大敗の横浜スタジアム | fc2 yokohama リターンズ    ★★★★★

 交流戦も後半に入り、ベイスターズは福岡ソフトバンクホークスとの3連戦を迎えた。

 

 

 試合開始からやや遅れてスタンドに入ると、上空を数機のヘリコプターが旋回しているのに気づく。

 

 中華街で火事が発生したとのことで、売り子ちゃんの話では、臭いもかなりのものだったらしい。

 

 

 ベイスターズの先発は福岡から移籍の森唯斗、2017年の日本シリーズで対戦したとき、彼が終盤に登場すると、こりゃもう打てんと絶望したものだ。

 

 そしてもうひとり、ベイスターズをまるで寄せ付けなかったセットアッパーがモイネロ投手、奇しくも今日はこのふたりの投げ合いとなった。

 

 1〔右〕蛯名

 2〔中〕桑原

 3〔一〕オースティン

 4〔左〕筒香

 5〔二〕牧

 6〔捕〕伊藤

 7〔三〕大和

 8〔遊〕森敬斗

 9〔投〕森唯斗

 

 モイネロ投手に対し、ベイスターズは右打者をずらりと並べて対抗した。

 

 

 

 色とりどりな、福岡陣営のみなさん。

 

 南海時代からのグリーンが嬉しい。

 

 

 2回表、森唯斗は、走者ふたりを置いて甲斐選手と対決、森の球種を一番知っていると思われる甲斐選手、不安が的中し、レフトスタンドに叩き込まれた。

 

 続く3回表にも、四球と長短打で失点、早くも降板となった。

 

 

 2番手で登板した上茶谷が打席で負傷、宮城が4回に3失点で、早くも試合の大勢は決まってしまった。

 

 0対8となったその裏、先頭打者のオースティンが本塁打を放って追撃開始、続く筒香も安打で続いたが、5番牧が併殺打で終わり、モイネロ投手を攻略することはできなかった。

 

 

 6回にも2失点で1対10、これは日本シリーズ初戦の最終スコアと同じだ。

 

 守備の時間は長く、攻撃はすぐに終わってしまうが、力を落とさないライトスタンド、さすがに内心諦めてはいるが、挫けてはいない。

 

 途中で帰る客も驚くほど少なく、こんな試合でも最後まで声援を続けた。

 

 

 しかたない、またがんばるしかない。

 

 8回5安打1失点と完璧な投球ながら、”強力なベイスターズ打線”と言ってくれたモイネロ選手、社交辞令というものをちゃんとわかっているな。

 

 

 ビールはまあまあがんばった。