テレビ番組のロケで四国へ行く機会に恵まれ、ざっと交通費を計算してみたところ、この春からJR東海が売り出した「たびきっぷ」の四国編を利用した方がはるかに安くなることがわかり、僕だけ列車で行くことに決める。この切符は、5日間四国内のJRと三セク路線が特急を含め乗り放題となり、岡山までの往復には新幹線も利用できるという大変に利用価値の高い切符だ。ロケの日程は2日間なので、せっかくだから残りの3日間はこの切符を活用してあちこち乗り回してみるのも悪くないと思い立ち、少し早めに出発することに。



横見浩彦の近況報告!-13.7.20-1 横見浩彦の近況報告!-13.7.20-2

そんなわけで、「のぞみ」と「しおかぜ」を乗り継いで松山までひとっ飛び。鈍行の旅も悪くないけれど、特急には特急の良さがあり、この快適さはこれはこれでクセになりそう。それに今日からまた「18きっぷ」が使えるだけに、そこをあえて特急で移動する優越感がまたたまらなかったりして。




横見浩彦の近況報告!-13.7.20-3

松山からはさらに「宇和海」に乗り換え、内子へとやってきました。昭和61年3月に予讃線の新線が開業するまでは内子線としての終着駅であり、その痕跡を探してみようとの試みです。新線は一応それまでの内子線を延長するという形でしたが、実際は新たな線路を路盤と共に付け替えたと言ってよく、ここ内子駅もそのときこの場所へ移転してきました。




横見浩彦の近況報告!-13.7.20-4

駅前にはかつてこの地を走っていた、C12形蒸気機関車が留め置かれています。でも高架化された今の内子駅からはちょっとピンと来ないかも。




横見浩彦の近況報告!-13.7.20-5

かつての内子駅は、現在の駅から500メートルくらい離れた場所にありました。跡地には図書館が建てられ、もはや当時の面影は全くありませんが、僅かにそのことを示す『国鉄 旧内子駅 跡』と彫られた小さな碑が立っています。




横見浩彦の近況報告!-13.7.20-6 横見浩彦の近況報告!-13.7.20-7

そしてここまで来たからにはやはり立ち寄りたいのが下灘駅。ホームから眺める夕陽がとてもきれいな駅として今やすっかり有名になり、多くの旅行者が訪れるようになりました。ちょうど夕暮れ時を迎え、若干曇ってはいるものの、しばらく佇んで様子を見てみるつもりです。




横見浩彦の近況報告!-13.7.20-8 横見浩彦の近況報告!-13.7.20-9
運のいいことに、日没直前にうまい具合に雲が途切れ、空が赤く染まって行く様子をつぶさに観察できました。今日もパラパラと見物人が訪れていましたが、毎日見られる光景ではないので、まさに今日来た人はラッキーだったと言えるでしょう。




横見浩彦の近況報告!-13.7.20-10 横見浩彦の近況報告!-13.7.20-11

ここまで見事な夕陽もそうなかなか見られるものではありません。これだけでもわざわざ四国まで来た甲斐があったと言えそうです。




横見浩彦の近況報告!-13.7.20-12

列車がやって来たので、駅に別れを惜しみつつ下灘を後にします。なお、写真では明るく写っていますが、実際はもうかなり暗くなっています。




横見浩彦の近況報告!-13.7.20-13

そして再び松山へ。今夜はここに宿を取りました。

今やすっかり恒例となった名古屋の東海高校・中学校にて実施される「サタデープログラム」という名の土曜市民公開講座。今回そこの講師として呼んでいただきました。



横見浩彦の近況報告!-13.6.29-1

講座名は「鉄道全駅下車の旅~達成者が語る鉄道の魅力」。とまあ、もっともらしい名称を付けていただいておりますが、なにぶんこういうのはあまり経験がなく、いや、それより、ざっと150人は収容できそうなこんな大きな教室を用意され、始まる前から早くも圧倒されてしまいそう。もはや「当たって砕けろ」の精神で臨むしか。




横見浩彦の近況報告!-13.6.29-2

正直どれだけ人が来てくれるのかとっても不安だったけど、フタを開けてみればほぼ満員の盛況振り。それも「いかにも」といったテツっぽい人より、親子連れのような普通のファミリー層が多かったみたいなのはちょっと意外。なので極端にマニアックな内容にはならないよう注意して話を進めて行きます。




横見浩彦の近況報告!-13.6.29-3 横見浩彦の近況報告!-13.6.29-4

もっともらしく黒板やスライドも使ってみたりして進め方にも工夫を凝らしてみます。こうして見ると、そこそこサマになっているようで、講義っぽい感じがしますね。内容は、駅巡りの面白さあたりが中心でしょうか。




横見浩彦の近況報告!-13.6.29-5

終わりの方は質疑応答で対応し、長いような短いような90分はとりあえず無事終了。その後は即席のサイン会へ。

かなり緊張したけれど、自分自身とてもいい経験となり、こうした機会をいただけたことに深く感謝する次第です。機会があったらまた呼んでいただけたら幸いです。今日は本当にありがとうございました。

半年くらい前に初めて会って以来、
http://ameblo.jp/bigtetu/day-20130125.html

すっかりご無沙汰だった天野莉絵 ちゃんがついにヨコラジのゲストに来てくれました。



横見浩彦の近況報告!-13.6.28-1 横見浩彦の近況報告!-13.6.28-2

地元三重県を走る「しまかぜ」が大好きで、ハマリにハマリ、その勢いは留まるところを知らず。

撮りテツとしても活動の場をどんどん広げつつあります。

何と言ってもまだ22歳。今後のますますの活躍、大いに期待してまっせ!

放送お楽しみに。

「鉄女育成スクール」に所属する「さゆみん」(山本紗由美)が、今度新たなユニットを組んで秋葉原でライブを行なうというので、ちょっくら見に行くことに。



横見浩彦の近況報告!-13.6.22-1

せっかくなので、同じ「鉄女」に所属するゴメちゃん(堀込清美)を誘ってみました。ということで、気分はプチデート?(笑)




横見浩彦の近況報告!-13.6.22-22

取材許可を取っていないので現場の写真はありませんが、楽しそうに歌って踊る「さゆみん」はとても活き活きとして、まさに水を得た魚のようでした。ということで、営業活動の合間にパチリ。




横見浩彦の近況報告!-13.6.22-3
現在発売中の「鉄道ぴあ」、今号はリゾート列車特集です。実はボクも少しだけ執筆しています。これでも一応「ライター」を名乗っているので(笑)。興味のある人は手に取って見てください。ちなみに牛山クンも書いています。

どうも、しばらくです。


来たる6月29日(土)、名古屋の東海高校・中学校にて開催される土曜市民公開講座「第23回サタデープログラム」に講師として参加させていただくことになりました。

http://www.satprogram.net/



講座番号 45  鉄道全駅下車の旅~達成者が語る鉄道の魅力~

日本全国全ての駅を下車する…そんな無謀にも思えることを成し遂げた「究極の鉄道好き」横見浩彦さんに、鉄道の魅力を存分に語って頂きます。



無料で受講できますので、お気軽に参加していただければ幸いです。

時間は 14:00~15:30 です。

ゆる~い感じの講義にしようかと。


ということで、みなさま、よろしゅう。

鉄道関連の雑誌や書籍を数多く手がける「天夢人」が、秋葉原の書泉ブックタワーにて鉄道書籍フェアを開催。トークイベントも行なわれるとあって、ボクも少しだけ参加させてもらうことに。



横見浩彦の近況報告!-13.5.26-1 横見浩彦の近況報告!-13.5.26-2

午後3時から一時間は、相方(ゆゆ)によるステージ。前半はタビテツ編集長の芦原伸さんとの対談で、夜行列車をテーマとした比較的マジメなトーク。でも後半はかなりハッチャケた感じで、客席のボクの方に話を振るという予想外の展開にこっちはタジタジ。確かに今日見に行くことは本人に言ってはいたけどね。ちなみにボクは「天夢人」側の関係者として呼ばれています。



横見浩彦の近況報告!-13.5.26-3 横見浩彦の近況報告!-13.5.26-4

鉄道アイドルとして活躍する大先輩の木村裕子ちゃんのイベントを是非見てみたいということで、鉄女育成スクールの山本紗由美ちゃんを連れて来ています。ということで、控え室にてパチリ。流暢なトークにとても感心した… そうですぞ、相方。




横見浩彦の近況報告!-13.5.26-5 横見浩彦の近況報告!-13.5.26-6

その後夕方6時からは、オオゼキタク氏によるライブ。こちらも大いに盛り上がっております。




横見浩彦の近況報告!-13.5.26-7 横見浩彦の近況報告!-13.5.26-8

タビテツのユーストリームによる配信も行なわれ、途中から“乱入”という形でボクも参加。もちろん事前の打ち合わせによる予定通りのことで、本当に強引に「乱入」したなどと思った人などいないとは思うけど、なかなか刺激的で面白い展開になったのでは。




横見浩彦の近況報告!-13.5.26-9

これはオマケ。その後の打ち上げにて。鉄道大好き女優の谷口礼子 さんです。

これから長~い付き合いになるであろうことを祝して(笑)

小学館の月刊IKKIが10周年ということで、阿佐ヶ谷ロフトAにて開催された『IKKI-FES 2013延長戦!』。著名な漫画家さんに混じって、ボクも『鉄子』代表として呼んでいただきました。



横見浩彦の近況報告!-13.5.18-1 横見浩彦の近況報告!-13.5.18-2


横見浩彦の近況報告!-13.5.18-3 横見浩彦の近況報告!-13.5.18-4

内容は、IKKIに登場する各漫画家さんがそれぞれ様々な想いを打ち明けるというもの。持ち時間はだいたい40分くらいと少々慌しかったものの、相変わらずの打ち合わせナシのアドリブトークだったため、暴走は次第にエスカレート。聞いている方がヒヤヒヤしたかもしれず、チト調子に乗り過ぎたかな、という想いも。でも次作の『鉄子』を匂わせるヒトコマもあり、どうやらこのまま終わるということはなさそう(?)


家が反対方向と遠く終電がヤバかったのでサイン会は早々と切り上げさせていただきましたが、楽しいひと時を過ごさせていただき、感謝の念でいっぱいです。今回は全然喋り足らなかったといった想いが強く、これからもこんな感じのイベントにちょくちょく呼んでいただければ、と思っております。皆様、夜遅くまでの長丁場、お疲れ様でした。

4年間に亘って続けられた「新・鉄子の旅」の連載が(一応)終了を迎えたことを記念して、お台場の「東京カルチャーカルチャー」にて盛大なる打ち上げイベントが開催。



横見浩彦の近況報告!-13.4.21-1 横見浩彦の近況報告!-13.4.21-2

横見浩彦の近況報告!-13.4.21-3 横見浩彦の近況報告!-13.4.21-4

横見浩彦の近況報告!-13.4.21-5 横見浩彦の近況報告!-13.4.21-6

内容は、4年間の連載を振り返って各自様々な想いをぶつけるというのが狙いでしょうか。毎度のごとくほとんどぶっつけ本番のアドリブ進行なので、ヒヤヒヤする場面も多かったですが、笑いあり、驚きあり、また涙を誘う場面もあり、そして前作の作者菊池直恵さんが登場するというサプライズもあって、かなり充実したイベントになったのではないかと。


チケットは早々と売り切れてしまったため、ここでの告知はあえてしませんでしたが、生憎の悪天候にも関わらず、大盛況の下無事フィナーレを迎えることができまして、お越しいただいた皆様には感謝の念でいっぱいです。「鉄子」シリーズはいったん終了という形になりますが、このまま終わってしまうということはたぶんないと思われ、これからもちょくちょく顔を出す機会はありそうです。





横見浩彦の近況報告!-13.4.21-7 横見浩彦の近況報告!-13.4.21-8

イベント終了後の控え室でのひと時。メンバー及びスタッフ陣の団結は固く、「鉄子」シリーズは永遠に不滅です。これからもきっと。

今日はもう帰るだけとなりました。



横見浩彦の近況報告!-13.4.17-1

朝起きてみると、外は雨になっていました。観光を昨日のうちに済ませておいたのは正解だったようです。




横見浩彦の近況報告!-13.4.17-2

バスで登別の駅へ出て、列車に乗り込みます。やっぱこの瞬間が一番旅を感じますね。




横見浩彦の近況報告!-13.4.17-3 横見浩彦の近況報告!-13.4.17-4

横見浩彦の近況報告!-13.4.17-5 横見浩彦の近況報告!-13.4.17-6

現地での滞在もいいけれど、移動している時がより楽しく思えるような。




横見浩彦の近況報告!-13.4.17-7

というわけで、帰りも4千円代のエアアジアにて成田へひとっ飛び。考えようによってはかなり贅沢な、でもこんなことが気軽にできるのだから、これからもちょくちょくこんな旅をしてみるのもいいかも。

今日は連泊して観光なんぞをやってみます。



横見浩彦の近況報告!-13.4.16-1 横見浩彦の近況報告!-13.4.16-2

登別と言えば、やはり「クマ牧場」ですかね。でもこれまで登別は何度か訪れているものの、クマ牧場へは毎回スルーしていて、今回が初来場となります。やっぱ2520円の入園料はチト高く思っていたので。




横見浩彦の近況報告!-13.4.16-3 横見浩彦の近況報告!-13.4.16-4

施設は山の上にあり、現地へはスキー場のゴンドラのような乗り物に乗って行きます。2520円の入園料にはこのゴンドラも含まれているため、妥当な価格と言えるでしょう。はるか登別の街並みを見下ろし、ゴンドラはグングン上って行きます。でも高所恐怖症の人にはちょっとキツイかも。




横見浩彦の近況報告!-13.4.16-5 横見浩彦の近況報告!-13.4.16-6

「牧場」に着くと、そこはまさにヒグマ天国。クマのエサが100円で売られていて、それを買ってクマと向き合うと、立ち上がったり手を振ったり様々なポーズをしてエサをねだってきます。これだけ見ていると実にカワユかったりして。




横見浩彦の近況報告!-13.4.16-7 横見浩彦の近況報告!-13.4.16-8

階段を上るとクマを見下ろす形になりますが、左側の「ヒトのオリ」に進むと、クマと同じ視線にガラス張りで対峙することとなります。こちら側からもエサをやることができますが、実際こんなのと正面で向き合うこととなったらこれはかなりの恐怖ですね。




横見浩彦の近況報告!-13.4.16-9 横見浩彦の近況報告!-13.4.16-10

横見浩彦の近況報告!-13.4.16-11 横見浩彦の近況報告!-13.4.16-12

ツキノワグマのショーが行なわれるというのでそっちも観覧してみます。人間の指図に従ってクマがブランコに乗ったりシーソーをしてみたりと、まるでぬいぐるみを着た人間が振舞っているかのよう。クマというのは随分と知能の高い動物だと感心してしまいます。




横見浩彦の近況報告!-13.4.16-13 横見浩彦の近況報告!-13.4.16-14

横見浩彦の近況報告!-13.4.16-15 横見浩彦の近況報告!-13.4.16-16

温泉街から少し上の方へ行くと、お湯の川が流れあちこちに湯煙が立ち上る「地獄谷」が広がっています。遊歩道が完備されているので散策にはもってこいで、大自然の驚異を心ゆくまで堪能してみます。

そしてその後はまた温泉に浸かったりして、のんびり一日を過ごしてみます。実に贅沢なひと時です。