている。

 

最後はタミヤの青葢コンパウンドで。

自分的にはこれくらいのツヤで十分。

実車もマルティニストライプは筆塗りなんでこんなにツヤツヤしてないし。

 

ドライバーの袖のマルティニストライプは驚異的な収縮率でピッタリ服の皺に追随する。

ここら辺はカルトグラフの真骨頂。

 

ペダルに足が届いてないw

今更なんでこのまま行こう。

気になる人は指定の位置じゃなくて手前に取り付けよう。

 

ほぼ1ヶ月かけて完成!

 

クリアコートがあると時間が掛かって困る。

(デカール溶かしたけどな!)

 

初期のバンパーのとこで絞られてるフェンダーもいいけど、コッチの方が如何にもシルエットフォーミュラという感じで好み。

 

言われなければデカール溶かしたとこも分からないくらいには修復できてる。

 

遠近感がバグる前後のトレッド差。

 

小学生の頃はお年玉アイテムだったキットを今作れることに感慨深し。

 

あの頃の自分にデカールの貼り方教えに行きたい。

 

さてどこに飾ろう・・。

いつものダイソーのディスプレイケースに入んないよ・・。

 

 

 

タミヤのユーノスロードスター。

某twitter企画に乗って新年一発目の作成。

父親がNA8のVスペに乗ってたこともあって何度か作ったことのあるキット。

ちなみに「ROADSTER」で「ROADSTAR」じゃ無いとこに注目。

道路の星じゃないのね。

 

さすがに25年選手の金型はあちこちお疲れで特にエンジンフードとフェンダーの段差がすごい。

 

なんとなくポッテリしてる全体形の修正と合わせて#320のペーパーで一皮剝く。

 

実車も膨張色だとボンヤリするんだけど意外と引き締まったフォルム。

 

下地づくりのために黒を軽く吹き付けて削る。

 

#800〜#1200くらいまで研ぎ出す。

 

まずは下地色の黒。

ざっくり#2000で中研ぎも入れる

 

フィニッシャーズのブライトレッド一層目。

 

二層目でいけたかな?と思ったら。

 

乾燥して塗膜が締まってくると下地の黒がうっすら出てきたんで三層目。

 

あーホコリ噛んだ(つД`)ノ

普段はエアブラシのカップで塗料希釈するんだけど、その際に先に溶剤入れたらしばらくカップ内のゴミやホコリが沈殿するのを待ってから溶剤だけ空吹きしてゴミを追い出す作業を忘れてた。

 

気を取り直してホコリを削って四層目。

まあなんとか拭きっぱなしのままで見られるレベルにはなった。

 

ホイールは社外品のやつをアレコレ加工しつつ当時のイメージに近づける。

 

センターディッシュのボディカラー化は当時のオートファッション民にはお約束。

 

ハブナットのキャップを再現しつつホイール固定用のピンとする。

 

リアはハブのハブセンボス再現したけど、そういやロードスターは四独だからフロントと同じくハブナットキャップだった。

でもなんとなくソレっぽいのでこのまま行こう。

 

車高は各パーツのバリやパーティングの段差とかを削った位で特に落とさなくても自分好みになった。

 

トレッドはバンパーの見切りのエッジ位までタイヤが来る様にする。

特にリアはこれ以上出し過ぎるとNA型の場合は違和感が出る。

 

イイんじゃない?

 

運転席だけフルバケを奢る。

苦手なシートベルトはタミヤのロータス作った時に使わなかったシール式のやつ。

 

お手軽でいいんだけど

 

長さがなくて背面まで届かない。

 

まぁいいか。

しかしハセガワのデルタのラリーバージョンから引っ張ってきたスパルコの径がデカ過ぎw

膝が入らないww

 

まぁ雰囲気モデリングということで。

 

苦手な窓枠塗装のマスキングをして塗装したら・・。

 

完成!

ナンバーのオフセットは当時警察に止められる案件だったなぁ。

 

ミラーも運転席側だけにした。

単にジャンクパーツが片側しかなかった。

 

最初期型のラジオアンテナはねじ込み式の取り外すやつだった。

そういう軽量化の拘りもマツダの真骨頂。

 

キットはシンプルで色々モディファイのしがいがある楽しめるキット。

 

もう1台くらい作ってもいいかなと思い始めてる。