『店舗集客のツボ』は、いよいよ核心部分に迫ってきました。今回は、検索エンジンに掲載する広告文についてです。
先ず一番肝心なのは、あなたの店舗の売りが何なのかです。これを明確にしないと、広告文が曖昧になってしまいます。
別処整体を例にしますと、一つは、「一回で改善できるように努めています」。もう一つは、「一回の施術料金が二千円」。この二つが「売り」です。
通常、店舗集客では、如何にしてリピーターを増やすか、が大きな課題になりますが、発想を全く転換して、「リピートしなくてよい」、を「売り」にした訳です。
さらに、整体の施術料金の岐阜での相場は、3000円から5000円ですから、「一回二千円」は恐らくは、業界最安値でしょうね。安さがもう一つの「売り」です。
果たして、これで経営が成り立つのか、と思いきや、インターネット広告を見て来院された方と、口コミで来院された方のリピート率とあまり変わりません。
別処整体においては、少なくとも、「リピートしなくてよい」という「売り」は正解だったと思っています。
「広告文」については、この二つの売りを色々な表現で出してみました。
「最低料金で、通わずに確実に改善!一万人の実績別処整体」「一度の施術で、貴方の体を改善できるよう努めております。」
「1回で改善!しかも二千円だけ! 」「整体って通わないといけない?」「整体は一回ではダメなの?」「施術料金は一回一律二千円だけです。」
それぞれのキャッチコピー毎に、クリック数を比較しました。
最終的に、「整体って通わないといけない?一度の施術で改善出来るよう努めます。しかも二千円だけ!」という現行の広告文に落ち着いたわけです。
その当時の総クリック数は、一か月130回。来院数27名。クリックしてくれた方の二割が来院に繋がっています。最近も、大体似たような数です。
クリックの二割が来院、という数が少ないのか、多いのか、基準にも因ると思いますが、おおむね満足しています。
次回は、キャッチコピーとホームページの関連について書きます。
別処整体療院ホームページ http://www.besshoseitai.jp/
【更新タイトル】
01 店舗集客のツボ
03 私のプロフィール① 30歳まで(大学中退・歯科技工士で再起)
04 私のプロフィール② 40歳まで(歯科技工士から整体師に転職)
05 私のプロフィール③ 40歳以降(平成二年五月に整体院を開業)
09 開業後に通学研修
12 費用対効果⑥ 地域情報誌
13 費用対効果⑦ ネット集客
16 各種ネット集客の得失② ホームページ+検索エンジン広告
20 検索エンジン広告のツボ③ キーワードの絞り込みⅡ
21 検索エンジン広告のツボ ④キャッチコピーⅠ
【更新予定タイトル】
22 検索エンジン広告のツボ ⑤キャッチコピーⅡ
23 検索エンジン広告のツボ ⑧入札単価の決め方
24 検索エンジン広告のツボ ⑨一日の限度額の決め方
25 現在進行形のネット集客についてⅠ
26 現在進行形のネット集客についてⅡ
27 ネット広告の前後で何が変わったか
28 ネット広告の費用対効果