ナポリの地下には隠された古代都市が存在することをご存じですか?
地下に眠るもう一つの都市「ネアポリス」
街の何か所かで発掘され、かつては地下倉庫や防空壕として利用されていました。今は、一部が観光スポットとして公開されています。
私はこの、サン・ガエターノ広場にある入口から地下に降り、ツアーに参加しました。特に予約は不要ですが、英語ツアーは2時間に1度だけです。
英語ツアーは、イタリア語ツアーと比べ半数、10名位で見て周ります。人気がない原因は、イタリア語訛りの英語だったので、悪い評判が広まっているのかも知れません。私は気になりませんでしたが。
人気がない割には面白かったです。
そもそも、約600万の人口を擁する大都会ナポリの地下に古代都市が眠っている、というのもロマンを感じさせますし、きちんと各遺跡がなんなのかの説明をしてもらえるのも嬉しい。
上写真は市民が税金を支払いに行ったりする場所だったそうです。現代で言うと、役所のようなものか?強盗が入らないよう、窓口が高く入口も狭くなっているのだ、と言う説明を受けました。なるほどー
こちらは魚屋さん。平らな部分は魚をさばく所。下の穴は骨など不要な部位を捨てる所。手前側にも同じようなテーブル状の岩があり、そこには魚を並べていたそうです。
古代ローマ・ギリシアでは、おしっこが売買されていたそうで、その取引所もありました。その他、古代のレストランなんかもありました。風雨にさらされていない為か、割ときっちり残っています。
全部で30分くらいで、歩く距離も短い。子ども達、「ここは何?今ガイドさん何て言ったの?」と、飽きず疲れず見て周ってました。
まさにダンジョン探検みたいで子供達にもオススメのツアーです。