電気技術者エクレアの資格取得日記 -101ページ目

電気技術者エクレアの資格取得日記

地方在住の電気技術者です。現在は施設の電気設備管理及びリニューアル工事の設計・工事監理を担当。元電験一種受験生。スキマ時間を活用した資格試験勉強術や今までに合格した資格試験の体験記を中心に書いていきたいと思います。

先日の第二種電気工事士試験(二種電工)に続きまして、今日は第一種電気工事士試験(一種電工)の必勝法を書きたいと思います。
今までの私の経験を還元できればと思います。

■勉強法について

勉強法としては基本的には二種電工のときと変わりません。
もっとも大事なのは過去問中心の勉強になります。
二種電工と同じく、過去問そっくりの問題が出題されることもあります。
力率の計算、短絡容量の計算など二種よりも内容は難解になりますが、過去問の理解で対応できると思います。

■参考書について

(1) 第一種電気工事士筆記試験パーフェクトブック(電気書院)

(2) 第一種電気工事士筆記試験模範解答集(電気書院)


参考書も二種電工のときと同種の参考書です。
(1)は教科書ともいうべきテキスト、(2)は過去問集です。
私の好みになるかもしれませんが、解説の詳しい電気書院のものを選択しています。
当然ながらレベルは二種電工より上になりますが、二種のときと同じ方法で攻略できると思います。

余談ですが、二種電工に比べると受験者が減るためか、テキストの価格が上がっています。
テキストの構成としては二種とほとんど変わらないんですけどね。

■その他

実技のシーケンス問題は2年または3年に1回出題されています。
これまでは2年連続で出題されることはなかったので、出題年の翌年はシーケンスは出ないと思っていいと説明していたのですが、平成25年度と平成26年度で連続出題されていますね。
平成26年度はシーケンスは絶対に出題されないと思って勉強していなかった方がいたのではと思います。
シーケンスは一種電工の他の分野と大きく異なる部分なので、ここをできれば捨てたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
やはり山を張ってはいけないということですかね。
電験で使用する電卓について書きます。



今の私の使用している電卓は上の写真のカシオのものです。
確か近所の家電量販店で500円くらいで購入したものです。
正直、電験本番のときくらいしか使っていないのですが、かれこれ10年以上使っていて愛着があるものです。
次のようなポイントを考慮してこの電卓を買いました。

・平方根の計算ができるもの(必須!)
・10桁以上の計算ができるもの
・ボタンを押しやすく、表示の大きいもの

過去には電卓を忘れて試験会場に行ったこともあり、平方根の計算を自分でしたこともありました。
このときは当然ながら不合格でした。
また、電卓を忘れたことに気づいて、100均で緊急購入したこともありました。
これは平成27年度の電験一種一次試験で、このときは合格できました。

参加までに100均で購入した電卓はこれ↓


最近は100均でも平方根の計算ができるものがあり、これでも能力的には十分かと思います。
便利に時代になったものです。
本日は仕事でとあるプレゼンをしてきました。
内部向けの改善提案発表会です。
自主的なプロジェクトチームではなく、強制的に組まれたチームでの発表ですが(^^;
業務委託の見直しというテーマで発表してきました。

今日書くのはプレゼンの中身ではなく、プレゼンの方法についてです。
技術者はおそらくこのようなプレゼンの機会が少ないのではと思います。
営業や事務の方はこのような発表の場ではなくても、顧客などに対する対応からプレゼン力が鍛えられているように思います。
私たち技術者が見習わないといけない部分かと思います。
以前も読書日記で書きましたが、今回のプレゼンに当たって参考にしたのが次の本です。

たった1日で声まで良くなる話し方の教科書(魚住りえ、東洋経済新報社)


声の出し方、声のメリハリの付け方、話すときの体の振る舞い方などが詳しく書かれています。
よくプレゼンのときにパソコンとにらめっこして座りながら話す方がいますが、私は断然立って話す派です。
理想は聴衆がスピーカーの話す内容にどんどんと引き込まれていく状態を作ることと考えています。
そのために必要な細かな動作がこの本に書かれています。

自分の専門技術を誰にもわかりやすく話す、これは当たり前なのかもしれませんが、これからの技術者こういう能力が求められると考えています。
今日も昨日に引き続きまして第二種電気工事士の話を書きたいと思います。

数年前になりますが、私は第二種電気工事士試験(二種電工)と第一種電気工事士試験(一種電工)の指導を3年間していました。
この間、50名強の方が二種電工試験と一種電工試験を受験しましたが、筆記試験については全員の方が合格できました。
技能試験でミスにより不合格になってしまった方がいましたが、それでもほとんどの方が合格できました。
このときの経験が今後受験される方に少しでも役に立てばと思い、電気工事士試験の必勝法を書きたいと思います。
今回はまず二種電工筆記試験の必勝法を書きます。

■勉強法について

二種電工筆記試験でもっとも重要なのは『過去問の演習』です。
電験三種で過去問を理解することが重要と書きましたが、二種電工はそれ以上に過去問が重要です。
電験で過去問と似た問題が出題されるということはよくありますが、二種電工では全く同じ問題が出ることがあります。
過去問と同問題、そして過去問との類似問題で全体の8~9割を占めますので、以下に過去問が重要かがわかるかと思います。

もう1点、私が重要だと考えているのが『数学の理解よりも電気現象の理解』です。
二種電工には多くの公式が登場し、数学の知識が要求される問題が多くありますが、なぜこのような式となるのかという電気現象を理解することが重要だと考えています。
私は真に暗記が必要な公式はオームの法則、電力の定義、エネルギーの定義、キルヒホッフの法則くらいだと思っています。
他の公式はこれらを組み合わせて、様々な電気現象を背景としてできた公式です。
公式は暗記するのではなく、『公式が導かれる電気現象をストーリーとして理解する』ことをおすすめします。

■参考書について

私が指導時に使用していたのは次の2冊(+α)です。
頻繁に新版が出ているので、最新の版を紹介します。

(1) 第二種電気工事士筆記試験受験テキスト(電気書院)

(2) 第二種電気工事士筆記試験模範解答集(電気書院)

(3) 工事と受験(電気書院)


(1)は二種電工の教科書とも言うべき本です。
見開きの左ページに解説、右ページに問題が書いてあり、効率よく学べるテキストになっています。
意外と細かな部分にも掘り下げて書かれており、この1冊で試験範囲を全て網羅しています。
鑑別試験に出る工具や器具のカラー写真が掲載されているのも便利です。
電気書院から長らく出版されている実績十分のテキストです。

(2)は10年分の過去問集です。
これを理解できれば間違いなく合格できるでしょう。
過去問は数社から出版されていますが、電気書院のものは解説が詳しいのでおすすめです。

(3)は参考になるのですが、電気工事の雑誌です。
二種電工、一種電工、電験三種などの過去問や演習問題が多数掲載されていて重宝したのですが、残念ながら2012年12月号で休刊となってしまいました。
オークションなどで購入することができるかもしれませんが、おそらく入手は難しいと思われます。
受験用として非常にいい雑誌だったので参考までに載せました。

上記の参考書はいずれも良書と断言できるものばかりです。
この2冊で筆記試験は問題なくクリアできることでしょう。
今月7日より第二種電気工事士試験案内の配布が始まりましたね。
新年度の試験日程がいよいよ動き始めました。

私は二種電工の資格を持っていますが、受験時にすでに電験三種の資格を持っていたので、筆記試験を免除して技能試験のみ受けて取得しました。
なので、自分用に筆記試験対策の勉強はしたことはありませんが、過去に仕事で一種電工と二種電工の資格取得ための指導を行ったことがあります。

二種電工は電気系資格の入門ともいうべき資格で、またトータルの合格率は40%くらいと、他の電気系資格試験と比較すると合格しやすい試験かと思います。
ただ、入門資格といっても内容が簡単とは思っていません。
筆記試験では三相交流の計算、平方根の計算、無効電力の考え方など、入門と言えど結構難しい内容が出てきます。
さらに筆記試験に加えて技能試験があります。
よく工業高校の生徒がこの試験を受け、多くの生徒が合格していますが、これらの内容をきちんと理解して合格するなんて素晴らしいことだと思っています。

私は電験二種に合格して電験一種挑戦中でありますが、ここまで来れたのは過去に電気工事士試験の指導をしたことがあったからだと思います。
何か教えようと思ったら、自分はそれ以上のことを理解する必要があります。
これは最近読んだ『覚えない記憶術』に登場するアウトプットそのものですね。
教えることによって自分も成長することができます。
昨日と一昨日に引き続きまして、先日書店で見た本の紹介です。
今回は技術士第一次試験ですが、技術士第一次試験でも電気電子部門はあまり参考書がありません。
他の方の合格体験記を見ているとこの試験だけ受けたという方はおらず、みなさん電験三種などを受けていて、電験三種の勉強の延長上で合格しているようです。
電験三種と異なるのは通信分野や情報分野からの出題が多いところですが、選択問題で切り捨てることもできるので、みなさんあまり気にしていないのかもしれません。
私は第二次試験の択一問題で毎回ここの分野の出題に泣かされているのですが。。。

あまり種類はありませんが、1冊だけ気になった良書を紹介したいと思います。

技術士(第一次・第二次)試験「電気電子部門」受験必修テキスト(第3版)(日刊工業新聞社)


私はこの本の第2版を持っています。
技術士関連の書籍を多く執筆している福田遵さんの本です。
福田さんはエンジニアリング会社で電気技術者として経験を積まれた方で、私の業務と通じるところがあり強い親近感があります。
福田さんの今までの電気技術者人生は    私にとって非常に参考になるものであり、福田さんは尊敬する電気技術者の一人です。

この本は技術士試験の電気電子部門について上手くまとめている本です。
一次にも二次にも対応していて、私はこの本の旧版を確認用に使ってました。
詳細までは踏み込んでいませんが、全体図や技術の背景がよくわかる良書です。

福田さんの電気技術者人生については次の著書をご覧ください。
電気の仕事を頑張ろうという熱い気持ちが湧いてきますよ。

電設技術者になろう!(日刊工業新聞社)
先日本屋で見た電験参考書の続きです。
今日は電験三種の参考書を書いてみたいと思います。

私が電験三種に合格したのは11年前。
当時も電験三種は人気資格で多くの種類の参考書が出ていましたが、今はさらに増えていると感じています。
最近の参考書はカラー刷であったり、わかりやすく説明されているものが多かったりと、良書が増えているというイメージがあります。
私が合格した当時はいろいろ試行錯誤をしての合格でしたが、多くの資格試験を切り抜けた今、合格するために必要なことは次の2点であると断言できます。

・傾向を知るだけでなく、知識を身に付けるために過去問を解くのは必修!10年分は解くべき。
・できるだけ多くの問題を解き、かつ解説をよく読んで理解する。問題を解くことにより実力を上げる。

電験三種の勉強というと、4科目分冊のものを揃えて全冊制覇に臨む方がいるかと思いますが、非常に大変なことで、計画倒れになる可能性があります。
私は理論以外の3科目の分冊参考書を持っていましたが、どちらかというと辞書的に使用していました。
この3冊は電験用というより、後の業務で読み返すことの方が多かったです。
毎年重箱の隅をつつくような問題が出ますが、4科目分冊の本にも載っていない問題もあります。
電験三種問題の多くは過去問をきちんと理解できていれば解ける問題で、これらの標準問題だけで合格点を確保することを目指すのが一番の戦略かと思います。
このような状況を踏まえて、おすすめの2冊を紹介します。

(1) 電験三種精選問題(オーム社)


私の好きな不動先生の参考書です。
不動先生の解説は無駄がなく、どういう方向性で問題を解けばいいのかがよくわかるのでおすすめです。
不動先生の電験三種の参考書は何冊か出ていますが、問題集形式で一番新しいのがこの本です。

(2) 電験3種過去問題集 平成28年版(電気書院)


電験の過去問というとオーム社と電気書院のものが有名ですが、私のおすすめは電気書院です。
何よりも解説が詳しいのがおすすめの理由です。
安くかつ多くの年度の問題が掲載されている過去問集といえばオーム社だったのですが、電気書院からも安くかつ多くの年度の問題が掲載されている過去問集がついに出ました。
書店で見るとかなり分厚い過去問集でしたが、この1冊を理解できれば合格に大きく近づくことでしょう。

私が電験三種に合格したときに使用した参考書やおすすめの参考書などを過去に書いた記事にまとめています。ぜひご覧ください↓
電験三種おすすめ参考書(2015.6.3更新)
第三種電気主任技術者試験合格体験記 (2013.11.17更新)
昨日本屋に行ったときに電験の本を少し見てきました。
私が電験二種を受けたのは3年くらい前になりますが、このときよりも多くの参考書が出ています。
10年くらい前だと電験二種の参考書なんてほとんどなかったのに、ずいぶん増えたものです。
私が受けたときとスタイルが異なる参考書も出ていて、今ならこの参考書を使っただろうという本がいくつかあります。
このうち、いくつかを書いてみます。

(1) キーワードで覚える!電験2種二次論説問題


この本は実は私が電験二種二次試験を受けてからしばらく読んでいた本です。
私が受けたのは平成24年度ですが、おそらく不合格になったと思い、次の年の合格のために購入したのでした。
仮に合格していたとしても、おそらく技術士第二次試験にも役立つだろうと思い全部読んだのでした。

読んだ感想ですが、この本の方針であるキーワードを中心に覚えるという方法はちょっと難しいように思いました。
ただ、解説は詳しく書かれており、非常にわかりやすいです。
電験二種の論述は内容は難解でもオーソドックスなジャンルから出題されることが多いので、過去問を何年分か理解できていれば計算問題よりも得点源になると思います。
そういう意味でもこの本を1冊きっちり仕上げるというのは大きな意義があると思います。

(2) 戦術で覚える!電験2種二次計算問題


(1)の姉妹本のようです。
本屋で見る限りかなりわかりやすく解説されていて、非常にいい本だと感じました。
電気書院ではこれだけシリーズ(電力・管理【計算編】機械・制御【計算編】電力・管理【論説編】機械・制御【論説編】)が良書であると有名ですが、この本も負けていないのではないでしょうか。
分量的にもこの2冊はおすすめです。

私が電験二種に合格したときに使用した参考書については、過去に書いた合格体験記にまとめていますのでぜひご覧ください↓
第二種電気主任技術者試験合格体験記
先日読んだ『覚えない記憶術』に書いてあったのですが、『資格試験全体を見渡すために一度講習会に参加してみるといい』とのことでした。
とはいっても、私が受ける資格試験というのはこのような講習会が開かれるものはあまりありません。
電験や技術士ではいくつか有料の講習会がありますが、大体は数講義で1セットになっていて、またかなり高額の講習会が多いです。
そんな中で個人的にいいと思っている講習会を紹介します。

(1) 電験三種突破研究会

オーム社主催の講習会です。
今年は東京、大阪、金沢で開催されます。
1日で4科目を全部説明してしまう、全体の概要と勉強の仕方を示してくれる講習会です。
私は以前に1度だけ受けたことがあります。
三種受験者向けの講習会ですが、一種受験者でも得られるものはあると思っています。
私は今年の突破研究会に参加の予定で考えています。

(2) SUKIYAKI塾主催セミナー(出願対策、筆記試験対策)

こちらは私はまだ参加したことがなく、可能であれば今年参加しようと考えています。
地区によって、セミナーの内容や金額に差があるようです。
受験者数が多い建設部門対象になっていることが多いですが、それでも技術士の論文特有の書き方の指導があるのは大きいと思います。
有料のセミナーになりますが、本格的な予備校などに比べるとかなり安めの設定です。
主催者の鳥居さんをはじめ、多くの技術士の方の協力によりこのセミナーが実現できているようです。
本当にありがたいことですね。
セミナーに参加しなくても、今年も論文の添削はお願いしようと考えています。
Audibleを始めてからいくつかファイルを聴きましたが、その感想を書きます。

【長所】
・どこでも聴ける。
・聴く速度を変えられるのが便利。
・定額で聴き放題(今は無料ですが)。コスト的にリーズナブル。

【短所】
・本の全体図を見渡しにくい。
・本の気に入った箇所をもう一度戻って探すのが面倒。
・コンテンツが少ない。

Audibleは本を読んでいる感覚より講演会を聴いている感覚に近いです。
私は本のまとめをノートに書くときは、1冊を読み終えてから簡単に読み返してまとめています。
Audibleですと、聴きたいところを戻って探すのが面倒なので、講演会のように聴いたときにこれだ!と思ったことを瞬間的にメモする必要があります。

それでも、今までの無駄時間を有効に使えていると思います。
長い通勤時間が以前よりも楽しくなりました。
今は気分で本と音楽の聴きたい方を聴いています。
しばらくこのスタイルを続けていきます。