電気技術者エクレアの資格取得日記 -81ページ目

電気技術者エクレアの資格取得日記

地方在住の電気技術者です。現在は施設の電気設備管理及びリニューアル工事の設計・工事監理を担当。元電験一種受験生。スキマ時間を活用した資格試験勉強術や今までに合格した資格試験の体験記を中心に書いていきたいと思います。

先日使ったグッズの紹介です。


私の足の病気について少し書きましたが、これのためのグッズです。
東京への出張に備えて買いました。
長時間新幹線に乗りますので。
足のむくみを軽減させるためのものです。

感想としては、かなり効果があります。
新幹線などで長時間座ることがあっても、だいぶ足の疲労度が違います。
そんなに高くないものですが、この値段でここまで劇的に変わるとは思ってもいませんでした。

職場でも使えるのではないかと思います。
この値段でデスクワークが楽になるのであればかなり大きいです。
最近読んだ本の紹介です。
 
 
今年の読書のテーマの1つは古典を読むことですが、この延長ということで読みました。
 
私が三国志の世界に入門したのは光栄のゲームでした。中学生のときです。
高校生のときには横山光輝さんの漫画を読破して、完全に三国志の世界にハマりました。
私と同じような形で三国志の世界に入った方は多いのではないかと思います。
自分のよく知っている世界から学べるものがないかと思い今回の本を読みました。
 
この本では、魏・呉・蜀のそれぞれの主役となった曹操・孫権・劉備にスポットを当てて説明していきます。
有能な人材を積極的に登用した曹操、父と兄が構築した組織を活かしきった孫権、人間的魅力で多くの人間を惹き付けた劉備と各武将の特徴を説明して、現代社会に応用して説明していきます。
さらには三国志の話の中で無視できない孔明や司馬懿の知能戦についても当然ながら触れていきます。
 
私のお気に入りの人物というと、ベタかもしれませんが、孔明ですね。
先の先を読んでいく孔明の頭脳はやはり憧れですし、今の自分もそうありたいと思います。
あとはお気に入りは馬謖でしょうか。
『泣いて馬謖を斬る』の故事成語で有名ですが、能力がありながらその能力に溺れてミスをするという人間的な部分が憎めないですね。
 
三国志好きの方には非常に面白く読める本だと思います。
この本を読んだらまた三国志を読みたくなってきました。
最近読んだ本の紹介です。
 
 
ここ数年、足の病気を患っています。
生活に支障のあるレベルではないですが、当然ながら気になることであり、何かの助けになればと思って読みました。
 
テーマとしては『自分の病気を受け入れる(受容)』と『医師と患者との間の信頼を気付く』というところです。
この2つを満たしてようやく病気の治療が始まるといってもいいのではないでしょうか。
これだけで病気が改善されるわけではありませんが、これがないと何も始まらないと思います。
樺沢さんの長年の経験からの考えで、この2つが読んですっと頭に入りました。
 
まずは病気を受け入れることが治療のための第一歩だと思います。
今後、自分が大病に出会うという可能性もあるでしょうが、この気持ちを忘れずにいたいと思います。
私の技術士第二次試験解答例シリーズ、今回で最終回です。
初めて受験した平成25年度のときの解答例です。
自分としてはかなり書けたと思っていたのですが、評価Bの不合格でした。

【年度】平成25年度
【部門】電気電子部門-電気設備
【問題番号】Ⅲ-2

★問題

東日本大震災後、非常時にビジネスを復旧及び継続するための事業継続計画(BCP)が重視されている。大震災に対応したBCPを達成するために適切な電気設備を提案することを想定し、以下の問いに答えよ。

(1) 提案する電気設備について検討しなければならない事項を多面的に述べよ。

(2) 上述した検討すべき事項に対して、あなたが重要と考える技術的課題を2つ選び、解決するための技術的提案を述べよ。

(3) あなたの技術的提案がもたらす効果及び考慮すべき問題点を具体的に述べよ。

★私の回答(評価B)

(1) 提案する電気設備について検討しなければならない事項
①電力の確保
停電により電力を使用できないことが考えられる。また高圧機器の倒壊などによる停電も考えられる。
②通信の確保
PBXやサーバの電源喪失により通信ができなくなる。
③設備の耐震
地震の揺れによる高圧機器等の倒壊を防がなければならない。

(2) BCP実現のために重要と考える技術的課題及び解決するための技術提案
①電力の確保
・非常用発電設備を設置。容量の大きいディーゼル発電を提案。津波による浸水を防ぐため上階に設置し、耐震施工を行う。
・太陽光発電装置に蓄電池を合わせて使用。24時間使用可能。非常時以外にも使用できる。
②通信の確保
・PBXなどの通信機器を耐震施工し、また上階に設置。UPSを設置。
・サーバについてはクラウドコンピューティングを採用し、災害の影響を減らす。

(3) (2)の技術的提案がもたらす効果及び考慮すべき問題点
①電力の確保
[効果]
・停電時に最低限の電力を使用でき業務継続可能。
[問題点]
・設備設置のためのコストが高い。
・非常用発電設備の容量に限界があり、全ての電気設備の使用は困難。
②通信の確保
[効果]
・停電時に通信が可能。データの喪失を防ぐ。
[問題点]
・設備設置のためのコストが高い。
・クラウドコンピューティングについてはセキュリティの問題がある。

★所感

・まずは技術の引き出しが少なかったのがB評価の要因だったと思います。
・BCPについてそもそも勉強不足だったのが問題でした。頻出のテーマなので、十分に準備をするべきかと思います。
・(3)にある『もたらす効果』で、(2)の提案のときに期待した内容しかかけていません。効果は複数あるはずで、広い視野で見ることができていなかったように思います。
某掲示板に女性の技術士についてのリンクがありました。
以下のURLになります。


電気電子部門の女性技術士が少ないのは何となくわかりますが、平成27年度末の5,346人中、わずか9人しか女性技術士はいません。
占有率にすると、わずか0.17%です。
大学でも電気工学の女性は少ないので予想できる内容かもしれませんが、自分が思っていた以上に少なかったです。

以前にブログで電気電子部門の女性技術士がいることを紹介しましたが、9人のうちの1人ということで、非常に貴重な存在なんですね。
電気系の女性がもっと増えてほしいというのはありますね。

また電気電子部門以外の女性も少な目です。
大学の工学部出身の女性は多くはないですが、女性技術士の割合は工学部における女性の割合よりもだいぶ少ないように思います。
技術士というのは社会の他の分野に比べると女性進出が遅れているのかもしれません。
こういうところは変えていきたいと思いますね。
先日の話になりますが、私の地区の技術士第二次試験合格祝賀会に参加してきました。

私の周りには技術士がいないので、このような技術士の方が多くいる場というのは貴重です。
ある程度予想していましたが、参加者は大企業の方がほとんどでした。
この中に私がいること自体不思議な気分でした。

これも予想通りなんですが、某電気工事会社の方が多くいて、意見交換させていただきました。
この某電気工事会社は全国の電気工事会社でも最大規模の会社です。
この会社が能力開発の一環として技術士取得を目指しているというのを仕事の中で聞いたことがあり、これが私が技術士取得を目指すきっかけとなりました。
この某電気工事会社の技術士の方がさりげなく素晴らしいことを話していたので、以下に書きます。

・技術士第二次試験は部門や専門科目が異なっても、論文作成のアプローチ方法は同じ。
・どんな施設でも、その施設の計装設備を見れば、どんな設備があるのか大体わかる。

特に2つ目の言葉が印象に残っています。
経験と知識の両面を究めた方の意見だと思います。
何気ない会話の中に自分が成長するヒントが隠れていますね。

今回の交流会で話した方から聞いたのですが、人生のインプットは『人、本、旅』とのことです。
本から学ぶことは続けていますが、人と旅は自分の中では開拓できていない部分かもしれません。
『人』については、今回のような技術士の集まりに積極的に参加し、経験値を増やしていきたいと思います。
今週の金曜にある電気電子部門の祝賀会もこのような出会いがあることを期待しています。
先日に引き続きまして、私の技術士第二次試験の解答例を掲載します。
今日は平成26年度の課題解決問題です。
評価Cを受けた解答例です。

【年度】平成26年度
【部門】電気電子部門-電気設備
【問題番号】Ⅲ-1

★問題

我が国においては、エネルギー需要に占める電力の割合の増大や、東日本大震災以降の深刻な電力不足に対し、エネルギー使用の合理化によるエネルギー消費量の大幅な削減が強く求められている。これらを踏まえ、将来のビルや工場におけるエネルギー使用の削減計画を立案することを想定し、以下の問いに答えよ。

(1) 基本的な考え方を述べよ。

(2) 基本的な考え方を実現する技術を2つ提案せよ。

(3) 提案がもたらす効果および提案を実現する課題を述べよ。

★私の回答(評価C)

(1) エネルギー使用の削減計画のための基本的な考え方
・ビルや工場における企業活動に支障が出ない範囲で節電及び省エネを実施する。
・電気機器の使用制限を行って省エネを実施するのではなく、電気機器を省エネ型にリニューアルすることでエネルギー使用の削減を実現する。

(2) (1)の基本的な考え方を実現する技術
①省エネ型照明器具へのリニューアル
・白熱灯をLED電球または電球型蛍光灯に更新
・蛍光灯をHf型蛍光灯または直管LEDに更新
②空調設備のリニューアル
・一括空調方式から個別空調方式に更新する。
・熱源をボイラーから電気式ヒートポンプに更新する。

(3) (2)の提案がもたらす効果及び提案を実現する課題
①省エネ型照明器具へのリニューアル
[効果]
・白熱灯→LED電球更新で電力90%削減、白熱灯→電球型蛍光灯更新で電力80%減が可能。
・蛍光灯→Hf型蛍光灯更新で電力20%削減、蛍光灯→直管LED更新で電力50%減が可能。
[課題]
・イニシャルコスト償却が難しい。
・LEDは演色性が蛍光灯に比較してやや悪いため、作業内容を十分考慮して更新を行う必要がある。
②空調設備のリニューアル
[効果]
・ヒートポンプはCOPが4~6と高く、効率が良い。
・個別空調により空調対象面積を小さくすることで、そのまま省エネが実現できる。
[課題]
・変圧器容量、遮断器容量、保護協調などを見直す必要があり、電気設備全般の見直しが必要となる。
・イニシャルコストの償却が難しい。
・施設を使用しながらの工事となり、工程管理を十分検討する必要がある。

★所感

・評価Cの理由を考えてみましたが、ありきたりの手法しか書けなかったのが最大の理由だと思います。再生可能エネルギーの活用、コージェネレーションの導入など新技術について書くべきでした。私の解答は題意を満たすものとは思いますが、技術士試験では『自分の優れた技術』を積極的にアピールしていかないといけないということをこのとき思い知らされたのでした。
・後で振り返ると、視野が狭いように感じました。引き出しが少なすぎるように思いました。
最近読んだ本の紹介です。
 

 

 

 

今から20年くらい前に出版された本ですが、現在でも十分通用する手法が書かれているように感じました。
上司への報告はポイントを整理する、代案を用意する、想定質問を考えて臨む、必要最小限のことを伝えるなど、基本的なことになるのかもしれませんが、実際には抜け落ちていることが多々あるので、この本を読んで重要さを再認識しました。
 
また文字で情報を伝える、連絡した証拠を残すなどの手法も強調されていましたが、この本が書かれた頃はFAXによる情報伝達が主流で、メールがようやく使われ始めた時代です。
今はメールが主流になるでしょうが、この時代から文書による情報伝達の重要性を強調しています。
 
そして特に意識しようと思ったのが次の質問。
部下から相談があったときに、以下の質問をはっきりすればいいとのことです。
 
(1) 何が問題か?
(2) どうしてそうなったか?
(3) どうしたらいいのか?
(4) 何かまずいことはないか?
 
全て論理的にきちんと組み立てよということだと思います。
これは相談に対してだけでなく、何らかの問題に当たったときに、問題整理のためにも使える手法だと思います。
 
これは技術士試験で使った骨子法にも通じる部分があると思います。
共通するのは『なぜそうなるのか?』をクリアにするところです。
どんなことでも直感的に処理するのではなく、理由や証拠というのを常に意識していきたいと思います。
昨日に引き続き、技術士第二次試験の私の解答例です。
今日は平成27年度の問題になります。
この年は択一問題で不合格になったため、論文は採点されていません。
参考になりにくいかもしれませんが書きます。

【年度】平成27年度
【部門】電気電子部門-電気設備
【問題番号】Ⅲ-1

★問題

近年、風力・太陽光など自然エネルギーの導入が広く行われている。風力・太陽光などの分散型電源は、既存の商用系統へ連携して利用されることが多い。これらの分散型電源を既存系統に連携する際には、電気設備上の様々な技術的対策を施す必要がある。ここでは、分散型電源を既存の高圧配電系統に連系することを想定して、以下の問いに答えよ。

(1) 電気設備の技術者として検討すべき課題を多面的に述べよ。

(2) 上記の中から、あなたが重要と考える課題を2つ選び、各々について解決するための技術的対策を具体的に述べよ。

(3) あなたの技術的対策がもたらす効果及び留意すべき事項を述べよ。

★私の回答(採点されず)

1. 検討すべき課題
[現状]
・東日本大震災を起因とする福島第一原発事故以来、全国的に電力危機に陥っている。
・風力発電や太陽光発電の再生可能エネルギーが増加している。
・現在は再生可能エネルギーの割合はわずかであるが、今後は増加が見込まれており、無視できない存在である。
[課題]
(1) 設備利用率
・太陽光発電や風力発電は天候により発電量が左右され、設備利用率が低い。
(2) 電力の品質
・太陽光発電は直流を交流に変換するため、品質が良くない。
・電気事業法で定められた周波数と電圧を守る必要がある。
(3) 事故時の対応
・分散型電源における事故電流が商用系統に流入すると、商用電源内の機器の損傷、広範囲の停電が起きる可能性がある。

2. 重要と考える課題及び解決策
[方向性]
・今後再生可能エネルギーは我が国の電源の主力電源の1つとなる。
・現在と同じく安定供給しなければならない。
[解決策]
(1) 設備利用率に対する対策
・蓄電池を併用し、出力の一定化を図る。
・スマートグリッドを取り入れ、電気機器を制御する。ビークル・ツー・グリッドも活用する。
(3) 事故時への対策
・系統連系装置により事故電流の商用系統への流出を防ぐ。

3. 技術的対策がもたらす効果及び留意すべき事項
(1) 設備利用率に対する対策
・電力の安定供給を実現。
・蓄電池設備は非常時のバックアップ電源にもなる。
(3) 事故時への対策
・事故電流の流出を防ぎ、安全な電力系統を実現できる。

★所感

・評価はわかりませんが、個人的にはそんなに悪くない内容かとは思います。
・今振り返ると、課題が技術的な内容に終始しているように思います。
技術士第二次試験受験者の方ほとんどに共通すると思うのですが、合格するためにはどんな論文を書けばよいのかという解答例というのを知りたいのではと思います。

メジャーな部門であれば、このような解答例というのは結構出版されているように思います。
マイナー部門ではあまり出版されていないかもしれませんが、新技術開発センターから全部門の解答例が出版されています。
また、SUKIYAKI塾では合格者の論文再現を集めた正答例集が発売されています。
新技術センターのものは結構値段が高いですが、SUKIYAKI塾のものは格安で販売されています。
ただし、SUKIYAKI塾のものは部門によって充実度が異なりますので、そのあたりを踏まえて活用いただければと思います。

この解答例からどうすれば合格できるのかというのを勉強すること思いますが、それを参考にして不合格になったときに路頭に迷ってしまいます。
私も含めて、このような状態に陥って、なぜ不合格だったのかがわからないまま受験し続け、不合格を繰り返してしまうという方が意外といるのではと思います。

そこで、A評価の解答だけでなく、B評価やC評価の解答も含めて、私の解答を紹介したいと思います。
不合格の解答からなぜ不合格だったのかを感じ取っていただければと思います。
論文全てを再現しているわけではなく、構成を箇条書きで残しているだけですが、参考にしていただければと思います。

私が受けた技術士第二次試験のうち、課題解決能力問題に絞って解答を紹介します。
まず今日は平成28年度の解答例です。
こちらは私唯一の合格論文になります。

【年度】平成28年度
【部門】電気電子部門-電気設備
【問題番号】Ⅲ-2

★問題

我が国では、昨今各種の再生可能エネルギーの導入が進んでいる。そのうち太陽光発電設備を設置する場合、出力変動が大きいなどの理由により、技術面では連系条件が難しくなることや解列時間が長くなるなどの状況が想定され、更に制度面では土地利用などの規制がある。このような状況を踏まえ、太陽光発電設備の導入を促進し、発電した電力を有効利用するため、電気設備の技術者として、以下の問いに答えよ。

(1) 太陽光発電導入促進及び有効利用するうえでの課題を列挙せよ。

(2) あなたが重要と考える課題2項目挙げ具体的に説明し、各々の対策を述べよ。

(3) 上記であなたが述べる対策により、期待する効果と潜在するリスクを述べよ。

★私の回答(評価A)

(1) 太陽光発電導入促進の課題
①出力変動
・太陽光発電は昼夜の差が激しい。需要への即時対応が困難である。
②電力品質の向上
・太陽光発電の電力は直流であり、交流に変換する必要がある。周波数、安定度の問題あり。
③FIT価格値下がり
・2012年7月にスタートしたFITは、当初は42円であったが、どんどん下落。新規の見込みが少なくなっている。
④土地利用
・建築基準法の大規模開発に当たる。

(2) 対策
①出力変動
・蓄電池設置。夜間の余剰電力を蓄え、昼間に使用する。リチウムイオン電池、NaS電池、レドックスフロー電池など。
②電力品質の向上
・需要家内での直流配電。商用系統に送る交流電力を最小限にできる。

(3) 効果と潜在するリスク
①蓄電池の設置
・電力の平準化を実現できる。
・災害時に蓄電池に蓄えた電力を利用することができる。
・蓄電池の寿命は太陽光パネルより短い。コストが大きい。
②直流配電
・交直変換がなくなることにより、省エネルギーを実現できる。
・系統の安定化を実現できる。
・直流配電はまだ普及していない。基準作成。規格統一が必要。

★所感

・(1)の課題で、技術面以外の課題を挙げられたのが良かったのではと思っています。
・(2)や(3)の案は電気技術者としては特別なものではないと思います。技術の引き出しをできるだけ多く作ることを意識し、キーワード集を作って勉強しました。
・文字数ですが、最後数行は空欄で出しています。全行埋めないと不合格になるということはないと思います。
・『はじめに』や『以上』は使っていません。よくこれらの単語が合否に関係あるという話を聞きますが、おそらく全く関係ないでしょう。