私が電験二種を受けたのは3年くらい前になりますが、このときよりも多くの参考書が出ています。
10年くらい前だと電験二種の参考書なんてほとんどなかったのに、ずいぶん増えたものです。
私が受けたときとスタイルが異なる参考書も出ていて、今ならこの参考書を使っただろうという本がいくつかあります。
このうち、いくつかを書いてみます。
(1) キーワードで覚える!電験2種二次論説問題
この本は実は私が電験二種二次試験を受けてからしばらく読んでいた本です。
私が受けたのは平成24年度ですが、おそらく不合格になったと思い、次の年の合格のために購入したのでした。
仮に合格していたとしても、おそらく技術士第二次試験にも役立つだろうと思い全部読んだのでした。
読んだ感想ですが、この本の方針であるキーワードを中心に覚えるという方法はちょっと難しいように思いました。
ただ、解説は詳しく書かれており、非常にわかりやすいです。
電験二種の論述は内容は難解でもオーソドックスなジャンルから出題されることが多いので、過去問を何年分か理解できていれば計算問題よりも得点源になると思います。
そういう意味でもこの本を1冊きっちり仕上げるというのは大きな意義があると思います。
(2) 戦術で覚える!電験2種二次計算問題
(1)の姉妹本のようです。
本屋で見る限りかなりわかりやすく解説されていて、非常にいい本だと感じました。
電気書院ではこれだけシリーズ(電力・管理【計算編】、機械・制御【計算編】、電力・管理【論説編】、機械・制御【論説編】)が良書であると有名ですが、この本も負けていないのではないでしょうか。
分量的にもこの2冊はおすすめです。
私が電験二種に合格したときに使用した参考書については、過去に書いた合格体験記にまとめていますのでぜひご覧ください↓
第二種電気主任技術者試験合格体験記