本日はカレント6月号に掲載されました
◇現代社会と青年◇
での室舘代表による記事をご紹介いたします。
-----------------------------
『コロナ騒動で得たこと』
-----------------------------
弊社のメイン事業は、
大学生の早期の新卒紹介事業であり、
三年生の秋には内々定を獲得していきます。
早い方では大学一、二年生からご登録をいただき、
コミュ ニケーション能力や
リーダーシップを磨いています。
三年生になる前から通っている方は、
明らかにコミュニケーション能力が高く、
学生同士でもわかるようです。
例年、年間五千名以上の登録をいただきます。
ただ、多くの学生と直接会って、
鍛え上げるという弊社の教育スタイルは、
この度のコロナ禍を受けて、
大変厳しいものになると予想されました。
私は二年ほど前から
「オンライン」の可能性を追求していました。
しかし現場では、
「オンラインでは教育の質が下がる」
というリアルを重視する見解が強く、
却下されていたのです。
当然、リアルの方が良い点も多いでしょう。
しかし全部が全部、リアルの勝ちなのでしょうか。
対面の会議では、
人の顔や表情を凝視することは
ほとんどありませんが、
オンライン会議では
画面に参加者全員の顔が映ります。
表情もよくわかり、声もしっかり届く。
一体感は、対面の会議と遜色ありません。
学生も移動の時間や交通費もかからず、
財布にも優しい。
今回、コロナ禍を機に思い切って
オンライン化に踏み切りました。
今までは直接会って指導をする事が大半だったため、
どうなるのか心配でしたが、
社員たちは今まで培ってきた指導力を活かし、
オンラインコンテンツを作り上げました。
数十年前、
インターネットビジネスが次々と世に出たとき、
成功した起業家達が よく話していたことは
「インターネットをやれば良いのではない。問題はソフト、コンテンツなんだよ」
という言葉が印象深く残っており、
今も参考にしています。
結果、学生の登録者数は前年比で一五%伸びました。
講座の参加者数は、
オンライン化したことで三倍に増え、
中には十倍に増えたものもあります。
「おうち時間で就活に役立つ」
「家にいても学べる」
と、多くのご紹介もいただきました。
オンライン化しても上手くいっている要因は、
学生と社員との信頼関係が盤石であったこと、
そして学生の指導を対面で実践してきた
社員の能力があったことです。
今後も世の中には
色々な便利ツールが生み出されるでしょう。
しかし、いつの時代も、大事なのは中身です。
本当に大切にすべきものを忘れず、
時代の変化に対応 して進化を遂げていきます。
-------------------------------
日本再生を目指す カレント
-------------------------------
【人づくりのキャリア】
株式会社キャリアコンサルティング
代表取締役社長 室舘勲のブログ
-------------------------------
あわせて読みたい
▶【カレント4月号】青森の実家はエネルギー・ベストミックス!?
-------------------------------