開業二年目に入って、何とか一日の集客10名以上に増やしたいと思い、最初に取り組んだのは、口コミを増やすことでした。
ご来院戴いた方が、口コミで何人かをご紹介下さったり、わざわざ連れてきて下さったり、というのは、治療院としては、本当に有難い事です。
しかしながら、治療院として、「誰か連れてきてください」と頼んだら連れてきてくださるのか、と言うと、そんなに簡単なことではないと思います。一体、どういう場合に口コミ集客が生まれるのか、思い悩みました。
結局、口コミを広げてくださって、整体院まで連れてきてくださった方に直接お聞きしてみました。
そうすると、施術を受けた人が、最初期待していた以上の効果を感じられた場合のみ、家族に勧めたり、友人に話したりされるのだ、という構図が浮かんできました。
勿論、期待外れの場合も、口コミは生まれます。しかしそれは「あそこはダメだよ」という、治療院としては、大変恐ろしい口コミです。
良い口コミが生まれるように、悪い口コミが生まれないように。その為には、どうすれば良いのか。
○ 的確な施術により期待以上の効果を生むこと。
○ その為には、問診を丁寧に行い、正しく現状を把握すること。
○ 正確な触診により、問診との整合性を確認すること。
○ 安全で正確な施術を心がけること。
○ 施術後の注意喚起で、再発を防ぐこと。
○ 施術する必要がなかったり、施術不可の場合は、料金を戴かないこと。
○ 施術しても症状が改善しなかった場合は、料金を戴かないこと。
○ 医学的治療を要する場合には、必ず医療機関での治療を勧めること。
○ 問診触診によっても現状把握ができない場合は、施術しないこと。
結局、『全てはお客さんの為に』という基本姿勢を貫き、「お客様は神様」を正面切って実践することが、良い口コミを生む必要不可欠な条件なんだと思いました。
口コミ集客の『費用』は、上記の、料金を戴かない、医療機関での治療を勧める、施術しない、等の「損をして得する」ための項目が、該当すると思います。
このように基本姿勢を貫いたときに、どれほど口コミを戴けるのか、これが『効果』に当たるでしょう。口コミの費用対効果については次回です。
別処整体療院ホームページ http://www.besshoseitai.jp/
【更新タイトル】
01 店舗集客のツボ
03 私のプロフィール① 30歳まで(大学中退・歯科技工士で再起)
04 私のプロフィール② 40歳まで(歯科技工士から整体師に転職)
05 私のプロフィール③ 40歳以降(平成二年五月に整体院を開業)
09 開業後に通学研修
12 費用対効果⑥ 地域情報誌
13 費用対効果⑦ ネット集客
16 各種ネット集客の得失② ホームページ+検索エンジン広告
【更新予定タイトル】
20 検索エンジン広告のツボ ③キーワードの絞り込みⅡ
21 検索エンジン広告のツボ ④初期キャッチコピーⅠ
22 検索エンジン広告のツボ ⑤初期キャッチコピーⅡ
23 検索エンジン広告のツボ ⑥キャッチコピーの絞り込みⅠ
24 検索エンジン広告のツボ ⑦キャッチコピーの絞り込みⅡ
25 検索エンジン広告のツボ ⑧入札単価の決め方
26 検索エンジン広告のツボ ⑨一日の限度額の決め方
27 現在進行形のネット集客についてⅠ
28 現在進行形のネット集客についてⅡ
29 ネット広告の前後で何が変わったか
30 ネット広告の費用対効果