ブロンプトンで信州の秘湯へ足慣らしに行ってきた。

ブロンプトンで秘湯へ行こうリターンズ。東京都のGOTOトラベル解除前に気が早いようだが、早朝に都内を出て、長野県の山奥に来ている。

本日は関東全域で雨予報。山梨も雨。静岡も雨。東北も雨。コロナ以前に雨でブロンプトンでお出かけができない・・・と思ったら、なぜか長野市は快晴の予報。よくある間違えかと思って、天気図を子細に眺めてみたら、たしかに長野県の北信エリア（と新潟県）はうまい具合に前線に引っかかっていないようだ。

晴れを買うのだと思えば交通費も惜しくない。そうだ信州の秘湯、行こう。ブロンプトン秘湯の趣旨にのっとって日帰りで。というわけで、新幹線→長野電鉄で、いきなり湯田中駅へやってきた。

都道府県をまたぐ移動の自粛が解除されているとはいえ、感染防止に十分留意するとともに、地元の方々のご心配にも十分に配慮してロープロファイル且つ県外者へのお願い等を遵守して慎重に行動することにする。

北信エリアは秘湯銀座ともいえる地域である。湯田中、渋、地獄谷、野沢温泉等が有名だが、本日最初に目指す目的地は無名のひなびた秘湯である。

青空にコスモス。秋の気配だ。

急坂を大汗をかきながら登っていくと、見えてきた。

角間温泉は蓮如の発見と伝わる（ということは１５世紀から５００年の歴史）。古くより湯治向けの名湯として知られ、療養に訪れる客も多いという。林芙美子、吉川英治、横山大観などの文人も訪れた。

共同湯が大湯、滝の湯、新田の湯の三か所あり、左にある商店で入浴券を購入すれば入れてもらえる筈だった。

ところが、この４月から外来入浴ができなくなっていた。集落にはご高齢者も少なくないので已む無しと思われる。

大湯の向かいにある福島屋旅館の女将さんを折よく見かけたのでお伺いすると、やはりそういうことらしい。あきらめるしかない。

ここからだとブロンプトンで行けば１５分もかからない距離に、何回か訪れたことのある渋温泉があり、大湯という共同湯だけは外来者の日帰り湯も大丈夫な筈だ。渋の旅館組合に電話してみると、やっている／外来者もOKという。

久々に渋の大湯に行くとするか・・・。待てよ、折角なので未だ行ったことのない例の温泉に行ってみようか。ここからだと山の反対側にあるので、いったん下界に降りると登り返しが相当きついが。

[走行データ]

距離 39.17 km

高度上昇 536 m
高度下降 728 m
最低高度 400 m
最高高度 780 m　（目的地の秘湯）
消費カロリー 1,101 C

北信エリアの秘湯

秘湯全般