八書の写本 & 『図説バルカンの歴史』 | Hiroshiのブログ

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<八書の写本>

土曜の新聞報道によれば今月21日現在でマイナーカードは9890万枚まで伸びた(日経新聞)また、それに伴う間違いは、判明している分だけだが住民票関係で14件。保険証紐付けに伴う間違い7300件。口座紐付けで20件。その他113件。合計で7447件らしい。これはカード数を分母にすれば0.75 x 10^-4。1万件に1以下のエラーだ。

 

 

 

ところで自然界で起こる物理化学的エラーもほぼ1万件に1程度とされている。1つの例として、以下のようなケト・エノール変異がある。これはこの宇宙に存在する限り不可避なエラー。

 
但し正確に言えばこれは間違いではない。間違いとするのは人の価値判断が入るから。
 

それはともかく、自然界で普通に起こる程度の間違いだということ。これが大問題とされるのは判らないではないが、我が身を一度振り返るのもいいだろう。

 

例えば論語(1355字)と詩経(2839字)と孟子(1889字)書経(1943字)四書(2317字)の合計八書、10343文字を書き写して、1文字も間違わないという自信がある人がいたら、是非手を上げて欲しい。何方かおられますかな?

 

因みにコロナウイルスの変異率がこの数字、1万字に1個のエラーで感染経路を追跡可能としたのは先日述べた通り。

 

ところが、DNA生物の変異率はこの1/100で100万回に1回。これが可能なのは様々な突然変異抑制機構が有るから。マイナンバーの登録システムもこれ(間違い抑制機構)を導入すればいいこと。今回は急いだこともあり不十分だったのだろう。今でも全然遅くはない。このくらいの間違いで済んだのは「上出来」と個人的には考える方。

 

それにしても、自分も出来ないことを、他人がミスったからといって非難するのは大人げない。どうしたらミスが無くなるか。それを考えるのが大人。

 

 

 

 

<裏庭菜園は難しい>

3-11を契機にスタートしたSDGs、その過程で2年前コンポストから自然に生えてきて、収穫できた南瓜。今年の春に100個以上の種を蒔いたが、結局芽が出てきたのは2つだけ。なかなか難しいことが判明した。

 

実は土壌にも問題が有る。この団地はかつての炭鉱跡地に造成され、そのときに炭鉱から出たボタが使われたようだ。それでコンポスト用に15センチも掘ると下から黄色の粘土質の土壌の他に大量の礫石(大きさ2〜7cm)が出てくる。今回も1日分の生ゴミの穴から多数の石が出てきた。

 

 

 

実はこれまでにも20cmほどの巨大な岩石がいくつも出てきたことがある。

 

 

 

 

いずれも菜園には良くないだろう。農業は諦めて本来のコンポストとしての利用に集中した方が良さそう。

 

 

 

 

『図説バルカンの歴史』

柴宣弘著、フクロウの本、2011初版。

 

先日からウクライナ関連の本を読むうちにすぐ隣の地方、バルカン半島諸国が気になった。それと、先日の『中国の歴史認識…』でベオグラードの中国大使館が誤爆されたとの記事のきっかけもあり。それで図書館に寄ったついでに、読み易そうな図説本を選んでみた。

 

「読み易そうな」と書いたが、いざ読んでみるととんでもない。こちらに基礎知識がないので遅々として進まない。以前も書いたようにスロバキアとスロベニアを完全に混同していた(汗)またほかの国の名前も聞いたことはあるにしても位置関係がギリシャとブルガリア以外、はっきりしない。因みにブルガリアの位置を覚えていたのは「ブルガリア人殺しのあだ名を持つビザンツ皇帝の逸話から(汗) さて、バルカンとされる諸国は、以下の9カ国らしい。南から、

 

ギリシャ、アルバニア、マケドニア、ブルガリア、ルーマニア、

セルビア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルチェゴビナ、クロアチア

 

なお、セルビアの南に位置するコソボを独立国とするかどうかは、はっきりしていないみたいだ。またギリシャがバルカンに含まれるとは意外だったが、考えてみると半島の端。古代ギリシャ人があちこち植民地で半島に散らばったので当然といえば当然。

 

この地帯は地形的に東西から様々な文化や宗教を持つ人々の大移動が歴史を通じて行われた。一方で険しい山脈が縦横に走り各グループを分断する効果もある。その点ではアルプスやピレネーで半島が大陸から遮断されたイタリアやスペイン、ポルトガルとはちょっと違うみたいだ。同じ造山活動で作られた地形だがその点、バルカンは複雑。

 

近代に入り国民国家の樹立に際して多くの戦争が起こったが、民族という概念も近代の産物、そうした歴史的地理的面からはここバルカンでは事はそれ程簡単ではなさそうだ。

 

ところで概略のところで、バルカンの語源はトルコ語の「樹木で覆われた山」、p6 またモンテネグロの語源が「黒い山」p49 であることを初めて知った。ネグロてラテン語系では?