秋の休日は友人たちと鎌倉散策、ラ・ノスタルジアでアルゼンチン・ワイン&じゃんで日本ワイン 3 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

10月のある休日、友人たちと過ごす楽しい鎌倉散策の続き。

メンバーは、この会を企画してくれたmayuさん、そして、しづちゃん、naonaoさん、私。

 

海岸通りを長谷から御成町方面に歩いていると、可愛い赤ちゃんを抱いた若いマダムに遭遇。

あまりに可愛いので話しを聞くと、お父さんはアルゼンチン人なのだそうだ。

ラグビーワールドカップではアルゼンチンと日本とどちらを応援したかなどの話しでも盛り上がる。

 

マダムが立っていたのは、アルゼンチン料理のお店、『ラ・ノスタルジア』の前。

マダムとご主人のお店なのだそうだ。

そこで目的のお店に行く前に、ここで少し休むことにする。

 

店内にはアルゼンチンのグッズのディスプレー。

 

店内で食べることもできるが、テイクアウトやデリバリーが中心のお店のようだ。

自家製エンパナーダが美味しそう。

ブラジル料理のパステルと似ている。

 

アルゼンチン・ワインで乾杯。

しづちゃんはシャルドネ、mayuさんはトロンテス、私はマルベック。

naonaoさんは紅茶を飲まれている。

 

ナスのマリネ。

これが美味い。

四人で作り方をあれこれ詮索。

ガーリックやエストラゴンなど、ハーブがよく効いている。

 

お店一押しのワインは、エル・エステコ、オールド・ヴァイン、1946、マルベック。

1946はぶどうを植樹した年。

ボデガ・エル・エステコはカルチャキ・ヴァレーにある大手の造り手で、保有する畑は700haを超え、ぶどう栽培はアルゼンサート認定のオーガニック。

次回ここに来ることがあれば、飲みたいと思う。

サクッと飲むと、予約しているお店に向かうことにする。

 

mayuさんが予約してくれたお店は、『日本ワイン酒場 じゃん』。

 

ここは日本ワインをグラスで色々楽しめるお店。

間借り店舗なので一年限りの営業。

(営業期間は2023年4月~2024年3月でしたので現在は既に閉じ、『日本ワイン店じゃん』として新店舗で営業しています。)

 

お店に入ると、私は化粧室を借りてお色直し。

散策用の気軽な服装から、バックパックにシャンパーニュと共に入れて持ってきたシャツとジャケットに着替え、ディナーモードに切り替え。

さて、ワインを選ぶことにしよう。

 

料理も魅力的だが、このあとにディナーのお店をmayuさんが予約してくれているので、ここではおつまみ程度に控える。

 

mayuさんのワインは、長野県塩尻市のドメーヌ・コーセイ、401、キキョウガハラ・メルロー、2021年。

メルローの産地シリーズで、401が桔梗ヶ原、503が塩尻、601が信州。

 

naonaoさんのワインは、山梨県甲州市のまるき葡萄酒、ラ・フィーユ樽、マスカットベーリーA、2021年。

完熟ぶどうを用い、樽熟成させたワイン。

 

しづちゃんのワインは、長野県高山村の信州たかやまワイナリー、シャルドネ、2020年。

樽熟成された、長期熟成型のシャルドネ。

 

私のワインは、山形県上山市のウッディ・ファーム&ワイナリー、ソーヴィニヨン・ブラン、2020年。

僅か0.6haの畑の小さなワイナリーが造る、高品質のワイン。

セパージュは、ソーヴィニヨン・ブラン90%、プティ・マンサン10%。

 

4人で乾杯。

赤がどちらも2021VTなのに対し、白がどちらも2020VTというのが面白い。

 

真鯛とみょうがの梅春巻き。

 

メニューには、この料理は私が飲んでいるソーヴィニヨン・ブランに合うと書かれている。

 

山椒香るレバーペースト。

これは白、赤、どちらにも合うとのこと。

 

山椒が強すぎるとワインに合わないが、ほのかな香りなのでワインの香りを邪魔しない。

友人たちと過ごす、鎌倉での楽しい午後は続きます。