タミヤ・イタレリのサエッタ。

普段は1/48は作らないんですがコレだけは別。

レジア・アエロノティカ設立100周年ということもあり作ってみた。

 

お約束の左右の翼長の違いも再現されています。

 

なぜか二名付いてるパイロット。

複座の他キットから流用なんだろうか?

 

ザックリ仮組みしてみると殆ど水平な上半角の無さがカッコイイんだけど

iPhoneで撮るとまるで下半角が付いてるみたいに写ってブサイクに見える。

 

コックピット前の曲面が堪らなく好き。

 

回頭性重視の少ない上半角とイタリアンパイロット達のワガママから高い位置に配置されたコックピット。

めっちゃ不安定なのが見ただけで分かる。

 

とりあえずパイロットは乗せることにしたので塗装する。

面接受けてるみたいな膝の上に置いた手にツボるw

 

ヒコーキモデルはコックピット作らないと始まらない。

方向舵ペダルに足が乗ってないのはご愛敬。

 

イタレリのキットは微妙に接着面積が少ない上にタミヤの流し込み接着剤が効きにくいのはなんとかして欲しい。

 

しかしさほどパテのお世話にならないのは助かる。

 

半開放風防のため目立つシートバックパーツの隙間を埋めたくらい。

どうでもいいけどフィニッシャーズのラッカーパテとインテリアグリーンの色味が同じ。

 

イタリア機を見慣れてると他の機体の上半角が異常に思えてくる。

 

実機では左右に分割して開閉するサイドパネルの接着が難しい。

 

巷で見かける作例では開状態になってるものばかりなのを納得。

 

バキュームフォームのキャノピーだと思えば擦り合わせ嵌合もなんとかなるだろう。

 

結局スキマを伸ばしランナーで作ったサイドパネルの開閉ヒンジで誤魔化した。

 

いつも悩むイタリア機の下面色。

同じ部隊なのに個体によって色が違ったりでなかなか大変。

今回はクレオスの324番を使ってみた。

 

エンジンは特にディテールアップもせず、説明書の指示ではメタリックグレイになってる調速機の部分をグレイに塗ったくらい。

 

イタリア機のエンジンカウルといえば黄色。

RLM04を黒で下地塗装してから吹く。

白の下地吹くよりも塗膜を薄く出来る。

 

カッケー。

レベルの1/72ボックスアートのアングル。

 

下面マスキングして持ち手をつける。

今回は境界のボカシはやらない。

 

上面の基本色はクレオス15番の中島系暗緑色。

いわゆるゼロ戦色。

 

サンドイエローとレッドブラウンと暗緑色を3本のエアブラシ駆使して塗り分けるお大尽塗装。

 

ホントはもっと斑点が小さくて数も多いんだけど拙技のフリーハンドではコレが限界(つД`)ノ

 

イマイチ色のバランスが悪いんでデカール貼ってからオーバーコートで調整しよう。

 

上質なカルトグラフ製のデカール貼って、いつもの如く白を少量混ぜた半ツヤクリアを吹いてトーンを整えたら・・。

 

完成!

 

カルトグラフのデカールは特に赤の発色が鮮やかすぎて浮いてしまうのでオーバーコートのクリアに白を混ぜるのは必須。

 

どうもiPhoneだとカッコ良く撮れないな。

 

主翼に下半角が付いてる様に撮れてしまう。

 

このアングルだと比較的マシかな?

 

以前に作ったレベルの1/72と並べて撮るとイタレリキットの胴体のマッシブさが良く分かる。

 

 

イタリア本国では既に1/32が発売になってる様だけど最新のフォーマットで1/72が欲しいなぁ。

 

パシフィックコーストモデルの1/32も積んであるんだけどイタレリの日本発売を待とう。