第二種電気工事士筆記試験必勝法 | 電気技術者エクレアの資格取得日記

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地方在住の電気技術者です。現在は施設の電気設備管理及びリニューアル工事の設計・工事監理を担当。元電験一種受験生。スキマ時間を活用した資格試験勉強術や今までに合格した資格試験の体験記を中心に書いていきたいと思います。

今日も昨日に引き続きまして第二種電気工事士の話を書きたいと思います。

数年前になりますが、私は第二種電気工事士試験(二種電工)と第一種電気工事士試験(一種電工)の指導を3年間していました。
この間、50名強の方が二種電工試験と一種電工試験を受験しましたが、筆記試験については全員の方が合格できました。
技能試験でミスにより不合格になってしまった方がいましたが、それでもほとんどの方が合格できました。
このときの経験が今後受験される方に少しでも役に立てばと思い、電気工事士試験の必勝法を書きたいと思います。
今回はまず二種電工筆記試験の必勝法を書きます。

■勉強法について

二種電工筆記試験でもっとも重要なのは『過去問の演習』です。
電験三種で過去問を理解することが重要と書きましたが、二種電工はそれ以上に過去問が重要です。
電験で過去問と似た問題が出題されるということはよくありますが、二種電工では全く同じ問題が出ることがあります。
過去問と同問題、そして過去問との類似問題で全体の8~9割を占めますので、以下に過去問が重要かがわかるかと思います。

もう1点、私が重要だと考えているのが『数学の理解よりも電気現象の理解』です。
二種電工には多くの公式が登場し、数学の知識が要求される問題が多くありますが、なぜこのような式となるのかという電気現象を理解することが重要だと考えています。
私は真に暗記が必要な公式はオームの法則、電力の定義、エネルギーの定義、キルヒホッフの法則くらいだと思っています。
他の公式はこれらを組み合わせて、様々な電気現象を背景としてできた公式です。
公式は暗記するのではなく、『公式が導かれる電気現象をストーリーとして理解する』ことをおすすめします。

■参考書について

私が指導時に使用していたのは次の2冊(+α)です。
頻繁に新版が出ているので、最新の版を紹介します。

(1) 第二種電気工事士筆記試験受験テキスト(電気書院)

(2) 第二種電気工事士筆記試験模範解答集(電気書院)

(3) 工事と受験(電気書院)


(1)は二種電工の教科書とも言うべき本です。
見開きの左ページに解説、右ページに問題が書いてあり、効率よく学べるテキストになっています。
意外と細かな部分にも掘り下げて書かれており、この1冊で試験範囲を全て網羅しています。
鑑別試験に出る工具や器具のカラー写真が掲載されているのも便利です。
電気書院から長らく出版されている実績十分のテキストです。

(2)は10年分の過去問集です。
これを理解できれば間違いなく合格できるでしょう。
過去問は数社から出版されていますが、電気書院のものは解説が詳しいのでおすすめです。

(3)は参考になるのですが、電気工事の雑誌です。
二種電工、一種電工、電験三種などの過去問や演習問題が多数掲載されていて重宝したのですが、残念ながら2012年12月号で休刊となってしまいました。
オークションなどで購入することができるかもしれませんが、おそらく入手は難しいと思われます。
受験用として非常にいい雑誌だったので参考までに載せました。

上記の参考書はいずれも良書と断言できるものばかりです。
この2冊で筆記試験は問題なくクリアできることでしょう。