ブロンプトンで南会津の秘湯へ行ってきた。その壱　復活の湯

ブロンプトンで秘湯へ行こうリターンズ。ブロンプトンで南会津の秘湯へ行ってきた。

浅草駅を6時半に出て2時間半、会津高原尾瀬口駅に到着した。南会津の玄関口である。

バスに乗り継いで50分、木賊口（とくさぐち）バス停で下車して、そこからブロンプトンで自走だ。

目指すは木賊温泉（とくさおんせん）の岩風呂、秘湯マニアの間で常に上位にランキングされる足元湧出の名湯だ。ここから木賊集落までは6キロの登り道となる。標高差は約160メートルだ。まあ大したことない。

1分でも長く名湯を味わいたいと思い、（自分としては）全力走行した。そのせいか思ったより早く着いた。さあ汗を流そう。

4月の川の大増水で共同湯の建屋がすべて流失して岩風呂も厚い砂礫に埋めつくされてしまったらしいのだ。木賊集落の方々のご尽力で、岩を穿ってできた歴史ある足元湧出風呂だけはなんとか復活したと聞いてやってきた。

これはひどい！岩とコンクリートの基礎部分以外なにも無いくなっている

しかしながら、湯舟の方は完ぺきだった。砂礫はすべてとり除かれてキレイになっていた。短期間でここまで復元・整備された地元の方々には感謝しかない。

足元湧出も以前の通りだ。アツ湯がブクブクと湧き出ている。

建屋がなくなってしまったことは大変残念だ。

が、本日のように天気の良い日には、陽の光がさんさんとふりそそぐ川原の岩風呂は、ある意味、遠い昔、木賊岩風呂がつくられた頃の野天風呂の風情を彷彿とさせる。これも野趣があってなかなか良いではないか。極楽極楽。

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