横浜キヤノンイーグルスの今シーズン最終戦は、プレーオフトーナメントの3位決定戦となった。
対戦相手は、準決勝で東芝ブレイブルーパスに敗れた東京サントリーサンゴリアス。
イーグルスにとってなかなか歯が立たなかったサンゴリアスだが、昨シーズンはプレーオフに勝利して3位を獲得、今季も劇的なラストプレーでの逆転勝利と、その差を詰めることに成功している。
会場は、先週に引き続き秩父宮ラグビー場、今日のスタンドは赤と黄、二色に染まった。
おれ自身、今年5回目の来場となる。
決勝は、明日26日に国立競技場で開催、残念だが、注目度は全然違うな。
イーグルスの誇るハーフ団、田村優とファフデクラーク、ただ今日もファフさんはサポートに回る。
考えてみると、彼のような世界的プレイヤーが、試合に出られないとわかっていながらチームと行動を共にするために来日してるのって凄いことだ。
真夏のような日差しの中、キックオフは12時。
早々にイーグルス松井がトライを決めれば、サンゴリアスも松島選手が取り返す。
だが、イーグルスは、小倉の見事な独走などで立て続けに3トライを奪い、26対7と点差を広げた。
この時間帯までは、イーグルスの選手がは気持ちよくプレイしているように見えた。
終盤にはサンゴリアスの反撃を受けるも、前半は26対14で終了した。
後半開始早々、松井が今日3本目のトライを決めた。
後半もこのペースでいける、イーグルス勝てるぞと思ったが、このまま引き下がるサンゴリアスではなかった。
この後は、サンゴリアスの連続攻撃に、イーグルスは反撃の糸口がつかめない。
反則が目立ち、ようやくボールを取り返しても、アドヴァンテージ適用で再びサンゴリアスボールとなることが繰り返された。
最大19あった点差が徐々に詰められていき、しかも後半34分にはシンビンで、ミッチェルブラウンがピッチを去ることになってしまった。
このプレイからのスクラムで同点とされた。
残り時間で決着をつけに行く14人のイーグルスだったが、タッチ際でボールを奪われるとそのまま持ち込まれ、勝ち越しのトライを許した。
ここでホーンが鳴り、イーグルスの4位が決定した。
先週の準決勝ワイルドナイツ戦は見事なたたかいだったが、今日同じテンションの試合を求めるのは酷だったか。
サンゴリアスも3連敗はしない。
また来季、赤いジャージのイーグルスを応援しよう。
…え、カノンちゃんがマスコット総選挙1位になったって?