東北地方太平洋沖地震の被災者の皆さんに心よりお見舞い申し上げます。
2012年が、おだやかで輝かしい1年になりますように。皆さんのご健康とご多幸をお祈りします。
風のように、つぶやき中。 https://twitter.com/Yosuke_55
パリ。とても幸福な都市。
イースターの休日で賑わうパリに行ってきました。7泊9日のビジネス・トリップです。
ぼくにとっても、ひさしぶりのパリ。でも、パリは少しもかわらずに華やかに迎えてくれました。
帰国しても多忙な毎日なので、ちょっとだけご報告のスナップを数枚。カメラも、久しぶりの出番。(;^_^A
ルーブル美術館。有名なピラミッド状の入口には大勢の入館希望者の行列ができていました。
サン・ジェルマン・デュプレの名門カフェ。サルトルとモーパッサンが暮らし、芸術家や文豪がつどったカフェでワインを。
名門カフェのギャルソン。クラシックな制服姿で、立ち振る舞いまで粋な感じです。
セーヌ川の遊覧船上から、川岸の家族の風景を撮りました。船を追いかけるように女の子が駆け出して…。
ちょっとお気に入りの1枚です。
パリは、やっぱり美しい!そして、世界の優れた文化・芸術的な資産を受け継いでいる都市。
まぁ、なんて幸福な都市なんだろうか。
素敵に幸せに生きるためのエスプリが、都市に人々に息づいている気がするのです。
仕事の方は順調で、新サービスのラウンチに漕ぎつけました。パリでも、20ヵ国の代表たちの前でトリを飾るプレゼン。
めまいがしそうなグローバルな環境ですが、なんとか巧くやれているようです。
恋をしたくなるパリです。大切な友人を思いながら、カフェでぼくはそっと絵葉書を書きました。
Back to business 2012
プチ・リタイアから、はや2年。来週から、ビジネスに復帰することになりました。
自分自身でふたたび起業するアイデアもありましたが、そのためには良い時期ではないと判断し、とあるグローバル企業に就職します。
10月からエージェントにコンタクトし、英語のレジュメ(職務経歴書)を提出して、自分の方向性を問い直していました。
現在の産業の大きなトレンド、グローバリゼーションとインターネット・イノベーションの2軸をふまえて自分のキャリアを活かしたいと考えました。
この先も働くのであれば、発展的なキャリア・ストーリーを描きたい。そういう思いで、米国本社のグローバル企業に今回、縁あって就職することになりました。
Eビジネス推進の事業責任者として、欧州、アジア、南米等の子会社・センターをコントロールし、サービスを推進することになります。日本企業のグローバル対応を支援するような役割になると思っています。
かつて中国の部下と仕事したことはありましたが、欧米人の部下を持つのは初めてです。英語の面接をクリアしたので、なんとかなるのでしょう。
ということで、2012年、始動します!
本年が、ブログをご覧の皆さんにとって、明るく前向きな輝かしい1年となることをお祈りしています!
四十九日を過ぎて
とても長くブログを休んでしまいました。
この9月に父が亡くなりました。それは、ぼく個人にとって、とても大きなことでした。
脳梗塞で倒れ、左半身マヒとなってから、3年、父は母や介護スタッフの人びとに支えられながら、
天寿を全うしました。
自宅療養していた父が再入院して、肺炎となった後の1箇月は実家で暮らしながら見舞いに通い、
最期には24時間、家族が付き添って看取ることができました。穏やかな最期でした。
亡くなった夜は、美しい中秋の名月で、満月に見守られて父の遺体を実家に連れ帰りました。
葬儀を終え、先日、四十九日を過ぎて、父の写真を持って母を連れて箱根に小旅行に行ってきました。
学生時代から何度か両親と来ていた思い出の場所でもありました。温泉や美術館めぐりで母を元気づけられ、
ささやかな親孝行ができました。
今でも、思い出すたびに深い悲しみがこみ上げてきますが、父の分まで頑張って生きなくてはと
思っています。
皆さんのご健康とご多幸をお祈りしております。
伊勢・おはらい町など
前回のブログから1箇月たってしまいました。
とりとめのない感じですが、伊勢でのフォトをアップしておきます。 (*^_^*)
伊勢市河崎で。歴史ある木造の蔵造りの民家が並ぶ街並みが残っています。
先に登場したワインバー「珠家」さんも、河崎にあります。
整然としている木製の格子と赤い自転車の対比が、目にとまりました。
神宮のすぐ脇にある「おはらい町」。
人通りが多い街並みを撮るのはむずかしいですが、ちょっといい風情で撮れました。
前回の「五十鈴川カフェ」も、この並びにありますよ。(^^)
伊勢土産といえば、「赤福」。ここは、赤福本店です!
お土産だけでなく、ここでお茶と一緒にいただくこともできます。
店の奥が座敷と庭園になっていて、五十鈴川の風に涼みながら赤福をいただきました。(*^_^*)
内宮の「唯一神明造」。
正殿は撮影できないので、別宮の風日祈宮の内削(うちそぎ)を撮りました。
正殿への石段を上る人びと。
老若男女の背中をファインダー越しに眺めながら、それぞれの願いと人生があるのだろうなと感じました。
ぼくの写真も、少しずつ変わっているのかもしれません…。
五十鈴川(いすゞがわ)
伊勢神宮の境内を取り囲むように、五十鈴川と島路川(五十鈴川の支流)が流れています。
伊勢神宮を参詣する際には、この五十鈴川で禊(みそぎ)をして心身を洗い浄めるのが慣わしだったようです。
檜造りの美しい橋が、五十鈴川と島路川にかけられています。写真は、島路川にかかる風日祈宮橋です。
五十鈴川の流れです。透明で清らかな水が流れて、吹き渡る風まで心身を洗ってくれるようです。
新緑が目に涼しく、美しかったです。
この五十鈴川が、永年にわたって神宮の森林を潤し、育ててきたのでしょうね。
伊勢神宮の宇治橋前から続く「おはらい町」には、五十鈴川に面したカフェがいくつかあります。写真は、その名の通り「五十鈴川カフェ」。
五十鈴川に吹き渡る風を感じながら、コーヒーと洋菓子を楽しむことができます。ぼくはこのカフェが気に入ってしまい、2日続けて利用してしまいました。 (;^_^A
混迷の続く震災後の日本社会ですが、五十鈴川の流れのように、清く、澱みなく、日本人のこころを潤していって欲しいと願います。