ワインは素敵な恋の道しるべ -306ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

春のウォーキングは色々な花に気を取られ、つい立ち止まり、撮影してしまう。

そのため最近は時間を掛けた割りには距離が伸びず、歩行距離は7km程度に減少している。

 

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このアヤメは上半分が白で下半分が青紫。

 

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アヤメなのか花菖蒲なのかわからないが、ありそうであまり見ない美しい花だ。

 

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黄色の花菖蒲。

花弁の色合いや質感が野性的で魅力的。

 

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紫が一段と強く、エレガント。

 

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こちらは一般的なアヤメの花。

とは言っても、アヤメの種類も多く、名前を探り当てるのは至難の業。

花菖蒲になると、5,000種類もあると言われている。

今回も楽しいけど、距離の伸びないウィーキングでした。

 

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話は変わって、ベランダ菜園のサニーレタスがどんどん巨大化している。

1か月ほど前、お花屋さんで小さな苗を見付け、試しに買ってみた。

当時はレタスが一玉400円もしていたので、つい買ってしまったのだ。

今ではレタスも一玉150円になってしまったが、毎日新鮮な無農薬の野菜を食べることが出来るのは楽しい。

 

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大きさの比較のため、パスケースを乗せてみた。

買った時は数センチの大きさだったが、今では直径30cm近くある。

 

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毎朝、外側の葉を一枚ずつ切り取って食べているが、翌朝になると更に大きくなっているのは驚きだ。

サニーレタスの成長の早さを毎日楽しみにしている今日この頃です。

 

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今夜はスペインの自然派ワインを抜栓。

バルデペーニャスのボデガス・フェルナンド・カストロが造る、ヴィニャ・ラストラ、テンプラニーリョ、ホーベン、2015年。

 

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ボデガス・フェルナンド・カストロは1850年創業の、家族経営を守る老舗ワイナリー。

ホーベンはスペイン語で”若い”という意味で、ワイン用語ではぶどうを収穫した翌年に瓶詰された若いワインのこと。

 

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裏ラベルにはエコアグロ・コントロールの認証マークが付けられており、ビオ・ワインであることがわかる。

バルデペーニャスはカスティーリャ=ラ・マンチャ州にある自治体で、コスパの良いワインの産地として知られ、私もこの地方のワインは好きで時々飲んでいる。

 

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テンプラニーリョでもリゼルヴァやグラン・リゼルヴァという訳ではなく、ホーベンなので、それほど強い熟成感やボディではない。

それでも、しっかりとした果実味を持ち、ストロベリー、ブラックベリー、カシスやスミレのニュアンスを感じる。

お家飲みには嬉しい、自然派ワインだ。

スペインの自然派コスパワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。

 

 

 

 

 

 

六本木の国立新美術館の中のフレンチ、『ブラッセリー ポール・ボキューズ ミュゼ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

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クレマン・ド・ブルゴーニュのロゼのあとは、ロワールの白。

アルフォンス・メロが造る、サンセール・ブラン、ラ・ムシエール、2010年。

アルフォンス・メロはサンセール最大の造り手で、現当主が19代目という名門。

 

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グレープフルーツやレモンの柑橘系の香り。

活き活きとしたミネラルと酸。

素晴らしいソーヴィニョン・ブランだ。

ラ・ムシエールは、サンセールの丘の最上部に位置する最良の畑の名前。

 

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鹿児島県産天然銀鯛のポワレ、香草風味のブールブランソース、チョリソーとジャガイモのエクラゼ。

 

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銀鯛は鹿児島や沖縄で獲れるフエフキダイ科の魚で、別名はアフリカチヌ。

大きいほど味が良いが、この切り身を見ると結構な大物。

 

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赤ワインもサンセールのアルフォンス・メロ。

サンセール・ルージュ、ラ・ムシエール、2010年。

ラ・ムシエールの畑のぶどうは大部分がソーヴィニョン・ブランだが、ピノ・ノワールも植えられている。

 

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透明感のあるルビー色。

フレッシュな果実味、酸とミネラルのバランスが良い。

タンニンも意外と強い。

赤のラ・ムシエールは私のセラーにも1本入っている。

 

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薩摩香潤鶏胸肉のポッシェ、モリーユ茸のソース・シュプレーム、ほうれん草のフランと共に。

ポッシェは沸騰させずに低温で茹でる調理法。

特に鶏はこの調理法でしっとりと柔らかく仕上がる。

 

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この料理は、リヨンの『ポール・ボキューズ』本店のスペシャリティ。

『ポール・ボキューズ ミュゼ』は、リヨン本店のクラシック・スタイルの再現をコンセプトとしている。

 

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ほうれん草のフランには、アスパラソバージュ、ニンジン、カリフラワー、そしてモリーユ茸が添えられている。

 

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苺のヴァシュラン、フランボワーズのクーリー、ヴァニラ風味のアイスクリーム。

ヴァシュランはメレンゲでアイスクリームやフルーツを挟んだデセール。

 

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苺は小粒で甘みが強く、美味い。

ヴァニラのアイスクリームとの相性は抜群。

 

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「ここは初めてだけど、とても美味しかったわ。また来ようね」と、彼女。

「今度は美術展を観て、ランチを楽しもうね」と、私

 

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振り返ると、夜も更け、満席だった店内にも空席が目立っている。

離れた場所から見ると、やはりテーブルは崖から落ちそうな場所にセットされている。

 

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正面出入り口は既に施錠されているので、建物横の通用口から外に出る。

 

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六本木ヒルズが割と近くに見える。

 

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眼を少し左に移すと、東京タワー。

 

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正門を出ると、東京ミッドタウン六本木が見える。

ミッドタウン方向に歩き始めると、「ヒルズは遠いの?」と彼女。

「遠くないよ」と答えると、ヒルズの成城石井でサラダを買いたいという。

夜風が気持ち良いので、ヒルズまで散策することに。

彼女と過ごす六本木の夜は素敵に更けていきました。

 

 

 

 

 

 

彼女と東京ミッドタウン六本木で待ち合わせ。

以前はミッドタウンと言えば事足りたが、日比谷が開業したのでミッドタウン六本木と言わなければ場所を特定できなくなった。

 

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ミッドタウンの地下通路を7番出口に向かう。

通路の左右には、美術作品が展示されている。

 

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3月16日から5月27日まで開催されるストリート・ミュージアムなのだそうだ。

遠藤有奈氏のアーバン・シェイドという作品。

 

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向かった先は、国立新美術館。

久し振りに、六本木の国立新美術館の中にある『ブラッセリー ポール・ボキューズ ミュゼ』を訪問するのだ。

 

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彼女がこのお店に行ったことが無いというので、それなら一緒に行こうということにしたのだ。

 

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正面入り口を入ると、目の前にコーン型のコンクリートの造形。

この上に今夜のお店、『ブラッセリー ポール・ボキューズ ミュゼ』がある。

 

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エレベーターでレストランのあるフロアに上がる。

横から見ると、テーブルが外にこぼれ落ちそうだ。

 

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外から見ると、高所恐怖症の方には不向きなレストランに見えるが、中に入ってしまえば怖さは感じない。

 

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私達のテーブルからは、六本木ヒルズが正面に見える。

 

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”何時ものフレンチ”でお馴染みのナプキンが迎えてくれる。

 

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最初は、スパークリング。

ヴーヴ・アンバルが造る、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ロゼ。

何時も飲んでいる、彼女がお気に入りのクレマン。

 

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ストロベリー、ラズベリー、フランボワーズの素敵な香り。

シャンパーニュ方式で造られたこのクレマンは、下手なシャンパーニュよりもよっぽど美味しい。

ぶどうは、ピノ・ノワールとガメイ。

 

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鶏のリエットが届く。

これはバターの代わり。

 

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フランス直輸入のバゲット。

生地が冷凍で届き、ここで焼き上げられている。

 

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フランス産鴨フォアグラのソテー、ポルト酒のソースと栗かぼちゃのピューレ。

 

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このフォアグラのヴォリューム感が嬉しい。

濃厚なフォアグラとさっぱり味のグリーンアスパラガスの組み合わせが心憎い。

 

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パイ生地のサンドイッチの中身は、栗かぼちゃのピューレ。

デセール感覚で食べることができる。

六本木の国立新美術館にある、『ブラッセリー ポール・ボキューズ ミュゼ』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

京橋のクロアチア料理のお店、『ドブロ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

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前菜盛合わせのあとは、クロアチアの伝統料理、シュトゥルクリ。

自家製の平パスタ生地でフレッシュチーズを巻いて茹でた料理。

 

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二人に取り分けるのは私の役目。

一個でもこんなに大きい。

 

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中には、カッテージチーズ、サワークリーム、卵を混ぜたペーストがたっぷり詰まっている。

シュトゥルクリには茹でたクニハ・シュトゥルクリと、焼いたペチェニ・シュトゥルクリがあり、これは正確にはクニハ・シュトゥルクリ。

 

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ソースを拭きとって食べるためには、パンは必須。

 

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赤ワインはボトルで注文。

ボディが強い熟成タイプをお願いし、ワインエキスパートでもある中島マネジャーに選んでもらった。

 

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イヴァン・ドラッツ、プラヴァツ・マリ、2009年。

ダルマチア地方の沿岸、アドリア海に浮かぶフヴァル島のワイン。

アドリア海の小さな島に渡り、泳いだことを思い出す。

その島はヌーディストの島で、島に上陸するにあたり、服を全て脱ぎ、荷物を預け、自然な姿で半日を過ごした。

 

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自然派ワインなのだろうか、最初は還元臭が鼻を衝く。

濃厚な果実味、ブラックベリー、カシス、プラム、紅茶、シガーのニュアンス。

どこか馴染みのある味だと思ったら、ぶどうのプラヴァツ・マリはジンファンデルの親戚なのだそうだ。

ということは、アドリア海を挟んだイタリア、プーリア州のプリミティーヴォとも親戚ということ。

 

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色合いはとても濃い。

アルコール度数は14%。

 

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クロアチアを代表する伝統料理、サルマ。

三週間塩漬けしたキャベツで巻いたロールキャベツだ。

言わばザワークラウトを使ったロールキャベツで、ほのかな酸味が美味い。

 

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トルコにもヤプラック・サルマという、味付きご飯を塩漬けしたぶどうの葉で巻いた料理がある。

ヤプラックは葉、サルマは巻くという意味。

バルカン半島は500年間にわたりオスマントルコの支配下にあったので、トルコ文化の影響を強く受けている。

一方、ロールキャベツはハンガリーが起源と言われている。

このサルマは、ハンガリー料理とトルコ料理が合体したものなかもしれない。

 

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クロアチア産本マグロのカツレツ、レア仕上げ。

クロアチアではアドリア海でのクロマグロの養殖が盛んで、日本にも年間2,000tものクロマグロがクロアチアから輸入されている。

 

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外はカリカリ、中はとろっとレアで美味い。

 

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パスティツァーダ、牛ほほ肉の赤ワイン煮込み。

クロアチア、ダルマチア地方の赤ワインで煮込まれているそうだ。

 

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トロトロに煮込まれた肉が美味しそう。

添えられているのは、ジャガイモのニョッキ。

 

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二人に取り分けても、このヴォリューム。

でも美味しいので二人とも完食。

 

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「デザートはどうする?」と私。

「もちろん食べるわよ。デザート・メニューをお願いしてね」と彼女。

彼女が選んだのは、クロアチアン・クレープ、パラチンカ。

クルミ砂糖とベリーソースの2種類を味わえる至福のデザートなのだそうだ。

 

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彼女の飲み物はコーヒー。

「お腹いっぱいでデザートはもう無理」、という回答を予想して聞いたのだが、これだけ食べたあとにクレープを注文するとはと、絶句。

 

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「貴方は何にするの」と聞かれ、一番軽そうな季節のアイスクリームを注文。

今日は、苺のアイスクリーム。

 

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私の飲み物は、クロアチアン・ハーブティー。

カモミールなのだそうだ。

 

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木片を編んで作られたハート型の篭が可愛い。

食後は、中島マネジャーと、今夜の料理とワインに関して意見交換。

皆さんに見送られ、満ち足りた気分で店をあとにする。

 

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今夜も食べ過ぎ飲み過ぎなので、東京駅まで歩くことにする。

そう言えば、『京橋 酛』で食べた後も、mayuさんとpoohcoco-papaさんと東京駅まで散策した。

京橋も再開発が進み、綺麗になっている。

 

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明治屋に立ちより、お買い物。

ワインの試飲もしてしまう。

 

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さて、そろそろ東京駅に向かうことにしよう。

八重洲口のノースタワーが夜空に美しく輝いている。

彼女と過ごす京橋の夜は素敵に更けていきました。

 

 

 

 

 

 

 

彼女と京橋で待ち合わせ。

ちょっと珍しい国の料理を食べに行くことにしたのだ。

 

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そのお店は、『京橋 酛』に向かう途中に偶然見つけたクロアチア料理の『ドブロ』。

 

⇒ 今夜は楽しく日本酒三昧、京橋 酛、京橋

 

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私がクロアチアを旅したのは、もうずいぶん昔の話、まだユーゴスラビア共和国の時代。

今のセルビアの首都、ベオグラード近郊に3か月滞在し、ベオグラードを基点にして、ハンガリー、クロアチア、ボスニアヘルツェゴビナ、ギリシャと車で回ったのは、懐かしい想い出。

 

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外壁には、店名と営業時間の銘板。

Dobroは、セルビア・クロアチア語でGoodの意味。

Dobro jutro(ドブロ ユートゥロ):おはよう

Dobar dan(ドバル ダン):こんにちは

Dobao vece(ドブロ ヴェーチェ):こんばんは

といった使い方をする。

 

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店の前に黒板が出され、お薦めメニューが紹介されている。

 

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ドアを入ると、中は半地下の部屋と中二階の二層構造。

 

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中二階はコース料理を楽しむ、『レストラン・ドブロ』。

 

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半地下はアラカルトメニューの、『コノバ・ドブロ』。

今夜は『コノバ』で好きな料理をアラカルトで食べることにする。

Konoba(コノバ)とは、セルビア・クロアチア語で”居酒屋”といった意味。

 

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『コノバ』側からエントランスを見ると、階段が円形劇場のように見える。

 

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テーブル・セッティングはシンプル。

クロアチアの民族柄のテーブルクロスが雰囲気を醸し出している。

 

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最初はロゼをグラスで。

ベンコヴァッツのKORLAT ワイナリーが造る、KORLAT ロゼ、2015年。

 

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フランボワーズ、ストロベリーの香り。

爽やかなボディで、後味には果実の甘み。

ぶどうはグルナッシュ。

 

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六種類の前菜の盛り合わせ。

 

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スモークサーモンと的鯛のカルパッチョ。

的鯛は欧州ではよく食べられる魚で、フランス語でサン・ピエール、イタリア語でサン・ピエートロ、つまり聖ペテロという名前なのだ。

聖書に由来する名前だが、説明すると長くなるので省略。

 

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野菜のカポナータ。

カポナータはイタリア料理だが、クロアチアはアドリア海を隔ててイタリアに向き合っているので、イタリア文化の影響も受けている。

バルカン諸国では、スラブ文化、ラテン文化、トルコ文化が複雑に混ざり合っているのだ。

 

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ダルマチア地方の名物タコサラダ。

 

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鶏のテリーヌと、クロアチアサーディンとクリームチーズのリエット。

このリエット、素晴らしく美味しい。

 

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皿に取り分け、彼女に手渡す。

 

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野菜のカポナータも美味しいが、タコサラダは一段と美味い。

 

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前菜が美味しいのでロゼのグラスをあっという間に飲み干してしまう。

続いて白ワインをグラスで。

バデルが造る、グラシェヴィーナ、クリジェヴィッチ、バリック、2015年。

 

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樽を使ったしっかりとしたボディの白をお願いすると、その名もバリックというワインが出された。

クリジェヴィッチは首都ザグレブ近郊の生産地。

 

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グレープフルーツ、白い花の香り。

強い樽のニュアンスとクリアな酸を持つ、重厚なボディ。

グラシェヴィーナはクロアチアで最もよく飲まれる白ワインのぶどう品種。

オーストリアのヴェルシュ・リースリングと同一品種なのだそうだ。

京橋のクロアチア・レストラン、『ドブロ』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

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ウォーキングをしていて、一面黄色い花に覆われた場所を見付けた。

一見するとタンポポの花だが、タンポポは地面に張り付くように花茎が短い。

ところがこの花は、30~40センチくらいの高さに花が咲いているのだ。

 

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そうか、これがタンポポモドキとも呼ばれる、ブタナなのか。

 

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花茎が長いことを除けば、花も、総苞もタンポポそっくり。

 

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葉も形はそっくりだが、少し厚みがあって表面に毛が生えている。

ブタナもタンポポと同じく、キク科の植物なのだそうだ。

 

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ブタナを観察していると、他にも小さな花を見付けた。

大きさは1cmにも満たないが、見れば見るほど可憐な花だ。

速足でウォーキングをしていると、目を止めることもなかった。

 

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ムラサキツメクサも咲いている。

花言葉は、勤勉、実直。

派手な花だと思うが、何故こんな真面目な花言葉になったのか不思議。

 

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話は変わるが、今年もミニトマトの苗を二株購入した。

ベランダ栽培なので、低木性の株を選んだ。

幹も太く、昨年の株よりも丈夫そうだ。

 

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まだ10数センチの高さしかないのに、もう花芽が付いている。

ミニトマトはベランダでも栽培しやすく、次々と花が咲き、次々と実が成る。

花は一度に咲くのではなく、下部から上部に順番に咲いていくので、毎日新鮮なトマトを朝食に食べることができるのが嬉しい。

 

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ついでに、赤唐辛子(鷹の爪)も1株植えてみた。

さて、実が成るかどうか自信はないが、挑戦してみよう。

 

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さらについでに、ピーマンの株も植えてみた。

見た目は赤唐辛子もピーマンも全く同じで、その内どっちがどっちかわからなくなると思う。

実が成って初めてわかるというのも面白い。

 

今夜は久し振りにボルドーの赤ワインを抜栓。

 

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シャトー・ル・リモンサック、ブライ・コート・ド・ボルドー、2015年。

1905年からワイン造りを始めた家族経営の小さなシャトーで、現当主は5代目。

 

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ブライ・コート・ド・ボルドーはジロンド川右岸の生産地で、メルロー主体の、シルキーなタンニンと黒果実の香りを持つワインが生産されている。

小規模な生産者が多く知名度が低いため、左岸に較べて価格が安いのが嬉しい。

 

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このワイン、ジルベール&ガイヤール・インターナショナル・コンクールで金賞を受賞している。

ワインに特化したマルチメディア・グループのジルベール&ガイヤールの評価には信頼感がある。

 

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色合いは少し紫を含んだガーネット。

口に含むと、まさに上質の右岸ワイン。

ブラックベリー、ラズベリー、プルーン、カシス、そしてオークやバニラのニュアンス。

 

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タンニンは滑らかで、酸が活き活きとしている。

後味には、果実の甘みと苦み。

2015年はとても良いヴィンテージだ。

セパージュは、メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、カベルネ・フラン10%。

ボルドーの良質の右岸ワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。

 

 

 

 

 

 

代官山の一軒家邸宅イタリアン、『リストランテ ASO』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

 

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ドルチェは、上之園さんの苺、やよい姫のテリーヌ。

やよい姫は群馬生まれの品種で、とちほっぺととちおとめの交配種。

 

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やよい姫は初めて食べたが、かなり美味い。

やよいというだけあって、3月の収穫で色が薄くても甘みは充分に強い。

 

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やよい姫のソースとアイスクリームの組み合わせもとても良い。

 

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いっぱいになったお腹をコーヒーで癒す。

「今夜のコラボ・ディナーも美味しかったわ。何時もありがとう」と彼女。

「小林市と言われてもピンとこなかったけど、これからは小林市と聞くと今夜の食材を思い出すね」と私。

 

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ミニャルディーズは、小林市のお菓子屋さんのお菓子。

『お菓子の国たんぽぽ』の看板菓子、たんぽぽロングコルネセット。

パイ生地の中にカスタード、チョコレート、キャラメル・クリームを入れた冷凍菓子。

これはチョコレート・クリームだ。

 

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藤田支配人がテーブルに来られ、「よろしければ食後にグラッパはいかがですか」と嬉しい提案。

ナルディーニ、バッサーノ・デル・グラッパ、アクアヴィテ、リゼルヴァ。

ナルディーニは、ヴェネト州で1779年に創業された老舗のグラッパ蒸留所。

 

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オークの香りが素晴らしい、深みのある強いボディ。

アルコール度数は50%もある。

ステンレスタンクで1年、さらにスロヴェニア製オーク樽で5年の熟成を経てリリースされている。

彼女は一口試して私にくれたので、二杯飲んで酔いが回ってしまった。

 

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レセプションに向かうと、そこには小林市から来られた皆さんが並んでお見送り。

 

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小林市の肥後市長と名刺交換をし、今夜の素晴らしい食材の礼を述べる。

 

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市長からいただいた薔薇。

彼女にだけかと思ったら、私にも手渡してくれた。

小林市で栽培された薔薇なのだそうだ。

 

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そしてミネラルウォーター、小林市の天然水。

 

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裏を見ると、何とお問い合わせ先が小林市役所となっている。

 

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店を出ると旧山手通りを渡る。

振り返ると、樹齢300年の大きな欅の樹が照明を浴びて妖しく輝く。

 

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こちら側には蔦屋書店が数棟にわたって続き、その端にはファミマ。

何時ものように、彼女用のサラダを幾つか購入。

大きなビニール袋をさげて、恵比寿方面に散策。

彼女と過ごす代官山の夜は素敵に更けていきました。

 

 

 

 

 

 

 

代官山の一軒家邸宅イタリアン、『リストランテ ASO』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

今夜は、「霧島連山の恵を味わう夕べ」。

宮崎県小林市とのコラボ・ディナーなのだ。

 

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クレマン・ド・ブルゴーニュのロゼ、ロワールの白を飲んだあとは、ブルゴーニュの赤ワイン。

ルイ・ジャドの、サヴィニー・レ・ボーヌ、2005年。

 

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ルイ・ジャドのサヴィニー・レ・ボーヌは、プルミエ・クリュのラ・ドミノードを飲んだことがあり、美味しかった。

この村名レベルを飲むのは初めてだが、赤い果実の香りを持ち、酸とタンニンのバランスの良い綺麗なピノ・ノワールだ。

 

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みやざき地頭鶏(ジトッコ)腿肉のローストと手打ちフェットチーネ、村田椎茸本舗さんの舞茸。

地頭鶏は、みやざき地鶏のブランド。

 

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幅広のパスタが、濃厚な旨味を持つ地頭鶏と良く合って美味い。

 

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清流で育った鯉のロースト、鯉のアラで作った赤ワインソース、押領司さん家の天然クレソン、合鴨米のリゾット、フォアグラと共に。

 

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イタリアンで鯉のローストが出されるとは驚き。

とことん小林市の食材に拘った素敵な料理だ。

 

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合鴨農法で栽培した黒米。

これがしっかりとした食感で美味しい。

 

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光にかざすと赤い像が浮かび上がったが、あまりクリアな像は結ばれない。

濾過をしていないようで、ピノ・ノワールにしては透明度が低いためだと思う。

 

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二種類目の赤ワインは、素晴らしいものが出された。

シチリア、サンタ・アナスタシアのリトラ、2001年。

イタリアを代表するエノロゴの一人、リカルド・コタレッラ氏が手掛けるワインで、まさにスーパー・シチリアと言って良いワンである。

 

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熟したプラムやカシスのような強い果実味。

深い熟成感を持ち、16年余りの時を経てもまだ衰えは見当たらない。

フレンチ・オークの樽で10~11カ月間、そして瓶内で10~11カ月間熟成させ、リリースされている。

ぶどうは有機栽培されたカベルネ・ソーヴィニョン100%。

 

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小林市産極上宮崎牛ヒレ肉のグリル、そのスーゴに須木焼酎を一滴、本場の焼き安納芋。

 

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宮崎牛は今や日本を代表する和牛のブランド。

ヒレ肉だが、細かなサシが綺麗に入っている。

 

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焼いた蕪も旨味があって美味しい。

 

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この焼き安納芋、甘くクリーミー。

まるで造られたドルチェのようだが、これが自然な甘み、旨味ということか。

彼女と過ごす、代官山『リストランテASO』での美味しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

代官山の大好きな一軒家イタリアン、『リストランテ ASO』で初めて開催される産地共催ディナー会に高橋支配人からお誘いを受けた。

そこで、彼女と共にちょっとお洒落をして参加。

 

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恵比寿で彼女と待ち合わせると、車でお店に向かう。

旧山手通りに面しているのは、『カフェ・ミケランジェロ』。

この奥に、大邸宅をそのまま使った『リストランテ ASO』がある。

 

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レセプションで高橋支配人に迎えられ、顔見知りのスタッフに案内されてテーブルに着く。

今夜も満席の賑やかさだ。

 

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今夜の会は、「霧島連山の恵を味わう夕べ」。

宮崎県小林市とのコラボ・ディナーなのだ。

 

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テーブルには、今夜のメニューがセットされている。

高階料理長が霧島連山の食材を用い、どんな料理を作り出すか楽しみだ。

 

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メニューの下には、何時もの飾り皿。

レシートケースにも、この絵柄が使われている。

 

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歓迎の泡は、ヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ロゼ。

ヴーヴ・アンバルは、ブルゴーニュを代表するクレマン専業メゾン。

シャンパーニュ方式による高品質クレマンの生産で評価が高い。

 

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このロゼは彼女のお気に入り。

そこで私のセラーにも常に2~3本入っている。

ストロベリー、フランボワーズ、ラズベリーの香り。

ぶどうは、ピノ・ノワール、ガメイ。

 

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高階料理長による今夜の料理と食材の説明。

聞けば聞くほど、今夜の料理への期待が高まる。

 

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クレマンのお供は、ダイワファーム・トーマチーズの温かいシュー。

小林市にあるダイワファームは、酪農、乳製品の製造・販売を行う会社。

トーマチーズは、2カ月以上熟成させたセミハード。

 

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パンのお供はホイップバター。

 

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熱々のパンも届く。

 

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良い白ワインが出された。

ロワールのソーミュールでティエリー・ジェルマンが造る、ドメーヌ・デ・ロッシュ・ヌーヴ、ランソリット、2012年。

ティエリー・ジェルマンは、ロワールの人気の造り手。

 

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香しい樽香。

レモン、グレープフルーツ、青リンゴ、マスカットのニュアンス。

豊かな果実味とミネラルを持つ複雑なボディだ。

ぶどうはシュナン・ブラン100%で、栽培はビオディナミ。

 

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アンティパストミスト、小林。

小林市の食材を用いたアンティパストの盛り合わせ。

 

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プロシュートとメロン。

メロンは小林市産。

 

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金柑、ダイワファーム・リコッタ、コッパ、須木焼酎。

小林市の須木焼酎が香り付けに使われている。

 

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生駒ファーム烏骨鶏卵とキャビア皇帝の涙。

生駒ファームも小林市にある花の栽培や合鴨を使った米作りを行う農業法人。

キャビアは、小林市の出の山 いこいの家で作られる国産キャビア、皇帝の涙。

小林市のふるさと納税返礼品にも使われている。

 

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桑水流(くわずる)黒豚からいもどんのプロシュートコット。

からいもどんは、桑水流畜産で、からいも(さつまいも)を食べて育った黒豚。

野菜は梶並農園産。

 

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手前はみやざき地頭鶏(じとっこ)胸肉のトントナートソース。

桑水流黒豚からいもどんとみやざき地頭鶏のパテ、胡瓜のラビゴット。

大山さんの完熟フルーツトマト。

みやざき地頭鶏は、天然記念物の地頭鶏を原種として宮崎県で交配改良された鶏。

これは本当に小林市の食材満載の前菜だ。

代官山の邸宅一軒家イタリアン、『リストランテ ASO』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

銀座の『ブラッセリー ポール・ボキューズ銀座』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

 

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クローディ・ジョバールのリュリーのボトルを飲み干すと、ルイ・ジャドの赤を抜栓。

ジュヴレ・シャンベルタン、2005年。

2005年という良いヴィンテージがまだセラーに揃っているのも、『ポール・ボキューズ』の良いところ。

 

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ルイ・ジャドはネゴシアンであると共に、ブルゴーニュの各AOCに合わせて210haもの自社畑を有する大ドメーヌ。

ルイ・ジャドのドメーヌ物は美味しく外れが無いので、私も良く飲んでいる。

 

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コルクの濡れ具合、香りも良い。

 

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ストロベリー、ラズベリー、ブラックベリー等のベリー系の香り。

しっかりとした熟成感とタンニン、いわゆる薄旨系の素晴らしいピノ・ノワールだ。

 

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温かい前菜は、モリーユ茸のブルーテとラビオリ、香り高いヴァンジョーヌのムースリーヌとほうれん草添え。

二人ともモリーユ茸が大好きなので、迷うことなくこの料理を選択。

 

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ラビオリを切ると、中にはモリーユ茸がたっぷり入っている。

この甘い香りがたまらない。

 

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魚料理は、ノルウェー産サーモンのエスカロープ、オゼイユ風味、リコッタチーズとほうれん草のラビオリ。

ほうれん草とラビオリが温前菜と重なってしまったが、彼女はサーモンが好きなのでこの料理を選択。

 

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二人に取り分けても、このヴォリュームは嬉しい。

 

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肉料理が運ばれてきた。

でも、皿にのっているのは、ジャガイモ、タマネギ、シャンピニオン、ベーコンのみ。

 

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続いて鉄製のパンで焼かれた仔羊が届く。

仔羊のロースト、タイム風味。

 

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先程の皿に肉が移され、その上にタイム風味のジュ・ソースがかけられる。

 

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このヴォリュームが素晴らしい。

 

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二人に切り分けると、真っ赤な肉が現れる。

素晴らしい火入れだ。

 

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肉は柔らかくジューシー。

今夜は食べ過ぎだが、この肉ならいくらでも食べることができそうだ。

 

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赤ワインのグラスの脚元には、美しい光の文様。

ピノ・ノワールは光を通すので、こんなグラス・アートも楽しむことが出来る。

 

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新任の星野料理長の料理も素晴らしかった。

星野料理長、大友ソムリエと今夜の料理とワインについて語りあうのも楽しい。

 

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店をでると、マロニエ通りをしばし散策。

「星野さんのお料理、美味しくて安心したわ」と彼女。

「星野さんは特別なワイン会をやりたいそうだよ。協力しますよとお話ししたので、どんな会になるか楽しみだね」と私。

 

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『モンソー・フルール』は夜遅くまで開いている。

花屋が遅くまで営業しているのは、銀座らしい。

 

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何故って、食事のあとに行くお店には、花束がよく似合うのだ。

 

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彼女と過ごす銀座の夜は、素敵に更けていきました。