ご迷惑をお掛けしました
先週末は突然、教室お休みを頂き、生徒の皆様には大変ご迷惑をお掛けして、本当に申しわけございませんでした。メールで温かいお言葉も沢山頂き、とても有難かったです。どうも有難うございました。
とりあえずひと段落しましたので、今週のお教室は通常通りに行います。どうぞ宜しくお願いいたします。
また、『修理、修正&ポリッシュの特別講座』はまた日を改めて行いたいと思いますが、前々から楽しみに準備してくれていた生徒さん達も多かったので、個別に修理や修正を行いたい靴を通常のクラスにお持ちくだされば、随時手ほどきいたしますので、どうぞお持ち下さいませ。
生徒の皆さまへ
生徒の皆さんへ
生徒さん各自へメールを送りましたが、送れずに帰って来てしまうものもありましたのでブログでもお知らせします。
大変申し訳ございませんが、今週の金曜日、土曜日のお教室と日曜の特別講座は突然ですが、お休みを頂きたく、お願い致します。
家庭内で予期せぬハプニング。。。。メールで大雑把な詳細は報告しましたが、あまりに突然の事で動揺してますが、大丈夫だと思います。ご迷惑とご心配をお掛けして申し訳ございませんが、どうぞ宜しくお願い致します。
3月14日(日)特別講座
さて、早くも3月14日(日)は13:00~17:00特別講座『靴の修理、修正&ポリッシュ』講座です。
参加者は、『困った靴』持参でお越しください。皆で持ち寄った靴を取り上げながら、靴の問題を解決していきます。どんな”困った靴”が来ますでしょうか?楽しみです。『何足まで持って来ていいですか?』と数回聞かれましたので、ちょっと恐ろしいですが。。。。。今回の時間内に出来なかった靴は教室内で、引き続き講義したいと思っています。今回参加できなかった人達にも、是非学んで貰いたい項目ですので、『困った靴』をお持ちの方は随時受け付けますので、教室に持ってきて下さいませ。
それから前回のパターン講座後、実際にパターンを家で宿題として作っている人達が数人いて、作ったパターンを元に再度説明しましたが、今までの疑問もクリアになったようで、『段々パターンが楽しくなってきました。』と言って頂いて嬉しかったです。一番困るのが『分からない所が、分からない』と言う段階の人達。これは、実践不足。作業を進めていけば、絶対つまずく所があるはずです。一つ一つ順を追いながら、つまずく所をクリアにしていきましょう。
『分からないところが何なのかさえ、分からない』と同じように『どうダメなのか、どう良いのかがわからない』『何が違うのか分からない』。。。。って、靴作りの初期段階には誰もが味わう気持ちではないでしょうか?そして、それを知った時にどんどん靴作りがクリアになっていき、次の段階へと進んで行くのだと思います。まずは、自分の『分からない』を知り、弱点克服していきましょう。
丁寧に靴作りの工程を写真やイラストと共に書き込んだノートを作っている生徒さんが、2足目の靴を作る時にそのノートを見ながら、1足目で理解できなかった所を丁寧に質問し、前回の不明点を書き足している生徒さんが数名おりますが、この学び方はとても良いと思います。疑問を一つ一つ解決する事が、一歩一歩の前進ですよね。
特別パターン講習
本日の『特別パターン強化レッスン』は無事(?)終了。オックスフォードとダービーの2パターン。型紙を見るのも初めて!!って方達も参加されておりましたが、それにしてもパターンを教えるのは本当に難しい。。。。と痛感。6時間ほとんど休憩なしで、質問に答え、説明し、言うことを聞かない生徒さんに、ため息をつき、威嚇し、眼ビームで攻撃を与えていたので、心底疲れた!!(笑)。
教える通りの事を手順通りに行って貰えれば、とりあえずパターンは切れるのですが、言われた通りに行っても”自分でパターンをカットしている”という楽しさも感じなければ、パターンを理解出来ている感覚もあまりなさそう。。。こればっかりはね、何度も何度もカットしてみるしか、理解できる方法はありません。また、紙の上でのデザインですので、革を使用して立体となった時にどのように見えるのか?ということも、数踏まないと分からない。でも、自分で好きなようにパターンが切れるようになったら、とっても楽しいし、靴作りの幅がグーンと広がります。そこに辿り着くまで、かなり暗い夜道を手探りで歩くような心細さを感じるでしょうが、朝日は必ず昇ります。
それに、”言われたとおり”の事を”言われたとおり”に行うことも結構難しい人達もいて、手順通りに行わない為に、説明した事から少しづつずれが生じて、頭の中の迷路に迷い混んでしまったり。一か所、手順を抜かした為に途中で頭の中のドミノがダダダダだ!!って崩れてしまった人などもおりました。とりあえず、諦めずにもう一度(や2度)家で作り直してみてください。あまり小難しく考えずに、シンプルに素直に一つ一つ進んで行くことが、理解出来る近道だと思います。何度も何度もパターンを切っていれば、綺麗なラインをひけるようになりますし、ラインを1本描く事に意味合いを持たせたり、ほんの少しのラインの違いも見えてくるようになります。
とにかく、何度でも何度でもやるしかありません!!!というわけで、やる気のある方は、ご自宅でパターンを切って持ってきて下されば、教室でチェック致しますので、毎週、『1セットパターンを切る』ことを”宿題”として続けてみては如何でしょうか?1年続けたらかなり高いレベルに達せると思いますよ。いや、半年でどんなデザインも作れるようになるのではないかしら?
諦めてしまったら、それで『THE END』。諦めなかったら、1ヶ月後か半年後か1年後か5年後か。。。。、絶対にいつかは習得できる。どんなに不器用な人でも、どんなに理解するのに時間が掛る人であってもです。諦めなければ、絶対に出来るようになります。どんなことだってそうでしょ?叶わなかった夢ってのは、その人が諦めたからですものね。諦めない人に勝利の女神はほほ笑みます。パターン・カッティングの栄光を掴もう!!(笑)
とりあえず、今後は個人練習で強化していって下さいませ。サポート&フォローは出来る限り協力致しますので頑張っていきましょう!! 今夜はぐっすり眠れそうです。バタン キューだよ(笑)。
1足目の靴、10年後の靴。
2月28日(日)11:00~ 特別パターン強化レッスンです。持参できる木型をお持ちの参加者は、どうぞお持ち下さいませ。
今週もワイワイと賑やかな教室でした。写真を少し上手になりたいと思っていたところ、生徒さんの中に写真やカメラに詳しい人や、スタジオで働いていた人がいたりして、色々と教えて頂けて有難いです。写真に対する意欲がメラメラと燃えてきました!HPの”生徒の作品”の写真をとりあえずもう少し上達しますね!生徒さん達の靴の上達がこのところかなり増していますので、ちゃんと写真に撮って作りあげた時の気持ちを忘れないでいてくれると嬉しいな~と。皆、靴が仕上がった時は本当に嬉しそうでキラキラしていますもの。
私は、初めて”ハンドソーン・ウェルテッド”製法で靴を作った時の、あっと言う間に時間が流れてしまう”集中できる”作業の嬉しさと、難しいからこそ味わえた心地よい達成感を今でも覚えています。そしてその靴が非常に出来が悪かったことも(本当にひど過ぎて笑っちゃいます!)。でも、その靴は今でもお気に入りで、思い入れが尋常ではないし、人生の節目節目に沢山の事を思い出させてくれたり、教えてくれたりします。そういう思い入れのある1足を生徒さん全員が持てるといいな~と思います。ちなみに私が作った1足目よりは上手に作って欲しいな~と(笑)。
最近の生徒さん達の質問も、教室を始めた頃に比べてレベルが高い。木型や足の事についてもしっかり勉強している人達も増えてますし、デザインやメーキングについても、実践で得た疑問ですので、ずれてなく『いい質問だね!!』ってこちらも話が弾みます。何度も何度もやり直して、あれこれと自分の手で学んで行きながら、ちょっと行き詰った時にくれる質問ってのは、私も以前に悩んで何度も何度もやり直し、思考錯誤した結果、身に付き理解できたことが多く、『やっぱり、ここは悩む所よね~』と共感できます。『ユキさん、この工程って本当に大変ですよね!』って言われると、『そうよ~ほんと、大変なのよ~!!』って(笑)。でも、何度でも何度でもやってみる。自分が納得するまで考えて、手を動かして試してみるってことは、絶対に無駄にはなりませんから。自分で納得する結果がその時得られなくても、何度も繰り返し作業することで、手先は昨日より器用になっているはずですしね。転んでも決してただでは起きないように!今後も頑張って行きましょうね!
3足も4足も教室で靴を作り終えた生徒さん達は、出来上がった靴を見て反省ばかりしています。目が肥えてきたことや、目指す形が見えている事、自分の欠点を理解しているからこその反省ですが、たまには1足目に作った靴を眺めて、上達した自分を褒めてあげて下さいね。そして、来年の自分はどれだけ上達しているかを想像し、嬉しさにゾクゾクしてみてくださいね(笑)。私は時々、10年後に自分が作るであろう靴に思いをはせて、期待と嬉しさにゾクゾクして風邪をひきそうです。厚かましい考えも、時には前向きにしてくれますね。(ははは)
3月の特別講座
2月28日(日)は『特別パターン強化レッスンです』参加者は11:00に教室に集合してくださいませ。
持ち物は ・クリッキングナイフ(またはカッターナイフ)
・目打ち
・筆記用具
・定規
・コンパス(またはディバイダー)
・木型をお持ちの方は木型持参
また、詳細は今週の教室でご質問など承ります。
それから、3月14日(日)に『靴の修正、修理&靴磨き講座』 を開催いたします。13:00~17:00
2月27日(土)より、参加希望者を募集します。
靴の修正:
足に合わない靴をなるべく足に合うように修正する技術の講習です。小指や親指が当たって痛い方はまず原因を知ることが大切です。縦や横のアーチが落ちてきてしまった為なのか、ただ単にサイズが小さくて当たるのか?サイズが大きい為に前に足が滑ってしまった為なのか?などの原因を見分け、修正していきます。また、靴がゆるいが為に起こる問題も説明しながら、ゆるい靴を修正して、しっかり履ける靴に仕上げていきましょう。
また、開張足の方や、O脚、X脚の方で親指や小指方向に足が流れてしまって何を履いても足が痛む方なども、靴をお持ちくださいませ。靴に少し手を加えることで、だいぶ楽になります。
靴の修理:
自分でできるトップリフトの修理やアッパーの糸のほつれ、革に入ってしまった傷の修正、汚くなってしまった中敷きの取り換えなど、自宅でできる簡単な修理をしてみましょう。
靴磨き:
汚れ落としから始まり、保湿クリームを塗り、ワックスで仕上げるまでだけではなく、ヒールやウェルトを綺麗な見た目に復活させるテクニックなども学んでいきましょう
また、今回の講座は皆さんがお持ちの『困った靴』を元に講座を進めていきますので、参加者は足に合わない靴や、修理の必要な靴、磨きの必要な靴を持参して下さいませ。時間内でどれくらいできるか分からないですが、今回の講座で終わらなかった靴は、授業中に個別に指導致しますのでご安心を。
今回の講座は”ビスポーク靴作り”とは、違う位置にある”靴に関する事”です。靴の修正などは、履きての足に合わせて作られたわけではない靴をいかにビスポークのような履き心地に近付けていけるか。。。というチャレンジであります。私は仕事で、お客様が買った既製靴をなんとか履けるようにして貰えないか?という要望も多く、思考錯誤しながら修正をさせて頂いておりますが、いくらどんなに手を加えて、お客様がどんなに喜んで下さっても、ビスポークには全然かなわないな~というのが実感です。当たり前ですが。。。。ただ、あくまで”ビスポーク”と比較した場合であって、修正技術はもっともっと広まって行くべきだと思っています。
誰もがビスポークできるわけでも、したいわけでもないと思いますし、靴の好みもありますから、”ビスポーク”はゆったりとした時の流れで共感者と共に、じっくりジワジワと愛されていくものだと私は思っております。でも、足に合った靴を履きたい!というのは誰もが望んでいる事ではないでしょうか?それなのに、あまりにも多くの人がちゃんとした正しい履き心地を知らなさすぎる!!痛くなる靴を足に履かせて生活しているなんて、この21世紀にずいぶん野蛮な話ではありませんか!女性のコルセット同様、足が痛む靴なんて絶滅して良い頃ですのに。
というわけで、“足に合った靴を履く”ということを学んで、買っても痛くて履けなかった靴等の『もったいない靴』を撲滅していきましょう!!
では、参加希望者は2月27日より教室内でかメールでお知らせくださいませ。毎回、特別講座は募集開始1~2日で定員に達しますので、そこんとこ宜しく!
それから、こちらの講座はBWS在学生徒の補強学習として行っておりますので、当教室の生徒以外からの応募は受け付けておりません。どうぞご了承下さいませ。
1人 ダイアン祭り
今月に入ってから、生徒さん達のお仕事の部署移動や転勤の淋しいお知らせを数件頂きました。また都内勤務に戻られたら、どうぞまた靴づくり始めましょう!そんな訳で、クラス移動や新メンバー多数加入など、来月から新学期を迎えるような雰囲気になってきました。暦の上では春ですが、今朝も雪でびっくり!!最近夜があまりに寒いので、帽子を被って寝てます。しかもジャマイカ土産のラスタ帽で気分だけ常夏(笑)。
先週のお教室で生徒さんに『ユキさん、靴が大変なことに。。。失敗して汚くなちゃったから見て~』と言ってきたので、『私は美しいものだけ見ていたいから、いや~!そんなの見たくない!!』と言うと、『世の中ね、汚いことばかりなんだから、そんなことじゃ生きていけませんぜ!』と言われる(笑)。ま、生徒さんの失敗は私にも責任ありますので、頑張って目をそらさず眉間にしわを寄せて見届けますが(笑)、本当に毎日美しいものだけ見れて、美しいものだけ聴いていられたら素敵なのですが。。。。生徒のKさんの言うとおり、生ごみの片付けもしなくちゃだし、嫌なニュースも見ちゃいますし、鏡も見なくてはならないとなると、美しい物だけ見て生きてはいけませんね~とほほ。ですから、美しい物を見つけた時はそれを思う存分堪能し、感じれるだけ感じ取るようにしたいです。
で、ここ2週間毎日同じDVDを寝る前に見ています。伝説的女性写真家 ダイアン・アーバスのストーリー。『FUR』(邦題 毛皮のエロス)←この邦題ひどくない?) 多分この2週間で20回位見ました。とにかく映像が奇麗で、ニコール・キッドマンの衣装が素敵!!ダイアン役のニコールが着ていた服が全部欲しい!!と思ったくらい。とにかくセットも素晴らしいし、映画全体の色合いも、セリフの一つ一つ、役者の目の動き一つまで気に入ってしまって、かなり中毒。『私も写真撮ろう!ちゃんと学校なりに行って学ぼう!』とか血迷った考えが沸々と起こってさえきましたが、幸い私の妹がフォトグラファーですので、教えて貰いながら暖かくなったらカメラを抱えてあちこち散歩でもしようかと。今まで写真を撮ることに興味まったくなかったのですが。。。(私にとって、カメラは”メカ”ですもの)
実際のダイアン・アーバスはショートカットでどちらかと言うとトム・ボーイ風、『姐ご!』って感じの風貌で、映画のダイアンとはだいぶイメージ違います。映画と本物のダイアンは別物と考えて両方楽しんでいますが、DVDに嵌ったついでに、伝記『炎のごとく 写真家 ダイアン・アーバス』も購入して昨夜徹夜で読みましたが、こちらも強烈。写真も被写体は倒錯者、ヌーディストなど、ある種”じっと見てはいけない”と思っている光景を正面から見せられてしまうので、彼女の写真を頭の中で流しながらは見ることが出来ない。強烈に自分の中の罪や偽善、強迫観念、固定観念の数々をえぐりだされてしまう。長い間、賞賛と論議の的になっているのも頷けます。私も本棚で埃をかぶっていた写真集を引っ張りだしたけれど、今でも彼女の写真はとても恐ろしく、美しかった。直視するのがとても怖い。写真の画が怖いのではなく、写真を見て感じる自分の感情が怖い。改めて、ダイアン・アーバスの凄さに打ちのめされました。
夜な夜な上記のように、一人で”ダイアン祭り”を楽しんでた2週間ですが、そのうちにすっかりニコール・キッドマンの虜になり、ニコール主演のこれまた強烈な映画”ドッグヴィル”をDVDの棚から出す。初めて観た時程ではなかったですが、やはり魂えぐられる様な映画です。始めてみた時同様、途中はもう見ていられなくなって、本当に不快を感じるのですが、最後にどんでん返しですっきりするものの、すっきりしたら次に自己嫌悪に陥る。映画を観終わった後の自分の感情が荒れます。この映画も映像は本当に美しく、製作費は最少額じゃないか?って位、お金が掛っていない映画で、舞台のような不思議な映画ですが、その淡々とシンプルな映像の中で、どんな人間でも持っている恐ろし部分がジワリジワリと迫ってくる。ある意味、ホラー映画よりも怖い。こちらも、美しく恐ろしい映画。
人間の感情の複雑極まりないパーツは、とてつもなく残酷であったり、とてつもなく甘美だったりする。”シンプル イズ ベスト”って言うけれど、洗って練って、洗練されたシンプルさに辿りつくまでには、ゴテゴテと色んな感情を自分の内面に入れ込んで、自分の中で消化させ、洗って練って。。。。の工程を踏まないといけないのでしょうね。いや~色々と考えさせられました。変人扱いされても、やっぱり自分のしたいことを、したいように、思いっきりして生きたいです。誰彼と同じ考えじゃ、誰彼と同じ物しか作れないものね。変人万歳!とか、勇気づけられたりして。。。
いや~映画ってホントにいいですね♪
お休みの件
今週は靴が仕上がった方2名。金曜夜のHさんの靴の写真を撮るの忘れた!!ごめんなさい。とても可愛かっこよい靴で、彼女が履いて教室に入ってきた時思わず『キャー、素敵!!』って叫びました。黒のフルブローグ・ダービーでフリンジ付き。しかも、ソールの色のみ真っ赤!!カジュアルなんだか?色っぽいんだか?って感じの大人の遊び心満載の靴で、どこにも売ってないよね。しかもサイズ2インチ位ですもの。メンズ靴デザインの好きな女子なら分かるでしょうが(かなり小さな世界。。。)、ここ2、3年前からレディースの革靴でオックスフォードやダービーもちょこちょこ売られるようになって、『時代は変わってきたぞ!』ってかなり地味に新しい風が吹きつつありますが、まだまだデザインに洗練さが足りなくて、中途半端なデザインが残念。。。もうチョイ男気入れた方がまとまり易いのですけれどね。女子用メンズデザインはデザイナーのマニアックさっていうか、イギリス靴への思いがいまひとつ感じられなくて残念ですが、まだ発展途上なので今後に期待しておりますが、お教室の女子チームの最近のオックスフォードやダービー等の女子用メンズデザイン靴はなかなか良いです。今週は私も思わず『え~私も靴ほ~し~い~!!』って駄々こねて、『ユキさんの口からそのセリフってなしでしょ?』って数人からたしなめられました。でも、本当に最近靴が欲しいです(笑)。生徒の皆さんが羨ましい。。。いいな~(笑)すでに自分の木型を作ってしまった人達は、一足一足楽しみ&苦しみ(!!)ながら自分の欲しい靴を作って手に入れて、みんな似合ってますものね。
私はね、マットな黒のフル・ブローグ ダービーブーツ(で真っ赤なソール!! 笑)と、赤茶のサイド・サイドエラスティック・フルブローグ の短靴が欲しいです。今まで色々な靴を履いたけれど、私の履き方の雑さ加減、服装の趣味、自己主張さ加減(笑)から見て、フル・ブローグが一番私っぽいと思いますし、履いてて安心します。ブローグは穴を一つ一つ、気を使いながら開けていきますので手間がかかるのですが、それだけに作り終わった後の愛着もかなり増します。ウィング キャップ(チップ)などは、もともとヴァンプのフロントとサイドを強化するためにデザインされたのですが、あのフロントの山の形状、うねり具合ってどこから生まれたのでしょうね。頭の中を白紙ににしてフルブローグのデザインを考察した場合、かなり斬新なデザインなのに、100年以上愛され続け、定番として君臨しているって驚くべきデザインです。これから100年以上愛され続けるデザインを考えよう!ってデザイナーが10人集まったとしたら、あんな斬新な線は誰も書かず、守りのシンプル極まりないデザインを描くと思うのです。あの斬新な曲線はふっと湧いた偶然か、考え抜かれたラインなのか?
さて、話は変わってお教室のお休みについて生徒の皆さまにお願いです。最近、授業が終わった後にお休みの連絡をくれる人が多いのですが、それですと振替の人との調整が出来ませんので、お願いですから早めにご連絡下さいませ。
それから只今、『クラスの空き待ち』をして頂いている教室参加希望者が増え続けております。最近の『空き待ちリスト』の方々はやる気が漲っていて、早く靴作りを始められるようにしてあげたい!と思ってしまう程ですので、どうぞ生徒の皆さん、お休みなのか、長期休暇なのか、退会なのかはっきりさせて、お知らせくださいませ。連絡もなしで3週間後にひょっこり現れるってのは申し訳ないですが、今後なしね。いままで、そういうことはラフに緩くしてましたが、ちょっと最近”ひょっこり復活”が増えて困ります。それから、説明会資料にも記入してありますが、2週間以上無断欠席の方はスミマセンが『空き待ち』の方に席をお譲り願います。どうぞご了承くださいませ。復活もウェルカムですが、必ずご連絡下さって希望クラスに『空き』があるかご確認くださいませ。どうぞ宜しくです。
雪降りましたね
初雪が降りましたね。朝起きて『あ~雪だ。。。出勤無理だな。。。』と思ってのんびりしてたら、内装してくれている友人から『10時に工房へ行くからね!道路も全然大丈夫。自転車で大丈夫。』と電話が来たので、しぶしぶ出勤。車の上や木の枝に残っている雪を見ながら、痛い程の冷たい風を受けての自転車こぎはとても気持ちが良かったです。すっかり目も覚めたし。
工房内の内装はとりあえず本日で終了。照明をとにかく思いっきり明るくする為に、蛍光灯を8本増やし、スポットライトも3つ付けたら気分も明るくなりました。私が作業する分には”1930年代ドイツ製カイザー社”のアトリエランプ(お気に入り!)で十分ですが、生徒さん達全員の手元に明るさを行き渡らせる為に色々と考えた結果、蛍光灯の増量が必要でした。今まで生徒さん達が細かい作業をする時は、あちこちに設置しているライトの近くに椅子を寄せたりしてましたが、だいぶ解消できたと思います。授業中用です。ちなみにスポットライトだけで工房を照らすと、なんだか良さげなBARって感じになり、かなり和んでしまいますので、要注意です(笑)。
さて、BWSに在籍していたWADAさんから展示会のお知らせが届きました。コツコツ前に進んでますね。
http://www.yo.rim.or.jp/~local/kututenn.html ←詳細こちら
憧れ
一週間ほど『唐辛子』を3つ程入れた小さな袋を靴先の”捨て寸”部に忍ばせて、靴の中が温かくなるか?の実験をしておりますが、どうなんだろう?(笑)。でも、つま先に冷たさは感じませんが、『唐辛子』の為ではなく、捨て寸に空間がなく、余分な空気が入ってないせいのような。。。その代わり、なんだか足首の寒さが前より強く感じます。もともと冷え症でもないし、仕事に集中している時は周りのことが何も見えない状態であることが多く、仕事の区切りがついて”ほっ”と一息入れて、急に『寒い!!』って窓が朝から全開だったことに夕方気付いたりする位ですので、あまり足元の寒さや冷たさにも気が回らないです。すみません。。。私はこの実験では役立たずでした。。。お教室の『お試し隊』の報告待ちってことで。結果を知る前に春になりそうな予感&いい加減なネタですみません。。。引き続き、情報募集中です!
さて、本日は大正生まれのお客様がお越し下さり新規のオーダーをお受けしましたが、『靴を注文するのが昔からの憧れでした。』とのこと。この世代の方々は注文靴屋の存在を懐かしがって下さいます。30代40代位の方ですと『最近まで、靴が注文できるなんて知りませんでした。』とお話される方も多いのですが、年配の方ですと木型を見て『そうそう、これに憧れましたね~。自分もいつか。。。。と思っているうちに、既製靴のお店ばかりになってしまい時代が変わったんだな~と残念だったのですが。。。』とお話下さったりすると、とても嬉しくなります。『いつの日か。。。。』という思いが長い間、心の片隅に小さくひっそり待っていたなんて、素敵ですよね。『長い間、ずーっと●●するのが憧れだった!』という、まだしてないことって、何かありますか?
”懐かしい”とか”憧れ”って言葉も温かい響きで、気持ちがほっこりします。注文靴に対するお客様の思いも人それぞれで、私の工房へ足を踏み入れるまで(笑)の経緯をお聞きするのも楽しいです。年に2冊程しか雑誌を買わないのに、その2冊共に私が載ってた!とか(笑)、工房下に置いてある看板を2年間位、毎朝気になって気になって。。。。とか(笑)、足に問題を抱えていて。。。、や、とにかくイギリス靴好き!の方、イギリスのファッションも靴も音楽も好き!な方や、それぞれに何かの縁を感じるようなエピソードと一緒にご来店されます。
30年後、お客様が私の工房の前を偶然に通りかかり、『懐かしい!』と思って下さってドアを開けて、白髪&背中の曲がった私を見て『ちっともお変わりなく!』とお言葉を頂けたら、最高です!!(笑)。私の憧れは、1日でも長い間、注文靴屋を続けることだな。こういうことを考えると妄想が止まらなくなりますね(笑)。そんな日を目指して、毎日コツコツがんばります!