秋の休日は友人たちと鎌倉散策、御霊神社そして由比ヶ浜でシャンパーニュ、鎌倉 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

友人たちと鎌倉で過ごす楽しい休日の続き。

メンバーは、企画してくれたmayuさん、そしてしづちゃん、naonaoさん、私。

 

極楽寺坂切通を下ると、御霊神社(ごりょうじんじゃ)に向かう。

近くに長谷寺や高徳院(鎌倉大仏)もあるが、何度も訪問しているので今回はスキップ。

鳥居の真ん前には江ノ電の線路。

 

踏切の階段を上ろうとすると警報機が鳴り、遮断機が下りた。

そして木陰から唐突に電車が顔を出す。

 

手を伸ばせば電車に手が届きそうだ。

 

電車は民家の谷間に吸い込まれるように通り過ぎていく。

 

このトンネルの向こうは、先ほど訪問した極楽寺。

ということはこの線路を通ったのだが、その時は御霊神社の鳥居に気付かなかった。

 

小さいがとても格式を感じさせる社殿。

今の社殿は1913年に建てられたのだそうだ。

 

龍は頭だけでなく、胴体まで一本の木から彫り出されている。

 

鳥居の横には巨大なタブノキ。

樹齢推定350年で、鎌倉市の指定天然記念物。

 

御霊神社を出ると、再び歩を進める。

鎌倉名物夫婦饅頭で有名な「力餅家」には行列。

 

近くのお店、「考太郎」で、しづちゃんが一口あっぷるぱいを買ってくれた。

歌舞伎役者の名前と同じかと思ったら、片岡孝太郎(たかたろう)さんとは字が違い、読み方も”こうたろう”。

 

これは美味い。

散策で疲れた身体にこの甘さが沁み入る。

 

次に立ち寄ったのは三留商店。

 

ここには世界各地の食品が揃う。

車で買物に来たいお店だ。

 

ショーウインドーに置かれた大変なものを見付けてしまった。

波照間島の波照間酒造所が醸す幻の泡盛、泡波の升升半升(益々繁盛)ボトルが置かれている。

一升+一升+半升で合わせて4,500ml入りの巨大ボトル。

お値段は、49,500円。

 

以前、海の桜さんからいただいた泡波を飲んだ時の詳しい記事は、こちら。

 


次に立ち寄ったのは、由比ヶ浜の西端、鎌倉海浜公園坂ノ下地区。

 

10月末とはいえ暖かな日なので、浜辺でのんびりする人も多い。

 

防波堤の足元にmayuさんと私が持参した二枚のレジャーシートを敷く。

そして私がバックパックから取り出したのは、冷えたシャンパーニュ。

保冷剤を詰めて持ってきた。

 

ジャン・ピエール・ボードゥアン、キュヴェ・セレクション、ブリュット、ブラン・ド・ノワール。

コート・デ・バールのメゾンで、セパージュはピノ・ノワール100%。

 

私自身初めて飲む銘柄なので、このミュズレはコレクションに加えることにする。

 

mayuさんが音叉のようなものを取り出したので何かと思ったら、ワイヤーカッター。

逗子の人気のマフィン、fujiko muffinのおからマフィンをわざわざ逗子まで行って買い、持ってきてくれたのだ。

 

ブルーベリー・マフィンとフィグ・マフィン。

どちらも素晴らしく美味しい。

 

四人で乾杯。

このグラスもmayuさん持参。

波の音を聴きながら、青空の下で飲むシャンパーニュは最高に美味い。

 

色々お話ししながら、浜辺でまったり過ごす。

でものんびりし過ぎたようで、だんだん潮が満ちてきた。

そろそろ次の目的地に向かうことにする。

 

海岸通りに出ると、鎌倉駅方面に向かって歩く。

ここは醸造設備を備えた、『Kamakura Winery』。

店内を覗くと、世界の銘醸ワインも飲むことができるようだ。

 

『かまくら小花寿司』は伊集院静さんがお気に入りのお寿司屋さんなのだそうだ。

伊集院静さんはこの散策の約一か月後、2023年11月24日に他界されてしまった。

ご冥福をお祈りいたします。

友人たちとの楽しい鎌倉散策は続きます。