ハセガワ/モノグラムのシャパラル2D
元は実車現役当時の1966年に発売されたモノグラムのキットにジャストサイズのタイヤ(モデラーズ製?)とデカールを付与してリボックスされたもの。
このキット自体も彼此35年近く前に買った古いもの。
足回りは車軸を通すだけの簡単な造りで位置決めも曖昧だったのでプラパイプで修正。
キット成りの車高はコレくらい。
悪くはないけどフロントの車高が高くてリアが低過ぎる。
一部を除けばボデイのプロポーションは実車の特徴をよく捉えている。
各部の造形もシャープでウィンドウパーツの嵌合も良好。
1960年代のキットと考えれば高品質で往年のモノグラムの数々の伝説的な賛辞も頷けるもの。
前後のホイールが同じなのは納得いかないのでジャンクパーツ庫に山ほどあるスライスしたホイール リムをアレコレやってみる。
リムのエッジは薄プラ板巻いて再現。
こんな感じ。
やっぱりリアホイールはこれくらい深リムじゃないと。
車高をなんとかしなければ。
アレコレやってこんな感じ。
フロントホイールはあまり外側に出し過ぎない様に気を付ける
なんかイマイチ決まらない。
どうやらお尻の絞り込みが足りないからと気付いてパテで裏打ちして削り込む。
金型の抜きの関係上仕方ない形状ではあったけどサイドシルと共に絞り込みを強調すると一気にカッコよくなった。
こういう改造をした時は補強のためにティッシュペーパーを瞬間接着剤で貼り込んでおく。
ある意味CFRP(セルロース・ファイバーレインフォース・プラスチックw)
この感じですよ。
元キットの完成写真見たときの違和感の原因はコレか。
ボン・キュッ・ボン!のコークボトルラインが強調されて滅茶苦茶カッコいい。
リアロッカーも延長追加して更に削り込める様に。
フェンダーのサーフェスとのつながりが自然になった。
ホイール アーチのエッジが薄いのが違和感あるので肉厚を増す。
FRPのカウルならここはもっとエッジのRが大きい。
実車の写真でもココは凄く目立つ所なんで効果は高い。
ウィング可動のギミック用の穴が大きい上に位置が違うので埋める。
ボディとシャーシの取り付けダボ位置を変更する。
LS製の2Cのキットから余剰パーツとなっているモデラーズ謹製のエンジンパーツを流用。
ついでに排気管も流用できる様にホルダーを追加。
完成後もよく見える。
エキパイもこんな感じで追加。
ドライバー人形は素晴らしいモールドでキチンとハンドルも握れる。
ご機嫌最高モノグラム。
ヘッドランプ周りの金型が崩れてるんでクリアパーツを仮接着して整形。
ついでにノーズ先端も尖る様に造形。
ザ・スポーツカーという感じ。
マッハGoGoGo!のマッハ号に心奪われていた幼き日の自分にプレゼントしたい。
ボタン押してもノコギリが出たりはしないけどw
アチコチ切った貼ったして削り倒したんで傷埋めのために#1200のサフを吹く。
カッコ良過ぎて何度も仮組みしては眺める時間が過ぎていく。
デイトナのバンクを疾るイメージ。
後に改造されて実車が残っていないのが悔やまれる。
特徴的な可変ウィングのリンケージロッドを真鍮板と真鍮線で追加する。
ちゃんと可動する。
カラーはアイボリーにした。
当時のカラー写真を見る限りはアイボリーのイメージしかない。
使い古しのファンデーションホワイト混ぜたんでちょっと柚肌出てしまった。
内装はFRPモノコックの茶色ゲルコートを再現するのに赤褐色を吹く。
膨張色の白に塗ってもメリハリのあるフォルムはそのまま。
シャパラルではこの2D前期型が一番好き。
で、デカール貼り作業。
タイヤに貼るデカール、ニスだけ浮いてきて金色の部分はビタ一文浮いてこずでタイヤのマーキングは断念。
その他のデカールも水に漬けた途端にバラバラになるのをなんとか貼る。
結局ゼッケン以外はモデラーズの2D後期の余剰デカールを使った。
今回、クリアーは何時ものフィニッシャーズではなくガイアのEXクリアを使ってみた。
たしかに簡単に艶が出るけど好みではないご飯茶碗みたいな艶具合はどうも馴染めない。
3層吹きっぱなしでこんな艶。
ボデイ内面と各部黒塗装部部をマスキングして塗装。
ウィンドウパーツに一体成形されていたワイパーは削り飛ばしたんでプラ板とジャンクパーツと伸ばしランナーでリンク式ワイパーを自作。
キャブのファンネルはプラ棒とプラパイプを組み合わせて成形した。
ココはこのクルマのチャームポイントなんでちゃんとしたかった。
ドライバーはシンプルに白スーツに白ヘルメットでジム・ホールに見えなくもない。
ボディとシャーシを合体して完成!
60年前の金型のキットを今の目で見て違和感なく見える様に心がけてみた。
ファンネルはアフターパーツ奢っても良かったかもしれないけど軽く元キット価格を超えてしまうんで断念した。
リアフェンダー前に余計なものが付いていない予選時仕様。
決勝仕様に有るCOXのマーク貼りたかったけどシンプルな造形を重視して予選仕様に。
ボディ下部の絞り込みはやって良かった。
モノグラムの完成見本写真のイメージに引きずられてこのクルマのカッコ良さが認識されていないのが惜しい。
ノーズ下部ももっと絞り込みたかったけどサーフェスの繋がりが担保できないんで諦めた。
カッコいいなぁ。
ウィングのリンケージもやり直して正解。
キットのままではあまりにもオモチャっぽい。
モデラーズの2D後期、LSの2Cと並べられるのは何時の日か。
プロトタイプスポーツカーへの恋慕は止まらない。



























































































































































































































































































































































































































































































































