”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室 -123ページ目

7月12日は日曜教室 開催です。

 金曜日の昼のクラスは長い間、少ない人数でのびのび、のんびりのクラスでしたが、最近は初心者の方達が増えて、賑やかになってきました。ほとんどの教室初心者の方々は最初の2週間位はとても緊張していて、なかなか本性を出しませんが(笑)、3週目を過ぎることから、面白い意外性を発揮してクラスに馴染みだしますので、益々面白くなりそうです。山梨から通って下さっている方に職業を聞いたら『キャディー』さんでした。本当に色々な職業の方がいらっしゃいます。靴の悩みも人ぞれぞれ、靴に対する思いも人それぞれですが、この教室を知るきっかけも人それぞれで、先週から開始した人も『偶然見つけて運命を感じました』と言っていました。他にも、『来世は靴職人になりたい』と旦那様に話していたら、旦那様がここを見つけてくれて、現世で靴作りが出来るようになりました(笑)。それぞれの人達が自分だけの一足を履けるように、これから待ち受けている様々な挫折(!!)を乗り切って無事、完成させて履きこんでもらいたいです。


 先週はサンダルが完成した人、サンダル作りを開始した人も数人ずつおりました。この梅雨の間に、夏を待ちながら仕上げちゃいましょうね。


 さて、『日曜教室』のサンダル作りも参加者が集まってきたようですが、まだ若干空きがあるようですので、こちらもどうぞ。8月の日曜教室は9日に『ベビーシューズ』作りです。こちらもとても可愛いので、プレゼントにもとても喜ばれると思います。生まれてくる自分のお子様に、お孫様に、ご友人に!


 私は、土曜日に久しぶりにマウンテン・バイクで新宿までライブを見に夜中に行って来ました。1時間10分。結構きつかったです。ライブ・ハウスで待ち合わせていた友人は1時間25分位かけて自転車で来ていましたが。。。ライブがとても楽しかったのが唯一の救いでした。返り際に友人のバンド・メンバーから『来週は高円寺でライブあるから、また自転車で来てね。』と言われ、聞こえない振りをして帰ってきました(笑)。


 甲州街道は車道を走る勇気が無く、歩道を走りましたが、甲州街道の歩道はなぜあんなにも、ガタガタなんでしょう?歩いていると、道のガタガタって気にならないのですが、自転車だととても気になる。車椅子の方や足の不自由な方はあの歩道は大変だな~と思いました。自動車じゃないと分からない風景。バイクじゃないと味わえない風景。徒歩じゃないと見えない風景。自転車じゃないと感じない風景があって、全て経験してそれぞれの良いところを感じたいですね。私は最近漫画『宇宙兄弟』を生徒さんに借りて読んで、宇宙へ行きたくてしょうがないのですが、ロケットにも乗りたいです。息子と『月』と『火星』のビー玉を買って、二人でポケットに忍ばせて、時々出して見つめては『は~行きたいね!』と言い合ってます。今年の夏は星が綺麗に見える場所に行って、天体観察しようかと思います。7月22日は『日食』が東京だと9時30分から12時30分の間見えるそうですので、楽しみです。

20歳の靴

今日も暑かったですね。先週からクーラー入れ始めておりますが、真夏はどうなることやら。。。


  今週は新規のお客様が靴磨きをしたことがないとおっしゃるので、オーダーを受けた後、急遽、靴磨き講座をしたりしましたが(笑)、『こんなに楽しいなら、もっと以前からするのだった。。。』とおっしゃって下さって、嬉かったです。他のお客様も『最近の趣味は靴磨きで、靴を磨いていると色んなことが頭に浮かんで、ノートに仕事の事など浮かんだことを書きとめたりして。。。』とおっしゃっていて、とても楽しそうでした。私も靴磨きは大好きだから、こういう話を聞くとテンション上がります。靴磨きって、とっても良い趣味ですよね。


 木曜日の夜に別のお客様からも電話が来て、『見せたいものがあるのですが、寄っていいですか?』とおっしゃるので、何だろう??と思ってお待ちしていたら、20年前に叔父様からプレゼントされた誂え靴をずーとお履きになっていて、アッパーの革のしわがだいぶ割れてきていたので、骨董通りにある靴磨き屋さんに持っていったら、割れ始めた革をサンド・ペーパーで丁寧にやすって滑らかにした後、靴墨を刷り込んでピカピカにしてもらった靴をお持ちして下さいました。とても、味わいのある美しい靴になっていて、眺めまわしてうっとりしました。こういう靴が私は大好きで、これぞ靴!って思いました。磨き屋さんの仕事も素晴らしく、こういう靴文化がもっともっと根付くと素晴らしいな~と。愛情を持たれて、手入れをされて、修理を重ね、益々愛着を持たれる靴って、新品の靴には無い独特の輝きがあって、見ていてとても温かい気持ちになります。やっぱり、靴っていいな~。私が作らさせて頂いた靴も、いつもピカピカに磨いて頂いて履いてくださっているのですが、その靴も新品の時よりも良い味が出てきていて、どんどんお客様の雰囲気に染まって来ていて、時々その靴に会えるのも楽しみです。本当に、靴って履き込んでこそ、価値が出るものだと思いました。


 

 生徒さんの中にも、毎週自分で作った靴を履いて来ていて、かなり愛情を入れ込まれている靴達がありますが、どんどん持ち主に似合って来ています。心を込めて作った靴って生きているみたいです。


 子供の頃に祖母から、『どんなものにも神様が宿っているので、大切にしなきゃだめだよ。』と良く言われていましたが、今は祖母が言った意味が分かる気がします。素敵な神様が宿ってくれるよな靴作りをしていきたいです。


 お客様達とも、生徒さん達とも、靴以外にも本当に色々な話をするのですが、根に温かい思いのある方達ばかりで、共通点として”靴が好き”ってのと、何かに心から熱中できる人達だな~と最近特に感じます。だから、結構マニアックな話が多いのですが、聞いていてこちらも楽しくワクワクしてくる話が多く、私は靴が好きって以前に、人が好きなんだなと気付きました。だからできる限り、縁あって知り合った人達とじっくり時間をかけて良い関係を築いていきたいですし、信頼して頂ける靴作りを誠意を持って行いたいです。今週も素敵な一週間でした。

八方ミシン

 先週のお教室は珍しく風邪をひいてしまい、涙目&マスクで怪しい姿のうえ、テンション落ち落ちでのクラス、大変失礼しました。生徒の皆さんには心配かけてしまい、本当にスミマセンでした。土曜の夜からずーと、足浴して、毒だしスープを飲んで寝て、半身浴して、毒だしスープ飲んで寝て。。。の繰り返しをしていたら、だいぶ良くなって来ました。お見舞いメールも頂いたりして、どうも有難うございました。


 さて、久しぶりの日曜教室を7月12日に開催です。『一日で作れるサンダル教室』です。とりあえず、一日で作れるように一番簡単なデザインで行いますが、基本的なサンダルの底付けの工程を覚えれば、色々なデザインは自分で応用できますので、どうぞ参加して自分のオリジナル・サンダル作りを楽しんでくださいませ。HPの日曜教室のページからお申し込み下さいませ。


 それから、8月9日(日)は『一日で作るベビー靴教室』です。こちらも近いうちに詳細をアップしますので、どうぞご参加下さいませ。


 先週は浅草に資材を調達に行ったついでに、ミシン屋さんへ行って、腕ミシンを見せて貰い『いいよな~、かっこいいな~』と惚れ惚れと眺めていたら、『良かったら縫ってみたら?』と店長さんが言って下さったので、足踏み腕ミシンを踏んでみたら、これが難しい。。。何度も頑張ったけれど逆走してしまい、大笑いで楽しめたのですが、益々欲しくなりました。買っちゃおうかな。。。と悩んでいるときに、『八方ミシンも欲しいのですが、八方はなかなか中古は出ないですものね?』と聞くと、偶然にも丁度あった!しかも、ドイツ製の”adler"が!!かっこいい!!手回しで、腕の部分が日本製のものより長いので、修理はもちろんの事、ロングブーツにも最適。ただ、この八方ミシンは縫い目が粗く、細かいステッチが出来ないのが弱点ですが、私は普段それ程細かいステッチはしないのですし、問題なし。で、一晩考え、翌朝一番で電話してお買い上げ。お店の人曰く、他にも欲しいって人が電話してきたばかりで、危なかったですよ!との事。良かった!だって、5年も探してたのに、全然見つからないの。新品は50万円位するしサイズも大きくて、修理用に欲しかったので、新品は私の工房には合わず、中古を探してたのですが、中古を探している人は多いらしく、お店に入ってもすぐに売れてしまう商品。八方ミシンとは、ミシンの押さえが380度方向へ動き、380度どの方向へも縫えるので、立体の出来上がった靴にも縫える。だから、主に修理用として、タンの取替えや、踵部のカウンターを縫い変えたりも出来るミシン。まだ、注文靴屋を始めて5年弱なので、まだ修理と言えばヒール取替え位の仕事しか来ませんが、踵の革が擦れて取替えが必要になって来るお客様に対応できるようにしておかないと。。。と思っていた矢先でしたので、ラッキーでした。


 注文靴屋は、『どんな修理にも対応できる。』って事も良さの一つ。自分の所で一から作った靴ならば、どんな修理も可能です。ヒールやソール等の底材の修理の次に多い修理は、アッパーの踵部内側のカウンターと呼ばれる革が擦れてきて穴が開いたり、汚くなってきた時のカウンター取替えと、タンは靴紐が擦れる為に擦れて弱くなってきたり、履くときにタンを引っ張っていると伸びてきたり、よれてきたりしたものを取り替えたり、アッパーのステッチが弱くなって切れたりした時に縫い直したり。。。等があります。そんな時は八方ミシンが大活躍です。


 他にも、私はなるべく、お客様がお持ちの靴も捨てなくて済むように、足に合っていない手持ちの靴を出来るだけ履き易いように修正することも行っています。甲の押さえが足りなくて緩い靴には、厚めのタンを付け替えて、甲に締め付けが効く様に修正したりも時々しますので、八方ミシンがあると助かります。今までは自分で作った工具(ミシン針に柄をつけたもの)を使い手縫いでミシン縫いする(!!)という、涙ぐましい技を使っていたので(笑)、この技から卒業できるのが何よりも嬉しい!!


 購入した八方ミシンは『手回し』なので、右手でクルクル取っ手を回転しながら、左手で靴を動かしながら縫うっていう作業もかなり楽しいです。工房に私の玩具がまた増えた。。。って感じです(笑)。生徒さん達も今週教室に来たら、使ってみてね。かなり厚い革も太い糸で楽々縫えますので、ベルトを作りたい人も大歓迎です。そうそう、イギリスでは靴と同じ革でベルトをオーダーされるお客様も多かったです。今のところ、私が気に入るベルト用のバックルがまだ見つからなくて、積極的にはベルトは作っていませんが、たまにお客様がお持ちのベルトがサイズに合わなくて。。。または、革が気に入らなくて。。バックルはこれを使用してベルトを作ってくれないか?とご注文された場合のみベルトも作っていますが、靴とベルトが同じ革だと、かなりお洒落ですよね。さらに言うと、ビスポーク・ベルトは穴が『一つ』ってのが、紳士にはたまらないそうです(笑)。ビスポーク靴も自分の足以外には合わないけれど、ビスポーク・ベルトも自分の腰以外には合わないってのが、良いのでしょうね。


 以前、お洒落なイギリス紳士が、オーダーしたスーツにあわせて靴をオーダーし、その靴と同じ革で、スーツのズボンに合わせてベルトをオーダーするので、スーツと靴とベルトの数は同じだけ持ってます。と言ってて、びっくりしたことがある。ウエストのサイズは変わらなくても、ベルトの穴はズボンの腰の位置や素材の厚さによっても変わるから、オーダー・ベルトは穴が一つってのが美しいので、自分の体格管理にも見た目にも、自己満足にも(笑)良いから。と話していました。私が驚きながら、『男の美学はそこまで行きますか!』と言うと、『本当はカバンも同じ数だけ、靴の革と同じもので揃えたいけれど、カバンは中身の出し入れを毎日するのが面倒なのでやめた。』と言ってました(笑)。


  かなり贅沢な話ですが、生徒の皆さんは自分で靴を作ったついでに、ベルトも作ってみてはいかがでしょうか?ベルト作りも教えますよ。ベルトは靴程は深くないけれど、革に合わせて芯を入れるもの、入れないもの、ハンドステッチするもの、ミシン縫いのもの、などあります。基本のベルト・パターンを覚えれば、試行錯誤で色んな応用が出来ますので、面白いかもね。


 

靴用のミシン

この2週間はめまぐるしい日々が続いておりましたが、今週のお教室で見慣れた顔の生徒さん達とワイワイ靴作りが出来てほっとしました。見慣れた顔と話しなれた馬鹿話。。。これがないと一週間が終わった気がしません(笑)。


 今週は”ミシン”を買おうか迷っている生徒さんがいて、ネットで見つけたミシンの画像を私の携帯に何度も『これ、どうだろう?』って送ってくるので、『この忙しい時になんだよ~』と思いつつも(笑)、いちいち携帯からパソコンにデーター飛ばして、『どれどれ?』ってチェックしていたら、なんだか私まで欲しくなってきていて、金曜の夜のクラスに来ている某有名高級靴屋のクローザー(製甲士)さんが、靴用ミシン『18種』についての良さについて教えてくれた。説明がとても分かり易く、単純な私は急に開眼し『18種ほしい!欲しい!』熱に浮かされています。(笑)


 靴用のミシンは、私の工房でも使っている”ポスト・ミシン”と腕ミシンと言われる”17種”と”18種”というミシンがあります。ポスト・ミシンは針の下にたてに筒状の土台があり、中に下糸のボビンが入るようになっているもので、腕ミシンは横に筒状の土台が付いているミシン。


 私はイギリスでもポストを使っていたのですが、私のクローザーの師匠は”ポスト”と腕ミシンの両方を持っていて、師匠の”ポスト・ミシン”はほとんど物置として機能していて(笑)、腕ミシンを仕事で使っていました。イギリスのNO,1クローザーと言われて尊敬されていた師匠でもあるし、とっても特別なミシンに思えてもいたのですが、ミシンの違いを聞くと『父親が使っていた物だから使っている』というだけの返答で、彼からは違いは教えて貰えず、他のクローザーに聞くと、皆『ポストの方が扱い易いよ。』と教えてくれるだけで、日本に来てから人に質問しても『腕ミシンは値段が安いが扱い難い、やっぱ、ポストでしょ!』と、口を揃えて言うので、腕ミシンを使ったことのない私としては、あまり深くも考えずにポストを購入。現在に至る。が、昔の綺麗な靴を見るにつけ縫い目の締りの良さが気になっていた。ミシンの調整が良くても、なんか私の縫い目とは違う。単に腕と経験の違いか?と思っていたが、生徒のプロ・クローザーさんからの話によると、文面で説明するのは難しいのですが、ポストは送りがクルクリ回るのですが、腕ミシンはカクンカクンと動くので、糸を上下からしっかり引く力が強く働くので、縫い目がきつく締りがきくそうです。ただ、やっぱり慣れるまでには腕ミシンの方が時間が掛かるようですが、じゃじゃ馬の方が気が合う私としては是非とも使いこなしてみたいと腕が疼きます。あ~憧れの腕ミシン”18種”。。。。


 ま、工房は置き場ももうないし、家に置こうかな?旦那からのヒンシュクの目がリアルに想像できる。。。あ”~


 縫い目は、仕事で革を縫っているような人で、目がよっぽど肥えていないと違いは分からないと思いますが、いったん違いを知ってしまうとね、ほんのちょっとの違いでも、自分が良いと思えるほうに進みたいものね。


 ちなみに、足踏みが欲しい。現在使っているのは電子モーターなので、音も静かで制御し易い。が、足の感覚で自分のリズムで縫える足踏みのミシンって、とっても魅力的。全て自分の体の感覚で靴作りが出来る。機械やコンピューターの凄さも分かるけれど、それ以上に、人間の感覚の凄さってあるものね。鍛えれば鍛えるほど向上するから、未知なる領域に踏み込める気がする。停電でも、電気の通っていない山奥でも靴作りが出来る!(どんなシチュエーションだ?)


 こんなに腕ミシンに対する熱い思いを書いたけれど、まだ私は使ったことがないので、実際の所はまだ分かりませんって事を最後に強調しておきます。だから、私が腕ミシンを買う前に、ブログをお読みの方々が腕ミシンを購入し、売り切れになったり、値段が上がらないように、どうぞ宜しくお願いいたします。生徒さんから『どのミシンがいい?』って聞かれたら、当分は『ポストでしょ!使い易いよ~。』 って言いますよ(笑)。もちろん、うそじゃないし。S君!ポストだよ。(笑)


 

教室参加ご希望の皆様へ

 大変申し訳御座いませんが、本日6月11日までに説明会への参加フォームを送られた方までで、教室への参加申し込みを一時ストップさせて頂きます。あまりに人数が多く、”空き待ち”をして頂いても、年内の参加はとても無理そうですので、どうぞご了承下さいませ。本当にすみません。


 

 


 

木型講座

 本日はマイケル氏の木型講座も無事に終わり、私もほっと一息ついてます。


 マイケル氏の木型の削り方は、一度木型全体を見た後に、一気に迷うことなく、綺麗にシェープを削りだしていくので、見ていても気持ちが良かったです。ジョイントの設定の仕方が私のやり方と違いますが、どちらでも構いません。マイケル氏は親指の一番出っ張ったポイントを基本に全体を仕上げていき、私は踵の後ろを設定した後、ジョイントにポイントを置いていきます。どちらでも仕上がりは変わりませんが、どちらが自分が削り易いかという違いです。私の木型は土踏まずの形状を可能な限り絞りこみますので、始めにジョイントの出っぱったところを設定すると中心がずれ易く、木型がバナナ・シェープになり易くなるので、現在のやり方を取っております。マイケル氏は私よりも数倍経験が豊富ですので、綺麗に仕上げるのは感心するばかりです。


 本日は教室の『あみだ大会』で優勝した七海さんが、マイケル氏から作って貰った木型を贈呈されましたが、かなりラッキーでしたね。木型もとても綺麗で、他の生徒さん達が羨ましがってましたが、私も欲しかったな!!どのビスポーク靴屋で靴をオーダーしても、木型は貰えない。木型は工具なので、店が手放すことはない。昔はロブで木型を売って欲しいと、長年のお得意様からの要望があった場合、お売りしていたこともあるそうですが(現在はお売りすることはないそうです)、金額は15万円位だったと、本日マイケル氏から聞き、『もっと早く教えてよ!』と。。。(笑)こんなことなら、働いている間に、木型職人皆に、1足づつ作ってもらっておくのだった。。。。


 七海さんが贈呈された、彼女の木型と採寸表は1週間お預かりしていますので、生徒の皆さんにお見せいたしますね。綺麗でびっくりよ!今年も『あみだ大会』しましょうか。。ね。壮絶なバトル・ロワイヤル!!(ふふふ)


 木型講座は、皆さん礼儀正しく、真剣な眼差しで学んでいましたので、マイケル氏も『来年も頑張るよ!』とおっしゃって下さいました。また、モチベーション上がりましたね。来年は、しっかり大きなバイスを用意し、本日より万全な環境を整えたいと思います。


 講座終了後は、マイケル氏が日本に来るたびに気になってしょうがないという”パチンコ”へ一緒に行って来ました(笑)。私はパチンコをしたことがなかったので、生徒のセミ・パチ・プロに付き合ってもらい行きましたが、全敗。30分もしないで、マイケル氏は満足したようですので、そのまま食事へ。日本で食べたいものは?と聞くと『ジャマイカン料理』と言うので(笑)、私が月に1回程行く、恵比寿のお気に入りのジャマイカン料理屋へ。全員満腹&満足で楽しいひと時が持てました。


 マイケル氏とはロブ時代には、職人仲間6人位で毎日のように飲み歩いてたこともあるし、ボーリングやカラオケやクラブに行って遊んだり、家族ぐるみで仲良くしてましたが、大喧嘩をして半年位お互い口を利かなかったこともあります(笑)、がこうして違う国にいても、年に1回会えるってのは本当に嬉しいことです。ロブのゴシップも隅々まで聞けて、相変わらず職人仲間達は激しく社内で喧嘩したりしているようですが、今ではすべてが懐かしい。皆、頑固だし気性が荒いですが、根はいい人ばかりで、喧嘩するのも仕事に対して妥協していないから起こることです。ま、それにほとほと疲れたので、現在私は一人で作る道を選んだのかも知れませんが。。。。どうであれ、同じ志で靴作りに情熱を燃やす仲間がいるって事は、かけがいのない宝物です。本当に、今思うとあの頃は夢のような日々だった。。。。


 今の私があるのは、あの現実離れした、時代も空気も100年以上止まってしまったような、夢のような店があったからだと心から有難く思っています。今更ながらに社長やマネージャーや職人仲間に感謝の気持ちが湧き上がってきました。あの店だけは、永遠に続いて欲しいです。


 

教室へのお問い合わせについて&木型講座

 教室へのお問い合わせが多く、パンクしそうです。詳細はHP上に載せておりますので、どうぞお読みになってから、お問い合わせ下さいませ。それから、金曜日18時~のクラス、土曜日の両クラスとも満員で、説明会にて空き待ちリストにご登録という形になっておりますので、気長にお待ち頂ける方は説明会にお越し下さいませ。尚、説明会は6月6日、13日共、定員をオーバー致しましたので、それ以降の土曜日にお申し込みをお願いいたします。尚、ご質問などは説明会にて承ります。メールでご質問されても数が多すぎて返信できませんこと、どうぞご了承下さいませ。本当に申し訳ございません。


 HPに載っていない件で、多い質問は以下に返答です。


 Q: どの位の製作期間が掛かりますか?


 A:初心者で1足目は1年2ヶ月程、掛かっています。(家でも熱心に作業できる人は最短4ヶ月です)


Q. 1足目で自分の作りたいデザインを作れますか?


 A: 1足目は、こちらで用意する足に近い木型で、用意したアッパーで作って頂きます。アッパーはダービースタイル(外羽)3種の中からお選び頂けます。2足目からは、自分の好きなデザインで作れます。1足目は工具を扱うだけでも大変ですので、物作りに必要な手の動きを学ぶステップ&構造の理解の為だとお考え下さいませ。


Q: 足に問題を抱えていて、今まで足に合う靴を履いたことがないので、自分で作れるなら作りたいと思います。僕にも作れますか?


A:どなたにでも作れると思いますが、とにかく時間が掛かることをご了解ください。足に大きな問題を抱えた方の木型を作るにはかなりの時間を要します。それから、今まで多くの生徒を見てきて思うのは、靴作りはかなり多くの工程があり、忍耐力も必要ですので、『物作りが好き』だという方でないと、仕上がりまで続きません。


 どうぞ、以上のことをご考慮の上、お申し込み下さいませ。


 さて、只今日本に到着したマイケル氏から電話を貰い、金曜日へ向けてかなり張り切っているご様子。木曜日にはお酒も飲まずに、11時に寝て『木型講座』に備えて下さるそうです。マイケル氏から講座の参加者へメッセージ『皆さん僕に親切にしてください。』とのことです。皆さん、親切にしてあげて下さい(笑)。それから、当日は木型に革を付け足す作業も出てくると思いますので、ナイフをスーパー・シャープにしてスカイビングに備えておいて下さいね。それから、ソリッドを削る為のヤスリをお持ち頂ける方はどうぞご持参ください。これから購入を考えている方は、木工用の荒めのヤスリ(柄付き)を探して下さい。若干は数を増やしましたが、宜しくお願いします。

それから、テープメジャーも持っている人はお持ちください。購入する人は『MUJI』のテープ・メジャーが使い易くてお勧めです。


 エプロンとナイフとドラフト(採寸表:を持っている人)は、絶対に絶対に忘れないで下さい。


 では。

復活!

 お騒がせしておりましたが、だいぶ精神的に落ち着き、夕方からは靴作り復活!!(はやっ!)土曜日の夜から今日の昼くらいまでメールと電話の対応に追われていましたが、だいぶ落ち着きました。


 現在熊本で開催されている『最後のまんが展』へ、一人旅で行く気満々でしたが、残念ながらそれどころではなくなってしまいましたが、靴作りが死ぬほど好きで、そんな私に靴をご注文して下さる人がいて下さるってことは、本当に有難いことです。休日が少ないとか、なかなか飲みに出かけられないとか、ブーブー言っていたら”ばち”が当たりますね。言いたいけれど。。。(笑)ぐっと我慢です。『最後のまんが展』また、是非是非、来年にでも開催して頂きたいです。念力出して願ってます。


 昼過ぎにHPの件でいつも以上に寝不足顔のWEBデザイナーの友人が顔を出してくれて、靴とは何の関係もない話を1時間位してたら癒されました。(HPが壊れたのを夜中の3時に直してくれたり。。。彼には頭が上がりません。感謝です)。頭の中のスイッチ変換って大切ね。そうそう、HPが修復され、ついでに私のサンダルも生徒の作品ページにまぎれてアップしておきました。良かったらご覧下さいませ。


 この2日間、多くの人とメールや電話でお話しましたが、足に問題を抱えている人達の切実な思いに、とてもやるせない気持ちになりました。『80歳になりますが、今まで一度も足に合った靴を履いたことがなく、ずーと痛いのです。一度で良いから、足に合った靴を履いてみたいです。』とおっしゃっていた方もいて、なんだか涙が出てきた。靴業界も不景気な話しか聞かない昨今ですが、足に合った靴なら需要はまだまだあり、注文靴屋は未開拓地帯だな~と実感。ただ、作り手の技術の未開拓地帯もまだまだですので、本当に『足』と『木型』は今後靴職人を目指す人達の必須の課題です。私もまだまだ勉強しないとです。


 

 ただ綺麗な靴を作って眺めて貰ってもしょうがない。ただ手作りってのを売りにしても意味がない。靴ってのは履いてなんぼ。履いて心地よい歩きを実感出来ない靴では、人に本当の共感や感動を分けてあげられない。


 お教室の生徒さん達の家族や友人達にも、足と靴の関係に問題を抱えている人がいることと思います。そういう方達にも靴を作ってあげれたら素敵ですね。もっと多くの人が、ちゃんとした木型が作れるようになることを真剣に目指したいと思います。


 そんな訳で、今週はマイケル氏の木型講座もあるし、気を引き締めて頑張っていこう!おう!

ご迷惑お掛けしております。

 すみません。。。HPが壊れてます。生徒の作品ページや、教室の詳細などが大昔のものに戻ってしまって、大変ご迷惑お掛けしております。来週には直ると思いますので、ご了承下さいませ。


 今朝、TVで放送された為、朝からメールが殺到していまして、メールの返信に既に5時間も費やしておりまして。。。。大変申し訳ございませんが、オーダー依頼のメールとお教室への参加希望フォーム以外のメールへは、ご返信できない状況ですので、どうぞご了承下さいませ。


 それから、お教室は空きのあるクラスは金曜日の11:00~14:00のクラスと金曜日の15:00~18:00のクラスのみです。これらのクラス以外は、空き待ちをお願いしております。空き待ちをしてくださる方は、説明会へ参加して頂いて、空き待ちリストに名前を加え、順番にお知らせする形と取っております。空きが出るまでに半年近く掛かる場合もございます。気長にお待ち頂ける方、どうぞ宜しくお願いいたします。


 工具代や材料費も昔の金額にHPが戻ってしまっており、ご迷惑お掛けしておりますが、来週に再度チェックして下さいませ。大変申し訳ございません。


  


 

伝統

明日5月30日(土)の教室はお休みですのでどうぞ宜しくお願いいたします。


 と、言うわけで今夜はギターの練習がじっくり出来る!気持ちは一日8時間位、毎日練習したいのですが、毎日1時間がMAXです。でも、毎日毎日こつこつやっていると、何でも前進するもので、前進すると益々楽しくなる”幸福のスパイラル”に巻き込まれていきます。これがあるから、好きな事に没頭するってことが癖になるのですが、靴作りも毎日作っていると飽きるどころか、益々激しいスパイラルへ。。。そして、この激しい幸福のスパイラルが新たな道を開いてくれるのだと思います。


 部屋を掃除していたら、イギリスで出会った美しい靴達の写真が出てきた。写真を撮ったときは『これを人間の手が作ったなんて、信じられない!』と、感動したものです。靴作りを真剣に始めてからしばらくたつと、写真を見ながら『あーこんなに風にヒールを真似してみよう!』等と、お手本として眺めるようになり、今回その写真を見たときは『私だったら、もっとウェストを締めるな~』などと思ったりして(笑)、知らず知らずのうちに自分のスタイルってものが出来てきて、靴作りにおいて新たな段階に突入している感じがしました。でも、腕はまだまだ先輩達に追いつけない。先輩達も毎年前進しているのだもの。来週はマイケル氏が来日するので、彼の前進振りを見るのがとても楽しみです。私の靴も見てもらって、辛らつな駄目出しも久しぶりに聞けると良いな(笑)。


 『伝統』とは、古臭い事で、先人の行ったことを繰り返し行っていることだと思っている人も多いと思いますが、私は『伝統』ってのは、一つの目標に向かって同じ志を持った者達が、それぞれの前進を加えながら変化していくさまを言うのだと年々強く感じます。目標があるから脱線しないけれども、時には師匠の教えを破壊する時もあるし、長年”正しい”とされたことを覆すこともある。破壊するにも覆すにも、今までのやり方への建設的な批判精神を常に持ち、”より良き改良”と”より完璧な美”を求め続けながら、次の世代へ残してゆく事。それが『伝統』というものではないかと。

 

 一つ一つの工程を毎回検討しながら、去年の自分が驚くような前進が出来ることを目指して、頑張っていこうっと。


 昨日『バガボンド』の30巻が発売され、またまた、やる気が出て来た!バガボンドには何度元気を貰っただろうか?私も人に元気を与えられるような靴が作れるようになりたいものです。


 それから、私が作ったサンダルを見たい!というメールを数通頂きました。どうも、有難うございます。来週にでも、HPの生徒の作品の所にまぎれて載せときますので、どうぞご覧下さいませ。今日も3名の生徒さんが作りたい!というので、夏までに皆さんサンダル作りも楽しみましょうね!


 6月5日は14時からです。どうぞ宜しく。