気まぐれ厨房「親父亭」 -55ページ目

気まぐれ厨房「親父亭」

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男の料理レシピ「ふき味噌」

  ・・・独特のほろ苦さと香りに春を感じます


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春が来て最初に顔を出す山菜が「ふきのとう」です。

まだ寒いと思いながらフキ採取のスポットに行くと、あちこちに小さく顔を出していて、春の訪れを伝えてくれます。

「天ぷらが一番!!」という人が多いようですが、酒の肴やご飯の友に「ふき味噌」もいいものです。

作り方はいたって簡単。ぜひ一度作ってみませんか。

<材料> 

ふきのとう 20個程度、味噌 100g、みりん 大さじ3、砂糖 大さじ2~3、すりゴマ 大さじ2、ゴマ油 小さじ2

  

<作り方> 

ふきのとうをザルに載せ、流水で土や埃を落とします。

生のままで調理してもいいのですが、アクを抑えて色合いをよくするために、最初に熱湯をくぐらせます。

ふきのとうは採集してきたら、色が変わらないうちになるべく早く茹でましょう。 

茹でる時間は、長くならないように。  
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ザルにとって流水で冷まし、水気を絞り、それを細かく刻みます。

フライパンにゴマ油をひいてふきのとうを3分ほど弱火で炒め、味噌、砂糖、みりんを加えてなじませ、仕上げにすりゴマを加えて混ぜます。

※砂糖の量は味噌の塩加減やお好みで加減して下さい。
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※保存容器に入れて冷蔵庫で保存すれば1週間ほど大丈夫です。





男の料理レシピ「サルサ ワカモレ」

    ・・・お手軽ながらも十分メキシカンな気分にひたれます

 サルサ(Sslsa)はソース、ワカモレ(Guacamole)はアボカドのディップ
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過日、埼玉県川口市でNHKラジオ「歌の日曜散歩」の公開放送がありました。

その番組の料理コーナーで、かつてメキシコに住んでいたという婦人が紹介してくださった料理です。

当日の試食ではトルティーヤ・チップス(とうもろこしの粉を使ったチップス)につけて食べましたが、メキシコではタコスの具にしたり、パンやクラッカーに載せたり、肉料理にサラダとして添えられるたりするそうです。

とっても簡単でしたので、早速その晩に作ってみました。



<材料>・・・親父亭風にアレンジしています。

アボカド(皮が黒くて熟れたものがよい)1個、レモン 1/2個、トマト 1/2個、タマネギ 1/4個、塩 適量(私は小さじ1程度入れました)
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<作り方>

レモンは絞っておきます。

トマトは皮のまま1cm角程度に細かく切り、タマネギはちょっと荒めのみじん切りにしておきます。

※トマト嫌いな人でも問題なく食べられますが、どうしても苦手な場合は皮をむいて種をとって細かく刻めばいいでしょう。

アボカドは縦にぐるりと切り込み、ひねるようにして2つに割り、種を取って実を取り出してボウルに入れる。
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それをマッシャーやフォークなどでつぶし、色が変わらないようにレモンの絞り汁を加えて混ぜる。

※アボカドが熟れていなくてうまく潰せない場合は、フードプロセッサーにかけるか、すり鉢を使うといいですね。

そこにトマト、タマネギを混ぜこんで、塩を適量入れて好みの味にして出来上がりです。
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本当にあっという間にできる、超簡単料理です。

それをクラッカーやポテトチップスなどに載せて食べると教わりました。

親父亭では、カナッペ風にプレーンクラッカーに載せたものと、大根をスライスし少し塩をしてしんなりさせ、ペーパータオルで水気を切ったものにも載せてみました。
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口の中で濃厚なアボカドの味とさわやかなレモンの香りにタマネギやトマトの風味が合っていて、とても美味しかったです。

放送では「ビールに合う」という声がありましたが、中南米の乾いた空気と灼熱の太陽の下では、コロナビールが合いそうですね。

紹介した方は、メキシコでは「チチャロン」という豚の皮を乾燥させたものに載せて食べていたそうです。



アメリカから逆輸入の「カリフォルニア・ロール」という、魚介類とアボカドやマヨネーズを使った裏巻き(海苔が内側で酢飯が外側に来る)の巻寿司がありますよね。

それから考えれば、かっぱ巻きや鉄火巻きなど巻寿司の中に入れたり、軍艦物にしたりするのもいいと思います。

カニやエビなどを使ったサラダにも使えそうですし、マグロのぶつと和えてもいいかもしれません。

バリエーションがたくさんありそうな「サルサ ワカモレ」です。











男の料理レシピ「モヤシ炒め」

    ・・・物価の優等生は、美味しくてヘルシー

    ・・・ちょっとしたコツで、美味しさがアップします

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厳しい寒さのせいで、野菜が高騰して台所の経済を直撃しています。

そんな中で、常に価格が安定しているものがモヤシです。

モヤシは畑ではなくて工場で水耕栽培されていますので、気候や天候に左右されることなく、需要に応じて生産調整もできるからです。

長い航海をする船では、新鮮な野菜不足を補うためにモヤシ栽培の設備があったそうで、昔の軍艦や潜水艦でもそうだったと聞いたことがあります。


太陽光を一切当てないので、ひ弱で活動的でない子供を「もやしっ子」と言ってからかったりしますが、モヤシは多くの栄養素を含むヘルシーな野菜です。

約95パーセントが水分ですが、カリウムやビタミンACなどの栄養素を含んでいます。

アスパラギン酸・γ―アミノ酪酸(GABA)・アスパラギンなどの遊離アミノ酸を生成し、食物繊維も多く含まれています。

原料というか元々は豆です。それを発芽させたものがモヤシです。

今日市場に出回っているものは、緑豆とブラックマッペといわれる2種のモヤシで、他に大豆モヤシというものもあります。

ブラックマッペのモヤシは、緑豆モヤシよりも若干細長くて、ヒゲといわれる根の部分が多くついています。主に関西方面に多く出回っています。

緑豆モヤシは太くシャキシャキしていて色が白く、関東で人気があります。

私も九州から関東に来て、モヤシのヒゲの部分が少ないことと、黒い豆の皮が入っていないことを不思議に思ったものです。

さて、モヤシ料理の定番といえば「モヤシ炒め」です。

ちょっとした工夫で、シャキシャキとした食感で味もよくなります。

<材料 23人分>

モヤシ 1袋(250)、豚肉 200g、ニンジン 1/4本程度、ピーマン 1個、椎茸 3個

赤ワイン 大さじ2、サラダ油 大さじ1、紹興酒or酒 大さじ2、酢 少々、鶏がらスープの素or中華だし 小さじ1、塩&コショー 少々

※豚肉とモヤシだけで作るのが最もシンプルですが、彩りよくするためにニンジン、ピーマン、椎茸を加えました。食感や味もよくなります。
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<作り方>

下拵えとして、豚肉は適当な大きさに切ったら赤ワインをふりかけて軽くもんでおく。

モヤシ以外の食材は細長く切っておく。

中華鍋もしくはフライパンに油を入れて熱し、強火のまま豚肉を炒める。

肉の赤味がとれたら、他の食材を入れてすぐに紹興酒をふりかけて、更に炒める。

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ニンジン、ピーマンに少し火が通ったところでモヤシを入れる。

その時に酢を少々ふりかける。そうすることで、モヤシのシャキシャキ感が保てます。

熱湯に少しサラダ油と塩を入れ、モヤシを30秒ほど茹でるという方法もありますが、手間から考えて酢をほんの少しふりかけるほうが手軽なので、私はいつもそうします。
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ここで鶏がらスープの素を加え、塩&コショーをして強火で一気に仕上げる。

強火で短時間に炒めることで、モヤシや他の野菜から水気が出ないので、しゃきっとした仕上がりになります。
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しゃきっとしているのが、わかりますよね。

熱いうちにご飯と一緒にどうぞ。

コツはいくつかあります。

①下拵えとして豚肉を赤ワインでもむこと。
②モヤシは最後に入れ、入れたら酢を少量加えること。

③初めから終わりまで、強火で一気に仕上げること。

④鶏がらスープの素、もしくは中華ダシを入れること。

こんなところでしょうかね。
BENのブログ  左から鶏がらスープ、赤ワイン、料理用紹興酒です。










男の料理レシピ「肉うどん」~お肉がたっぷりです

      ・・・つゆたっぷり牛丼のご飯がうどんになったと思ってください


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<材料 3人分>

茹でうどん 3玉、牛肉(肩ロースの切り落としを使いました) 300g、玉ねぎ 1個、生姜 1片

だし 300cc、砂糖 大さじ3、酒 大さじ3、みりん 大さじ3、サラダ油 少々

※3人分、 300g、300cc、大さじ3・・・3並びで覚えやすいでしょう。

うどんつゆ 3人分(カツオと昆布のだし、薄口醤油仕立ての関西風にしました)

※今回、うどんつゆの作り方は省略します。

<作り方>

フライパンに少量の油を敷いて熱し、薄くスライスした生姜を入れた後に牛肉を入れて炒めます。

全体に肉の赤みが取れてきたら、縦7~8mmに切った玉ねぎを入れてもう少し炒めます。

玉ねぎが少ししんなりしたところで砂糖、酒、醤油、みりん、を入れ、一呼吸置いて出汁を入れて煮詰めます。

玉ねぎが透きとおってきたところで火を止め、器に移しておきます。

この状態で温かいご飯にかければ、牛丼になります。(牛丼にはちょっと甘いかもしれません)

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前もって作っておいたつゆを温めると同時に、たっぷりのお湯でうどん玉を軽く茹でます。
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湯切りをしたうどんを丼に入れ、お肉と玉ねぎを煮汁と一緒にかけ、更にうどんつゆをかけて出来上がりです。
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刻みネギでもいいですが、今回は白ネギの天ぷらをのせてみました。

「箸休め」~メインディッシュを引き立てる小鉢物

   ・・・脇役あっての主役、時には主役を食うこともあります


「箸休め」・・・私の好きな言葉で、いかにも「和の心、おもてなしの心」といった響きがあります。

辞書で調べると<食事の間に、味や気分を変えるためにつまむ、ちょっとしたおかずや珍味など>と記されています。

お新香や佃煮なども「箸休み」の一つといえますし、お吸い物や茶碗蒸しなどはちょっと格が高い感じがします。

次々と出される料理の間に、いったん箸を休め口の中をさっぱりさせて、次の料理をまた美味しくいただくことができます。フランス料理でも、同じ意味でメインディッシュの前にシャーベット(グラニテやソルベなど)が出されます。

会食の場合、ただ黙々と食事をするのはつまらないので、ちょっと箸を休めることで会話が弾みます。その手段として、小鉢に箸を伸ばすということで、自然と他の人たちに目配りができます。

箸先を清める意味で汁仕立てのものを出すということもあります。

そんなにしゃっちょこばった考え方をしなくて、家庭料理でもメインディッシュ以外に、酢の物や和え物などの小鉢を添える、或いはお新香の類を出すだけでも立派な「箸休め」といえます。

私の場合は、メインディッシュを作った余り物で「箸休め」を作ることが多いようです。


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冷蔵庫に余った野菜を塩昆布や佃煮で和えるだけでも、ちょっとした箸休めになります。(左)

塩辛や干物を作るときにイカの耳(エンペラ)やゲソはきれいに皮をむき、軽く干して、ホウレンソウなどとバター炒めにすると、あっという間に一品できます。(右)


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レンコンのきんぴらは唐辛子をきかせて、小鉢に少しだすといいですね。(左)

煮物の煮汁が残ったら、茹でたゴボウを細長く切って煮含ませ、すりごまをかけましょう。(右)


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酢の物は「箸休め」の定番です。菊の花とホウレンソウのおひたしを三杯酢で。(左)

ホタルイカや小さなヤリイカは、酢味噌で。(右)


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おでんや風呂吹き大根をするときに大根の皮は捨てずに、ニンジンなどと一緒にきんぴらや酢の物にすれば生ごみは減りますし、美味しい一品が増えます。(左)

大根の皮をハムと干し柿と一緒に酢のものにしました。(右)

「箸休め」という名の脇役ですが、アイデア一つで無限のバリエーションが考えられます。また、いろいろと試してみて、いいなと思ったものを新メニューにしていけばいいのです。たまには失敗もありますが、それも愛嬌です。







落語に見る食の風景~おでん

    寒い日、日本酒におでん・・・最高の組み合わせです


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「おでん」とはもともと田楽に「お」をつけた「お田楽」が変化した女房言葉だったそうです。

田楽というと今日では「味噌田楽」でお馴染みのように、串で刺した豆腐やナスなどにタレをつけて焼いたものをいいますが、昔は焼き田楽と煮込み田楽とがあったそうで、そのうち煮込み田楽のほうだけを「おでん」と呼ぶようになったといわれています。


今ではコンビニで冬場の看板商品となっていますが、これとて具材は地方によって異なります。

ちなみにセブン・イレブンのホームページ上で確認できますが「ちくわぶ」は関東・東北限定ですし、「ぎょうざ巻き」は福岡と佐賀の一部限定となっています。

「厚揚げ」「がんもどき」「ちくわ」などは、地方によって違う種類のものが用いられています。(20122月現在)


ダシや調味料も地方色があり、関東と関西での色や味の濃さの違いだけではなく「静岡おでん」や名古屋を中心とした「味噌おでん」のように、調味料そのものが異なるものもあります。

九州暮らしが長かった私は、寒い夜に博多や久留米の屋台で、コップ酒をあおりながら熱々のおでんを食べていい心地になったものです。


落語の世界で「おでん」といえば、やっぱり「替り目」ですね。


酔っ払った男が自分の家の前で人力車に乗ったものの、梶棒を上げたとたんに「そこの家の戸をたたけ」と車屋に命じます。

女房が表に顔を出すと、酔っ払いの亭主が車の上にいるので呆れ顔で家に入れ、車屋には謝って寸志を渡して帰ってもらいます。

女房は早く寝かせようとしますが、亭主はもう一杯飲まなければ寝られないと言って絡みます。

なんとか女房が折れて酒が出てくると、今度は「あれがあったろう、これがあったろう」と何か肴を出すように言います。

あれもこれも女房が「食べちゃった」とつれない返事で、最後の切り札の漬物もないと言うと、亭主は「野菜を生のまま口に入れて後から糠を食って、最後に頭に塩を乗せる」と言い出す始末。

仕方なく女房は「じゃあ、おでん屋へ行って、何か買ってくるわよ」ということに。

亭主は「がん」に「やき」を買ってきてと頼みます。

女房が「あら、がんの焼いたのがあるのかしら」と言うと、亭主は「おでん屋行って、がんもどきを下さい、焼き豆腐を下さいなんて、江戸っ子が言えるかよ。がんもどきがガンで、焼き豆腐がヤキだ!」と怒鳴ります。

すると女房は「あらそうなの。半分にして言うのが通なの?じゃあアタシもついでに、ペンとジでももらってこようかしら」

亭主が「なんだ、そのペンとジってのは」と聞くと「あら、わかんないの。はんぺんとスジ・・・」

「ペンでもインクでもなんでもいいから買って来い!」

と怒鳴り散らします。

そして、いざ買いに行く段になると、女房が鏡台の前に座って化粧を直し始めたので「そんな必要はない、さっさと行かねえとたたき出すぞ」と、女房をけしかけます。

女房がいなくなると、とたんにおとなしくなって

「考えてみりゃ、あいつは世間でも器量良しだと言われてるし、あんないい女が俺の女房に来るなんて、本当にありがたいことだ。いつも怒ってばかりで、陰じゃすまねえと思っているんだが、こんなことは、本人の前じゃ絶対に言えねえ」

と独り呟いていたら、女房はまだそこにいるじゃありませんか。

「あれ、まだ行かねえのか。大変なこと聞かれちゃった・・・」

この後、女房がおでん屋に行っている間に、屋台のうどん屋を呼び入れて、うどんは頼まないで、酒の燗だけをさせて困らせるということに展開していきます。

おかみさんが帰ってきてうどん屋に燗だけさせて何も頼まなかったという話を聞いて「うどん屋が気の毒だ」と表へ出てうどん屋を呼び戻そうとします。

通りがかりの人が「おい、うどん屋、あそこの家で呼んでるぜ」

「あそこはいけません、ちょうど銚子の代り目です」


「おでん」は年中ありますが、やはり冬場に食べたくなります。

お店や屋台で食べるのも情緒があっていいものですが、あれこれ食べていると結構なお勘定になるものです。

家でも簡単に作れますので、おでんパーティーもいいものですよ。

ダシは基本的にはカツオと昆布ですが、鶏ガラなどもコクがあっていいですね。

カツオと昆布でダシを取る場合は、大きめの鍋に具材を入れても余るくらいの量の水を入れ、昆布をしばらく(できれば半日くらい)浸けておき、それに火をつけて沸騰直前に昆布を取り出します。

そこに鰹節を入れてカツオの香りが立ったら火を止めて漉します。

そこに醤油または薄口醤油、酒、みりんで味付けをして、具材を入れて煮ていきます。

定番は大根、厚揚げ、がんもどき、コンニャク、ハンペン、竹輪やゴボウ天などの練り物。

他にも茹で卵、白滝、ジャガイモ、里芋、タケノコ、椎茸、スジ、結び昆布、ロールキャベツなど、いろんな具材を楽しむことができます。

具材からのダシが相まって、煮れば煮るほど深い味わいになっていくものです。

体も温まり、お酒も進みますよね。
BENのブログ  家でやると経済的。いろんなものが食べられます。





男の料理レシピ「鯛のムニエル」

      ・・・白身魚の王様をちょっとお洒落に

      ・・・いい香り、そして深い味わい


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鯛は刺身や茶漬けにしたり、煮たり焼いたり、蒸しても、揚げものでも、どんな料理にも合います。

春の足音が忍び寄ってきましたので、今回はちょっとお洒落に「ムニエル」にしてみました。


<材料 6人分>

真鯛 1尾(大きなもの)、ニンニク 1片、オリーブオイル 大さじ2、塩&コショー 小麦粉 適量

~ソース用~砂糖 大さじ1、酢 大さじ2、白だし 大さじ2

~あしらいとして~パセリ 細ネギ 少々


<作り方>

鯛は3枚におろし、両身を皮をつけたまま3等分に切り塩&コショーをして30分ほどおく。

ニンニクはスライスしておく。

鯛の両面に小麦粉をまぶして、まぶしすぎないように、きちんとはたいておく。
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フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて熱し、にんにくの香りが立ち始めたら皮の方から焼く。

焦げないように注意して、1分ほど焼いたら裏返し、今度は蓋をして3~5分焼く。
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全体に火が通ったところで火を消し、鯛をお皿に盛る。

フライパンに残った油と作ったソースを一緒にかけ、細ネギとパセリをあしらって出来上がりです。
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白ワインやスパークリグワインによく合います。

皮の食感を楽しみながら、さっぱりしたソースで熱いうちにいただきましょう。


<付録>

アラでふりかけを作りましょう。
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アラは血合を除いてよく洗い、しっかりと塩をして30分ほどおく。

それを焼いて身をほぐし、すり鉢でよくする。(この時に小骨を取り除きます)

それをフライパンでゴマと一緒に弱火で空煎りし、味をみてお醤油とみりんを少し回しかけ、最後にもう少し火を通して水気を取ったら出来上がり。

常にフライパンを動かして、焦げないようにするのがポイントです。

味見をして塩気が足りない場合は、醤油ではなくてお塩を少し加えましょう。醤油だと黒くなり過ぎます。
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暖かい御飯にかけて、いただきます。香ばしくて、ご飯がすすみますよ。


<付録の付録>

身をほぐしたアラの残骸でダシを取ります。

水から沸かして沸騰したらアクを取って、漉して出来上がりです。

お吸い物やみそ汁等に用います。

鯛のお出汁でお薦めは「にゅうめん」です。

薄口醤油と酒、みりんとお塩で味付けをし、固めに茹でた素麺と具を一緒に煮込みます。

柚子の皮などを少し削って添えると上品ですね。
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男の料理レシピ「アサリの佃煮」

      冷凍のむき身を使用・・・手早く簡単で旨い!


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<材料>

むき身の冷凍アサリ 400g、生姜 1片

水 75cc、酒 75cc、砂糖 大さじ5~6(お好みで)、醤油 大さじ5、みりん 大さじ2


<作り方>

アサリはぬるま湯で軽くゆすぐ程度に洗っておく。

生姜は千切りにする。

お鍋に水とお酒を入れて火をつけ、沸騰したらアサリと生姜を入れる。
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アクを取った後に砂糖、醤油、みりんの順で入れて中火よりやや弱い火で煮詰めていく。
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だんだん煮汁が少なくなっていくので、焦げないように気をつける。

仕上げとして、最後にみりんを少々(分量外)を入れてからめると、つやが出て味もよくなります。
BENのブログ  この程度になったら出来上がり。


BENのブログ  いい色、いい艶、美味しそうでしょう。

暖かい御飯と一緒にどうぞ。






男の料理レシピ「油揚げの俵煮」

      巾着よりもビッグで豪快・・・ご飯にもお酒にもぴったりです。


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<材料 5個分>

油揚げ 5枚、鶏肉 100g、卵 5個、ゴボウ 大きいもの1/2本(小さいものは1本)、ニンジン 1/2本、干椎茸 3枚

~調味料など~ 

①サラダ油 大さじ2、砂糖 大さじ1、酒 大さじ1、醤油 大さじ1、みりん 大さじ1

②ダシ汁 400cc、砂糖 大さじ1.5、酒 1.5、醤油 大さじ1、みりん 大さじ1.5、塩 一つまみ

他に楊枝5本


<作り方>

ゴボウはささがきにして(水に放たずザルに切り入れて流水で少しさらす程度にする)、ニンジンは小さな短冊にする。

鶏肉は小間切れにする。

干椎茸は水で戻し、薄くスライスする。
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フライパンにサラダ油を熱し、鶏肉、ゴボウ、ニンジン、椎茸を入れ、①の調味料を入れて炒める。

後で煮るので、ある程度しんなりしてゴボウが柔らかくなったところで火を止める。

油揚げは湯通しして、端を切り長い袋状にする。

そこに炒めた具材を入れた後に卵1個を割り入れ、さらに具材を入れて楊枝で閉じる。

油揚げの切り取った端の部分も、この中に入れてしまいます。
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それを②の調味料を入れた鍋またはフライパンに並べ、沸騰した後蓋をして中火で15分ほど煮る。

味がよくしみるように、途中で煮汁をかけ回しながら煮る。
BENのブログ    最初は鍋の蓋をして煮てください。


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こんな感じに出来上がります。それを半分にすると真中に卵が半熟で・・・。

卵の黄身をもっとしっかり煮たい場合は、2~3分煮る時間を長くします。



落語に見る食の風景~ふぐ

   「河豚は喰いたし 命は惜しし」
BENのブログ 福岡市「活魚料理王将」のフグの刺身


江戸古川柳に「雪の河豚 豈(あに)一命を惜しまんや」とあります。

フグは秋から春に食べられますが、なんと言っても旬は真冬で、寒い日のフグがいかに旨いかをかくも見事に表現した句はありません。

フグを食べると「たまにあたる」ので「弾に当たる」にかけて、関西ではフグのことを鉄砲といい、フグ刺しを「てっさ」フグちりを「てっちり」といいます。

元は上方落語の演目で、後に東京でも演じられるようになった「らくだ」は故・立川談志も時々高座にかけていました。

真面目で働き者の屑屋がある長屋に入っていくと「屑屋!」と呼び止められたのが「らくだ」というあだ名で呼ばれる男の家です。

その男は酒飲みで乱暴者のとんでもないやつで、長屋の誰からも嫌われていました。

屑屋を呼ぶ声は「らくだ」ではなくその兄貴分で、「らくだ」を訪ねるとフグを食べて死んでいたと言うのです。

博打をしてすってんてんに取られて1銭も持ち合わせが無い兄貴分は、屑屋に「らくだ」の弔いを出す手伝いを命じます。

大家や長屋の連中のところに行って、香典や酒肴を用意させるための使い走りをさせられますが、これまで「らくだ」には散々迷惑をかけられていますので、「らくだが死んだ」と言って喜ぶ者はいても、そんな申し入れを誰も受け入れるわけがありません。

それを兄貴分に伝えると、「いやだったら死人にカンカンノウを踊らせるぞ!」と言って脅すように無理難題を押し付けられます。

気の弱い屑屋ですが、「死人がカンカンノウを踊る」という一言はすごい効果で、誰もが素直に従います。

香典や酒や料理が揃ったので「私はこれで・・・」と屑屋が商売に行こうとすると、兄貴分から「1杯飲んで行け!」と酒を強いられます。

しぶしぶ1杯あおって出かけようとすると「もう1杯!」ということに。

3杯飲むと屑屋は酔いが回って「おい、もう1杯注げよ!」と、その兄貴分を怒鳴りつけて絡み始め、予想外の展開に兄貴分が「そろそろ、商売に行ったほうがいいんじゃないか」と言う始末。

その後火葬場まで「らくだ」を運んでいくという噺ですが、長いので最後まで演じられることは少なくて、サゲは演じる人によって異なります。

「ふぐ汁」という小噺があります。

両国橋の近くで、若い男たちがなにやら騒いでいます。

通りかかった兄貴分が「どうしたんだ」と訊ねると、「フグをもらったのだが、怖くて誰も食べようとしない」と言います。

「そんなことなら、橋の上の乞食に、毒味をさせたらどうだ?」「なるほど。そいつは、うまい考えだ」

ということで、大鍋にいっぱいのふぐ汁を作り、乞食のところへ持って行きました。

「よう、寒いねえ。出来たてのふぐ汁を持ってきたが、食わねえか。体が温まるぞ」

「おありがとうございます」

乞食の出したお椀の中ヘふぐ汁を入れてやり、ニヤニヤしながらみんなのところに帰ってきました。

それからしばらくして、乞食の様子を見に行くと元気でピンピンしています。

「これなら、大丈夫だ。さあ食べよう」と、みんな安心してふぐ汁を食べました。

「ああ、うまかった」

「それにしても、フグはうまい魚だな」

「毒があっても、食べたがる気持ちがわかるよ」

その後、みんなで橋の上を歩いていると、先ほどの乞食が話しかけてきました。

「みなさん、もうふぐ汁をおあがりになりましたんで?」

「おお、食ったとも。いやはや、実にうまかった」

「それで、お体の具合は?」

「この通り、ピンピンしてるじゃないか」

 すると乞食が、ふぐ汁の入ったお椀を取り出して言いました。

「それじゃあ、わたしも安心していただきましょう・・・」

フグには肝や卵巣にはテトロドトキシンという強い毒があり、その毒性は青酸カリの約千倍といわれます。

19751月に歌舞伎俳優で人間国宝だった坂東三津五郎(8代目)が京都の料亭でトラフグの肝を4人前も食べて中毒死したのは、有名な話です。

フグといっても多くの種類があり、日本近海だけでも数百種に及ぶといわれます。

1983年に食品衛生法に基づいてフグ処理に関する通知を出し、食用にできるフグ22種類についてそれぞれ食べてよい部位を定めました。

しかも身と皮と白子(精巣)以外は食材として販売してはいけません。肝と卵巣は一部の塩蔵品を除き、すべてのフグで禁止されています。

さらに都道府県知事が認める「フグ調理師免許」を所有しなければ業務を行うことができません。
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元気に水槽で泳ぐトラフグ。肝はこんなにでかいんです。きちんと処分しなければいけません。特別に写真を撮らせてもらいました。


今日でもフグ中毒で亡くなる人のニュースを時々耳にしますが、ほとんどが釣ってきたものを素人が調理をしているようです。

そんなわけで、見様見真似と冒険的実践法で調理を覚えた私ですが、ことフグに関しては自分で捌くことは許されません。また、そういう勇気もありません。

私が20年以上お世話になっている、福岡市中央区清川にある「活魚料理 王将」の大将が調理したフグをカメラに収めましたので紹介します。

唐揚げや鍋もありましたがが、見てもらいたいのは刺身と冬ならではの白子焼きです。
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こんなでかい白子にはなかなか巡り会えませんよ。


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秋から冬にかけて、ショウサイフグ釣りが盛んです。

私も房総沖に出かけて行き、かなりの釣果がありました。

こちらも、陸に上がるとすぐに免許を持った船頭一家の人たちが捌いてくれます。

とくにショウサイフグは皮にも毒がありますし、トラフグに比べると小さいので、家に持ち帰って小さなものは唐揚げ、そこそこ大きなものは湯引きにしていただきます。
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漁師さんが、毒のある皮、肝、卵巣を処理してくれます。

それを自宅で湯引きにして食べました。美味しかったですよ。