今日で北海道からお別れです。



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朝イチの江差行に乗るため、木古内の駅へとやって来ました。今はまだ静かな駅前ですが、新幹線がやって来る準備は着々と進められ、もうしばらくしたら全く見違えるような状況へと変貌を遂げるのでしょう。




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江差行の一番列車は、函館方面からの接続がないため、他にテツが2名乗っているだけでとても空いています。でも、来年5月の廃止が発表され、シーズンでもあることを思えば、たぶんこの後の列車からはかなりの混雑が予想されます。その意味ではこの列車はねらい目ですね。




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もはや何度も見た景色ですが、間もなく見られなくなると思うと、もっともっとよく見ておかねば、という気になります。木古内から分かれた江差行は、しばらくは田んぼが続く平坦な道を快走。




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そして吉堀を過ぎると厳しい峠越えに差し掛かります。エンジン音をうならせ、喘ぎ喘ぎ登る様子はとても迫力があり、江差線屈指のハイライトとも言えるでしょう。




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湯ノ岱では人の手を介して行なわれるスタフ交換が今も健在。なお上下列車の行き違いがあるのは午前中の便だけです。




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その後しばらくは天野川が寄り添うようにぴったりと。




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山を抜けると再び田畑が広がります。




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そして最後には日本海が。海が見えてくると、間もなく終点の江差です。




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江差に着きました。せめてここまでのこの素晴らしい景色をいつまでも忘れないようしっかりと脳裏に焼き付けておきたいものです。




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途中の駅も回ってみたくなり、折り返しの列車では宮越で降りてみました。




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周囲に人家はあまり見えず、秘境感さえ漂っています。木造の待合室がいい味出しています。




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駅のすぐ裏手には、天野川の悠々たる流れが。




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駅前はひっそりとしていましたが、川を渡ってしばらく行くと、比較的まとまった集落が。





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江差行の列車の到着が近付くと、地元利用者が2名駅へとやって来ました。どうやらここは定期的な利用者が居るようで、何だか嬉しく思ってしまいます。




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やがて木古内方面から江差行の列車が到着。毎日繰り返されるこの当たり前の光景も、来年はもう見られないと思うと、やはり切なく思えてなりません。




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今度は終点の一つ手前、上ノ国で下車。




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駅舎は観光案内所に併設される形で、夜間は閉め切るため駅寝はできない旨の掲示が。




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木古内に戻って来ました。なお利用者増を見込んで、この後の列車は2両で運転されるみたいです。




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木古内からは「白鳥」に乗って北海道を後にします。やはり特急列車は快適ですね。




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この列車は上下2本ずつしか停まらない津軽今別にも停まるので、ここで降りることにしました。なお木古内から乗った場合、ここまでの特急料金は不要です。




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津軽今別のホームから下へ続く階段を下りると、そこはもう津軽二股の駅です。時刻表では両駅は隣接していると記されていますが、実際は「併設」といった方がしっくりくるでしょう。なお、新幹線開業時には、ここに「奥津軽」駅ができることになっていますが、この両駅の駅名がどうなるか、気になるところです。




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周囲には特に何もありませんが、ホームに接するような形で「道の駅」が営業。中では軽い食事を取ることもできます。




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しばらく待つうちに三厩方面から津軽線の列車が入線。これに乗って蟹田方面へと抜けます。




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ここでも使われている車両は非冷房の40系。窓を全開にして思い切り外の風を受けられます。





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途中にはちょっとした峠越えもあり、江差線のそれと比べても勝るとも劣らぬ迫力に満ちています。江差線共々、こっちもじっくり味わいたいですね。




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蟹田に到着。駅舎が新しくなっていましたが、なかなか風情のある造りでした。




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蟹田からはロングシートの701系の登場。旅情には欠けますが、東北ならではのこの車両を見ると、本州に戻って来たという気にはなります。




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青森まで戻って来ました。5日前、ここから「はまなす」に乗ったのが、何だかもうずっと昔のことのように思えてしまいます。




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そのまま弘前まで移動。この辺はもうすっかり701系の天下です。




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訪れたのは弘南鉄道の弘南線です。3日前に新駅が開業したのでそれをやっつけるのが目的です。なお切符は大鰐線にも乗れる一日乗車券を1000円で売っていたのでそれを購入。




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下校や早めの帰宅でそこそこ賑わう車内。どこにでもあるようなこんなありふれた光景こそ今の平和日本を象徴している気がします。




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そして3日前に開業したばかりの新駅「田んぼアート」に下車。なるほど、周囲は田んぼばかりです。なお、ここには日中しか電車が停まらず、ギリギリで間に合いました。




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そばには廃車となった昔の車両が留め置かれています。できれば乗ってみたかったですね。




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一日券を買ったこともあり、せっかくなのでその後は終点の黒石まで行ってみました。




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ここは国鉄黒石線が弘南鉄道に転換する時、及び黒石線そのものが廃止される時に何度も訪れているのでいろいろと思い出の多い所です。とても大きな町といった印象が強く、鉄道の廃止を意外に思ったものでした。




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田畑が果樹園が続く弘南線の車窓。実にのどかです。




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弘前に戻って来ました。電車は30分毎の運転と本数も多く、また魅力的な駅もちょくちょくあるので、一日券を活用していずれまたじっくりいろいろ回ってみたいものです。




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弘前からは数少ないJRの列車を利用して大鰐温泉へと移動。




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JRの大鰐温泉駅のホームに直結する形で弘南鉄道大鰐線の大鰐駅が併設。こちらは随分と寂しい感じです。




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弘南鉄道の一日券は大鰐線でも使えるので、せっかくなのでこちらも乗ってみることに。なお、弘南線に比べると、ちょっと寂しげです。




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少ない乗客を乗せて弘前の町中へと進んで行きます。先日、廃止を検討する談話が発表されたため、今後の成り行きが気になるところです。




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中央弘前に到着。レールはここでぷっつりと途切れ、いかにも終着駅といった感じです。なおJRの弘前駅までは歩いて15分ほどの所です。




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JRの弘前駅前に比べると、こっちの方が中心街に近く、駅舎も風格があり伝統を感じます。でもJRと繋がっていないことはやはり不利になりそうな気が。



木古内 6:43 → 7:49 江差 8:09 → 8:29 宮越 8:56 → 9:08 上ノ国 10:34 → 11:30 木古内 11:59(特急「白鳥28号」) → 12:38 津軽今別・津軽二股 13:01 → 13:26 蟹田 14:05 → 14:42 青森 15:26 → 16:10 弘前 16:30 → 16:53 田んぼアート 17:23 → 17:29 黒石 17:50 → 18:19 弘前 18:30 → 18:41 大鰐温泉・大鰐 18:50 → 19:18 中央弘前

相方はもう旅が終わる頃だけど、こっちはまだやっと半分ってとこですかね。これからは家路に向けてまたひたすら鈍行の旅が続きます。



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旭川から乗った岩見沢行は、今や絶滅危惧種に値する旧国鉄形の711系。さすがにもう先は長くないと思われ、今のうちにしっかりとその走りっぷりを堪能しておきたいものです。




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岩見沢からはもう札幌への完全な通勤圏内。電車も次々にやって来るようになります。




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もはや旅情など全く感じなくなりますが、ここしばらくあまりにひと気がない状態が続いただけに、都会の空気がとても懐かしく思えてしまいます。




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それでもこの銭函から朝里にかけての張碓海岸を行く区間は、日本海が線路ギリギリまで迫り、風光明媚な海岸美が望めます。いわゆる通勤路線において、ここまで迫力のある海の景色が堪能できる路線というのも珍しいのでは。もっとも、大半の人は無関心のようでしたが。




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小樽までやって来ました。引き続き長万部行に乗り換え。ここから先は列車の本数も急激に減り、非電化単線のローカル線となります。




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車両は窓が明かないキハ150で、40系に比べるとやや旅情には欠けるかも。シーズンということで、旅行者の姿が目立ちます。




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特急列車が全て「海線」と呼ばれる室蘭本線を経由するようになってから、すっかりローカル線へと成り下がったこちら「山線」ですが、山を越えて行くダイナミックな景色は見応えがあり、風情という点でもこちら「山線」に軍配を上げたくなります。




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長万部に定時到着。どうやら「海線」の方は大雨の影響でダイヤが乱れているらしく、「山線」を選んだのは正解だったみたいです。




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長万部からは国鉄タイプの40系気動車にバトンタッチ。非冷房車ですが、窓が開くのでこの時期は却って嬉しいかも。自然の風を思い切り浴びて、やっぱりこれぞ夏の旅。




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ただひたすら外の景色をボ~ッと見ているだけでも飽きないものです。急に霧が出てきて視界がほとんど効かなくなりましたが、それもまたオツなものです。




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森では30分余りの停車。このような途中駅でのインターバルは、鈍行列車での楽しみでもあります。ということで、しばし途中下車。




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狙いはコレです。売店に行くと、ありました。500円と低価格なのも嬉しいですね。




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流山温泉です。ホーム脇にデンと置かれていた200系新幹線車両が特徴的でしたが、先日撤去されたとのこと。何だかちょっとガランとしてしまったようで、残念な気も。




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右手に大沼公園が現れると、いよいよ函館もあと少しとなります。




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函館に到着しました。朝、旭川を発ったのに、すっかり陽は暮れ、北海道の広さを実感させられます。でも今日はまだもうちょっと先へ行きます。



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明日は早朝に木古内を出る江差行に乗りたいので、江差線に乗り換えて木古内まで移動。ということで、今夜は木古内に宿を取りました。



旭川 8:10 → 9:49 岩見沢 10:05(快速「いしかりライナー」) → 10:23 江別 10:28(快速「いしかりライナー」) → 11:40 小樽 12:20 → 15:15 長万部 16:08 → 19:24 函館 19:31 → 木古内 20:36

一夜が明けて。



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今朝の北海道新聞にさっそく昨日の“快挙”が載っているのを見つけたので近くのコンビニでさっそくゲット。毎日新聞にも載っているはずだけど、そちらは残念ながら入手できず。誰か手に入れた人はいるのかな。




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みんなせっかく遠くから駆けつけてくれたことだし、このまますぐにバイバイするのもちょっと寂しいかな、とのゆゆの発案により、急遽宗谷岬への即席ツアーを開催。時間に余裕がない数名を除き、みんなでワイワイ行くことに。あくまでプライベートな行動だけど、ゆゆのマネージャー戸上さんも参加して、日本最北端の地である宗谷岬へとやって来ました。




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帰りのバスは3時間以上後となり、みんなでブラブラ周辺を散策したりしてみます。仕事意識のないことで、緊張感の欠いたユルユルとした言動行動が却って面白く、通常のツアーとは一味違う独特の楽しさに満ちているようです。




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何気に灯台まで行ってみると、運のいいことに今日は年に一度だけの灯台開放デーとのこと。この恐いくらいの偶然に、これは見学するしかないでしょう。




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ということで、さっそく展望台まで登ってみました。足元から下が丸見えのため、高所恐怖症の人にはキツそうだけど、360度の大展望にみんな大満足のご様子。何しろ普段はまず見ることのできない景色なだけに、幸運に感謝して心ゆくまで堪能します。




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ちなみに展望台からの眺めはこんな感じになります。さっきみんなで念撮影をした宗谷岬の突端からはるか沖合いまで実に見事な眺望です。天気がよければサハリンもくっきりと見えるはずですが、ちょっと今日はややガスに邪魔されているような。




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そろそろお昼時ということで、ここでは美味しいと評判のラーメン店に入ることに。




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ということで、人気の高いオススメの帆立ラーメンにしてみました。確かに評判通りの美味しさで、それにこうしてみんなで楽しく食べるとさらに一段と美味さが引き立つ気がします。




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そしてまたみんなでゾロゾロとバス停がある岬の方へ歩いて行きます。このユルユル感がたまりません。




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バス停近くまで戻って来ました。相変わらずお喋りは続いています。みんなで居ると時間なんてあっという間に過ぎてしまいますね。




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見よ!この見事なまでのお揃い振りを(笑)。今はこういうのが流行っているんですかね。




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戸上マネージャー、稚内空港行のバスで一足先に離脱。プライベートにも関わらず、いろいろとお世話になりました。もっとも、本人随分と楽しんでいたみたいだけど。



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稚内に戻り即席ツアーは終了。その後は稚内にもう一泊するという相方を連れ出して、宗谷本線沿線を少しうろうろしてみようかと。旭川方面へ抜ける2人も一緒乗り込みましたが、人数も大幅に減ったことでかなりリラックスしている様子が見てとれます。




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そして旭川方面へ抜ける2人に見送られ、降りた駅は稚内から4つ目の兜沼。我々以外に乗り降りはなく、いったいここに何があるの?と言われそうですが、実は駅裏には周囲3.5キロの兜沼があり、自然公園として整備されていて、デートコースには打ってつけの所なのです。




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下りホームからその兜沼公園へと抜ける近道があり、5分も歩けば管理事務所に行き当たります。そこでは自転車が無料で借りられ、さっそく周囲をサイクリング。アップダウンのほとんどない平坦な道が続くので、ついつい調子に乗ってどんどん先へ先へと進んで行ってしまいます。




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途中にはこんな休憩ポイントもあり、自然の中に思い切り身を任せてみるのもまた格別です。2人で来るのもいいけれど、ツアーを組んで大勢で訪れてみるのも楽しそうですね。



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全力で自転車を漕いだ甲斐があって、予定より一本早い列車に間に合いました。駅から近いこともあり、フラリと訪れるにはまさに絶好の所です。




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ボクはこの後、旭川方面へ抜けることにしていて、折り返しの関係で一駅下車が可能なので、抜海で降りてみました。ここは雄信内と並び、開業当時からの駅舎が残る今や貴重な駅の一つで、駅舎ファンからは根強い人気を誇っています。正面の部分がきれいに手直しされていたけれど、この分ならまだ当分は壊されることはないでしょう。


稚内方面へ戻る相方でしたが、次の列車でも問題ないので一緒に降りることにしました。かつて二人で演じたCSの番組「鉄道トラベラーズ」を思い出します。




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駅ノートが置かれていたのでコメントを記入。ここに来た人は探してみてください。




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次に来る名寄行の列車に二人で乗り込み、隣の勇知で稚内へ戻る相方が降ります。相方とはこれでお別れとなり、ここからはまた一人での行動となります。




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まだ明るいですが、幌延から先はこの列車が最終となります。乗っているのは他に旅行者が2人居るだけで地元利用者は見かけません。もっとも、今日は日曜日ということもありますが。




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次第に陽が暮れて行く様子をがら空きの車内から窓を全開にして堪能。ホント、これはもうたまらんですよ。




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名寄に到着しました。名寄本線があった頃は、こんな時間でもまだ随分と活気があったものですが、それを思うと今は本当に静かになりました。




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まだ旭川方面へ行く列車があり、さらに先を目指します。駅を離れ人家が見えなくなると、そこには真の闇が訪れます。そんな走りっぷりもまた興奮を呼び起こすのに十分だったりします。




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夜の11時半近く、旭川に着きました。さすがにここはまだ人々が普通に歩いていたりします。でも何だか少しホッとしたりして。



稚内駅前 8:38 → 9:28 宗谷岬 12:40 → 13:23 南駅前・南稚内 14:16 → 14:42 兜沼 16:19 → 16:33 抜海 17:26 → 20:50 名寄 21:56 → 23:27 旭川



★★★--- 再度お知らせ ---★★★


8月10日(土)18:30~


レビ東京系の「土曜スペシャル」 『極旅5』に登場します。

 ~達人と行くガイドに載らないマル秘ツアー~


村井美樹ちゃんとパンチ佐藤さんと共に、四国のとっておきの駅を巡ります。


お楽しみに。

いよいよXデーを迎えました。



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今日のスタートは天塩中川9時52分発とかなりゆっくり目の出発です。乗り放題の切符なので、早起きしてもっとあちこち回ってもよかったのですが、たまにはこんな日があってもよかろうと、睡眠不足の解消に充てることにしました。おかげで完璧なまでにスッキリしています。




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相方が乗っている稚内行4329Dには、途中の音威子府から乗ることを伝えてあり、それまでの間に一駅降りることができるので、前々から気になっていた徳満にしてみました。毎度のごとく他に乗り降りはゼロ。悲しいかなこれが北海道のローカル駅の現状のようです。




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駅舎が解体されてからは初めての訪問となります。訪れるたびに明らかに傾いていた駅舎が気になっていましたが、2000年の夏にとうとう解体されてしまいました。自然倒壊したとのうわさもあり、いずれにせよとても気に入っていた駅の一つでもあったので、このあまりにシンプルとなった現状を目の当たりにすると、ひどく愕然とした想いにかられます。




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ちなみにこれが解体される前の在りし日の徳満駅舎です。周辺の駅が軒並み「貨車」や簡易駅舎に建て替わっていく中、ここだけは昔のままの姿でずっと残っていました。それだけにこの駅に想いを寄せる人は多く、待合室に置かれた「思い出ノート」は何十冊にも達していました。私自身何度も訪れた一人でもあり、今でもこの駅の思い出は強烈に脳裏に焼き付いています。




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それでは相方の乗った列車を捕まえるため、音威子府に向かいます。ここ徳満を訪れることは恐らくもうないでしょう。




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サロベツ原野が広がる付近一帯は、地平線が見えそうなくらいの真っ平らな大地が広がり、いかにも北海道といった風景が続きます。




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そしてぴったりと寄り添うように流れる天塩川。




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音威子府に到着。ここで名寄方面からやって来る相方の乗った列車を待ちます。




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今日は音威子府村の村名改称50周年を記念して、キハ40国鉄色を3両繋いだ臨時列車「常盤号」が運転されていて、ちょうど音威子府に到着したところ。そのため乗り合わせた団体客でにわかに駅は活気づいています。




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駅前は即席のイベント会場となっていて、多くの人で賑わっています。できればじっくり見物したいところですが、あまり時間がないのが惜しまれます。




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駅構内にある黒いソバが特徴の立ち食いソバ屋はとても人気があり今日も多くの人で賑わっています。




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その中に混じってフォトライターの矢野直美 さんの姿が。「常盤号」関連のゲストとして呼ばれているそう

ですが、せっかくなので木村裕子ちゃんとも掛け合わせようかと。




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そうこうしているうちに、相方の乗った稚内行4329Dが名寄方面から到着。ここ音威子府では21分間の停車時間があります。元気そうな相方を見てまずは一安心。



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そんなわけで、さっそく矢野さん&ゆゆのツーショット。




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せっかくなので、ボクも混じってスリーショット。何気にこの組合せは過去に例がないかも。




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停車時間を利用して、黒いソバをかき込む相方。この機を逃すともう夕方まで食事のチャンスはありません。




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発車前に駅名標の前でもう一度パチリ。




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そして矢野さんに見送られながら稚内行4329Dはすべるように音威子府を発車。矢野さん、お忙しい中ありがとうございました。




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長かった旅もいよいよ残り僅かとなり、すっかりリラックスムードの相方。一応プライベートな行動ですが、熱心なファンも多数駆けつけたことで、さながら公のツアーに参加しているかのようです。




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対向列車の行き違いのため数分間停車した雄信内において、即席の撮影タイム。昔ながらの木造駅舎が今もそのまま残る貴重な駅の一つです。




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幌延では30分余りの大休止。こんな風に途中でのびのびできるのも、鈍行列車の魅力でしょう。ということで、ここでも思い思いの撮影タイム。




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のんびりと外の空気が吸えるのも実質上ここが最後。ラストランを前にして、時間がゆっくりと流れます。このマッタリ感がたまりません。




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ゴールを前にして、車窓左手に突然開ける大パノラマ。日本海の向こうに利尻富士がそびえる絶景は、これぞ宗谷本線のハイライト。ほんの一瞬の出来事ですが、そのあまりの見事な眺望は、本当に息を飲むほどです。




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みんなも固唾を飲んでこの絶景に見入っています。いい写真が撮れたかな。




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ポツポツと家が現れ始め、やがて大きな町並みへと変化し、相方と多くのファンを乗せた4329Dは、ついに終点の稚内へと到着。いつもの赤制服に着替えたゆゆちゃんが、ゆっくりとホームに降り立ちます。鉄道アイドル木村裕子、枕崎からの5日間に亘る鈍行旅のゴールインと、JR全線乗りつぶし達成の瞬間です。




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ホームでは駅長さん始め観光協会の方々、それに新聞記者の皆様等、多くの人がお出迎え。この予期せぬ盛り上がりに普段は強気の相方も、感極まっている様子でした。




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同行したファンのメンメンも交え、みんなで一斉にハイ、チーズ。




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はるか南の果ての枕崎から5日間に及んだ距離は実に3126.1キロ。お疲れ様でした。




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一呼吸置いて新聞記者の取材に応じる相方。さっそく明日の朝刊に載るそうです。楽しみですね。




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最後にもう一度、同行したファン一同によるショット。

おめでとう、相方、いや、ゆゆちゃん。今夜はゆっくりとお休みください。



天塩中川 9:52 → 11:05 徳満 11:30 → 13:02 音威子府 13:35 → 16:59 稚内



★★★--- お知らせ ---★★★


テレビ東京系の「土曜スペシャル」 『極旅5』 ~達人と行くガイドに載らないマル秘ツアー~

好評につき、お蔭様でこのシリーズも5回目になります。


今回は村井美樹ちゃんとパンチ佐藤さんを引き連れて、四国のとっておきの駅を巡ります。


8月10日(土)放送予定。(これまでとは放送時間が若干変わっています)

お見逃しなく。

今日から舞台は北海道へと移ります。


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「はまなす」は札幌に定時到着。まあまあよく眠れた方です。でも開放寝台はやっぱりもう時代遅れの感が。値段も高過ぎるし、移動だけなら座席車の方が気楽かもしれませんね。




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札幌からは引き続き滝川行に乗り換え。この地区ならではの711系を目の当たりにし、北海道までやって来たことを実感させられます。




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予定では真っ直ぐ旭川へ抜け、早々と稚内へと向かうつもりでしたが、不意に気が変わり、滝川から根室本線を行くことにしました。そんなに急ぐ必要もないので。




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滝川から乗り換えた釧路行は、所要時間が実に8時間もかかる「日本一の長時間鈍行」としてにわかに脚光を浴びるようになった列車。そのため、全区間を乗り通すテツも、特にこの時期にはそこそこいるみたいで、通常の旅行者と合わせて結構な乗車率となっています。たった1両では少々キツイかも。



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富良野で降りました。なお、釧路行は、ここから1両増結して2両での運転になるみたいです。




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富良野で降りたのは、富良野線を走る「ノロッコ号」に乗るためです。この時期富良野線では、トロッコ列車の「富良野・美瑛ノロッコ」を3往復計6本走らせていて、観光客の誘致に励んでいます。いずれも自由席がたくさんあるため気軽に乗れるところも魅力です。




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最初ホームにて「ノロッコ」を待つ人のあまりの多さに驚いたものでしたが、4両も繋いでいることで実際には7~8割程度の乗車率に収まったようです。一応定期券等でも乗れる列車ですが、ほとんど全て観光客で占められていると思われ、北海道らしい雄大な景色に一喜一憂、あちこちで歓声が上がります。




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途中にあるこの時期だけ営業する臨時駅の「ラベンダー畑」でかなりの人が下車。その大半は女性で、何となく男と女の鉄道に対する見方の違いみたいなものがわかったような気がしたりして。




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平らな大地から林の中へ。そのゆっくりとした歩みは、日常の慌しさを忘れさせてくれる豊かさに満ちているようです。




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絶景の見所ポイントでは、徐行や一時停止のサービスも。雄大な景色を心ゆくまで堪能させてくれます。




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終点の美瑛に到着。思わずカメラを向ける人も多く、「ノロッコ」号はもはやすっかり人気列車として定着しているようです。




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美瑛からは普通の列車にバトンタッチ。これはこれでまた悪くないですが、窓が明かない車両なのは惜しい。




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旭川に到着です。駅が新しくなってからもう何度も訪れて、やっとこの駅の雰囲気にも慣れて来ましたが、やっぱりまだ違和感を抱いてしまいます。




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旭川からは宗谷本線へと分け入ります。直前に出る特急「サロベツ」が運休しているせいか、通常1両の幌延行が、今日は2両繋いでいます。おかげでかなりゆったりしています。




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塩狩峠を通過中。クーラーがないため、窓を全開にして自然の風を思い切り浴びてみます。ひんやりとした風が心地良く、まさに至福のひと時です。昔はこれが当たり前だったけれど、今はもうこんなことができる列車も随分と少なくなりました。



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乗降の全くない「板切れ」駅にも律儀に停車。これぞまさしく北海道を旅していることをしみじみと感じさせる瞬間です。




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豊清水では対向列車の待ち合わせのため数分間の停車。せっかくなので駅の周辺をざっと観察してみます。いわゆる秘境駅としても知られ、なかなか来にくい所なだけに、こういった停車はとても嬉しく思ってしまいます。




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折り返す列車の関係上、一駅降りられるので、歌内にしてみました。ここを訪れるのもかれこれ20年振りくらいになります。




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いわゆる「貨車駅」になって久しく、その「貨車」もだいぶガタがきているようです。駅前には人家が数件あるだけで、利用者もほとんど居なくなりました。かつてはこんな駅でも駅長さんを始め多くの駅員が詰めていて、それなりに活気があったはずですが、今はもうそんな面影は微塵もありません。いずれは駅そのものが廃止されるのではないかと心配してしまうほどです。




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上りの名寄行がやって来ました。まだ夕方の7時を回ったところですが、これが本日の最終列車となります。

乗り遅れたらそれこそ大変なことに。




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そして隣の天塩中川で下車。今夜はここに宿を取りました。明日はいよいよ相方の晴れ舞台に立会います。いい天気になることを願って。



→ 6:07 札幌 6:34 → 8:15 滝川 9:37 → 10:48 富良野 11:52(「富良野・美瑛ノロッコ2号」)→ 12:54 美瑛 13:06 → 13:37 旭川 14:18 → 18:41 歌内 19:14 → 19:23 天塩中川

鉄道アイドルの木村裕子ちゃんが、「18きっぷ」を使って枕崎から稚内まで移動中であることは昨日書いたけど、稚内到着時には、同時にJRの全線乗りつぶしを達成する時でもあり、現段階においては、宗谷本線のみまだ乗っていないとのこと。つまり稚内到着時には、同時に2つの快挙を成し遂げることとなり、やっぱりこれはその瞬間に立ち会って、盛大に祝ってやるべきとの結論に達し、僕も稚内を目指して旅立つことにしました。


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そんなわけで、上野駅にて相方と待ち合わせ。昨日も会っているから新鮮味には欠けるけど、一旦自宅に戻ったことで心身共にリセットされたみたいで、また新たな気持ちで旅を始められます。もっとも、ずっと一緒というのもダレるので、同行するのは福島までにして、そこからは東北・奥羽と二手に分かれてそれぞれ先を目指すことにしています。




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全行程の半分くらいは過ぎたことと、こちらも一旦自宅に戻って装いも新たに出直せたことから、すっかりゴキゲンの相方。今や東北地方はオールロングシートの車両が多くなったのにも関わらず、うまい具合にロングシート車を避けられ、その点においても快適な道中となっています。




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プライベートでもちょくちょく会っているせいか、こんなシチュエーションになってもドキドキ感など一切なく、妹か従姉妹とでもいるような感覚でしかありません。とはいえ、これでも一応現役のアイドルと二人っきりで旅しているわけだから、ゆゆファンからすれば、たまらなく羨ましい光景なのでしょう。ということで、とりあえず「いーだろ」と言っておきます(笑)




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仙台までやって来ました。当初の予定では、相方は福島から奥羽本線へと分け入るはずでしたが、ダイヤが乱れているらしく行き詰る恐れがあったため、急遽北上線回りに変更した次第。そんなわけでまだしばらくは一緒に行動することとなりました。




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仙台では乗り換えの列車まで少し時間があったので、構内の駅ソバ店で腹ごしらえ。けれどもそんなにのんびり食べている余裕はなく、常に時間を気にしながらの行動となります。ちょっと慌しいけれど、これも乗り鉄の醍醐味だったりして。




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仙台からはついにオールロングシートの701系に遭遇、景色は見づらくなり旅情には欠けますが、むしろここに来るまでこれに当たらなかったのが不思議なくらい。その意味ではかなり運がよかった言えるでしょう。





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半分は過ぎたことでもあり、そろそろお疲れの様子で。無防備な姿を晒していますが、寝過ごしたら全てがパアですぞ。



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北上にて相方と離脱。「18きっぷ」では盛岡から先の第三セクター鉄道には乗れないため、相方はここから北上線を回って秋田経由で青森方面へと向かいます。今度会うのは明後日のラストラン。しばしお別れです。道中お気をつけて。




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ということで、僕はIGRと青い森鉄道にも乗れる「北海道&東日本パス」を所持しているので、そのまま盛岡へ抜けてIGR→青い森とかつての東北本線を進みます。国鉄時代から何度も通ってきた伝統のあるこの区間も、今はもう東北本線ではないなんて、時の流れをしみじみと感じてしまいます。




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そしてかつての東北本線の終点、青森へとやって来ました。上野を出てから14時間近く。はるばる来たな~ という気がします。もっとも、相方に比べれば全然たいしたことはないけどね。




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今日はまだこれで終わりではなく、この後22時42分に出る札幌行の夜行急行「はまなす」に乗ってさらに北を目指します。持参の「北海道&東日本パス」は、急行列車に限り急行券等を買えばそのまま乗車できます。せっかくなのでここは寝台料金をフンパツして、今や貴重となった寝台車を利用。目が覚めれば、そこはもう北の大地です。



上野 7:57(快速「ラビット」)→ 9:27 宇都宮 9:34 → 10:25 黒磯 10:33 → 11:37 郡山 11:56 → 12:43 福島 13:00(快速「仙台シティラビット5号」)→ 14:13 仙台 14:45 → 16:23 一ノ関 16:28 → 18:00 盛岡 18:15 → 19:42 三戸 19:51 → 21:48 青森 22:42(急行「はまなす」)→

四国でのロケは昨日で終わり、後はもう帰るだけ。切符の期限も残り一日となり、このまま新幹線に乗って一気にワープと行きたいところだが、実は相方(ゆゆ)が「18きっぷ」をちょうど5日分使って、枕崎から稚内へと向かう鈍行旅を昨日から始めておりまして、せっかくだから道中少し付き合ってみるのもいいかも、と思い、当人と連絡を取って岡山にて合流することにしました。



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昨日早くに枕崎を発ってから、既に丸一日以上乗りっ放しで少しは疲れているかと思いきや、そんな素振りはちっとも見せず、まだまだ元気いっぱいの様子。どうやらこの旅そのものを楽しんでいるようで、「乗り鉄」としての道も極めつつあるようです。


このまま東京まで一緒に行くことも可能だったけど、あまり長く同行しても緊張感に欠けるだけで、それにこっちもせっかく新幹線に乗れる切符を持っているのにそれを使わないのも惜しく、新大阪まで来たところで相方と別れ、「のぞみ」に乗り換えてさっさと帰路へ向かうことに。


さすがに新幹線は早く、あっちがまだ名古屋あたりをうろうろしている頃にはもう東京まで行っている。本当にご苦労なことだが、そんな道中も楽しく思えてこそ一人前のテツと言えるのでしょう。ゴールはまだまだ先だけど、応援してまっせ。ガンバ!

あまりの暑さで早くも身体は限界にきています。もはや気合で乗り切るしか。



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それでも今日は川や海など水辺のロケが多く、過酷さにおいては昨日に比べればまだましかも。

それにしても、この2日間の暑さは半端ではなく、無事に終わって心底やれやれといったところです。


この模様は、テレビ東京系にて 8月10日(土) 放送予定の「土曜スペシャル」『極旅5』にて。

テレビ東京系で放送されている「土曜スペシャル」の「極旅」シリーズ。お蔭様で大好評とのことで、このたび5回目となるロケを決行。今回は四国に的を絞ってみました。



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メンバーは前回と一部替わっています。

猛暑の中歩き回り、もうへとへと。行程自体はぬるいけど、恐ろしく過酷なロケとなりました。

ネタバレOKとは言われているけれど、やはりそこは見てのお楽しみ、ということで。

ロケは明日からなので、まだ今日いっぱいのんびりできます。なので今日も切符を精一杯活用させてもらいます。



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泊まった宿は路面電車沿いにあり、松山の駅まではその路面電車を利用。電車一日券を買って市内散策をするのも楽しそうですが、それはまた別の機会に、ということで。




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松山からは「宇和海」に乗ってさらに西へ。特急も乗り放題の切符がさっそくその威力を発揮します。




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やって来たのは宇和島です。もちろん予土線が目当てですが、これから乗る列車にはトロッコ車両が連結されていて、今日はこれからそのトロッコに乗ります。なお、通常予土線の列車にはトイレがありませんが、レジャー客を意識してか、もう一両繋いでいる一般車両は、トイレの設備がある特急車両が使われています。




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いよいよトロッコ列車「四万十トロッコ」号の旅立ちです。しばらくは田畑が主体の平凡な景色が続きますが、それはそれでとてものんびりとしていて早くも旅情に満ち溢れています。それに予土線は通常窓が開かない車両が使われていて、しかも景色の見づらいロングシートであることから、自然の風を思い切り体感できるこのトロッコ車両には、なおさら旅心がうずきます。




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江川崎を過ぎると、いよいよ予土線のハイライトとも言える四万十川が寄り添います。「日本最後の清流」とも呼ばれるだけあって、その流れは実に美しく、泳ぎを楽しむ子供達もちょくちょく見かけたりします。欄干のない沈下橋と呼ばれる簡素な橋が随所に設けられているのもこの川の特徴の一つで、いろいろと興味は尽きません。外はかなりの猛暑ですが、それでもいくらか清涼感も漂い、窓のないトロッコ列車がその真価を発揮します。


今日はこの後、窪川から特急で琴平まで出て、ロケ隊と合流。明日からのテレビ撮影に備えます。