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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年10月初めのこと、彼女と過ごす楽しいホーチミン旅の続き。

 

四日目のランチは、大人気の『ピザ・フォーピース』。

 

先ずは、白ワインで乾杯。

ベトナムは酒類の輸入関税が高いのでワインの価格が高く、しかも質が良くないワインが多い。

ここでは安心して美味しいワインを飲むことが出来るのが嬉しい。

 

白ワインをカラフェで注文。

南アフリカのロバートソン・ワイナリーが造る、チャペル・ホワイト、2022年。

ぶどうは、シュナン・ブランとコロンバール。

カラフェはグラス二杯分の量があり、価格は、352,000VND(約2,112円)。

(写真はお店のH.P.からお借りしました。)

 

焼いたピザ生地がおつまみとして出された。

これが軽い塩味で美味い。

 

ハーフ&ハーフで注文。

ソイ・ガーリック・ビーフ・ピザとエッグプラント・ピザ。

 

ビーフのハーフが153,360VND、エッグプラントのハーフが106,920VNDで、合わせて260,280VND(約1,562円)。

価格に端数があるのは外税のVAT8%を加算したため。

ワインのVATは10%。

今までの店はメニューの価格は内税で表記されていたが、ここは外税の価格。

 

白を飲み干すと、赤ワインをカラフェで注文。

赤でもちゃんと冷やされているのが嬉しい。

 

オーストラリア、ヴィクトリア州のウインガラ・ワイン・グループが造る、ウールシェッド、メルロー、2021年。

価格は、292,000VND(約1,782円)。

(写真はお店のH.P.からお借りしました。)

 

卓上アイテムは、ホームメイド・チリ・オイルとナチュラル・ハニー。

 

エッグプラントにはチーズがたっぷりなので、チリオイルとハニーの両方を。

生地に粘りがあり、最高に美味い。

人気の理由がわかる。

 

まずエッグプラントを食べ、ビーフは赤ワインと共に。

 

たっぷりのチリ・オイルをかけていただく。

これも美味いが、ピザにビーフの組み合わせはちょっと微妙。

 

「ベトナムまで来てピザを食べるの?」と彼女は怪訝そうだったが、「とっても美味しい」と満足。

そして何よりワインを飲めるのが嬉しいとのこと。

 

目の前ではディナーのドウの準備が始まった。

 

手早く切り取り重量を計り、丸く成型する。

ドウの粘りが強く、見ているだけで美味しさが伝わってくる。

 

食事とワインに満足し、席を立つ。

カウンター席の客は私たちが最後となった。

三階席にはまだ客が少し残っているようだ。

 

一階と二階を繋ぐ階段はレンガ造り。

一階から階段の踊り場を撮影。

 

一階に降りると、外は激しい雨。

入店時に私たちを直ぐに席に案内してくれたスタッフが、「どうぞここで雨宿りをしてください」と声をかけてくれる。

 

来たときは入店待ちの客で溢れていたウエイティングルームは、ランチ営業を終え、ひっそりとしている。

 

小雨になってきたので、店を出る。

すぐ左には、「ベンタイン市場」。

 

次に向かったのは、三日連続のマッサージ屋さん。

 

初日はフットマッサージ。

二日目はフットとボディマッサージの組み合わせ。

 

そして三日目はボディマッサージをたっぷりと。

2時間の施術で二人で1,000,000VND。

チップを加えて、1,100,000VND(6,600円)。

 

マッサージで癒された後は、Grabの車を呼び、次の場所に移動。

彼女と過ごす、ホーチミンシティの楽しい旅は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年10月初めのこと、彼女と過ごす楽しいホーチミンシティの旅の続き。

 

四日目の朝食。

 

今朝も、サラダとフルーツ。

 

飲み物は、パッションフルーツジュース、グァヴァジュース、そしてヨーグルト。

 

今朝はオムレツを焼いてもらった。

ソースは、チリとトマト。

 

彼女が昨夜、「ホーティーキー ナイトマーケット」近くの人気のパン屋さんで買ったパン。

パイナップルジャムパンと、バナナアーモンドケーキ。

 

ベトナムはフランス統治の影響でパンが美味しいと言われている。

確かにこのパンはレベルが高い。

しかも価格は日本の半分以下というのが嬉しい。

 

〆は、再びフルーツ。

 

今日はディナー以外特に予定を入れていないので、のんびり散策しながらショッピングに向かう。

 

向かったのは、サイゴン・センター。

 

ここに「ホーチミン高島屋」がある。

 

館内はハロウィンモード。

 

ここにもチョコレートの「マルゥ」の売店がある。

 

そして日本のブランドもいっぱい出店している。

 

目的の場所は、「アンナム・グルメ・マーケット」。

ここではちょっと良いお土産を色々購入。

 

フルーツも買いたいが、日本に持って帰ることはできない。

ドリアンもマンゴスチンも大好きだ。

 

洋服や靴もチェックしたが、かなり高価。

富裕層向けの品揃えだ。

 

彼女がお土産を買い足したいというので、Grabの車を呼び、別の場所に移動する。

 

向かったのは、またまた「コープマート」。

彼女はここがお気に入りになったようだ。

買い物を済ませGrabの車でホテルに戻り荷物を置くと、歩いてランチのお店に向かう。

 

今日のランチのお店は、『ピザ・フォーピース』。

市内に何店舗かあるが、ここは「ベンタイン市場」近くのお店。

(正式な店名表記が”ピザ”ですので、以下”ピッツァ”ではなく”ピザ”とします。)

 

サイバーエージェント出身の益子陽介氏と高杉早苗氏のお二人が創業された高級ピザのお店で、ベトナムで大人気となり、今ではアジアで30店舗以上を展開。

(写真は料理通信からお借りしました。)

日本には2023年11月に「麻布台ヒルズ」に初出店している。

(麻布台ヒルズ店にも訪問済です。)

 

1階はバーのような雰囲気のウエイティング・スペース。

10人ほどが待っていて、スタッフのタブレットを覗き込むと予約で画面はほとんど埋まっている。

私たちは名前も聞かれず、従ってウエイティング・リストにも記載されず、「そこで座って待ってくださいね」と言われただけ。

 

待つこと僅か2~3分、直ぐに案内してもらい、カウンター席に着く。

私たちの前にいっぱいウエイティング客が居るのに、不思議。

ひょっとして、外国人客用の枠があるのだろうか。

確かに、カウンター席に座っているのは全員外国人。

それともベトナムの人はカウンター席が嫌いで、皆さんテーブル席を待っているのかもしれない。

 

2階の厨房の上は吹き抜けになっていて、3階にはその左右にダイニングルーム。

 

注文はQRコードを読み込んで行う。

 

目の前で作られる様子を眺めながら待つ。

 

後ろを振りむくと、窓の外には芭蕉の木。

 

ピザ窯には温度センサー。

近代的な窯の中では薪が燃えている。

ホーチミンシティの人気店、『ピザ・フォーピース』で彼女と過ごす楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

昨年10月初めのこと、彼女と過ごす楽しいホーチミンシティの旅の続き。

「ホー・ティー・キー・ナイトマーケット」からGrabの車で向かったのは、タンディン教会のそばのお店。

 

『バインセオ 64A』は、バインセオ専門の人気店。

 

何時も満席のお店だが、丁度タイミングよくテーブルが一つ空いて、待ち時間なしで着席。

 

まず大量の野菜が届く。

レタス、えごまのようなシソ科の葉、その下にはラクサを始め、色々な種類のハーブがたっぷり。

「何だか道端で摘んできたような野草がいっぱいあるわ」と彼女。

 

甘酢のつけ汁、ヌクチャム。

 

飲み物は、333(バーバーバー)。

ベトナム産のピルスナータイプのビール。

 

バインセオが届く。

 

中には、もやしやエビがたっぷり、

 

小さな器にヌクチャムを取り分け、生の唐辛子を加えて準備完了。

 

レタスにハーブをのせる。

ミントかと思ったが、香りは違う。

 

バインセオを乗せ、ヌクチャムに漬けて食べる。

これは美味い。

 

バーバーバーの二本目。

すぐに生ぬるくなってしまうので、氷入り。

インドやインドネシアでは氷入りの飲み物は厳禁だが、バンコクやホーチミンシティは比較的清潔なので大丈夫。

彼女はビールが苦手なので一本で充分とのこと。

 

えごまのような葉でも巻いて食べる。

 

完食。

野菜はいっぱい残ってしまった。

「二枚は食べられるね」と言っていたのだが、一枚で満腹。

具材が多くて意外と食べ応えがあった上に、「ホー・ティー・キー・ナイトマーケット」で食べたバン・チャン・ヌンがお腹に溜まっていたようだ。

 

値段はとても安く、バインセオは110,000VND(約660円)、333ビールは3本で150,000VND(約900円)。

サクッと食べサクッと飲むと、店を後にする。

 

表の大通り、ハイバーチュン通りに出る角には、『コン・カフェ』。

ここには前日に訪問している。

 

通りの向かい側には、美しいタンディン教会。

ホテルへの順路を考え、タンディン教会の前にGrabの車を呼び、帰途に就く。

彼女と過ごす、ホーチミンシティの楽しい旅は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年10月初めのこと、彼女と過ごす楽しいホーチミンシティの旅の続き。

料理教室で学び、街歩きでカフェやチョコレートスイーツを楽しんだあとは、『メゾン・マルゥ・サイゴン』からGrabの車で次の目的地に向かう。

 

向かったのは、昨日も訪れたマッサージ屋さん。

 

昨日はフットマッサージだけだったので、今日はフットマッサージとボディマッサージの組み合わせで体を癒す。

1時間の施術で二人で600,000VND、チップが100,000VND、合わせて700,000VND(約4,200円)。

 

身体が軽く気分も爽やかになったところで、再びGrabの車を呼び、次の目的地へ移動。

 

帰宅時間ということで、道路はオートバイやスクーターで洪水状態。

 

雨粒が落ち始めたと思ったら、一挙にシャワーに。

驚いたことに、雨が降り始めた途端、オートバイやスクーターの皆さんが一斉に雨具姿に変身。

皆さん急なスコールに慣れている。

 

最終目的地の少し手前、雨除けの屋根があるベーカリーの前でGrabの運転手さんが降ろしてくれたので、しばらく雨宿り。

 

10分ほど待つと小降りになり、歩いて1分の「ホー・ティー・キー ナイトマーケット」に向かう。

ここの正式名称は「ホー・ティー・キー・フラワー&フード・ストリート」。

 

入り口付近にはシーフードの店が並ぶ。

水槽の中には大きなイセエビ。

 

ここにはいろいろな種類の海老。

 

この夜市は17時に始まるが、まだ17時30分で雨が降っているので客はほとんど居ない。

 

色々な海産物が並ぶ、

カブトガニはどうやって食べるのだろう。

生牡蠣もあるが、この暑さの中で大丈夫なのか不安。

 

それにしても店の数が半端なく多い。

あと一時間もすれば人でごった返すのだろう。

 

彼女が串焼き屋さんで食べたいとのこと。

店の名前は『BINBO』。

 

彼女が串を三本選ぶ。

生モノではないので大丈夫そうだ。

 

店に張られた写真(上部)は若いころの女将さん。

美人女将の店のようだ。

 

串3本で30,000VND(約180円)。

ラクサ(コリアンダー)の葉が付いている。

 

ネム・ヌオン、豚肉つくねのグリルがとても美味い。

 

サクッと食べると再び屋台を見て歩く。

鮨屋もある。

冷蔵されていない。

 

インドのパニ・プーリと日本の鯛焼きが同居している。

 

このお店は、ここに来た旅行者が必ず撮影するところ。

それにしてもリアル。

食べる人がいるのだろうか。

 

彼女が夜市で食べたいと言っていた、バン・チャン・ヌンの店を見付けた。

 

これはライスペーパーの上に溶き卵を塗り、その上に色々な具材を乗せて焼いたベトナム版の簡易ピザ。

価格は25,000VND(約150円)。

 

ハサミでジョキジョキと四つに切り分けて届く。

撮影前に彼女が一切れ取ってしまった。

ピザとお好み焼きの中間のような食べ物で、なかなか美味い。

 

「ホー・ティー・キー・ナイトマーケット」を出ると、先ほど軒先で雨宿りをしていたベーカリーに向かう。

雨宿りの間この店に次々と客が訪れていたので、彼女がここのパンを食べたくなったのだ。

フランス統治が長かったベトナムはパンが美味しい。

 

パンを二個購入。

パイナップルジャムパンは15,000VND(約90円)、バナナアーモンドケーキは25,000VND(約150円)。

お店の前でGrabの車を呼ぶと、次の目的地に向かうことにする。

彼女と過ごす、楽しいホーチミンシティの旅は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年10月初めのこと、彼女と過ごす楽しいホーチミンシティ旅行の続き。

”ホア・トゥック料理教室”でお腹がいっぱいになったので、暑くはあるが腹ごなしに街歩きを楽しむことにする。

 

ハイバーチュン通りをサイゴン川に向かって歩く。

右手に見えてきたのは、ホーチミンシティ劇場。

 

レロイ通りを右折すると、繁華街のドンコイ通りに出る。

今日はここは通り過ぎ、次のグエンフエ通りへ。

 

グエンフェ通りに来ると、高層ビルが見えてくる。

正面はビテクスコ・フィナンシャル・タワー。

68階建てで、49階にはホーチミンシティを見渡せるサイゴン・スカイデッキがある。

 

まず向かったのは、「カフェビル・カフェアパートメント」。

 

離れた場所からは良く目立つが、歩道に立って見上げるとこんな感じでここが「カフェアパートメント」だとわかりにくい。

 

オートバイが並ぶ暗い入り口を入ると、奥にはエレベーター。

でもエレベーターに乗るには3,000ドン(約18円)のチップが必要なので、現金の持ち合わせが少ない私たちは階段を利用。

 

各階を見て歩くことにする。

 

と言っても暑いので、彼女は2階でギヴアップ。

最初に見つけた『MERAKI CAFE』に入店。

 

店の天井は、アンブレラスカイならぬ、ノンラースカイ。

ノンラーはベトナム人(キン族)の伝統的な葉笠で、ラタニアの木の葉で作られている。

ノンが笠、ラーが葉の意味。

 

私はココナッツコーヒー、彼女はマンゴースムージー。

ココナッツコーヒーは65,000VND(約390円)、マンゴースムージーは忘れたが100,000VND(約600円)位かと思う。

どちらもキンキンに冷えていて美味い。

カフェは昨日の『コンカフェ』に続き2軒目だが、どちらも支払いは現金のみ。

やはり現金を少し持っていないとカフェ巡りはできないようだ。

 

テラスに出ると、眺望が開けている。

左側はビテクスコ・フィナンシャル・タワー。

サイゴン・スカイデッキが良く見えている。

右側はサンワタワー。

野村不動産が20%あまり出資しているオフィスビルで、施工は清水建設。

多くの日系企業が支店を置いている。

 

眼下には広いグエンフエ通り。

 

カフェで涼んだあとは、次の目的地に向かう。

ベトナムの街はオートバイやスクーターが溢れているので道を渡るのも命がけだし、歩道は駐車で埋まっているので歩きにくい。

 

彼女が行きたいと言っていた、ハムギー通りの「ナッティー・ハウス」。

「どうして地図も見ないでここに行きつけるのか不思議。貴方と一緒だと世界中どこに行っても迷わずに移動できるので嬉しい」と彼女。

はい、ちゃんと努力しているのです。

行き慣れた街、例えばロンドン、フランクフルト、ニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコ、イスタンブール、シンガポール、バンコク、ソウル、台北などであれば土地勘はあるが、それ以外の街に行くときは事前に地図を見て頭に刻み込んでいる。

 

ここはナッツの専門店。

色々な種類の色々な味付けのナッツが揃っている。

 

ここでお土産を幾つか購入。

 

次に向かったのは、カルメット通りの『メゾン・マルゥ・サイゴン』。

 

マルゥはベトナムで最も有名なチョコレートメーカー。

紹介はH.P.を引用。

「MAROU(マルゥ)はベトナムで生まれたビーン トゥ バー チョコレートメーカーです。 2人のフランス人がベトナムを旅する中で出会った、高品質なベトナム産カカオ。このカカオに惚れ込んだ2人が2011年に創業したのがマルゥです」。

 

入り口の横には、カカオロースター。

 

ベトナム内に11店舗を構えているがほとんどの店が商業施設内の販売店。

それに対し、この店は広くて商品が充実しカフェも備えている。

 

チョコレートケーキやアイスクリームも美味しそう。

 

彼女にテーブルを確保してもらい、私は飲み物と食べ物を購入。

ここはクレカが使える。

ここのチョコレートは高品質で、価格も日本のショコラトリーで買うチョコレートと大差なく高価なのでクレカが使えないと大変。

 

飲み物と食べ物をテーブルに運ぶ。

 

彼女のは、シグネチャー・マロゥ(左)。

価格は、90,000VND(約540円)。

私のは、ホームメイド・カシュー・ミルク(右)。

価格は、60,000VND(約360円)。

カシュー・ミルクは初めてなので飲んでみたが、豆乳のようで美味しくなかった。

 

彼女のスイーツは、ダーク・ムース。

価格は、120,000VND(約720円)。

 

私のスイーツは、ミックス・カップ・アイスクリームのラージ。

マルゥ・チョコレート・ボバと生クリームをトッピング。

価格は、85,000VND(約510円)。

 

生クリームもたっぷりで美味しい。

 

テーブルの上には、カカオの実。

『メゾン・マルゥ』でゆっくり飲み物とスイーツを楽しんで涼み、お土産を購入すると、Grabの車を呼んで次の目的地に向かう。

彼女と過ごす、楽しいホーチミンシティの旅は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年10月初めのこと、彼女と過ごす楽しいホーチミンシティ旅行での、”ホア・トゥック料理教室”の続き。

 

自分で作った生春巻きを食べ終えると、次の料理、バナナの花とチキンのサラダに取り掛かる。

まずはニンジンの下ごしらえ。

 

波形包丁で飾り千切り。

 

続いてはバナナの花。

 

先生が皮の剥き方を教えてくれる。

 

このバナナの雌蕊を食べるのかと思ったら、これは捨てて下さいとのこと。

 

まるでタケノコの皮みたいにどんどん剥いていくと、赤い色がだんだん薄くなってきた。

 

丁度このくらいの色合いのものが美味しいのだそうだ。

 

ライムの汁を搾りこんだ水に漬け、酸化変色を防ぐ。

 

サラダの他の材料は既に先生方が下ごしらえしてくれている。

 

カップに材料を入れる。

茹でたチキン。

ニンジンの千切り。

玉ねぎの千切り。

バジルとミントの葉。

そしてバナナの花。

茹でたチキンは身を細かくちぎる。

 

先に作っておいたドレッシングを和える。

ドレッシングの材料は以下のとおり。

ニョクマムを2匙。

ライムジュースを1/4個分。

砂糖を2匙。

赤唐辛子のみじん切りを少々。

すり下ろした生姜を1匙。

 

材料をよく混ぜ合わせて出来上がり。

 

皿に盛り付け、お隣のテーブルに移って試食。

バナナの花が少し硬く、もう少し細く切った方が良いようだ。

味はとても良いので、このドレッシングを家でも試してみようと思う。

ニョクマムを買って帰らなければだ。

 

三品目の料理は、シーフード春雨炒め。

 

先ずはニンニクのみじん切りを炒める。

 

次に烏賊と海老を投入し、炒める。

 

更に、ニンジン、タマネギ、青梗菜を炒める。

火が通ったところで、醤油1匙、砂糖1匙、黒胡椒、オイスターソース1.5匙を入れ、味を調える。

最後に、茹でた春雨を入れてよく混ぜて出来上がり。

茹でた春雨は手早く炒めないとフライパンに張り付いて焦げてしまう。

皆さん結構苦戦されている。

 

皿に盛り付け、パクチーを乗せて完成。

これも先生から上手と褒められる。

 

隣のテーブルに移り、試食。

この三つの料理でお腹はかなりいっぱい。

 

食後のデザートは、バナナクレープ。

これは先生たちが作ってくれたもの。

中にはバナナの花ではなく本物のバナナが入っている。

 

最後に、今日作った料理のレシピ集が配られ、料理教室は終了。

先生たちの英語はとても綺麗でわかりやすく、説明も丁寧で楽しい料理教室だった。

”ホア・トゥック料理教室”は日本からネットで予約しておいた。

タンディン市場ツアー込みで、二人で約11,000円。

ツアー無しだと少し安くなる。

予約サイト毎に価格が異なり、高いサイトだと二人で15,000円くらいになるので要注意。

 

いただいたレシピを見れば料理を再現することができるが、バナナの花は日本では入手が難しいだろう。

と思って調べたら、千葉県富津市の房総バナナというところが販売していた。

丸いのは、『ホア・トゥック』のコースター。

 

コートヤードに出る。

奥には、バインミー屋さん。

料理教室にご一緒した韓国人の家族がバインミーを買っている。

でも私たちはお腹がいっぱい。

次の目的地に腹ごなしに歩いて向かうことにする。

彼女と過ごす、楽しいホーチミンシティの旅は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年10月初めのこと、彼女と過ごす楽しいホーチミンシティ旅行の続き。

 

タンディン市場を出て、料理教室の先生と一緒に向かったのは、「ザ・マニュファクチュア・コートヤード」。

 

この中に、ベトナム料理の名門レストラン、『ホア・トゥック』が運営する料理教室がある。

 

ここはフランス統治時代のアヘン工場の跡地なのだそうだ。

 

左奥に『ホア・トゥック』。

 

その向かい側に料理教室の建物がある。

 

一階は調味料などの物品販売コーナー。

 

二階に料理教室がある。

こちらのテーブルで調理をし、料理が出来上がると左隣のテーブルに移動し、食べるというシステム。

今日は三品の料理を作ることになっている。

 

今日の参加者は、子供二人を含めて10人。

日本人が7人、韓国人が3人という構成で、日本人が多いのに驚く。

 

エプロンをかけ、やる気満々で調理に取り掛かる。

 

教室の先生方が準備してくれた食材がテーブルに並ぶ。

 

ライスペーパー、茹でた米麺、豚、海老、ニョクマム、砂糖、生姜。

 

包丁、ピーラー、飾り切り包丁。

この包丁、切れない。

怪我をしないようにわざと切れないものを用意しているのだろう。

 

最初の料理は生春巻き。

具材は全て先生が用意してくれているので、調理すると言ってもライスペーパーで巻くだけ。

ライスペーパーに指で水を馴染ませる。

 

レタス、ハーブ、米麺、豚肉を乗せ、左右を折り畳み、一回転巻く。

 

次に海老と韮を乗せ、最後まで巻き上げて完成。

 

先生から一番上手と褒められる。

でも、海老を置く位置が悪かったようで、海老が透けて見えない。

 

彼女は具材を詰め込み過ぎてかなり太めだが、海老が綺麗に見えている。

 

自分で作った生春巻きを持って隣のテーブルに移動し、試食開始。

 

ピーナッツソースも作りたかったが、作り方を書いたレシピをあとでいただいた。

この生春巻き、かなり美味しく出来ている。

 

タンディン市場で買ってきたフルーツも出される。

 

ランブータンは大好き。

 

リュウガンも美味い。

 

味わいはリュウガンに似ているが、実が房になっているのはランサット。

彼女と過ごす、ホーチミンシティでの楽しい料理教室は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年10月初めのこと、彼女と過ごす楽しいホーチミンシティ旅行の続き。

 

三日目の朝はタンディン市場のツアーから始まる。

今日はベトナム料理教室に参加するので、その前に教室の先生が市場を案内してくれている。

 

ここはお米屋さん。

もちろん米は長粒米。

 

山盛りにすると粒が揃うようで、とても綺麗に並んでいる。

この一番高価な米は炊くと良い香りがするジャスミン米。

 

豆屋さんも見ていて楽しい。

 

乾物屋。

干し海老も美味しそう。

 

ガザミも売られている。

ベトナム料理でもガザミ(ワタリガニ)は人気のメニュー。

 

鰻を見付けた。

日本では、アカとかチャと呼ばれる色の鰻だ。

 

これは何という魚なのだろう。

ベトナムでは一般的な、鯰の一種のバサ(カバサ)なのだろうか。

 

お隣には皮をむかれた魚。

 

こちらは輪切りにされて煮られている魚。

ピリ辛で美味しそうだ。

 

料理教室の先生が丁寧に説明してくれるが、魚の名前は聞いてもわからない。

 

サワガニのような蟹も売られている。

サワガニは日本固有種なので違う種類と思うが、唐揚げにすると美味しそうだ。

 

ここは貝屋さん。

 

多種多様な貝が並ぶ。

 

肉屋もある。

新鮮な肉なのだろうが、この暑さの中で冷蔵もせずに大丈夫なのかと不安になる。

 

これは豚の血を固めたもの。

左のビニール袋には新鮮な血。

すぐ近くの屠畜場から運ばれてきているのだそうだ。

 

モツも色々売られている。

 

市場の外のテントは野菜売り場。

 

野菜の種類が豊富。

これだけの量を一日で売り捌くのだろうか。

 

りゅうきゅう(中央の緑の茎)を見付けた。

これは高知で初めて食べた野菜で、サトイモ科のハスイモの茎。

この写真を高知のかずみさんに速攻で送る。

「高知は日本のベトナムということですか」と返信。

 

これは茄子の原種なのだそうだ。

真っ白でピンポン玉くらいの大きさ。

 

ここには綺麗に皮を剝かれたココナッツ。

 

先生がバナナの花を手に取り説明してくれる。

 

皮の内側にあるのが雌蕊で、これが成長してバナナの房になる。

次の皮の中にも同じく雌蕊があり、この花がどんどん伸びて垂れ下がり、房がいっぱいぶら下がることとなる。

 

果物屋さんには南国のフルーツが並ぶ。

ザクロは大きく美味しそう。

柿も並んでいるが小振りであまり美味しそうにない。

料理に使うのだろうか。

先生はここでランブータンなどを購入。

これでタンディン市場のツアーは終了。

先生と一緒に車で料理教室に向かいます。

 

 

 

 

 

 

昨年9月末~10月初めのこと、彼女と過ごす楽しいホーチミンシティ旅行の続き。

 

ベトナム伝統料理の名店、『ニャー・ハン・ゴン』でランチを済ませると、ベンタン市場に向かう。

 

ここはホーチミンシティ最大の市場で、生鮮食料品から衣料、雑貨、お土産まで何でも揃う。

 

北口から入り、一度南口に抜ける。

南口が正面入り口で、ここには時計台がある。

でも南口のすぐ前からでは時計台が見えない。

これ以上後ろに下がり歩道からはみ出すと、車かオートバイにはねられる。

ベトナムの車は人が居ても止まってくれない。

 

もう一度市場の中央に戻り、今度は西口へ。

目的の場所は西口を出て道を渡ったところにある、両替所。

”MAI VAN”と”HA TAM”の交換レートがお得なのだ。

私たちはMAI VANで交換。

 

向かい側には、”HA TAM”。

ベトナムの通貨、ドン(VND)を手に入れたので、次の目的地に向かう。

 

果物屋さんにはランブータンやドリアンが並ぶ。

「ドリアンを買って部屋で食べようか」と私。

「部屋が臭くなるから嫌」と彼女。

 

向かったのは、マッサージ屋さん。

宿泊ホテルにもSPAがあるが、評判の良いSPAは別に予約している。

ここは、ホテルのコンシェルジュに教えてもらった、質の良いマッサージ屋さん。

 

今日はいっぱい歩いたので、フットマッサージで脚を癒す。

1時間の施術で、二人で500,000VND、チップが100,000VND、合わせて600,000VND(約3,600円)。

 

ベトナムのマッサージ屋さんはネイルサロンも兼ねているところが多い。

 

フットマッサージを楽しんでいたら、外は既に暗くなっている。

昨夜の睡眠不足がたたり、この日は夕食もパスして二人とも爆睡。

 

一夜明けた三日目の早朝、ホテルのレストランへ。

今日は朝早く市場に行くので、レストランが開く06時30分に朝食をとることにした。

 

早朝のレストランはひっそりと静か。

 

今朝もフルーツでスタート。

パッションフルーツジュースとヨーグルトも欠かせない。

 

ドラゴンフルーツ、パッションフルーツ、ウォーターメロン。

 

そして、フォー。

本来、フォーは朝食メニュー。

 

昨日は平たい米麺のフォーで、今日は中華麺。

麺と具材は毎日変わるようだ。

このスープがとても美味い。

 

デニッシュペストリーにはチョコレートソース、カップケーキは濃いピンク色、チョコレートブラウニーにはナッツ入り。

コーヒーと共にいただき、朝食を〆る。

 

朝食を終えると、Grabの車を呼び、目的地に向かう。

朝の幹線道路はオートバイの洪水。

 

07時35分にタンディン市場に到着。

今日は09時からベトナム料理教室に参加の予定。

その前に、料理の先生の案内でタンディン市場ツアーがあるのだ。

集合は07時50分、前日に待ち合わせ場所を確認しておいたので安心して待つことができる。

 

タンディン市場の入り口は布地のお店が並び食料品は見えないが、奥に肉や魚や野菜・果物の売り場があるそうだ。

 

料理教室の先生と合流し、市場ツアーが始まる。

綺麗な英語なのでわかり易い。

 

ここには飲食店が並ぶ。

先生の説明を注意深く拝聴。

質問にも丁寧に答えてくれる。

タンディン市場ツアーの楽しい朝は続きます。

 

 

 

 

 

昨年9月末のこと、彼女と過ごす楽しいホーチミンシティ旅行の続き。

「コープマート」でお買い物を済ませると、再びGrabの車でホテルに戻る。

荷物を置くと、歩いてランチのお店に向かう。

 

遅めのランチに向かったお店は、ベトナム伝統料理の名店、『ニャー・ハン・ゴン』。

 

入り口はとても華やか。

 

係の人に案内され、入り口近くにもテーブルはいっぱいあるのだが、数段の階段を上り奥へどんどん進む。

 

ここで通路は左右に別れ、左右にはダイニングルーム。

 

案内されたのは、左側の部屋。

 

窓に面した広いテーブルに案内される。

 

入口側の部屋を見渡せる窓に面したテーブルは明るく居心地が良い。

入口側にも多くの客。

 

飲み物を注文。

彼女が選んだのは、トロピカル・テイストというカクテル。

使われているのは、ウォッカ、コアントロー、パッションフルーツ、金柑、砂糖、タバスコ、そしてレモングラス、ラクサ(コリアンダー)、赤唐辛子、ミント。

価格は、200,000VND(約1,200円)。

 

グラスの縁に赤唐辛子が挿されていたが、私が撮影のためにグラスを動かしたときに落としてしまった。

 

私はサイゴンビール、スペシャル。

価格は、60,000VND(約360円)。

サイゴンビールにはスペシャルとプレミアムがあるが、スペシャルの方が値段が高い。

 

最初の料理はゴイ・クオン。

海老、豚、生野菜、米麺ブンなどが入った生春巻き。

価格は、35,000VND(約210円)。

スイートチリソースとピーナッツソースが一緒に届く。

 

随分光り輝いていると思ったら、ビニールでラップされていた。

何も言わなくても二つにカットされて出されるサービスが嬉しい。

それにしても大きい。

二個頼もうと思ったが、「まず一個だけ頼みましょう」という彼女の意見に従って良かった。

 

チャー・ヨー、豚と蟹の揚げ春巻き。

ハーブとバーミセリ(ヴェルミチェッリ)付き。

価格は、120,000VND(約720円)。

 

この揚げ春巻きも大きく、中には豚のひき肉、蟹肉、キクラゲ、春雨がぎっしり。

ソースは撮影を忘れたが、ニョクマムとハーブのソース。

 

トム・スー・ハップ・ヌオック・ズア。

海老のココナッツジュース蒸し。

添えられているのはラクサの葉。

 

大きな海老が6尾。

価格は、280,000VND(約1,680円)。

 

フレッシュな海老は香りも良く美味い。

ココナッツジュースで蒸すと、身が柔らかくなるのだそうだ。

 

ココナッツの実の中には、果肉がたっぷり入っている。

 

ココナッツの果肉を削り取って食べても美味い。

 

何時も健啖家の二人なのだが、今日はお腹が全く空いていない。

でも水分は撮った方が良いので、飲み物をお代わり。

私はサイゴン・スペシャルをもう一本。

彼女はパイナップルスムージー、価格は100,000VND(約600円)。

 

食後はレストラン内を探検。

奥には小さなプール、その先には東屋風のテーブルも。

 

色々なところに厨房があり、それぞれ役割分担がされているようだ。

 

ここはフルーツジュースバー。

 

ランチ時間が終わり、店内の客も少なくなってきた。

 

この赤い壁の奥にも厨房があるようだ。

美味しいランチに満足し、店を後にする。

彼女と過ごす、ホーチミンシティの楽しい旅は続きます。