心療内科非常勤心理カウンセラーだけど20代ひきこもりの双子がいます

二男は中2の終わりから不登校に

長男は専門学校中退後そのままひきこもり生活。

 

心療内科に非常勤で勤務する心理カウンセラーなのに、ひきこもりの双子の息子がいます。
ひきこもりになるまでのこと、今のこと、思い出したり、気づいたことを書いてます。

 

前回までのお話

右矢印高等専修学校に進学した長男(ひきこもりの双子の今)

右矢印中卒のまま専門学校に進学した二男(ひきこもりの双子の今)

右矢印高卒認定試験を受けた二男(ひきこもりの双子の今)

右矢印専門学校を中退した双子(ひきこもりの双子の今)

右矢印オンラインゲーム “オーバーウォッチ2” の闇の深さを息子たちと語る(ひきこもりの双子の今)

 

 

何が原因だったのかは忘れましたが、

二男がいつものように、

ちょっとしたことで、ヒートアップしてしまい、

台所の流しの下にしまってある

包丁を全て取り出して床に座り込み、

包丁を自分に突きつけて、泣きながら

 

『死にたい』

 

と、言ったことがありました。

 

 

いつ頃だったかは、覚えていないのです。

たぶん、専門学校に行っている時か、

中退した後、二男が不登校になってから

5~6年は経っていたと思います。

 

 

長男に向かうのではなく、

二男自身に矛先が向かった、

今までとは違う展開に、驚き

 

何本もの包丁を自分に突きつけて

泣いている二男を見て、怖くて

 

一瞬、たじろいでしまいました。

 

 

ゆっくりと、二男の前にひざまずき、

恐る恐るではあったけれど、

ケガをしないように、包丁を一本ずつ、

二男の手から抜き取り、

そして出来るだけ優しく二男を抱きしめて

 

『死にたいほど辛かったんだね』

 

と、言いました。

 

 

二男はしばらく泣いていました。

 

 

今思い出して書きながら、

涙が出てくるのですが

 

 

でも、あの頃は泣かなかった・・・。

 

 

身体に力を入れて、泣かないように、

怖がらないように、怒らないように

 

毎日緊張していたんだなぁと思います。

 

 

それでも、二男の不登校から数年たち、

私も、いろんなことを考えたり、

勉強したり、していました。

 

 

もし、過去の私のままだったら

 

私は、二男に何って言ってるだろうか?

(やれるもんならやってみろ!とか・・・)

 

どうしていただろうか?

(無視したかも・・・)

 

 

逆に、

 

『死にたいのはこっちだよ!』

 

なんて、逆切れしていたかも・・・

 

 

いろいろ想像すると、恐怖でいっぱいに

なります。

 

 

 

生きていてくれて良かった

と、本当にそう思います。

 

 

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