「食材との、対話がもっと必要だなあ。」

こだわっていくと、何でも「道」になるんですね。
ここ3ヶ月ほど、あるシェフとよく語ってるんですが
料理の話になると顔つきが変わります。さすがです。
そのシェフは、イタリアに惚れ、パスタ一本で勝負していて
引退までに、向こうの雑誌に取り上げれたいんだと向上心がある人です。
「でも、全然まだまだだけどね。」と謙遜するシェフ。
「そうですか~。じゃあ、そのレベルに行くにはどんな工夫が必要ですか?」
と質問してみましたら、こんな答えが。
「食材との、対話がもっと必要だなあ。」
「いや、それかなり深いですね!」と感動。
もはや、「仕事」というより「道」の守備範囲です。
なんか悟っちゃいそうだ、と思いました。
悟るかどうかは、置いといて
「こだわり」を話す人の顔は、みんなやけに楽しそうです。
~ 今日の問答。 ~
取りくんでることに、どんなこだわりがありますか?