タミヤのヴィークロス。

Xの企画でお題が「RV」ということで迷いなくチョイス。

 

プロポーションは文句なし。

 

足回りのアライメントも特に弄らなくてもいい感じ。

 

かといってこのまま作っても面白くない。

ネタ的にはアレかなぁ。

 

ざっくり黒吹いて研ぎ出しの目安とする。

 

何やろうとしてるかはこの時点でバレバレ。

 

20mmの円盤に内側五角形を描いて

 

外周から2mmの位置に1.5mmの穴を空ける。

 

穴を頂点にしておむすび状に切り出してホイールに当ててみる。

もうちょい車高は下げた方がらしいか。

 

同じ径の円盤を貼ってイルムシャーホイールキャップの出来上がり。

外周にR付けたり全体薄く削ったり違和感ないように仕上げる。

 

結局車高はフロント0.5mm、リアは0.3mm下げた。

 

イルムシャーと云うとブルーのイメージが強いけど、私の中ではメタリックではないソリッドの赤。

初めて見たピアッツァイルムシャーが赤だったんで強烈な印象が残ってる。

 

で、いつもの如く下地は黒を吹く。

フィニッシャーズのピュアブラック。

 

フィニッシャーズのシルクレッドをまず一層目。

判子の朱肉の様な色になるけど拭き重ねていくと発色するんでご安心を。

 

二層目。

連日の暑さで柚肌出さない希釈具合が難しい。

 

三層目でほぼ発色してくれた。

所々柚肌残ってるんで中研ぎ入れてもう一層吹いて拭きっぱなしでフィニッシュ。

 

白下地で吹いたホイールキャップとも色は変わりない。

 

シャーシ周りは車検の時に街のクルマ屋でシャーシブラックを全面に吹かれた設定。

断じて手抜きではないよw

 

でもトランスファーとか触媒とかは真横から見た時に目立ちそうなんでマスキングせずエアブラシ細吹きで塗り分ける。

戦車モデラーなら当たり前の技法だけどカーモデルでやる人は少ない。

 

でもこのホイールキャップってヤッターマンシリーズのメカっぽいよなぁ。

 

トレッドはもうチョイ出すか?

 

iPhoneで撮ると変なパースかかってアライメントが狂って見える。

実物はもっとカッコイイ。(自画自賛)

 

マスキングして窓枠とかドアハンドルとかのセミグロスブラック吹いて・・。

 

セミグロスブラック残すとこマスキングして樹脂パネル部分のグレイを吹く。

グレイはグンゼの黒サフと白サフを適当に混ぜて作った。

グンゼの#1500サフは樹脂っぽい質感に仕上がるんでこう云う時に重宝する。

 

格闘3時間以上。

まだコレからライトハウジングとかの銀塗装のマスキング作業が・・(つД`)ノ

 

ホイールキャップ付けたんでどうせブレーキディスクも見えないから黒のまま。

 

完成!

右前輪が浮いて見えるのは右リアタイヤが転がってた綿棒踏んでたから。

 

Irumscherのロゴはハセガワのジェミニの余りデカールから。

 

イルムシャーと云うならエアダムとか追加した方が良かったか?

 

まあ、ビッグホーンイルムシャーもホイールの色違いぐらいだったしまあいいか。

 

東京モーターショーの反響が良かったのにいざ発売してみたら全く売れなかった悲運のクルマ。

 

実車ではついぞイルムシャー仕様は発売されなかった。

 

発売されてたら買ってたかも。

当時はPF60のZZで六甲山走り回ってたいすゞシンパとしては常に気になってたクルマ。

 

ハセガワがピアッツァ出してくれないかなぁ・・。