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「食材との、対話がもっと必要だなあ。」



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こだわっていくと、何でも「道」になるんですね。

ここ3ヶ月ほど、あるシェフとよく語ってるんですが

料理の話になると顔つきが変わります。さすがです。


そのシェフは、イタリアに惚れ、パスタ一本で勝負していて

引退までに、向こうの雑誌に取り上げれたいんだと向上心がある人です。


「でも、全然まだまだだけどね。」と謙遜するシェフ。

「そうですか~。じゃあ、そのレベルに行くにはどんな工夫が必要ですか?」

と質問してみましたら、こんな答えが。


「食材との、対話がもっと必要だなあ。」

「いや、それかなり深いですね!」と感動。

もはや、「仕事」というより「道」の守備範囲です。

なんか悟っちゃいそうだ、と思いました。


悟るかどうかは、置いといて

「こだわり」を話す人の顔は、みんなやけに楽しそうです。



~ 今日の問答。 ~

取りくんでることに、どんなこだわりがありますか?

「いや、ないわ!」のコミュニケーション。


今日は、アートの仕事をしてる人と
食事をしました。


「自分がいいと思わないことには
いいと言わない。」

と、自分の感性を大切にして
建前を使わない人。
もちろん、全く使わないわけではないですが。

こっちが話してても、「いや、ないわ」と
平気でツッコミをいれてきます。笑
いい意味で遠慮がありません。

だからか、こっちも遠慮なしで行けます。
自然と素がでてくる。

そんな経験ありませんか?

不思議だなあ。
相手に気をつかわないことが
相手を自由にさせる。

自然体な人といると、楽ですね。

いいものが生まれる時には、「静けさ」がある。


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今日は、書道をしました。

やっていくうちに、スーっと気持ちが静かに入っていきます。

書く「瞑想」ですね。



「集中できてる時は、筆の毛先まで神経がとおってるのよ」

書道家の知人が、そんなことを言っていました。

「た、達人ですね!」と驚いたなあ。やるからには、そこまで行ってみたいものです。


達人レベルまで行かないにしろ、書道は気持ちが整理されていいです。

いらない思考が、スルスル落ちていき、セットポジションに戻させてくれます。



日本代表する漫画家の井上武彦さんは、こう語っています。

作品をつくる時必要なのは

アイディアでも、技術でも、クリエティブさでもない。


「今は、静けさを待っています。」


本当にいいものが生まれる時には、「静けさ」がある。

なんとなく分かる気がします。


別に自分は、ものをつくってるわけではないのですが

人生をより楽しいものにしていくために

「静けさ」を日常にとり入れていこうと思います。


と、偉そうなこという前に

もっと字を上手くならなきゃです。(汗)


少しずつ、少しずつですね。



~ 今日の問答。 ~

「静かな」時間は、ありますか?