マリノスの逆襲が始まった | fc2 yokohama リターンズ    ★★★★★

 アウェイでのACLの決勝第2戦に敗れ、準優勝となったマリノスは、順延していた柏との明治安田J1リーグ第9節を、中2日で消化するとなった。

 

 選手にもファンにとっても、あまりに厳しい日程だが、とにかくやり遂げねばならない。

 

 

 マリノスの先発メンバーは、

 GKポープウィリアム、

 DF松原、上島、エドゥアルド、永戸、

 MF喜田、天野、渡辺皓太、

 FWヤンマテウス、アンデルソンロペス、井上。

 

 驚くことに、ほとんどメンバーを落とさずに試合に臨んできた。

 

 

 喜田主将の、250試合出場を祝したのち、19時キックオフ。

 

 

 疲労しているはずのマリノス選手たちが、普段と変わらずに攻撃を仕掛けていく。

 

 VARで、マリノスのPKが認められると、これを職人アンデルソンロペスが決めて先制に成功した。

 

 さらに攻め続けるマリノスは、前半終了間際に永戸のゴールで待望の追加点、2対0で前半を終了した。

 

 

 後半、井上に代えて左ウイングに宮市、右SBを松原に代えて加藤蓮を投入、マリノスはこのメンバーで攻撃し続ける。

 

 前半から動きが冴え、チャンスを量産するヤンマテウスだったが、シュートだけは決まらず。

 

 ポープウィリアムが接触プレーで負傷したか、一旦プレーに復帰したものの、結局飯倉と交代になった。

 

 ポープの具合が心配だ。

 

 

 追加点も決まらないが、今日は2点のリードがある。

 

 これが効いた。

 

 マリノスは焦ることもなく、この後、混戦からアンデルソンロペスが決めて3点差となった。

 

 ここで、マリノスも無理せず、柏にボールを持たせてじっくり守る。

 

 

 反対側のゴールだが、飯倉が頼もしい。

 

 落ち着いたベテランの佇まいで、マリノスゴールに立ちふさがる。

 

 彼は、こんなに頼もしかったっけ?

 

 

 最終盤まで、果敢にカウンターを狙っていた攻撃陣、それがアディショナルタイムの4点め、ロペスのハットトリックへと結実した。

 

 

 ACL後の厳しい試合を、4対0で勝利で飾ったマリノス。

 

 

 これで、またJリーグで戦える。

 

 チームの誇りのために、再び立ち上がった選手たちの、不屈の闘志を絶賛する。

 

 

 マリノスで初のハットトリックを決めたアンデルソンロペス、厳しい表情は崩さずにJでの優勝を誓ってくれた。

 

 

 土曜日は国立競技場で鹿島との一戦、燃えるな。