fc2 yokohama リターンズ    ★★★★★ -2ページ目

 いやいや危なかった天皇杯2回戦。

 

 マリノスはJ3で12位の岐阜と、長良川競技場で対戦、1点リードの最終盤に2ゴールを奪われ逆転され、あわや敗退のアディショナルタイムで、井上健太のゴールが決まり、延長戦に持ち込んだ。

 

 

 しかし、延長前後半でも決めることができず、PK戦での決着となった。

 

 ACLでもPK戦を勝ち抜いたマリノスが、ここで負けるわけにはいかない。

 

 

 幸い、3回戦進出を決めることができた。

 

 

 町田や名古屋が格下相手に負けており、天皇杯は今季も油断できない。

 

 しかし、ちゃんと勝ち進んでいるJ1強豪クラブもあるのだから、マリノスにもそろそろ勝ち抜いてタイトルと獲得してほしい、おれはそう思うな。

 第8回横浜トリエンナーレが、明日9日まで開催されている。

 

 

 メイン会場の横浜美術館は、2021年からの大規模改修が終わり、リニューアルオープンした。

 

 

 この吹き抜け空間が、横浜美術館のシンボルだ。 

 

 

 今回のトリエンナーレのテーマは”野草 いま、ここで生きてる”。

 

 中国の作家・魯迅の詩集による。

 

 1911年の辛亥革命で、絶望を経験したという魯迅、それを踏まえて、今回の展覧会を見る。

 

 

 過去のトリエンナーレでは、微笑ましい作品や、ユーモアにあふれた展示も目にしたが、今回は全体的にトーンが重く、厳しい。

 

 

 今の世界で繰り広げられている闘争、暴力、抑圧、差別、貧困、それに対する抵抗、過去の作品も含め、すべてに強烈なメッセージが秘められているようだ。

 

 

 そういったものを反映し、問題提起していくのが現代アートだ。

 

 ただ、心の準備なしに見ようとすると、かなり厳しいかも知れない。

 

 

 交流戦も後半に入り、ベイスターズは福岡ソフトバンクホークスとの3連戦を迎えた。

 

 

 試合開始からやや遅れてスタンドに入ると、上空を数機のヘリコプターが旋回しているのに気づく。

 

 中華街で火事が発生したとのことで、売り子ちゃんの話では、臭いもかなりのものだったらしい。

 

 

 ベイスターズの先発は福岡から移籍の森唯斗、2017年の日本シリーズで対戦したとき、彼が終盤に登場すると、こりゃもう打てんと絶望したものだ。

 

 そしてもうひとり、ベイスターズをまるで寄せ付けなかったセットアッパーがモイネロ投手、奇しくも今日はこのふたりの投げ合いとなった。

 

 1〔右〕蛯名

 2〔中〕桑原

 3〔一〕オースティン

 4〔左〕筒香

 5〔二〕牧

 6〔捕〕伊藤

 7〔三〕大和

 8〔遊〕森敬斗

 9〔投〕森唯斗

 

 モイネロ投手に対し、ベイスターズは右打者をずらりと並べて対抗した。

 

 

 

 色とりどりな、福岡陣営のみなさん。

 

 南海時代からのグリーンが嬉しい。

 

 

 2回表、森唯斗は、走者ふたりを置いて甲斐選手と対決、森の球種を一番知っていると思われる甲斐選手、不安が的中し、レフトスタンドに叩き込まれた。

 

 続く3回表にも、四球と長短打で失点、早くも降板となった。

 

 

 2番手で登板した上茶谷が打席で負傷、宮城が4回に3失点で、早くも試合の大勢は決まってしまった。

 

 0対8となったその裏、先頭打者のオースティンが本塁打を放って追撃開始、続く筒香も安打で続いたが、5番牧が併殺打で終わり、モイネロ投手を攻略することはできなかった。

 

 

 6回にも2失点で1対10、これは日本シリーズ初戦の最終スコアと同じだ。

 

 守備の時間は長く、攻撃はすぐに終わってしまうが、力を落とさないライトスタンド、さすがに内心諦めてはいるが、挫けてはいない。

 

 途中で帰る客も驚くほど少なく、こんな試合でも最後まで声援を続けた。

 

 

 しかたない、またがんばるしかない。

 

 8回5安打1失点と完璧な投球ながら、”強力なベイスターズ打線”と言ってくれたモイネロ選手、社交辞令というものをちゃんとわかっているな。

 

 

 ビールはまあまあがんばった。

 

 交流戦も2カードを消化し、昨シーズン優勝したベイスターズは、3勝3敗の五分となった。

 

 今度の相手はオリックスバファローズ、ホーム横浜スタジアムでの試合となる。

 

 

 天気はよかったが、少し風があって涼しいスタンド、2年に一度とあってか、オリックスファンも多く詰めかけ、超満員札止めに膨れ上がった。

 

 

 ベイスターズの先発メンバー。

1〔中〕蛯名

2〔一〕オースティン

3〔二〕牧

4〔右〕筒香

5〔三〕宮﨑

6〔左〕佐野

7〔捕〕山本

8〔遊〕森敬斗

9〔投〕ケイ

 

 かつてのビッグ4を上回るビッグ5が勢ぞろい、凄い中軸打線だ。

 

 対するオリックスバファローズの先発投手は、エスピノーザ選手。

 

 

 今日はやや不安定なケイが3回、内野ゴロの間に1点を失った。

 

 一方のベイスターズは、四死球こそ出るも、4回まで無安打が続く。

 

 ビールの売り子ちゃんに、まだノーヒットだって聞いたんですけどと言われ、気が付いた。

 

 

 しかし、5回に二死からケイが四球を選ぶと、蛯名、オースティンの連続安打で同点に追いついた。

 

 

 7回には、代打梶原が粘った後二塁打を放ち、蛯名の絶妙なバントから、オースティンがしっかり三塁ランナーを返す内野への打球、近年のベイスターズではなかなか見ることができなかった、見事な得点シーンを演じた。

 

 逆転したベイスターズは、8回表山﨑康晃を投入、先頭打者を遊撃森の手痛いエラーで出塁させ、ピンチを招くが、康晃が二死まで追い込み、西川選手には、坂本を当てて抑え込んだ。

 

 

 9回表、奮起した森の安打などでチャンスを作ると、梶原が内野ゴロで走者をホームインさせた。

 

 

 この貴重な得点で、3対1として、森原が最終回に登板、森原は相変わらずのストライク先行で、見ていて安心する。

 

 オリックスの反撃を許すことなく、ベイスターズは第1戦をものにした。

 

 

 ベイスターズらしからぬ手堅い得点、そのタイミングもよく、投打がしっかり噛み合った会心の試合運びだった。

 

 

 こんな試合がもっとできれば、かならずチームは上昇するだろう。

 

 

 ビールは気持ちよくスーパードライを4安打。

 

 火曜日なんで、多少少なめ。

 明治安田J1リーグ、今日のマリノスの試合は国立競技場、鹿島のホームゲームで開催された。

 

 

 鹿島としても、Jリーグから依頼されての国立開催とは思うが、そこはかなり張り切ってプロモーションに励んだようで、5万人を超える観客動員が予想されている。 

 

 

 都内を走り回ったという、鹿島トラックが展示?されていた。

 

 運転席には、しかおが座っている。

 

 

 幸い天候にも恵まれ、試合前のスタジアム周囲は、両チームのファンでごった返していた。

 

 

 

 今回の席は、アウェイゴール裏南スタンドの1層になった。

 

 国立のスタンドについては、既に多くの人が語っているが、1層は2層に比べれば、高さ的な部分も含め、前後の距離など、マシな面はあった。

 

 

 ピッチの展望自体は、意外によい印象だ。

 

 スタンド裏で販売してる生ビールは、プレミアムモルツで900円、プラカップには鹿島のエンブレム入り、1つ持ち帰った。

 

 マリノスの先発メンバーは、

 GK 飯倉、DF加藤蓮、上島、エドゥアルド、永戸、

 MF喜田、天野、渡辺皓太、

 FWヤンマテウス、アンデルソンロペス、井上。

 

 前節負傷交代したポープはベンチにも入っていない。

 

 

 スタンドが赤と青に埋まり、15時にキックオフ。

 

 

 マリノスは前半から快調、いい形で相手ゴールに迫り、10分にはアンデルソンロペスが先制ゴールを決めた。

 

 前節は力を発揮できなかった左サイドの井上が今日は奮闘、古巣相手に張り切る永戸も踏ん張り、前半を気分よく終えた。

 

 

 後半、57分に同点とされながらも、まだ互角に受け止めることができていた。

 

 

 代って左サイドに入った宮市にボールが出るも、そのチャンスを生かせないまま徐々に押されると、逆転さらに追加点、1対3とされてしまった。

 

 1点で勝ち切れない、ここ最近の典型的な悪いパターンだ。

 

 最後に宮市から植田朝日が決めて意地は見せたが、2位の鹿島に痛い敗戦を喫した。

 

 

 この試合も中2日、今回まではしかたないと思う。

 

 少し休んで、しっかり戦術的トレーニングもやって、リーグ戦勝利に打ち込んでもらいたい。

 アウェイでのACLの決勝第2戦に敗れ、準優勝となったマリノスは、順延していた柏との明治安田J1リーグ第9節を、中2日で消化するとなった。

 

 選手にもファンにとっても、あまりに厳しい日程だが、とにかくやり遂げねばならない。

 

 

 マリノスの先発メンバーは、

 GKポープウィリアム、

 DF松原、上島、エドゥアルド、永戸、

 MF喜田、天野、渡辺皓太、

 FWヤンマテウス、アンデルソンロペス、井上。

 

 驚くことに、ほとんどメンバーを落とさずに試合に臨んできた。

 

 

 喜田主将の、250試合出場を祝したのち、19時キックオフ。

 

 

 疲労しているはずのマリノス選手たちが、普段と変わらずに攻撃を仕掛けていく。

 

 VARで、マリノスのPKが認められると、これを職人アンデルソンロペスが決めて先制に成功した。

 

 さらに攻め続けるマリノスは、前半終了間際に永戸のゴールで待望の追加点、2対0で前半を終了した。

 

 

 後半、井上に代えて左ウイングに宮市、右SBを松原に代えて加藤蓮を投入、マリノスはこのメンバーで攻撃し続ける。

 

 前半から動きが冴え、チャンスを量産するヤンマテウスだったが、シュートだけは決まらず。

 

 ポープウィリアムが接触プレーで負傷したか、一旦プレーに復帰したものの、結局飯倉と交代になった。

 

 ポープの具合が心配だ。

 

 

 追加点も決まらないが、今日は2点のリードがある。

 

 これが効いた。

 

 マリノスは焦ることもなく、この後、混戦からアンデルソンロペスが決めて3点差となった。

 

 ここで、マリノスも無理せず、柏にボールを持たせてじっくり守る。

 

 

 反対側のゴールだが、飯倉が頼もしい。

 

 落ち着いたベテランの佇まいで、マリノスゴールに立ちふさがる。

 

 彼は、こんなに頼もしかったっけ?

 

 

 最終盤まで、果敢にカウンターを狙っていた攻撃陣、それがアディショナルタイムの4点め、ロペスのハットトリックへと結実した。

 

 

 ACL後の厳しい試合を、4対0で勝利で飾ったマリノス。

 

 

 これで、またJリーグで戦える。

 

 チームの誇りのために、再び立ち上がった選手たちの、不屈の闘志を絶賛する。

 

 

 マリノスで初のハットトリックを決めたアンデルソンロペス、厳しい表情は崩さずにJでの優勝を誓ってくれた。

 

 

 土曜日は国立競技場で鹿島との一戦、燃えるな。

 

 

 

 56,486人の大観衆を集めて国立競技場で行われた、ジャパンラグビーリーグワンのプレーオフ決勝、埼玉パナソニックワイルドナイツ対東芝ブレイブルーパス東京との一戦は、素晴らしい盛り上がりの中で、激戦が繰り広げられた。

 

 最終局面、ワイルドナイツが逆転トライかと思われたとことでTMO、映像で見ると、確かに堀江選手のパスはスローフォワードと見られても仕方がなかった。

 

 

 リーチ・マイケル率いるブレイブルーパスの優勝を、日テレの地上波で中継した。

 

 

 一方、横浜キヤノンイーグルスが出場した、前日の3位決定戦は、秩父宮ラグビー場で9,509人の観客が見守る中、行われた。

 

 こちらはこちらで熱気に溢れてはいたが、やはり大きな差があった。

 

 

 必ず、あの舞台で戦いたい。

 

 

 東芝ブレイブルーパス東京に関わる皆さん、優勝おめでとう。

 横浜キヤノンイーグルスの今シーズン最終戦は、プレーオフトーナメントの3位決定戦となった。

 

 

 対戦相手は、準決勝で東芝ブレイブルーパスに敗れた東京サントリーサンゴリアス。

 

 イーグルスにとってなかなか歯が立たなかったサンゴリアスだが、昨シーズンはプレーオフに勝利して3位を獲得、今季も劇的なラストプレーでの逆転勝利と、その差を詰めることに成功している。

 

 

 会場は、先週に引き続き秩父宮ラグビー場、今日のスタンドは赤と黄、二色に染まった。

 

 おれ自身、今年5回目の来場となる。

 

 

 決勝は、明日26日に国立競技場で開催、残念だが、注目度は全然違うな。

 

 

 

 イーグルスの誇るハーフ団、田村優とファフデクラーク、ただ今日もファフさんはサポートに回る。

 

 考えてみると、彼のような世界的プレイヤーが、試合に出られないとわかっていながらチームと行動を共にするために来日してるのって凄いことだ。

 

 

 

 真夏のような日差しの中、キックオフは12時。

 

 

 早々にイーグルス松井がトライを決めれば、サンゴリアスも松島選手が取り返す。

 

 だが、イーグルスは、小倉の見事な独走などで立て続けに3トライを奪い、26対7と点差を広げた。

 

 

 この時間帯までは、イーグルスの選手がは気持ちよくプレイしているように見えた。

 

 

 終盤にはサンゴリアスの反撃を受けるも、前半は26対14で終了した。

 

 

 後半開始早々、松井が今日3本目のトライを決めた。

 

 後半もこのペースでいける、イーグルス勝てるぞと思ったが、このまま引き下がるサンゴリアスではなかった。

 

 

 この後は、サンゴリアスの連続攻撃に、イーグルスは反撃の糸口がつかめない。

 

 反則が目立ち、ようやくボールを取り返しても、アドヴァンテージ適用で再びサンゴリアスボールとなることが繰り返された。

 

 

 最大19あった点差が徐々に詰められていき、しかも後半34分にはシンビンで、ミッチェルブラウンがピッチを去ることになってしまった。

 

 このプレイからのスクラムで同点とされた。

 

 

 残り時間で決着をつけに行く14人のイーグルスだったが、タッチ際でボールを奪われるとそのまま持ち込まれ、勝ち越しのトライを許した。

 

 ここでホーンが鳴り、イーグルスの4位が決定した。

 

 

 先週の準決勝ワイルドナイツ戦は見事なたたかいだったが、今日同じテンションの試合を求めるのは酷だったか。

 

 サンゴリアスも3連敗はしない。

 

 

 また来季、赤いジャージのイーグルスを応援しよう。

 

 

 …え、カノンちゃんがマスコット総選挙1位になったって?

 

 

 2024明治安田J1リーグ第15節、マリノスは、味の素スタジアムでのアウェイゲーム、FC東京との一戦に臨む。

 

 

 ACL決勝を控えたリーグ戦、メンバー構成も含め難しいマネジメントにはなる。

 

 もちろん勝ち点はほしい。

 

 

 味の素スタジアムは、とにかくビールが入手しやすいのが嬉しい。

 

 売り子ちゃんがスタンドを巡回してくれるし、コンコースではあちこちに臨時売場ができている。

 

 

 しかも、アサヒスーパードライとキリン一番搾りが揃い、それぞれ樽と缶が選べる。

 

 

 マリノスの先発メンバーは、

 GKポープウィリアム、

 DF松原、上島、渡邊泰基、永戸、

 MF喜田、渡辺皓太、ナムテヒ、

 FWヤンマテウス、アンデルソンロペス、エウベル。

 

 前線3人を中心にベストに近いメンバーを組んできた。

 

 

 

 雨がたまにちらつく天候、15時キックオフ。

 

 マリノスの好連携からのいい攻めが目立つ前半、ナムテヒの先制ゴールは25分だった。

 

 

 その後もマリノスペースで、快適に試合が進んでいたが、前半終盤でアクシデントが発生した。

 

 センターバックふたりがボールを追って空中で衝突、倒れ込んでしまった。

 

 上島はしばらくして立ち上がったが、なかなか起きられない渡邊は、脳震盪の可能性もあり、担架で場外へ運ばれ、そのまま山根と交代になってしまった。

 

 渡邊に大事ないことを祈りたい。

 

 一方の上島は、包帯で出血を止めてプレイ続行、その姿に惜しみない拍手が贈られた。

 

 

 後半開始から、ナムテヒに代り榊原が入った。

 

 一転、反撃に出たホームFC東京の攻勢を受け続ける展開、なかなかマイボールにもできない状況で、55分に同点とされてしまった。

 

 

 マリノスは、62分に前線を、井上、植田、宮市の3人に替えた。

 

 今までは、アンデルソンロペスだけは残していることが多かったが、今回はACLを見据えた起用なのだろう。

 

 植田のトップ起用に期待が集まった。

 

 

 テンポよく攻撃を展開する場面もあったが、勝ち越しゴールは奪えず、試合は1対1で終了した。

 

 

 いや、いまはACLに力を注ぐべきとき、アジアを勝ち獲ろうマリノス。

 ラグビーリーグワン、リーグ戦を4位で終了した横浜キヤノンイーグルスは、昨シーズンに続いてプレーオフに進出した。

 

 

 準決勝の相手は、リーグ戦1位の埼玉パナソニックワイルドナイツ、昨シーズンこそ優勝を逃したものの、リーグワンでは最強のチームだ。

 

 イーグルスは、今シーズン二度対戦してどちらも完敗に終わっている。

 

 とはいえプレーオフは一発勝負、結果はやってみなければわからない。

 

 

 秩父宮ラグビー場は快晴で夏の暑さ、ビールがどんどん売れている。

 

 この状況でラグビーをやる選手は大変だな。

 

 

 14時キックオフ。

 

 

 最終盤まで力のあるワイルドナイツ、リードしていても逆転されてしまう心配があるが、序盤に大きくリードを許したら挽回は難しい。

 

 とにかく、終盤まで互角以上の戦いをしていかなければならない。

 

 

 先制トライはワイルドナイツ、難しい位置でもありキックは外れ、イーグルスはペナルティゴールで点差を詰める。

 

 いい展開と思ったのも束の間、右サイドを破られ、必死の守備も実らず再びトライを許した。

 

 まだ開始9分、これは厳しいことになった。

 

 

 またワイルドナイツにやられてしまうのかと落胆しかけたが、そのあとイーグルスが踏ん張った。

 

 追加点こそ奪えなかったが、気が付けばワイルドナイツ陣内でのプレーが続き、前半は3対13で終えた。

 

 

 そして後半早々、ハラシリのトライが決まり反撃態勢に入った。

 

 さらに竹澤のトライでいったん逆転も、再びワイルドナイツのトライで17対20。

 

 しかもシンビンで14人になってしまった。

 

 

 ワイルドナイツは簡単に勝てる相手ではない。ここからが勝負だ。

 

 

 イーグルス最後まで食い下がるが、15人に戻っても再逆転することはできず、このまま試合終了。

 

 

 悔しいというより残念な敗戦、しかし、プレーオフ進出チームとして恥ずかしくない戦いをした。

 

 イーグルスはここまでできることを証明した。

 

 応援のし甲斐があたった、よくやってくれた。

 

 

 お疲れさまはまだ早い、来週の3位決定戦が残っている。

 

 そして、強く素晴らしい埼玉パナソニックワイルドナイツは、リーグワンの日本ラグビーの誇り、決勝戦にも期待している。