ハセガワのジャガーXJ-S TWR
市販型はハセガワがカーモデル市場に本格的に参入した最初のキットで遥か昔に作ったことがあります。
キットのタイヤ(写真左)扁平率が低くサイドウォールの形状も好みではないのでジャンクから適当なサイズのもので代用する。
タイヤが薄いうえにホイールアーチが大きい様でそれを是正するためか車高が些か低すぎる様な。。
ボディとシャーシの嵌合が曖昧なのも影響しているのかもしれない。
別パーツのリアバンパーにタブを追加し
フロントにはピンを追加
バンパーにプラパイプで受けを作る。
アップライト部品がドイツレベルのカーモデルの様な部品構成なのでココで車高とキャンバー角を調整する。
このキット、そこかしこに外国産キットの様なところがあって前述のボデイとシャーシの嵌合とか気を付けないとカッコ良く足回りが決まらなくなる部品構成が多い。
ちょっとフロントのキャンバー角が強すぎたか?
リアはもう少しキャンバー角を増やしたいけど。
車高も含めイマイチ自分の好みのアライメントに仕上がらない。
古いハセガワのカーモデルは筋彫りが曖昧になっているところが多いのでしっかりと筋彫る
Fフェンダー(イギリス人は「ウィング」と言う)とスカットルの見切り線のモールドが無いので筋彫り追加。
ドアの見切り線とかも追加した筋彫りと違和感が生じない様に彫り直す必要が出てくるけど、最近のハセガワキットと違いプラの肉厚はそこそこあるんで躊躇なくできる。
ウィンドウモールのの境界線が曖昧なんで禁断のノギスの使い方で筋彫り。
良い子はマネしないように。
白成形色だとプロポーションが掴みにくい
アライメントはいい感じにはなってきた。
いつもの様に全体を研ぎ出すために軽く黒を吹いてから水研ぎしていく。
目立つヒケなどはないけれど、全体をシャープに引き締めるために#320番のペーパーで整形していく。
#320の研ぎ傷を埋めるためにクレオス#1200サーフェイサーを吹く。
フィニッシャーズのピュアシンナーを使うと梨地になりにくい。
吹きっぱなしでも薄らボンヤリとしたツヤはある。
それでも塗装下地としては粗いので#2000のスポンジヤスリで研ぎ出し。
この時に下地を出してしまわない様に気を付ける。
グレーになると全体のフォルムがハッキリする。
木型から立体彫刻機でマスター作ってた頃のキットなら#320くらいで一皮剥いてやった方がいいと思う。
複製の繰り返しや放電ギャップで原型のニュアンスが損なわれてる様な気がする。
まずは白を吹く。
フィニッシャーズのスーパーシェルホワイト。
隠蔽力が高くて厚吹きしなくてすむんで重宝してる。
で、乾燥中に乾燥棚から落下・・。
別パーツのバンパーの接着で余計なテンションが掛かっていた様でアチコチに亀裂が・・。
フィニッシャーズのピュアシンナーはプラによっては浸食度合いが凄くて脆くなるみたい。
板金修理。
裏にティッシュペーパーを瞬間接着剤で貼り付けて補強してからパテで埋めた。
こう云う別パーツになってるバンパーとか補強が必要な時にはオススメの作業。
サフ部分と下地が出たとこそのまま吹いたけど一発でムラなく塗れるスーパーシェルホワイト。
ファンデーションホワイトよりも下地塗料として優秀ではなかろうか?
緑部分はフィニッシャーズのピュアグリーン。
これは隠蔽力が弱くてムラが出易くて大変だった。
理想よりも厚吹きになってしまった・・。
サイドのピンストライプはデカールを上手く貼れる自信がないんで塗装する。
ちょっと境界がガビガビしてるとこもあるけどまぁ見られるレベルにはなった。
緑を塗ると一気にモチベーションが上がってきた。
マスキングの境界段差を#1500で均したけど擦過傷に緑が入り込んでしまったのをコンパウンドで研いだ。
エンジンはこんな感じ。
パイピングとかはしない主義。
どうせエンジンフードは開けないし。
デカールを貼る。
緑の部分に貼る白色が透けそうだったんで白の塗色をグレーがかったスーパーシェルホワイトにしたのが功を奏した。
うっすら透けてるけど白の塗色と違和感はない。
リアの「MOTUL」を貼るときはリアバンパーつけてアタリを見ないとサイズがギリギリなんで隠れてしまう。
で、デカールの乾燥後クリアを吹いたら謎のシワが発生。
塗料はサフ以外はフィニッシャーズで統一してるのに・・(´・Д・)」
気を取り直してシワを削ってからクリアを2層重ねる。
デカールの段差を消すために#1500で中研ぎ。
ハセガワのデカールは塗料を吸って膨潤するんで段差消しの作業は中々にスリリングなものとなる。
中研ぎ後更にオーバーコート。
ちょっと希釈を失敗して柚肌でてきた( ;´Д`)
こんな時は以前なら#1500のペーパーからラプロス#8000位まで研ぎ出してたけど今はコレを使うだけで・・
・・ココまで持っていける。
しかもこれはまだ粗い方の5982で研いだ状態。
マスキングしてフロントロアパネルと窓枠と銀モール塗装。
セミグロス黒吹いて更にマスキングしてクリア吹いてからクレオスのスーパークロームシルバー2でクロームを再現。
マスク漏れ無し。
毎回こうだといいんだけど。
この頃のハセガワキットの鬼門。
組み立てシートベルト
エッチングの金具を跳ばしてしまいジャンクからパーツを補給。
昔はモデラーズのシートベルト使ってたんでハセガワのはいっぱい余ってるw
内装はディテールアップせずキット成りに作った。
ダッシュボードやロールケージなどボディとのクリアランスがかなりタイト。
仮組みしっかりやっとかないとボデイが浮いてしまう。
インテークがボディのコアサポートに乗っかるので一度組むとボディは外せなくなる。
(ルームミラー付け忘れて外したのは内緒だ)
昔のラジコンカーみたいに長いルーフのアンテナを取り付けたら完成!
リアタイヤがフラフラしてるんで後で接着しよう。
タイヤを換装したのが効いてるんではなかろうか?
キットのタイヤだとホイールアーチの隙間がすごく気になる。
ボンネットフードがめちゃくちゃタイトな嵌合でかなり削ったはずなのにちょっと浮いてしまってる。
今のハセガワカーモデルキットに比べるとちょっと癖のある部品構成だけれども海外キットみたいにそのままで組めないと云うこともなく部品精度も当時としては高いものなのでカーモデルが全くの初めてと云う人でも組めるとは思う。
シートベルトだけは大変だけどあの頃のハセガワの気合の入りかたが現れた結果かなと。
フェラーリの328もまた作ってみたいなぁ。
あれは名作と言っていいキットだと思う。
































































































































































































































































































































































































































