「どの情報を信じればいいかわからない!」
日々、情報が飛び交い、
さまざまな媒体から飛び込むニュースを見聞きしていると、そう感じることはありませんか?
情報をうまく見分けられるにはコツがあります。
あることを習慣化していくことで見違えるほどに変わると言っても過言ではないでしょう。
では、「あることを習慣化させる」と言っても、
具体的にどんなものなのか…?
今回も『まずは上司を勝たせなさい 20代で上昇気流に乗れる本』からご紹介していきます。
▶まずは上司を勝たせなさい 20代で上昇気流に乗れる本 (講談社BIZ) 室舘 勲 (著)
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この記事を読んで分かること
●基本的な情報に対する接し方
●情報に対峙する姿勢の作り方
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46_誰が得をして誰が損をするのかを考えなさい
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世の中には情報が溢れています。
しかし、有益な情報ばかりではない。
なんでもかんでも信用していると、
それに引っ張り回されて終わりです。
結局はつぶれてしまいます。
情報を収集するにあたって、
ひとつ大事なことがあります。
私はいつも「致知」という雑誌を勧めます。
中身がいいと思うからです。
中身がいいというのは、
書いている人がいい
ということです。
これは、何が書いてあるのか、
と同じくらい大事なことだと私は思っています。
それを知らないで、
ただ書かれていること・言われていることを真に受けているようでは、社会人として無能です。
誰が言っているのか、
その人はどういう人なのかをよく見極めることです。
それだけでも情報の信頼性は変わり、
受け止め方も変わります。
雑誌だけではありません。
新聞もそうですし、テレビもそうです。
ネットにしても同じことが言えます。
テレビ局や新聞社、出版社によって、スタンスも違います。
たとえば右寄りとか左寄りとか、
そういうことにも差があります。
だから、同じ情報を得るにしても、
それを発信しているのはどんな人なのか
を把握しなければいけません。
何が書いてあるのかと同じくらい、
誰が書いてあるのかに注意を払って
情報に接することが大事です。
もうひとつ、
情報に接するときに
忘れてはならないことがあります。
情報に接するときの心構えです。
思考の準備と言ってもいいでしょう。
何かニュースを見聞きした時に、
「ふーん」と流したり、
「あんなことするなんて馬鹿だ」と感想だけ言ったりして終わっているようではダメです。
成長は見込めません。
人間がすることには、必ず理由があります。
そして、その結果は必ず人々に影響を与えます。
どこかで得をする人がいて、その裏側で損をしている人がいるに決まっているのです。
だから、政局でも事件でもなんでも、
人間が人間が物事を動かしたら、
それによって誰が得をして誰が損をするのか、
構造的に考える癖をつけてください。
意外と、これをしない人が多い。
何かあったときにボーっとしていたり、
評論家のまねごとをしたりする暇はありません。
自分の頭で、
背景から影響まで考えるようにするのです。
誰も答えを教えてくれない物事について考えるのは、
たやすいことではありません。
しかし、
頑張ってやって、習慣にしていくのです。
すると、
情報に対峙する姿勢が身に付き、とんでもないウソの情報を真に受けてしまうことはなくなります。
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では、文中の内容に沿って、
ポイントを確認しましょう!
①何が書いてあるのか、
誰が書いてあるのかに注意を払う
②その情報によって、
誰が得をして誰が損をするのかを考える
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それでは、ひとつずつ説明しましょう。
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①何が書いてあるのか、
誰が書いてあるのかに注意を払って情報に接する
記事を書いているその人は
どういう人なのかをよく見極めることです。
なぜなら、同じ情報を得るにしても、
発信者によって考え方や内容の信頼性は変わり、
受け止め方も変わるからです。
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②その情報によって、
誰が得をして誰が損をするのかを考える
情報に接するときの心構えをしましょう。
人間がすることには理由があり、
その結果は必ず人々に影響を与えます。
どこかで得をする人がいて、
その裏側で損をする人がいると考えてる。
それを習慣にしていくと、
情報に対峙する姿勢が身に付きます。
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たくさんの情報に惑わされない人になろう
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世の中にあふれている数え切れないほどの情報…
しっかりと判断できず、
全てが有益な情報だと思い込んでしまったために、
後から後悔することになるのは避けたいですね。
なんでもかんでも信用せず、
間違えた情報を真に受けなくなる
判断力をつけましょう。
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参考にした本はこちら!
▶まずは上司を勝たせなさい 20代で上昇気流に乗れる本 (講談社BIZ) 室舘 勲 (著)
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