心療内科非常勤心理カウンセラーだけど20代ひきこもりの双子がいます
二男は中2の終わりから不登校に
長男は専門学校中退後そのままひきこもり生活。
心療内科に非常勤で勤務する心理カウンセラーなのに、ひきこもりの双子の息子がいます。
ひきこもりになるまでのこと、今のこと、思い出したり、気づいたことを書いてます。
子どもたちが小学校4年生くらいだったか、
近所の公園にある池で、ザリガニを釣って
きたことがありました。
子ども部屋のドアを開けて、正面に見える
出窓に水槽を置いて飼っていたのです。
ある日、二男が
『エサ(市販のスルメ)を持ってドアを
開けると、ザリガニが立ち上がって
手を振るんだよ~』
というので、
(まさか~、ザリガニが?)
と疑いつつも、好奇心に駆られた私は、
さっそく、スルメを持って子ども部屋へ。
ドアを開けると、本当にザリガニが
『待ってたよ~!早く頂戴~!』
と、言っているかのように
水槽の中で、こちらを向いて立ち上がり、
ピースサインのごとく、両方のハサミを
頭上で振っていたのでした。
(え~?! 可愛い~~♡)
ザリガニって、お茶目なのです。
またある時
私が帰宅すると、家には誰もいなくて
(友だちと遊びに行ったのかなぁ~)
と思いながら、子ども部屋を開けると
1匹しかいないはずのザリガニが
2匹になっているではありませんか?
しかも新しいザリガニは、
目も覚めるような鮮やかな赤い色。
(え?どうして?いつの間に?)
と、キツネにつままれたような気分で
しばらく眺めていましたが、
ようやく、ザリガニが脱皮をした
ことに気づきました。
本当に綺麗に脱皮するんですね。
明日の朝は、
『今日は、こっちの皮にしよ~』
なんて、また元のザリガニに
戻りそうな気がして、楽しみにして
いたのですが、さすがにそんなことは
無くて、がっかりしたのでした。