昨年発売され即買い製作したハセガワKPGC110

私的にはコッチが本命のレーシングコンセプトがようやく発売になり発売日にゲット。

 

これでもか!というくらいのバーフェンがイカす。

下品になり過ぎないギリギリの造形が魅力。

 

ざっくり仮組みしても脚回りのアライメントはノーマルで私好みなイイ感じ。

 

コレは期待できるぞと思いながら説明書読み進めていくと、キット化にあたり取材したと思しき後年のレストア車両がベースとなっていてこんな相変わらずハセガワらしい鬼畜な指示が。

 

ちょっと大変。

 

気を取り直して何時もの定番工作のホイール内側の加工。

 

新たに金型を起こされたタイヤと相まって世代的にグッとくる造形。

 

ボディよりも先に塗装してしまう。

 

ボディの方は相変わらずひと磨き足りない感じのハセガワスタンダード。

 

目立つヒケとかは無いけどパーティングの捲くれとかは気になるんで全体を#800で研ぐ。

 

説明書では指示されてないけど東京モーターショー展示の車両はリアパネル部分は艶消し黒塗装だったんであらかじめ吹いといてマスキング。(ノーズもね)

 

カラーは説明書のレシピを参考に調色しながらやや青み寄りにしながらメタリックグリーン多めに。

 

メタリック粒子が粗いのと、もっとクリアーの奥深くに沈んだ感じが欲しいとこだけどまあこんなもんか。

 

樹脂成分が高性能なクレオスのGX塗料がベースということもありサフ無しでも一発で良いツヤが出たのに乾燥中に転ばしてしまって泣く泣く補修(つД`)ノ

 

メタリック粒子は実車なら丁度良いくらいの粗さだなぁ・・。

 

内装は凝らずに説明書通りに塗る。

 

おおっ!カッコイイ。

 

照明の具合で青にも緑にも見える独特な色。

 

デカールは一見難しそうなベタ面とピンストの組み合わせ。

 

しかしかなり貼りやすい。

ちょっと余計なことしたんで一部タッチアップ作業になったけどセオリー通りにやれば簡単に貼れる。

 

オーバーコートは何時ものフィニッシャーズではなくクレオスのGXクリアとレベリング薄め液の組み合わせ。

フィニッシャーズは簡単にツヤ出せるんだけどデカールへの攻撃性が強いのとメタリック粒子が浮きやすいんで避けた次第。

 

三層吹いた時点で#1500で中研ぎ。デカールの段差もこの段階で均してから最終コート。

 

適正な希釈の塗料を高圧で吹けば、吹きっぱなしでもこれ位まではツヤは出せる。

 

とりあえず全体をタミヤの赤蓋コンパウンドで磨いて研ぎ出しは終わりにする。

 

窓枠はマスキングしてエナメル筆塗り。

 

ハミ出したとこ修正しようとしたらデカールのニス部分のとこが剥離(つД`)ノ

とりあえずクリア塗料を筆でタッチアップして磨いたけど修正しきれず・・。

 

気にしても仕方ないんでとりあえず完成!

 

サフ無しでペーパーによる研ぎ出しとかしてないんで10日で完成。

(実働20時間)

 

とにかく早くカタチにしたかった。

 

手を加えようと思えば幾らでも手を加えられるし、説明書通りに作っても実感たっぷりに仕上げられるハセガワカーモデルの魅力が詰まったキット。

 

ハセガワにはこの路線で突っ走って欲しい。

 

そろそろ次は溜まってきた大物キットに手をつけるかな。