『日本のバス問題』
佐藤信之著、中公新書2874、2025年初版。
最近の身近な問題を扱った本で、個人的にも色々画策=政治工作している事
可能性は地方にあると思っているので、早速参考にならないかと読んでみる。
ま、結論としては大した内容では無かった![]()
それは兎も角、内容に入る。
バス輸送のピークは1970年で現在の3倍。p1
3頁の図1-2にバスの経常収支のグラフがあるが、三大都市圏以外では赤字。しかもコロナ禍に大きく落ち込んだ。特に公営では低い。
人件費が57.9~58.9%と半分以上を占める。p6 それなのに、運転手の不足は給与水準の低さと労働過多が原因。p7
2023年から運転手不足対策として外国人受け入れに疑惑係る特定技能制度の見直しが進み、2025年から外国人が採用された。p13
此処でも移民問題が絡む。
また路線廃止は法的手続きが必要だが、減便は届出だけで、それが【大幅減便】が進み、p19
更にそれで、利便性の低下が起こる。これは乗客離れを加速する、【負のスパイラル】。
ならば【自動運転】が可能になれば大いに問題は解決する筈だが、なかなかそうした方向に日本は進まない。
特区や限定運用でなんとでもなる。 ヒトは視覚、聴覚だけだが、自動運転は100個以上のセンサーを持つ。年寄り運転手より安全な筈。事故ゼロの世界など何処にもない。
自然界のエラーは1万回に1回は起こる。例えばケト・エノール変異。
これはこの自然界に存在する限り、不可避の事。こうした基本的な事も余り知られていない
知恵を出せ‼️![]()
二章からはバス事業の歴史が語られるが興味が無いので流し読み。八章の『経営破綻と再建』へ進む。
元々、路線バスは高速バスと貸切バスの収益源からの内部補助で路線バスを運行していたらしい。p267
此処でもMaaSが話題となる。
この本のなかでは触れられていないが、良い例が地元で運行する「のるーと」等の地域、時間限定の乗り合いタクシー。これは特にラスト・ワンマイル問題を解決する手段となるだろう。
此処でも、ライドシェア導入はタクシー業界から反対がだされ、結局タクシー会社が運行管理する形となったとする。p277
これこそ、既得権益層に公益が損なわれた例。なんとしてもこの【壁をぶち壊す】必要がある‼️
それには現実的には、折衷案を取りながら外堀を埋めていくしか無い様に感じる。その意味でも現在地元で進んでいる、地域、時間限定のライドシェアを今後、広域化するのが今の第一歩だと感じる。
ウザイ住民になろう‼️










