友人たちと鎌倉で過ごす楽しい休日の続き。
メンバーは、企画してくれたmayuさん、そしてしづちゃん、naonaoさん、私。
極楽寺坂切通を下ると、御霊神社(ごりょうじんじゃ)に向かう。
近くに長谷寺や高徳院(鎌倉大仏)もあるが、何度も訪問しているので今回はスキップ。
鳥居の真ん前には江ノ電の線路。
踏切の階段を上ろうとすると警報機が鳴り、遮断機が下りた。
そして木陰から唐突に電車が顔を出す。
手を伸ばせば電車に手が届きそうだ。
電車は民家の谷間に吸い込まれるように通り過ぎていく。
このトンネルの向こうは、先ほど訪問した極楽寺。
ということはこの線路を通ったのだが、その時は御霊神社の鳥居に気付かなかった。
小さいがとても格式を感じさせる社殿。
今の社殿は1913年に建てられたのだそうだ。
龍は頭だけでなく、胴体まで一本の木から彫り出されている。
鳥居の横には巨大なタブノキ。
樹齢推定350年で、鎌倉市の指定天然記念物。
御霊神社を出ると、再び歩を進める。
鎌倉名物夫婦饅頭で有名な「力餅家」には行列。
近くのお店、「考太郎」で、しづちゃんが一口あっぷるぱいを買ってくれた。
歌舞伎役者の名前と同じかと思ったら、片岡孝太郎(たかたろう)さんとは字が違い、読み方も”こうたろう”。
これは美味い。
散策で疲れた身体にこの甘さが沁み入る。
次に立ち寄ったのは三留商店。
ここには世界各地の食品が揃う。
車で買物に来たいお店だ。
ショーウインドーに置かれた大変なものを見付けてしまった。
波照間島の波照間酒造所が醸す幻の泡盛、泡波の升升半升(益々繁盛)ボトルが置かれている。
一升+一升+半升で合わせて4,500ml入りの巨大ボトル。
お値段は、49,500円。
以前、海の桜さんからいただいた泡波を飲んだ時の詳しい記事は、こちら。
次に立ち寄ったのは、由比ヶ浜の西端、鎌倉海浜公園坂ノ下地区。
10月末とはいえ暖かな日なので、浜辺でのんびりする人も多い。
防波堤の足元にmayuさんと私が持参した二枚のレジャーシートを敷く。
そして私がバックパックから取り出したのは、冷えたシャンパーニュ。
保冷剤を詰めて持ってきた。
ジャン・ピエール・ボードゥアン、キュヴェ・セレクション、ブリュット、ブラン・ド・ノワール。
コート・デ・バールのメゾンで、セパージュはピノ・ノワール100%。
私自身初めて飲む銘柄なので、このミュズレはコレクションに加えることにする。
mayuさんが音叉のようなものを取り出したので何かと思ったら、ワイヤーカッター。
逗子の人気のマフィン、fujiko muffinのおからマフィンをわざわざ逗子まで行って買い、持ってきてくれたのだ。
ブルーベリー・マフィンとフィグ・マフィン。
どちらも素晴らしく美味しい。
四人で乾杯。
このグラスもmayuさん持参。
波の音を聴きながら、青空の下で飲むシャンパーニュは最高に美味い。
色々お話ししながら、浜辺でまったり過ごす。
でものんびりし過ぎたようで、だんだん潮が満ちてきた。
そろそろ次の目的地に向かうことにする。
海岸通りに出ると、鎌倉駅方面に向かって歩く。
ここは醸造設備を備えた、『Kamakura Winery』。
店内を覗くと、世界の銘醸ワインも飲むことができるようだ。
『かまくら小花寿司』は伊集院静さんがお気に入りのお寿司屋さんなのだそうだ。
伊集院静さんはこの散策の約一か月後、2023年11月24日に他界されてしまった。
ご冥福をお祈りいたします。
友人たちとの楽しい鎌倉散策は続きます。

























