木型争奪戦の優勝者発表
マイケル・センプル氏作の木型プレゼントを頂ける”あみだ”の優勝者は金曜日 午前のクラスの『後藤さん』に決定しました!!おめでとうございます!!ハズレてしまった方はまた次回チャレンジして下さいね!
あみだに名前や棒を記入している時は皆さんテンション高かったですが、土曜日の午後のクラスで私があみだを鼻歌交じりに辿っていって優勝者を告げたときのしらけたムード。。。。(笑)
さて、11月14日(土)14:00~、鈴木先生による講義を開催いたします。希望者リストに名前を記入して頂いた生徒さん全員が参加できますので、時間に遅れないようにお越し下さいませ。それから、講義+実践も行われる予定で、参加者が2名ほどのペアを組んで頂き、足の診断など致しますので、靴下に気をつけて下さい。くれぐれもあまりに分厚い靴下や、裸足で無いように!初心者にも分かり易い講義にしてくださるそうですが、なかなか深くまで教えて頂ける講義内容となっておりますので、筆記用具も忘れずに。質問なども事前に用意してきて下さいませ。
つい先日、20歳の女子大生のお客様がいらしてオーダーして下さいました。お客様最年少。お母様が20歳のお祝いに靴をオーダーをプレゼントして下さるとのことで、だいぶ前にオーダーのご予約を頂いた時は、『本当に素敵なお母様だな~』と思いつつ、私もとても楽しみにしておりました。ただ、20歳ということで、長く履けるデザインを考えるのがとても難しい。木型のシェープも20歳の女性と40歳の女性ではやはり似合ってくるものが違って来ますし、ライフスタイルもまだまだ今後変わっていく年齢ですので、如何に”廃れないデザイン”を作るかって事に悩みが出ます。今まで無かったオーダーですので、新たなチャレンジ!お客様の外見はふわふわした可愛らしい雰囲気をお持ちですが、お話するとちゃんと将来を見つめていて、芯のしっかりした方でジャーナーリズムに深い関心を寄せていらして将来はそちら方面のお仕事に就かれた時、しっかりと紐を結んで活発に歩ける飽きのこないデザインで作らさせて頂こうと思います。
今年は女性のお客様が増えてきまして嬉しい限りですが、女性のライフスタイルを考慮しつつ、新しいデザインを考えていかないと。私自身はメンズタイプの靴(赤茶色のブローグ ダービーが出動率NO。1)を日々履いており、紐靴は本当に履き易いと実感しておりますが、女性の靴も女性のファッションに合うことが前提にありますので、メンズと全く同じデザインで似合う女性は少ないですので、今後レディースのサンプルをどんどん作っていくのが現在の課題です。お教室の女性陣も自分用にオックスフォードの靴を作り、とても綺麗に仕上がったのに全然履いて来ないので、『履かないの?』と聞くと、『いつもスニーカーなので、革靴履くとなんだか自分ぽく無くて。。。』と、もったいないことを言ってた生徒がおりましたが、履かないと似合って来ませんので、とにかく履いて馴染んで、自分のものにしていってもらいたいです。ガンガン履いている生徒さんたちは、本当に似合ってますもの!
お教室の方では生徒さん達は2足目から自分でデザインした靴を作っていますが、デザインをかなり凝っている人もいて、パターンを作るのに四苦八苦しております。土曜日のクラスのY君はオックスフォードとダービーを合体させたデザイン画を書いてきて『なんだ?こりゃ?』と、思わず言ってしまいましたが(笑)、デザイン性だけに気を取られると、オックスフォードの良さもダービーの良さも無視したものになり、足を入れなければかっこよく見えても、足を入れたとたんバランスが悪くなるようなものになります。このようなことをモックアップを作りながら現在見ておりますが、これも良い勉強。やってみなければ何も見えて来ませんので、色々とチャレンジしていくのはやはり良いことだと思います。実際に足から木型を作り、デザインを起こして靴を作っていると、かなり型に嵌ってしまってデザインに制限を作ってしまいます。ここに切り替えがあると、この骨に当たって痛くなる。。。とか、このラインにすると、余計に足の幅が広く見える。。。とか、足入れが悪くなる、紐がしっかり絞れない。。。。などの制限。そういうことを何も考えなければ、幾らでも斬新なデザインは考えられますが、デザインによって木型の良さが損なわれるようでは本末転倒ですので、そこが難しさではありますが、そのような難しいことにチャレンジすると、新たな知識が増えていきます。靴のデザインは履き易くて足&足元を綺麗に見せるように考えていかないといけませんので、やはり”足”にたどり着く。
足不在では”本当に良い”と言える靴は作れませんね。そんなことも踏まえつつ、土曜日の講義で足について多くのことを学んで頂きたいと思います。
卒業生の開店!
10月31日(土)のクラスはお休みです。
今週も挫折あり、喜びありの1週間。今週は接客の嵐。。。水曜日、木曜日は珍しく朝から晩までズーとオーダーと仮縫い、お受け渡しが立て続けにあり、学び多し。一人、足に多くの問題を抱えていらして、色々な靴屋さんで注文してみたけれど、どこの靴も足に合わず、ずーと足が痛く、外出も殆どなされなくなってしまったお客様に靴をお受け渡しして、『どこも痛くない!これからは外出できそうです!』とお言葉を頂けたのには涙が出そうになりました。かなり多くの文献も漁り、工夫を凝らし、足の人体模型とにらみ合いをしながら作った靴だったので、私も多く学べました。足の疾患の複合を抱えた場合の足の動き、骨のゆがみを考えていく場合、常に原点に帰って軸から考えていくことの大切さを感じました。本当に色々な足があります。もっともっと色々な足に出会いたいです。
その他、お客様が工房に入ってすぐに目に入った”鞄”がとても美しく、作り手のオーラが感じられ、『あそこの鞄に違いない!』とお客様に尋ねてみたら、やはり”FUGEE"さんの鞄でした。藤井鞄は本当に素晴らしい。ステッチの締り具合の完璧さ、エッジの処理の美しさ、嫌味のない重厚な作りとデザインといい、作り手にブレが全く感じられない。お客様のセンスにぴったりで、かなり目の保養にもなりました。以前他のお客様も数名こちらの鞄をお持ちでしたが、直ぐに分かりました。なんなのでしょうね、あのオーラは。ブランドのロゴやゴテゴテのブランド模様なんて無くても絶対の存在感を醸し出す物作りには、やはり憧れますし、目指すところでもあります。
靴作りの難しさ、物作りに対する苦悩で神経をすり減らして、生活の中心が”靴作り”になっていることに”はっ”とすることにも鈍くなりつつありますが、一足一足作り上げた後の嬉しさ、お客様の足がプシュ!と良い音をたてて靴に入った瞬間、お客様から頂ける笑顔は、やはり格別なものがあります。自分の仕事に真摯に向き合いながら、自分で心底納得できる靴作りが出来るように、私の作る靴がオーラを放てるように、日々努力するのみですね。
教室では、2足目を作っているU君の茶色のオックスフォードはかなり良い出来でつり込み中ですが、久々に”腕いいな~”と感心していますが、何が良いのか?と言われれば、作りの丁寧さももちろんありますが、本人が作りたい形のイメージをちゃんと頭の中に持っているので、バランスよく、作業もスムーズに流れに乗っています。「あーしようか?こうしようか?』と工程ごとに悩んでいると、やはり仕上がったものにまとまり感が無く、なんとなく貧疎な感じになってしまうように思います。作る前のイメージ作りはかなり大切です。将来の目標でも、生活のスタイルでも、頭の中にちゃんとイメージ出来ていれば思い通りになると思うのですが、物作りも同じように思います。
イメージに向かってひたすら手を動かすのみ、諦めなければ達成できる!壁にぶつかった時に、いつも思います。
そういえば、本日『オープンします!』と卒業生の赤坂君から電話貰いました。展示会の時も一足持ってきてくれて展示しましたが、どうやら注文靴屋の開店に辿り着けたようです。『ちょっと作ってみようかと思って。。。』って数年前にお教室に通うようになってから、靴作りにどっぷり嵌り、家でも頑張って作っていました。何かを覚えるたび、ビスポークを知るたびに『すげ~!!』と驚いていたことを思い出します。仕事として靴作りと向き合うことは、本当に大変なことです。生半可な覚悟では続けられることでは無いと思います。でも、目指したからにはトコトン突き進んで、赤坂君の考える”靴”を作っていって貰いたいと思います。
詳細こちら↓です。宜しくです。
http://anonymous-shoe.hp.infoseek.co.jp/index.html
利き足
10月31日(土)のクラスはお休みですので、どうぞ宜しくお願いします。金曜のクラスは通常通りです。
気温が低くなってきたおかげで靴作りがスムーズに気分良く仕上がっていく今日この頃。
気分が良いついでに、糸やワックスを今までのものとは変えてみたり、新い革を購入したり、仕上げの仕方を変えてみたり、新しく工業用熱風気を購入して修理や仮縫い靴の材料を再利用できるようにしてみたり、新しいサンプルのデザインを考えてみたり、職人仲間とじっくり細部を検討してみたり。。。今週は沢山のことをして、学びも発見も多く充実しました。
お客様からの修理や仮縫い、1足目の修正なども色々とアイデアを絞って、一足一足問題解決していき、とても快調!チャレンジして、頭を捻っている時は楽しいですね。かなり細かい事たちですが、小さな積み重ねが靴作りにはとても重要なので、毎回毎回、一工程づつの意味を考えつつ、コツコツと積み重ねと改良をしつつ、少しでも良い靴を作っていきたいです。とても綺麗に靴を作る職人さんと話していて、『ギザ入れのファッジウィールって難しいですよね!どうやってます?』って言うので、『未だに難しいよ!まだ、色々試してて確定したやり方無いよ。。。』と言うと、『やっぱり。。。』と言ってました(苦笑)。糸の作り方、縫い方や糸の出加減、力加減、ウェルトの湿り気具合、ファッジウィールの温度。。。全て気に入った満足できる仕上がりに全足作れるようになるには、ひたすら作って作って作り続けないと解決しませんね。でも、まだまだ改良の余地があるって事は、この仕事を飽きずに続けられている原動力でもあるので、楽しみながら、『良い靴を作りたい!』って毎晩お祈りしながら眠りにつきましょう。
生徒さんにも今週話しましたが、日本の職人さん達が糸を作る時に使う松脂ベースの『チャン』ですが、やたらベタベタするし、温度変化に弱いし、私は本当に嫌いで、何でこんなの使ってるのだろう?と思って、国内&国外の職人達に意見を聞いたりした結果、やっぱりビーズ・ワックス(蜜蝋)で充分だろう~という結果にいたりました。イギリスでもアメリカでもビーズ・ワックスを使ってて、日本だけが何故か『チャン』。私はロブにいた時から現在に至るまで、ビーズ・ワックスに固形タールを混ぜたワックス・ボールを使っていましたが、現在はこれを作ってくれていたイギリスの職人がもう作らなくなってしまったので、どうしたものかと、2年前ぐらいからドイツから糸用の黒いワックスなどを仕入れ少しづつ使っていたのですが、ちょっとワックスが硬すぎて糸がしなやかでなく、どうも相性が良くないのですが、ビーズワックスの方がワックス・ボールと同様な仕上がりで、これといった問題点も見つからず、これからは教室でもこれでいきます!手も黒くならないしね。今頃言うことでも無いですが、やはり周期的に細かいことを再度チェックし、ちゃんと納得した上でどんなものでも使いたいですものね。ビースワックスも純度が色々とあるので、これからは最良の純度を見つけていこうと思っています。
足の事については、『利き足』に興味を持ち、生徒さん達に『利き足』を聞いて、統計を取っています。(今週聞き忘れたクラスもあるので来週も引き続き行います)
一般的に『利き足』は右足とされてて、『利き足』である右足は衝撃を吸収する作用があり、左足はねじれを吸収される作用があるとされています。陸上競技のトラック、野球グラウンドもそれにあわせて左周りに作られているのですが、どうも『利き足』は人によって違うのじゃないか?とフット・リフレクソロジーの生徒さんが教えてくれて、生徒さん達の踏み込む方の足(利き足)の統計を取ってます。利き足ではないほうの足は、ねじれを吸収し支える足になっているので、歪み易く変形しやすい。ということで、生徒に質問したところ、今のところ殆どの人がやはり利き足でないほうの足が痛んだり、『靭帯性外反母趾』のような甲が薄く幅広の足の人が多かったです。利き足は衝撃を受ける為に骨が出っ張る『仮骨性外反母趾』って言うのも多かったのですが、問題は『利き足』は右だけではないということ。右が利き足の人は左の足の方が若干大きいので、靴屋さんでも左足だけ靴を履かせて『大丈夫』って靴を購入すると、利き足が左足の場合、右足が毎回窮屈な思いをして、右足を痛めてしまう原因にもなりますので、やはり靴を購入する時は必ず両足履くって事は大切です。そして、できれば自分の『利き足』を知り、利き足でないほうの足は筋力が弱く靭帯が緩んでくるので、こちらの足の筋力をつける為にも、片足に重心を置いて立ったりする場合は利き足出ないほうの足に重心をおいてみたり、ジムに通っている人はこちらの足をより強化するようにしてみては良いのではないかと思います。 (ちょびちょび抜粋の参考資料:自分で治す外反母趾 笠原巌 著書)
二本の足が違う役割をしている足。両足のサイズが違うのは当たり前なのですが、売られている靴って左右同じですものね。将来、左右違う大きさで既製靴が売られるようになると良いのですが。。。。そうするだけで、どれだけ多くの人の足が救われることでしょう。外反母趾や足の変形の原因は全て靴のせい!って訳では決してありませんが、靴によって引き起こされている場合も無視できないほど多いのも確かです。既製靴屋と注文靴屋の間にもう一つ選択網があると、本当に良いと思います。別に私が新しいビジネス始めようって思っているわけではないのですが。。。(笑)、生徒さん達やお客様の足を見ていると、本当に足と靴の関係が良好でない人達が多すぎるな~と、歯がゆくなります。お客様から笑顔を頂いた後はなおさら、一人でも多くの人がこの笑顔を出せたらな~と。
足と靴について学ぼう!
いつの間にやら秋の空。冷房も暖房も入れなくて、窓を全開にして仕事が出来るのは気持ちがよいです。衣替えもして、フェルトやニットの帽子も押入れから出しました。ブーツもしっかり磨いてこれから活躍します。気分も新たになりますね。日本の四季のありがたさ。
年間の目標などもありますが、12ヶ月だと先延ばしにして年末にパニックになるので、季節の変わり目ごと3ヶ月毎に目標を立てると、目標も達成し易いのかも知れませんね。年末までに仕上げる靴が山盛りですので、残り2ヶ月半、全力投球で頑張らねば!と気合も入っています。
年内に仕上げる靴の木型を全部テーブルに乗せて眺めていたら、半分以上がかなりの外反母趾の靴。親指の付け根がかなり出ていて、木型を見ただけでお客様の足の痛みが伝わってくるのですが、何とか足の痛みを軽減し、これ以上悪化しないように、できればよい方向に骨が戻ってくれるように工夫をしています。外反母趾の方の殆どの方が、足に靴があたらないように、締め付けないようにと靴選びをしていて、余計に足に悪影響を与えています。靴はジンジンするほどきついものはもちろん良くないけれど、緩い靴は足には良くないです。足を靴の中で安定させないと、骨がどんどん好き勝手に歪みます。特に中足部の押さえはとても重要で、中足部をしっかり押さえれば足幅も広がらず、横のアーチを支える手助けも出来ますので、だいぶ足が楽になります。最初はお客様も『こんなに細い靴!!』と驚きますが、足を入れて頂くと『しっかり歩けて、楽だわ!!』と感じて頂けます。緩い靴だと足が前に滑ってしまうので、それを押さえようと無意識に指に力が入り、指の曲がってしまうハンマートウになってしまったり、横のアーチもどんどん下がってしまいます。
正しい足の形に戻す為にも、締め付ける部分、緩める部分をしっかり見極め、歩き易くする木型を作った後は、その木型でどれだけ美しい靴に仕上げるか。というのが腕の見せ所だと思うのですが、外反母趾の場合、骨のでっぱりをそのままに残すとやはり美しくないので、メイキングの時に骨の出っ張りの前後にスポンジや柔らかい革を入れて綺麗な曲線を描くように靴を作ります。そうすることによって、見た目には外反母趾の足には見えなく、フィッティングは骨がしっかり収まるべきところに収まり、変形の悪化を防げます。
靴を木型から作る場合、足についての知識、足の疾患についての知識も必要です。って事で、11月14日(土)14:00~ペドーシストの大先生ことシューべルの鈴木義光先生http://www.ibscorp.co.jp/ を教室にお招きし、足の疾患と靴とのかかわりについてご講義して頂くことになりました。先週聴講の参加者をつのったところ、かなりの人数が集まりましたが、なるべく多くの生徒さんに参加して学んで頂きたいので、椅子を買い足して(笑)準備したいと思います。とても多忙な先生ですが、いつもとても気さくで、好奇心で目がキラキラしてて、お話も面白いですので、講義も有意義になる事でしょう。以前輸入靴の販売を先生がしていて、私は靴屋のアルバイトをしていた時に面識があり、私は先生の所からDR.マーチンの靴をかなりの足数を買ってました。あの時、イギリスの靴に興味を持ち出したので、本当にご縁を感じますが、靴を突き詰めると足にたどり着くのは、必然なのでしょうね。
話は変わりますが、最近新しい自転車のオーダーをして、自転車の職人さんと色々お話したのですが、自転車のオーダーと靴のオーダーは非常に似ていますね。体との関係性が強いので、一発ではなかなか完璧には仕上がらないけれど、使いながら修正を加えて使い心地を良くしていくところや、細部のこだわりや、突き詰めれば突き詰めるほど楽しさが増す所や、人体を無視することなく、乗って心地よく、見て喜びのため息が出る自分だけの乗り物と履物。最後に『楽しみにしてます!』と私が言ったら『頑張ります!』って言ってくださり、あ!いつもの私の台詞だ!と可笑しくなりました。自転車以外の話題で話し込んだり、共感持てて嬉しくなったり、自転車云々の他に職人さんとの交流も贅沢な時間です。本当にオーダーっていいですね~。(笑)
つり込み
先週の教室は、つり込み作業の人達が多く、大きなため息と、全身に力を込める為のうめき声と、『もうこれ以上は無理そう。。。』などの弱音と共に、3時間のクラスが終わる頃には皆さん、若干痩せてやつれていました(笑)。教室に通うようになってから『痩せた』という人も今まで数人おりますので、『靴作りで痩せる!』ダイエット本でも、出版しようかと頭をよぎります(笑)。
つり込みは実際、かなり力を使います。そもそも、厚さ1.2ミリの繊維の密なカーフを生徒さん達にも使って貰っているので、初心者は大変かと思いますが、このぐらいの革を使わないと耐久性に乏しいし、履いているうちに革が伸びてくる。革が伸びては、折角足にあわせて木型を作ったのに何にもならなくなってしまいます。靴屋さんで靴を買うときに『ちょっときつい。。。』と言うと『履いているうちに革が伸びますから大丈夫!』等と言われますが、ビスポークの場合、アッパーの革が伸びては困ります。木型の大きさのまま、キープしていかないと。履いているうちにソールやフィラーのコルクが沈んで足入れした時のタイトさが無くなるのは、より足の形状を反映し、足にフィットしていきますが、アッパーの革が伸びて緩くなるのとは違う。
だから、つり込みはこれ以上革が伸びない!って位、しっかり革を伸ばしてゆかねばなりません。つり込みをする時にもしっかりと革を伸ばす為に工夫が色々とありますが、まず、踵部にアッパーを沿わせるときは、木型のトップにアッパーのトップを合わせてから前方をつり込みします。前方がしっかり木型に吸い付くようにつり込みし終わった後、踵部トップのアッパーを実際の踵の位置まで下ろしていきます。こうすることによって、さらに革が引っ張られ、しっかりと木型に吸い付いていきます。さらに細かいことを言うと、つり込みをする時に打つ25mmの釘をしっかりと半分の長さまで打ち込み、若干木型の面より外側よりの角度に打ち込むと、釘を倒す時にさらにタイトに革が木型に釣り込まれます。釣り込む時は全体重をワニを握っている手に乗せるようにするためにも、ちゃんと低い椅子に座って、足で踏ん張らなくてはなりません。だから椅子の高さも大切です。こんな感じで一本一本の釘を力をこめて丁寧に打ち込んでいくので、汗もかきますし痩せるわけです(笑)。
実際、私は高校生の時握力が”7キロ”で測定している先生に『おまえ、ふざけるなよ!』と言われましたが、何度やってもその位の数値でしたが、今や私の二の腕の筋肉は生徒さんが慄くほどに発達しました。靴作りを始めたばかりの時は先輩達に馬鹿にされて、悔しくてダンベルで鍛えたこともありましたが、何でも日々の積み重ねですね。今はうめくほど大変でも、だんだん要領もつかめてきますので、諦めずに頑張っていきましょう!
このところ、嬉しいことが沢山ありまして、かなりテンション上がっています。前にブログでイギリスの1936年に書かれた”靴作りマニュアル本”をハーバード大学出の方から、翻訳して下さるというというお申し出を頂き、アンビリーバブル!!と感激してしまいましたが、既に生徒のOさんがCDRに入れてくださり、翻訳も始まっています。かなり細かく書かれていますので、翻訳が終わったら、益々突っ込んで靴作りに生かせて、更なる進化が出来ることでしょう。本当に色々な方達に助けられてBWSは靴作り探求者たちの地下組織!!(笑)として発展しています。どの国のビスポーク工房にも負けない伝統を受け継ぎ、進化させて今後も勉強していきます!!
12月26日(土)にはイギリスからロブ・パリのパタンナーの黒木氏が来日してまたパターン講座をしていただく事になりました。他にはロブ・ロンドンのマイケル氏が生徒の足から、木型を作って下さるとのお申し出もあり、第2回”マイケル氏製作の木型争奪あみだ大会”も今月末に開催します!!昨年あみだで優勝した人の木型はとても美しく、皆でうらやましがりましたが、今年は誰がゲットするかな?お楽しみに!!
そんな嬉しいこと続きで、工房内で根詰めて仕事をしていましたが、そろそろストレスも溜まって来ましたので、土曜日の夜は久しぶりに友人が経営する大塚のJAZZ BAR”ドンファン”へ。もう、この店はとっても和めて、笑い通しで、音楽三昧!!友人のバンドが2ステージ行った後、『聞き足りない!』と言えば残っていたミュージシャンがセッションしてくれるし、『甘いとろける曲が聞きたい!』と言えば、オーナーが弾き語りでとろけさせてくれるし、お酒もつまみも美味しいし、大塚のヘブンです。結局お店を出たら朝だった。。。。二日酔いが昨日は酷かったが、今週もエネルギーを蓄えたので、いい靴作るぞ!!
映画2本
今日は大泣きした。こんなに泣いたのは久しぶり。。。。
昨夜は殆ど徹夜な感じでガガガ。。。と仕事をして今週のスケジュール分をこなし、今朝は映画を見に行いきました。夕方までお客様の予約が入ってないので、久しぶりに精神に栄養補給。
まずは『ココ・アヴァン・シャネル』を観ました。シャネルの本は数冊読んでいて、高校生の時に読んだ『獅子座の女シャネル』にはかなり影響を受けて、この本を読んで以来私の中には『女の自立』というテーマが強く残った。一刻も早く家を出て、自立するんだ!と家を出ることばかり考えていた。寺岡修司の『家出のススメ』を読んでもこの本ほどは家出したくはならなかったっけ。
映画はシャネルの他人になんと思われようと自分を信じて行動する強い意思と信念と、結婚や恋愛に対する葛藤。彼女の理解者となる魅力的な男性達の優しさと矛盾。シャネルが女性達をコルセットから開放しようと自分で洋服を作り出したり、デコラティブな当時の女性の洋服に対する嫌悪感、共感する所が多く、かなり感情移入して泣くシーンでもないのに、最後はマスカラが全部取れるほど泣けた。映像もファッションも素敵で、映画館を出た後は夢の中。。。。でも、新宿の町行く人々のエレガンスのかけらも無い装いに現実に戻されてゲンナリ。。。「こんな汚い場所からは退散!」と一目散に恵比寿へ。
恵比寿では、ブルース好きのONさんから教えて貰った『キャデラック レコード』を観る。この映画は数週間前から楽しみで楽しみで、期待しすぎかな?と思っていたが、なんのなんの!!50年代の南部アメリカの”チェス レコード”の創業からオーナーの死までのストーリーで期待以上でした。マディー・ウォーターズ、ハウリン・ウルフ、リトル・ウォーター、エタ・ジェームス等のブルースのレジェンドを生んだレコードレーベル。ロックン・ロールの生みの親、チャック・ベリーも!!ロックン・ロールを生んだのはプレスリーみたいに言う人多いけれど、白人が黒人の真似しただけだ。で、白人だったから富も栄光も数十倍手に入れただけなんだよね。そんなこともちゃんと代弁してくれている映画で、興奮しっぱなしニヤニヤしっぱなしで映画を観てたんだけれど、ビヨンセ扮する”エタ・ジェームス”が歌いだしたら全身に鳥肌が立って、涙が止まらなくなってしまった。ビヨンセを見る目が180度変わって、凄い!!すごい!ビヨンセ!!最高!って、ビヨンセが歌うたびに、また涙がドバー!!エタ・ジェームスの歌自体がもう絶品なのだけれど、エタを歌いこなしたビヨンセの歌唱力に脱帽。もう、全部化粧が取れて、スッピン&涙目で仕事場に戻りました。余韻も最高です。
私はブルースとリズム&ブルースは本当に大好物だし、特に南部のブルースにはとろけてしまう。ブルースの事語りだしたら止まらなくなって一晩中でも話せるのだけれど、ブルースの凄さは、自分に辛い経験が増えれば増えるだけ、ブルースは私の中にどんどん入り込んでいく。だから、5年前聞いてなんとも思わなかった曲を5年後に聴いて大泣きできたりする。だから、辛いことがあっても『益々、ブルースが身に染みるようになるな!』と、辛いこともウェルカムだったりする(笑)。南部のブルース・マン達を聞いて打ち震える感動してしまうと、それだけで生まれて良かった!って心底思えます。
チェス・レコードの映画の後は、私が心からのリスペクトを捧げる『STAX』レコードの事も映画化して欲しいな~。だってさ~オーティス。。。長くなるので止めます(笑)
そんな訳で、大いに泣き、大いに感動した一日でした。ギターの練習にも気合入ります!あ、いや、シャネルの事思い出して靴作りにも励みます!(笑)。
The 靴マニュアル
今週はシューぺディックの先生とコラボで作製した靴のお受け渡しが済み、その後の結果報告頂きながら、調子を見ている段階です。仮縫い数の多さを更新した1足で思い入れも多く、お客様にも本当に真剣にお付合い頂き感謝の気持ちがいっぱいです。
ビスポーク靴は、お受け渡しして直ぐ『完璧な履き心地』というのは殆どなく、履き始めはソールがまだ硬くそりが出てこないので、フィッティングがタイトに感じたり、『指が少しあたっている様な。。。。ないような。。。』と感じる方がいたり、ソールとインソールの間に詰めているコルクが足の圧力での沈みがまだでなかったりで、空間が少ない感じがしたり。。。踝が若干あたる。。。などがありますが、大体2週間から4ヶ月の間にインソールが足裏の形状にコルクと共に沈み、ソールの返りも良くなって、タイト感も解消されていきます。『調子を見ている段階』とはそういうことなのですが、この段階はお客様が靴を”仕上げている”時期と言えるでしょう。この時期職人はじっと我慢して報告を待つのみ。毎足とても気になるの期間です。
足入れ直後から工房で見送るまで『わーぴったり!すごーい!!』等と言われたりした時の方が、不安になったりもするので、何度も『緩い感じがしたり、指が赤くなるくらい擦れたりしたら、即連絡して下さい!』と念を押してお伝えします。1足目はお客様の歩きの癖や骨の動きも把握しづらいのですが、仮縫いをしているので、修正といってもちょっちょっと木型に手を加えて、再度木型を靴に入れなおして型付けしたり、アッパー部の調整をしたりで問題は解消するので、たいした手間はかかりませんが、ここで『ちょっちょっと』の修正を加えることによって、歩きの癖などが把握できますので、大事な仕上げ作業です。
他には、今まで靴紐を結びっぱなしで靴の脱ぎ履きをしていた。。。というお客様の仮縫いフィッッティングがあり、こういう方はたまにいらっしゃって、仮縫いフィッティングの時『きつい!え!こんなに圧迫感が!』と足入れした時におっしゃりますが、そのまま履いて頂いて10分位世間話をしていると『なんか、圧迫感が感じなくなり、踏まずも心地いいです!』と感じ方が変わってくる。で、その後履いて来た靴に履き替えると『うわ~この靴ゆるゆる』(笑)と。今までの靴の選び方と、正しい靴の選び方を実感して頂ける瞬間です。
今週は生徒さんも展示会でヤル気を出したのか、靴の書籍を教室の『図書館』と名づけている本棚(笑)の前で並んで立ち読みしている人達も多く、『玄人好みの靴本』を引っ張り出して見せたりしていたのですが、やっぱりイギリスの本が皆の興味の引くところ。。。私の宝物として特別な輝きを放っている全12巻の『靴作りマニュアル』。1934年に書かれた本で、昔コードウェーナーズ・カレッジで教科書として使われていた本で、かなり詳しく書かれている。月型(STIFFNER)について4ページにわたって書かれているような狂った本です。私は10年位前に古本屋で探して探して見つからず、やっとイギリスのネットオークションで見つけ、1冊100ポンド(当時2万円位)だったのを、『高い!』って悩んでいるうちに誰かに買われてしまい、後悔の日々を送りながら毎日毎日ネットで探してたら、1冊300ポンド(当時6万円位)で『パターンの作り方・編』が出て、へそくりを全部使って購入。この調子で残り11冊を揃えるなんて不可能。。。。って思ってて、職人の先輩に話したら『もしかして、それってグリーンの本?この位の大きさの』って言うので『なんで知ってるの?』って聞くと、『昔ミシンを買ったとき、ミシン屋さんがくれた』と言うではありませんか!!!で、残りの11冊を借りて、自宅にコピー機を買って、来る日も来る日もその本をコピーし続けました。(一冊150ページから300ページ!涙)自分で一枚一枚折って、製本して仕上がった本です。きちが○沙汰の涙ぐましい努力の結晶。
作り方としては、ビスポークの作り方も既製靴の作り方も採寸方法から木型の作り方、パターン、クロージング、メイキング、ハンド・ソーン・メイキング、リペア、お店の作り方、ディスプレイの仕方、価格設定の仕方まで載っているのですが、80年位前の本なので、私の作っている制作方法の方がずっと古く、手が込んでいます。私としては物足りない感もありますが、一工程、一素材についての説明の豊富さにはイギリス人のこだわり、探究心、パイオニアとしての誇りが漲っていて、これ以上の『靴本』はありえないと思いますし、靴作りの奥の深さの恐ろしさを感じさせられます。私はいつかこの本を上回る本を残したいな~とエベレスト級の高い夢を持ってますが、まだまだ経験を積まないとね。実践が一番の勉強でありますし、ある程度のレベルに達しないと、この本も全部を吸収できない。頭でっかちでも手がついていかないですものね。
生徒達には『ユキさん訳して!頼むからこの本訳して!』と言われてますが、『そんな時間あるわけないでしょ!』です。生徒のOさんがCDーROMにしてくれるそうですので、生徒の皆さん英語を勉強してコツコツ読んでみては如何でしょう。絶対、誰も読みきれないと確信してます!(笑)私も全部読んでないし、これ読み始めると不眠症が治るから。。。。でも、拾い読みでもかなり勉強になります。
とりあえず、私が生徒さんに教えている靴作りは180年前から作り続けられている製法ですので、『靴マニュアル』の内容より『レア』ってことで、来週も靴作り頑張ろう!!(笑)
P.S、 今回のような内容をブログで書くと、教室の生徒さん以外からもお問い合わせが殺到しますが、申し訳ありませんが、対応できる時間も労力も私にはございませんので、どうぞお問い合わせなどはご遠慮下さいませ。このブログは教室内の対応範囲で書かせて頂いておりますので、どうぞご了承下さいませ。
OPEN DAY報告
本日のOPEN DAYは午前中は『手伝いに来ました~』という生徒さん達が続々と来ましたが、初対面の方々はあまりいず、「今年は生徒のみか?」と思っていましたが、午後からどんどん人がいらして下さり、人口密度高!!ギューギューに人が工房に詰まって、入り口で床に座り込み靴談義に花を咲かせていた人達の輪、靴磨き講習を受けている人、待っている人。靴を持参して下さって、なぜこの靴は足に合わないのか?足に合う様にするにはどうするか、を説明しながら修正をしたり、窓際では8名位いっぺんにカードケース作りを行っていたり。。。賑やかにOPEN DAYは盛況でした。楽しかった~♪
お越し頂いた方々、本当に有難うございました。子供の参加、赤ちゃんと共にお越し頂いた方も多く、本当に嬉しかったです。今後もお教室を続ける限り、行なっていきたいと思っていますので、来年もどうぞ楽しんでいってくださいませ。小学生、中学生も立派に作っていたので、感心しました。大人になった時に、この楽しさを思い出してくれるといいな~。
毎回、OPEN DAYの告知はこのブログと教室の生徒さん達によってのみですが、『ブログを毎回読んでいて、こちらに来るのをワクワクしてました!カードケース作り、とっても楽しかったです!』といって下さった方、『このHPの存在を昨夜知って、今朝ブログを読んで靴の修正をお願いしようと他の予定をキャンセルしてきました。ご縁を感じます!』といって下さった方等など、本当に嬉しかったです。私も靴の修正をしながら、靴談義が出来てとっても楽しかったです。ボノーラ、ジョン・ロブ、エドワード・グリーン等など、皆さん思い入れを持って購入し、大切に履かれていらっしゃっていても、足に今ひとつ合わないで悩んでいらしたので、ちょっとの修正でだいぶ履き心地よくなって喜んで頂けて、靴と足の関係について思いをはせて頂き、笑顔を頂き、やって良かった!!と思えました。来年も合わない靴 カモーン!!
前日の夜、カード・ケースのサンプルをスタッフと作っている時に、いつもボーとしているK君が『革の部分に靴のメダリオンがあったらかっこいいですよね!』ってアイデアが出て、『それいいじゃん!』ってサンプルを作り直し、本当に素敵な革のケースが出来ました。K君、でかした!!皆さん手縫いに没頭して、無心になって作っていました。物を作ることの素晴らしさを少しでも味わって頂けたようです。
靴磨きも汚れ落しから、ワックスでピカピカに磨かれるまでを学んで頂き、今後も毎日嵌りそうな人達も増えたことと思います。靴はちゃんと手入れをすれば、見違えるように綺麗になりますし、益々愛着が沸きます。物を大切にする心も芽生え、足数は少なくても、足に合うお気に入りの靴がある喜びを感じれるようになると思いますので、今後もピカピカに磨いていって頂きたいです。
生徒さん達の靴も、それぞれ批評しあったり、コメントを読んで笑ったり面白かったですし、見に来て下さった方達も、靴作りの工程を見ながら興味津々に色々と靴談義が出来ました。OB達の靴は私がびっくりする位上達していて、私は鼻が高かったですよ!(笑)本当に皆、よく頑張っている!仕上がった靴を見れば、どんな所に苦心したか、どんなことが理解できているかが見て取れますが、OBのコツコツと一歩づつ問題を解決しながら前進している様子がまざまざと見れて、感動しました。生徒の皆さん達、OB達を目標にこれからも頑張っていこう!!
前日&当日は、沢山の生徒さん達が準備を手伝ってくれて、本当にどうもお疲れ様でした。準備中もワイワイと楽しいですものね。違うクラスの人達同士でも、すぐに打ち解けてしまえるBWS独特の雰囲気満載で学生時代の文化祭を思い出しましたよ。いいね~若返りました。(気持ちだけ。。。涙)
その後の『国産牛革にエールを送る 焼肉会』も16名位の参加でワイワイ飲めて、自虐ギャグも連発し、BWS特有の『ちょっとオカシイ人達(?)』のオカシさ振りを発揮していて、大笑いできました!本当にキャラの強い人達ばかりが集まってくるのが不思議でなりませんが、楽しすぎる人達です。新顔の人達も多く参加してくれたので、驚き話も沢山聞けて楽しかった。古株の笑い話は500回は聞いている話もありましたが、まだ新鮮に笑えるのが恐ろしかったです(笑)。
そんなこんなで、あっと言う間のOPEN DAYでしたが、本当に皆様有難うございました。皆様から頂いた笑顔をエネルギーにして、これからも楽しいことをどんどん行なっていきたいと思います。今回、お越しになれなかった人達も、どうぞ来年を楽しみにしていて下さいませ。
多くの楽しい人達と知り合え、素敵な仲間と大笑いし、お腹いっぱい焼肉食べて酔っ払っている現在、これ以上の幸せはあるのか?というくらいの気持ちでおります(笑)。BWSを盛り上げてくださって、心より感謝しています。明日はゆっくり睡眠とって、また靴作りに気合をいれよう!と元気です。酔いが覚めないで欲しいです(笑)。
では、生徒の皆さん、金曜日&土曜日に!!本日お知り合いになれた方々、来年も是非是非!!
OPEN DAY メニュー
いよいよ来週OPEN DAY &展示会です。
9月20日(日)11:00~18:00まで。benchwork study 工房内にて開催です。 当日メニュー:
『生徒の靴の展示』
製作完成靴だけでなく、作成途中の靴も製作過程順に並べますので、靴作りの中身や作業の工程、作り手の苦労の形跡がご覧頂けます。素晴らしい見本&○○な見本(笑)も、どちらも何かを教えてくれるでしょう。生徒同士で色々と評価し合って、モチベーションを上げていきましょう!
初めて靴の中身をご覧頂く方達には、とても新鮮に見えるかと思います。一足一足の靴にそれぞれの思いと楽しみが詰まっておりますので、どうぞ長い目でご覧下さいませ。
『革小物体験』
今年はパスモ or スイカ 等の電車&バスのカード入れをお作り頂けます。革は靴作りで余ってしまう革を使いますので、かなり良質の革をお使い頂けます。しかも無料ですので、どうぞお一つ作ってお土産にして下さいませ。ハンド・ステッチで作りますが、かなり簡単ですのでブキッチョさんでも大丈夫です! また、カード作りに使う工具をご希望の方にはセットにして販売いたしますので、作り方を覚えてお友達やご家族に作って差し上げても喜ばれるかと思います。物作りの楽しさを少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
『靴磨きレッスン』
靴磨きの仕方がいまいち。。。とお思いの方、靴磨きのレッスンを致しますので、どうぞお手持ちの革靴がございましたらどうぞお持ち下さって、スタッフと一緒にピカピカにしちゃいましょう!靴磨きはとても楽しい作業ですし、紳士&淑女の大切な身だしなみです。どうぞ、楽しみながらお気に入りの靴が益々愛着出るようにキュッキュキュー。
『痛い!靴の修正』
気に入って買ったは良いが、小指や親指が当たって履くたびに痛い!なんて靴をお持ちではありませんか?きっと、1足や2足または全足!なんて方もいらっしゃると思います。そんな時のお助けマンBWSの即席スタッフが、痛い部分の革をちょっちょっと伸ばして、指を楽に致します。どうぞ、痛靴をお持ちの方はお持ち下さいませ。また、靴がゆるい。。。という方にも革の中敷を入れて修正いたしますので、こちらもどうぞどうぞ。
『靴談義』
毎年、BWSのOPEN DAYはワイワイ賑やかに開催しております。とにかく”靴が好き!!”って方、靴談義で盛り上がりましょう!スタッフ一同、気さく過ぎる程の”気さく王”がお待ちしておりますので、どうぞお気軽にお声をかけて下さいませ。お教室の事、靴作りのことなど、どうぞご質問下さいませ。
『After Open day』
18:00以降は生徒達はいつもの焼肉屋で反省会&交流会を行います(会費2,000円)。他のクラスの人達ともこういう時しかなかなか会えませんので、ワイワイ飲みましょうね。何故か”飲ん兵衛”が多いBWSです。いつも焼肉会と忘年会はハプニングと笑いが絶えませんが、今年は大型連休中ですので飲みすぎてもダイジョブ ダイジョブ♪
というわけで、皆様のお越しを楽しみにお待ちしております♪
蔵前に行ったけれど。。。
BWS では 9月20日(日)に教室のOPEN DAY & 展示会を行います!
BWS の工房内にて、11:00~18:00にて 開催ですので、皆様どうぞお気軽にお立ち寄り下さいませ。当日は『革の小物作り体験』や『靴磨きレッスン』『足の痛みにさよなら!靴の修正』など、お越し下さった方々が色々と体験出来ますので、どうぞ楽しんでいって下さいませ。
また、生徒の靴とOGの靴を展示しますが、作業途中の靴も展示しますので、靴の中身がどうなっているのか、どのような過程を踏んで靴が仕上がっていくのかがご覧に慣れます。
生徒の皆さんも、違うクラスの人達の作っている靴を”まじまじ”と眺めることが出来ますので(ふふふ。。。)、皆の靴を見て『年内の目標』を立てたり、友人や家族に自分の靴を見てもらったりしましょう。
OGの方、生徒さん達は出展靴を9月19日(土)までにワークショップにお持ち下さいませ。
それから、毎年恒例の『国産牛にエールを送る 焼肉会』を展示会の後に行いますので、参加できる方は、18時までにワークショップにお集まり下さいませ。
先週のクラスで、2名の生徒さんが『膝が痛い。。。』と言っていましたが、実は私も。。。どうやら、3人共土踏まずが落ちてきているのが原因のようです。数ヶ月前に専門家の先生から、左足の土踏まずのアーチが落ちてきていますね。。。と言われていたのですが、最近低めの椅子に座っていると、左足が傾いているのが感じられるし、見た目でもはっきりわかるようになってきました。自分の木型を修正して、新しい靴を新調したいところだけれど、自分の靴を作っている時間など全くないスケジュールなので、パッドを入れて修正し、膝の痛みも消えました。痛んで時は変形期なので、この時に手当てすると治りが早い。
そんな訳で、運動不足を解消しなければ!週に1、2回は寝る前にヨガをやっていますが、最近めっきり歩かない。以前は平気で3~4時間歩きまわってレコード屋巡りや、古本屋巡り、飲み屋のはしご(笑)をしていたけれど、そんなことも最近はめっきりなく、片道20分弱の自転車通勤と工房内を歩き回るか、駅前の箱そばへ行くぐらいのもの。
これではいけない!と思い、丁度『蔵前』で三谷龍二さんの展示会を行っているので、本日は初”蔵前”へ。三谷龍二さんは『木の匙』など、素敵な作品集+エッセイの本も出していて、本当に見ているだけで和めるし、エッセイも共感できることばかりですっかりファンになっていますが、彼の作ったバターケースがとても欲しい!注文待ちが長いようですが、2年だって3年だって待ちますよ!ってくらい、彼の作る作品は木の風合いと言い、造形といい、凛としてテーブルを飾り、料理を美味しく見せ、一回一回の食事がとっても美しく楽しくなりそうです。
毎回お決まりのように地図を持っていったにも関わらず、迷子になったのですが、蔵前は玩具問屋さんがあちこちにあり、ビルの間に懐かしき”昭和”そのままで建ってあるお店が、とっても素敵でした。川から流れてくる風も気持ちよく、窓から川が眺められる工房で働けたら素敵だな~と思いました。結局、展示会の場所は『定休日』の看板がぶら下がっていて、半べそかきましたが、沢山歩けてよかった!と前向きに考えることにして、近くなので浅草へ。(あ~いつになったら、三谷さんのバターケースに会えるのだろう。。。)
浅草で麻糸やら、青棒やら、ワニなどの購入途中に、職人友達や生徒さんに偶然遭遇し、歩くと色々出会いがあって楽しいな。紅葉の季節になったら、もっと歩こうっと!