呼吸から学ぶ
呼吸は産まれた時から死ぬまで絶えることなく行うものです。
そんな呼吸を観察してみると呼吸と生き方のつながりを感じました。
呼吸というのは吸息と吐息で成り立っています。
そしてヨーガの呼吸では、吸息よりも吐息を長くするようにします。
これにはいくつか理由があるのでしょうが、
吸息ではわずかにですが身体に緊張が入ります。
その緊張を吐息により緩和されるというのも理由の一つにあると思っています。
それとインドのバーバ先生が、
‘与えられたものの方が多くなってはいけない’
とおっしゃられていた言葉も思い出されます。
人間、得るものが多いと、リラックス状態より緊張状態の方が多くなり、
心身の健康が崩れてきます。
事足りるもの以上を身に付けてしまうとそれだけ負担がかかり、
器には収まりきれなくなってしまいます。
よって吐息=奉仕をしてその器の中を減らし、
また新鮮なものが入るスペースを確保しておかなければなりません。
一般的には、吸息=得ることを大事に考え生活します。
しかし実は、吐息=与えることを軸とし、
この作業がきちんと行われることにより、
自然と「吸息=得る」ということが付いてくるのですよね。
健全な呼吸は、静かに滑らかにゆっくりと行わなければなりません。
無理強いな奉仕ではなく、ゆったり、リラックスして行うのが健全なる行動であり、
得ることばかりを考える‘競存生活’ではなく、
与えることを軸とする‘共存生活’こそが、
穏やかな静かな健全な呼吸のように、豊かな生活というものなのではないでしょうか。
呼吸は、自然の流れそのものなのですね。
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オーダー・ハンド・メイドの靴(はきもの工房うえの)
うちの教室に通っていただいている生徒さんの中で上野さんという靴職人の方がいらっしゃいます。
ご自宅に工房を構え、オーダー・メイドではきものを作り、
また靴作り教室も開催されています。
オーダー・メイドの靴というとお金持ちの世界にしか存在しない贅沢品のように思えますが、
上野さんの作る靴は、そんな肩の力が入った、デザイン重視のものではなく、
自分の足にあった気持の良い、歩きやすい靴を作られているようです。
上野さんの話では、自分の足にあった靴は、体の健康にもつながるのでとか。
そして突き詰めていくと、市販の靴で、本当に自分の足に合う靴を探すのは見つかりにくいとのことです。
それはそうですよね、
足の形は千差万別、十人十色、
自分の為に作られたものではないからフィット感がなかなか生まれないのは当然でしょうね。
もちろんオーダー・メイドですから、一般の市販の靴と比べると値段は張ります。
ただ上野さんのお話では、一度オーダー・メイドで作った靴は、
半永久的に履けるし、アフターのメンテナンスもきちんと行うので安心できるとのことです。
そして一度足の木型を取ってしまえば、それをずっと使えるので、
二作目からは、その分安く制作出来るそうです。
上野さんはご夫婦でクラスにいらしていますが、
お二人ともいつも味のある魅力的なはきもので来られます。
そんな上野さん、現在は、北区十条のcafe「リトルコ 」にて個展を開かれております。
当教室にもご案内ハガキがあります。
私も一度お邪魔しようと思っております。
そして工房の方にも気軽に遊びにいらして欲しいとのことですので、
オーダー・ハンド・メイドのはきものに興味のある方は是非いかがでしょうか。
サンダルもしっかりとしたレザーで作ってくれます。
自分の足に合わせた自分のはきもの、履いてみたいものですね!
「はきもの工房 うえの 」
東京都板橋区富士見町6-6
03-6272-4145
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10/10 ヨーガ・スペース・ビージャの開校式に行ってきました!
10/10(月)の祭日は、
静岡県三島にオープンしたヨーガ・スタジオ「ヨーガ・スペース・ビージャ 」の開校式でした。
こちらのスタジオはY.L.S.三島校になり、当スタジオとは姉妹校となります。
主催は、以前このブログで紹介しました加藤照美先生。
私とは、ヨーガ・インストラクター養成コースの同期で、付き合いは6年目になります。
加藤先生とは、その後も2度一緒にインドに行ったりと、
当時20数名いた養成コースの仲間でもいまだに最も頻繁に交流のある方です。
とても勉強熱心な方で、週2回は東京に足を運び、
成瀬先生のレッスンに参加したり、
現在行われているY.L.S.主催ヨーガ・インストラクター養成コースにサポートとして参加しています。
私なんかは、先日三島に一回行っただけで、随分遠いなと思ったのですが、
それを毎週2~3回疲れたの一言も漏らさず足を運ぶのですから本当パワフルな方です。
そんな加藤先生の努力が実を結んでのスタジオなのでしょう!
両側から風が抜ける大きな窓、
下はじゅうたん、これが川崎あきこ先生が主催している
インド・リシケーシの「マンガラン・ヨーガ・ピート」を思い出させる雰囲気。
部屋もさっぱりと広く、とても良い雰囲気でした。
その中で夕方5時からマントラを唱え、静かに坐る。
とても良い空気が流れた開講式でした。
ここに通われている生徒さんも大勢参加され、
その生徒の方々を拝見していると、加藤先生の人柄がとても表れていました。
きっと三島の方々にとって楽しい、素晴らしいヨーガ・スペースになることでしょう。
静岡県三島に新たなヨーガ学びの場が誕生しました!
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本日の寛ぎの時間
今日は、「本日の呼吸法から瞑想へ」についてではなく、
本日の寛ぎの時間について記します。
最近、近所にお気に入りの喫茶店を見つけました。
古い、小さな喫茶店です。
中に入ると特別きれいに掃除されている感はないのですが、
椅子に座った瞬間なんとなく落ち着く感じがあります。
そしてコーヒーにもこだわりがあるようで厳選したコーヒーがメニューに並んでいます。
お店に行くと誰もいないか、一人静かに本を読んでいる方がぽつんといるかというお店。
そしていつもとても心地の良い音楽が薄く流れています。
この前、店主にこれは何のアルバムですか?と聞いたら‘有線です’と答えられ、
アルバムなら同じものを購入したかったのにと残念な思いをしたくらい
いつも気の利いた音楽が流れています。
これもまたこのお店に行く楽しみの一つでもあります。
そして今日も入るやいなや、なんとももの哀しげな音楽が流れているではありませんか。
いつもはジャズなのですが、今日は映画音楽だというのがすぐに分かりました。
それも聴いた事のある音楽だからです。
この曲はなんだったっけな?
とコーヒーをオーダーし、そして運ばれてくるまでにずっと考えていました。
そしてこの曲を聴きながらコーヒーを飲むとまたなんとも美味しく、
とても癒される空間に包まれるのです。
「ベニスに死す」?
「思い出の夏」?
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」?
う~ん、どれも違うような気がする、
そう考えながらも心には音楽が沁みて感動してしまっている。
あ、そうか!
「ニュー・シネマ・パラダイス」でした。
やっぱり映画音楽はいいな!
そして音楽の力って凄いな!
そしてこの感動にのみ込まれてしまう心、
幸せに感じる時間でした。
しかし、感動していた時も、感動している自分に常に気付いている自分もいました。
心の波は静かなものでした。
喜びも、悲しみも、完全にその中にのみ込まれてはいけないという教えが心の修行ではあります。
でも今日、一つ判ったことがあります。
喜びの時に感動してはいけないのではなく、
悲しみの時に苦しんではいけないのではなく、
喜怒哀楽の時にも心の波が立たない静かな状態、
そう、いかなる状態もそれに気付いている、観察しているのが心の修行であり、
それがブッダのヴィパーサナ瞑想法なんだと。
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本日の「呼吸法から瞑想へ」のクラス ~ジャラ・ネーティー~
10月に入り気温も下がり、涼しくも寒くも感じるような季節になってきました。
少しでも寒さを感じると夏の暑い時と比べ鼻の通りが悪くなりがちです。
本日もやはり鼻の通りが悪いと訴えていた生徒さんがいました。
ハタ・ヨーガの実技の基本で何よりも大事なことは、鼻の通りを良くすることです。
呼吸なしではハタ・ヨーガは出来ません。
ヨーガは基本鼻で呼吸をします。
よって鼻の通りが悪いと最初の段階でつまずくことになるのです。
ここでシャット・カルマの一つである鼻を洗浄するジャラ・ネーティーを紹介しました。
これはぬるま湯に塩を少し混ぜて片方の鼻から吸い上げ、
もう片方の鼻か口から吸い上げた塩水を出していく洗浄です。
ネーティーは、ビハール・スクール・オブ・ヨーガを設立した
サティヤナンダさんのヨーガ実技を段階的に記述されている
百科事典並みに分厚い実技書にも一番最初に紹介されている行法です。
これはハタ・ヨーガの基本は呼吸であり、
そして呼吸器官である鼻の状態を良くすることが先決であるという訴えの表れだとも思います。
そして今日はナーディーショーダナで一部バンダを入れたのですが、
バンダを入れるとどうも力んでしまうという声が上がりました。
これはしょうがないことであり、
繰り返し行ってもどうしても気持ち良く行えないようでしたら、
バンダを入れずにクンバカで気持ち良く行えばいいと説明しました。
基本は、静かに、なめらかに、そしてリラックスして行わなければなりません。
よってこの基本が崩されるようであれば、その原因は何か?
繰り返し行うことによりクリアーされるのならばよいでしょうし、
もしクリアーされないようであれば、どうしたらそれが改善されるかを考察してみる必要があります。
しかし今日の段階では、力んでしまった自分に気が付けたことだけでも良いと思います。
それはしっかりと観察していたからこそ気付けたのであり、
これはまさにヴィパーサナ瞑想でもあるからです。
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