仕事やプライベート、
さまざまな場面において、
「何としてでも這い上がるんだ!」
という気持ちは、
努力をしている人にとってはつきものですよね。
ですが、
這い上がろうとして力が入りすぎるのは
あまりよくないそうです…!
這い上がろうとしてはいけないとは、
一体どういうことなのか??
今回も、『まずは上司を勝たせなさい 20代で上昇気流に乗れる本』から内容を抜粋し、そのポイントを紹介します。
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1:這い上がろうとするな
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よく私は「どん底から這い上がった」と言われます。
しかし、それは違います。
もちろん、這い上がりたければ這い上がったっていい。
ただし、それだけの力があるという
自信があるのなら、です。
でも私は金なしコネなし学歴なしの人間でしたから、
自分にはそんな力がないことを知っていました。
自分の力だけで勝負しては、
東大卒やオックスフォード大卒の人に
勝てないと分かっていたのです。
では、自力だけではダメならどうしたらいいか。
そこで出る結論はシンプルです。
人に頼るしかありません。
でも、「私は弱い人間なので何もできません。
何とかしてください」
と泣きごとを言うのは論外です。
どうするか。
実は非常に簡単なことです。
まずは、
自分が誰かの役に立ちたいという姿勢を見せる。
見せるだけでなく言う。
「やります」とはっきり口にする。
それから、その誰かのためにやれることをやる。
やれることを見つけてどんどんやっていく。
やれることが、ビジネス、
つまり金銭に結びつくものである必要はありません。
むしろ社会貢献のほうがいいくらいです。
というのも、そういうことをする若い人を好むが、
世の中にはとても多いからです。
もちろん、若い皆さんにも
「自分が成長したい」
「会社を大きくしたい」
「金持ちになりたい」
「有名になりたい」など、
いろいろ思うところはあるでしょう。
しかし、それよりも「社会に貢献したいんだ」
という気持ちを前に出したほうがいい。
そのほうが、協力する側が、協力しやすいからです。
「俺の金儲けを手伝ってください」
では協力は得られない。
しかし、
「社会や世の中のためにこういうことをしたいです」
というと、賛同してもらえる。
社会や世の中のためになることをやっていると、
必ず目をかけてもらえ、声をかけてもらえ、
力と知恵を貸してもらえる。
そうなると、無理をして這い上がらなくても、
すでに上にいる誰かが手を貸してくれ、
自然と引っ張り上げてくれる。
お金や名誉というのは、後からついてきます。
すでに上にいる人に、
ぐっと引っ張り上げてもらえる人間になればいい。
これは、やってみての結論です。
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では、文中の内容に沿って、
ポイントを確認
①自力で這い上がろうとせず、人に頼る。
→自分が誰かの役に立ちたいという姿勢を見せて
「やります」とはっきり口にする。
②誰かのためにやれることを見つけてどんどんやっていく。
→「社会に貢献したいんだ」という気持ちを
前に出すと協力する側が、協力しやすい。
社会や世の中のためになることをやっていると、
誰かが力と知恵を貸してもらえる。
→無理をして這い上がらなくても、
自然と引っ張り上げてくれる。
お金や名誉は、後からついてくる。
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何としてでも成功したい!
と思うと全て自力でやってしまいそうですが、
それだとなかなか知恵やひらめきは降りてきませんよね…。
今の自分には何ができるのか。
周りのためになにをするべきかを考える
ということが大切ですね。
ぜひ!みなさんも仕事だけではなく、
プライベートにおいても意識してみてください。
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今回、参考にした本はこちら
まずは上司を勝たせなさい 20代で上昇気流に乗れる本 (講談社BIZ) 室舘 勲 (著)
おかげさまで発行部数24,000部超!
あなたの「上司を勝たせたい!」
が上昇気流を引き寄せる!
どうぞ、お手にとってお読みください。
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