トレンドレポート
例年GW明けに全店舗の担当者を集めて来秋冬の商品説明会が行われます。
バイイングしたアイテムのサンプルを見せながら、
次シーズンの商品ラインナップを説明する重要な会ですが、
そのミーティングの冒頭、私が次シーズンの傾向をスライドを見せながら解説をします。
先週から準備を始めたのですが、コレがとても地味で根気のいる仕事です。
PITTI UOMO から始まりミラノのショールーム、そして日本の展示会と、
その間に撮った画像が約1,000枚。
その画像を一枚ずつチェックしながら次シーズンのトレンドの再チェックと
スライドに使う画像をピックアップします。
こんな感じで約1,000枚の画像を何度もチェックしますが、
画像を見ていると、この時点で当日話すことが少しずつ頭に浮かんできて、
無意識にパソコンに向かってブツブツ言っています。(笑)
気になる画像は拡大してチェック。
気になる画像は好きな色柄だったりコーディネートだったりするので、
ついつい見入ってしまい、ここで作業がストップしたりします。(笑)
時間はかかりますが、これで気づくことも多いので、
丹念にチェックしていきます。
私が担当しているジャンルの服は最先端のモードな服ではないので、
毎シーズン大きな変化はありません。
それでも毎シーズン必ず小さな変化はあるので、
それを見逃さないことが重要です。
ですので、展示会に行くとバイイングだけでなく、
その小さな変化を見逃さないように常にアンテナを張り、
気になるものは全てカメラで撮って後日何度も見返して確認をします。
結果的に毎シーズンカメラに収める画像は1,000枚近くになります。
これは、私が一人でバイイングをしていたころから続けてきたことなので、
仕事ですが、ある意味ライフワークになっているとも言えます。
もちろん、モードのトレンドもチェックします。
ロンドン、ミラノ、パリのコレクションレポートも全てチェックをして、
取り入れるものと取り入れないものを見極めていきます。
実はこれが重要で、モード的なトレンドはクラシックの流れに
リンクするものとしないものがあるのですが、
リンクしないものの中にも小さく影響するものもあったりします。
具体的に書くとかなり長くなるので、この話はまた別の機会にしますが、
これがクラシックの中の小さな変化に影響したり、
数シーズン後にクラシックのトレンドとして取り入れられるものもあるので、
必ずチェックしなければなりません。
特に日本はクラシックもモード的なトレンドの影響を受けやすい国なので、
クラシックの流れだけでトレンドを決め込んでいくと痛い目に合うことがあります。
私も過去にクラシックの流れだけでマーチャンダイジングを組み立てたら、
マーケットがモード的な流れに影響されて痛い目にあったことが何度かあります。
次の春夏も大きな変化はありませんが、
それでも小さな変化はたくさんあります。
そして、明らかに変わるものもあります。
それは・・・
まだ言えません。(笑)
しばらくパソコンと睨めっこが続きそうです。
スタッフも皆楽しみにしていると思います。(多分・・・)
そして、その後スタッフから皆様にもお伝えする大切な情報なので、
今回も良いレポートが仕上がるようにキッチリ仕事します。
画像をチェックしていたら小言を言いたくて撮った画像も・・・
PITTI UOMOの会場のスナップポイントでたむろしている人たち。
コスプレみたいなカッコの人も多く、目立ってなんぼの世界。
この人たちは一体何をしに来ているのでしょうか。
撮られたい気持ちもわかりますが、
これがPITTIのお洒落な人というのも
ちょっと違和感を感じるのは私だけでしょうか・・・
そして、最近はその中に日本人の姿ももチラホラ・・・
もし私の部下だったら二度と出張に連れていきませんから。(笑)
今朝急いで家を出たら、こんなことになってしまいました。
全部グレーのレザー。
計算した訳ではありません。
と言いますか・・・
ベルトと靴は良くても、アクセサリーまで全部同じ色というのはカッコ悪い・・・
ブラウンや黒ならわかりますが、色モノはアウトです。
反省しています・・・
TOPSIDER
ここ数年、私の夏場の定番モカシンと言えばレザーのデッキシューズ。
昨年の夏もBOEMOSやATRANTIC WORKSのデッキシューズは大活躍しました。
今年も新しい色のデッキシューズが欲しいと思っていたのですが、
たまたま良いものが見つからずバイイングに至らなかったので、
残念ながら今シーズンBEAMSでの展開はなく・・・
仕方なく他のショップでいろいろ探していたら、
懐かしいブランドのデッキシューズが見つかりました。
そのデッキシューズがコレです。
"TOPSIDER" のレザーデッキシューズ。
私が高校生の頃、爆発的に流行ったデッキシューズ。
その代表的なブランドがトップサイダーでしたが、
当時、私の故郷の新潟ではトップサイダーを扱っているショップは1軒もなく、
トップサイダーは憧れのブランドでした。
ノーズは長くもなく短くもなく、なかなかいいバランス。
ノーズが長くなるとイタリアっぽい感じになってしまい、
短くなると間抜けな感じになるので、
ノーズの長さのバランスは重要です。
モカの縫いもヒールキッカーの縫いも丁寧です。
当然現行品はアメリカ製ではなく中国製ですが、
ハンドソーンで縫われていると思います。
アッパーのレザーも肉厚で、
アメリカ製の頃とほとんど変わらない印象です。
唯一の違いはアメリカ製の頃はもう少しレザーのオイルが強かったような・・・
現行品は、こんなマークが羽根とヒールに入っています。
いまのアメリカブランドっぽい感じですね。
全体の雰囲気は良くできているので、
アメリカ マニアではない私にとっては、
大きな問題ではありません。(笑)
これもひとつの時代性なんだと思います。
私がBEAMSに入社した当時、レザーのデッキシューズと言えば、
TOPSIDERかCOLEHAANでした。
BEAMSは当時、コールハーンを積極的に展開していたので、
コールハーンのビットローファーやボートモカシンやレザーデッキは、
スタッフやお得意様のあいだでとても人気がありました。
私もコールハーンのナチュラルのレザーデッキをよく履いていて、
他社のセールでホワイトとグリーンのトップサイダーを買って、
チノパンやホワイトデニムに合わせてよく履いていました。
今回カラーは濃茶のクラシックブラウンとミディアムブラウンのタンと迷いましたが、
ホワイトデニムやカラーパンツと合わせることが多いので、
上の画像のタンにしました。
実はこのトップサイダー、
ネットでかなり安く購入しました。
並行輸入品なので、サイズが揃っていないのと、
キズや汚れはクレームの対象にならないなど、
リスクもあるのでこの値段ということですね。
一番安全なのは、サイズもバリエーションも揃っている某有名シューズショップ。
値段は¥12,960-(税込)ですが、
それでもこのクオリティーから考えれば安いと思います。
検品もしっかりしているので安心です。
デッキシューズの人気は一昨年あたりがピークだったような印象ですが、
イタリアブランドのアイテムで全身イタリアっぽくコーディネートするより、
アメリカや英国的な雰囲気を取り入れてコーディネートするのが今の気分なので、
個人的には今年の夏もデッキシューズはマストアイテムです。
イタリアっぽい足元に飽きた方にもお勧めです。
スリムなシルエットのパンツにもホワイトパンツやカラーパンツとの相性も良く、
細身のショーツとの相性も良いと思います。
トップサイダーがちょっと気になった方は、
最寄りの某有名シューズショップへ・・・
いま話題のVANSもたくさんありますよ。(笑)
MEN’S EX 連載 5月号
"MEN’S EX 5月号" が発売されました。

私の連載 ”中村達也の今、買いのアイテム”

今回のテーマは "”フラワープリント” です。
ここ数年、プリントは幾何学模様やカモフラージュ柄を中心に
様々なアイテムで使われてきました。
一昨年あたりから、少しずつフラワープリントを提案するサプラーヤーが増えてきましたが、
昨年の6月のPITTI UOMOでは、
フラワープリントを打ち出すサプラーヤーが急激に増えたこともあり、
今シーズンのトレンドの柄として一気に広がりました。
昨年の6月にPITTI UOMOやミラノのショールームでは、
こんなに多くのフラワープリントが提案されていました。
もっとも多く見られたのがフラワープリントのシャツ。








フラワープリントのシャツを展開していないブランドはないと言えるほど、
ほとんどのシャツブランドがプリントシャツを展開しており、
カジュアルシャツの明確なトレンド柄であると言えます。
特に小花柄の ”リバティー風のプリント” は、
もっとも今シーズンを象徴するフラワープリントで、
本物のリバティープリントからリバティー調のプリントまで、
とにかく幅広く展開されていました。
PITTI UOMO の会場でも、
フラワープリントのシャツを着た人たちを見かけました。



(GLOVER Snap)
こんな風にジャケットに合わせたり、カラーパンツと合わせて着たりと、
様々なコーディネートでフラワープリントのシャツが着られていました。
パンツに関しても、ほとんどのパンツブランドが
プリントのパンツやショーツを展開していました。



画像は2色使いのフラワープリントですが、
もちろん、もっと派手な多色使いのプリントパンツもあります。
PITTI UOMO の会場でも、こんな派手なパンツやショーツを
穿いた人が見られました。

(GLOVER Snap)

(GLOVER Snap)

(GLOVER Snap)
この辺りはME世代の人たちにとっては難しそうですね。
パンツで取り入れる場合は、
2色づかいのものが取り入れやすいと思います。
もっとも取り入れやすいのがスカーフやネクタイ。







スカーフは単体で見ると色柄が派手でも、
首に巻いてしまうと柄がハッキリと分からなくなるので、
もっとも取り入れやすいアイテムだと思います。
ネクタイに関しても小花柄を選べば、
遠目には小紋柄とほとんど変わらないので、
小紋柄のタイをする人にとっては難しいことはないと思います。
これ以外にも、ジャケット、ジレ、ポロシャツ、ポケットチーフ、スニーカーなど、
様々なアイテムで今シーズンはフラワープリントが提案されています。
今シーズンもっとも注目されるトレンドの柄と言っても、
フラワープリントはハードルが高いと感じる方も多いと思います。
取り入れるポイントは、最初は小さな面積で挿し柄的に取り入れて、
慣れてきたら少しずつ柄の大きいモノにチャレンジしていくと良いと思います。
また、ネイビーやベージュなどの定番的なカラーと合わせると
取り入れやすいと思います。
ということで、
私の今日のスタイルは・・・

ベージュのサマーツイードのジャケットに
ベージュ系のフラワープリントのスカーフ。
ポケットチーフもフラワープリントです。
私のように無理のないところから取り入れてみてはいかがでしょうか。
確実に手持ちのアイテムが新鮮な印象に見えると思います。
ご興味のある方は、今シーズン是非フラワープリントにチャレンジしてみてください。
春夏の買い物 3
消費税が8%になりましたが、物欲は収まらず・・・
今週もシャツを2枚購入しました。
一枚は今シーズン絶対に買おうと思っていたこのシャツ。


”GIANNETTO” のネイビーオックスフォードのシャツ。
このシャツ、1月に初回分が入荷しましたが、
買おうと思った時にはマイサイズどころか他のサイズも完売。
予約していた追加分が今週やっと入荷し、購入することができました。

濃くもなく青くもなく、トーンもイメージどおり、
素材はオックスフォードですが、
表面はドライなタッチでありながら、
しなやかな素材感もこのシャツを選んだポイント。
今シーズンはすべてのアイテムにおいて綺麗な色が多いですが、
それとは別に、こんな濃い色のシャツも着たい気分です。
ブルー系のジャケットにホワイトパンツでコーディネートしようと思っています。
また、デニムと合わせて全身ネイビーのコーディネートも新鮮です。
久々に購入したネイビーのシャツ、
今シーズンは出番が増えそうです。
ネイビーシャツを買いに行ったら、
新入荷のチェックシャツが目にとまり、
迷わず2枚買い。(笑)


”ERICCO FORMICOLA” のチェックシャツ。
淡いターコイズブルーとネイビーのベースに
ワインレッドとグリーンのペーンが挿し色の
絶妙のトーンのチェック。

これはやられました。(笑)
今まで見たことのないチェック。
オーダー時に見た生地サンプルよりも
実物の方が数倍良く見えます。
どことなくアメリカっぽいチェックでありながら、
アップデートされた時代性を感じる色づかいも私の好み。
これからの季節ヘビーローテーションになりそうな一枚です。
そして、買おうか迷っているチェックシャツがこの2枚。

”GUYROVER” のイタリアンオックスのチェックシャツ。
ブラウンとターコイズブルーのカラーコンビネーションが絶妙です。

ブラウンとブルーは大好きなカラーコンビネーションですが、
さらにブルーがターコイズというところがポイントです。
ブルー系のジャケットにもベージュ系のジャケットにも相性が良く、
着回しも利きそうです。
素材が薄手のイタリアンオックスというのも肌触りがよく気に入ってます。
この素材は以前からGUYROVERではよく使っている素材で、
私も過去に何枚か所有していました。
そして、リネンなのでまだ早いかなと思っていますが、
カラーコンビネーションがかなり刺さっているこのシャツ。

”FINAMORE” のリネンチェック。
ブラウンにピンクとパープルのカラーコンビネーションが絶妙。

上のGUYROVERもそうですが、
ブラウンベースにキレイな挿し色のチェックというのも
最近の私の好みです。
今シーズンはパープルやピンクがトレンドカラーなので、
このカラーコンビネーションはかなり刺さります。
日焼けした肌にも似合いそうなのもポイント。(笑)
今シーズンはシャツのあたり年かもしれません。
手前味噌ですが、欲しいシャツがたくさんありすぎて困っています。
中には既に完売してしまったものもあります。
今回ご紹介したシャツもすでに在庫が少ないものもあります。
ご興味がありましたら、是非店舗で実物をご覧になって、
ご試着してみてください。
先週の土曜日、東京ミッドタウンで、
MEN’S EX と東京ミッドタウンのイベントが行われ、
BEAMS HOUSE 六本木の店内で、
私とタレントの武田修宏さんのトークショーが行われました。

トークショーの前に行った、
今シーズンのトレンド解説。
私が一度やってみたかった試みですが、
来場者の皆さんもご興味を持っていただき、
本当に良かったです。
次回機会があれば、拡大版をやってみたいです。
そして、メインは武田さんとのトークショー。


MCさんも困ってしまった台本なしの完全フリートーク。(笑)
ファッションの話だけでなく、サッカーの話も盛り込んだ
武田さんの暴走トーク?は、大きな会場では話せないネタも・・・
あっという間の1時間でした。
今回は80名と多くの方々にご来場いただき、
感謝しています。
ありがとうございました。
また機会があれば、是非やりたいと思っています。
春夏の買い物 2
今週もいろいろ購入しました。
増税前の駆け込みではないですが、
3%アップは少し気になります。(笑)
それでも冷静に考えて、
今月は、手持ちのものとコーディネートできるアイテムと、
今買っておいたほうがいいなと思えるものを厳選して購入しています。
今シーズン買おうと思っていたジャケットがストライプジャケット。
色々考えて、1着目はこれにしました。


”ALAIN” のサッカーストライプ。
ネイビーベースに少し光沢のあるロイヤルブルーのストライプが特徴です。

生地はシアサッカーなので軽くて快適です。
ここ数年チェックジャケットばかり着ていたので、
ストライプのジャケットはかなり新鮮です。
昨年の6月のPITTI UOMOでも、
ストライプのジャケットが多くのサプライヤーから打ち出されていて、
サマーツイードと並び今シーズンの明確なジャケットのトレンドと言えます。
このアラン、2011年にスタートしたまだ新しいブランドですが、
イタリアを代表するスペシャリティーストアである
Adriano & Son's を手掛けていたファミリーが始めたブランドだけあって、
色柄や素材選びのセンスが光るブランドです。
ジャケットは皆さんも良くご存じの、あるブランドの協力工場で生産されています。
試着してみると、どことなくそのブランドの着心地に似ているので
気づく方も多いでしょう。
ストライプのジャケットを着なれない方でも、
ネイビーベースであれば、それほど難しいと感じることはないと思います。
ホワイトパンツと合わせるとストライプの柄が映えると思います。
先日購入した BORZONELLA のデニムシャツと合わせてもいいですね。
手持ちのアイテムですぐに合わせられるというのも、
このストライプジャケットを1着目に選んだ理由です。
春夏シーズンでは初めての布帛のジレを購入しました。


”ALTEA” のシルク100%のジレ。
鮮やかなブルーが私好みです。
背中と裏地はシャンブレー風のシャツ生地なので、
これからの季節でも快適に着られます。

背中にはバックベルトが付いていませんが、
ダーツが二本入っているので、フィット感は問題ありません。
それでも裾周りは少し余裕があったので、
お直しで数センチ詰めて更にフィット感が良くなるように補正しました。
ジャケットと同様にジレであっても気になるところは直して着ます。
前回ご紹介したSCAGLIONE同様、シルク素材なので、
春夏だけでなく、秋冬の素材と合わせても違和感がありません。
そう言った意味では3シーズン使えるジレだと思います。
私はジャケットと合わせてコーディネートしようと思っていますが、
PITTIのスナップに見られるような、
シャツ一枚やTシャツと合わせても良いと思います。
ベージュやイエローやネイビーもあるので、
しばらく着てみて良かったら、他の色も購入しようと思っています。
来週の直し上がりが楽しみです。
春夏シーズンはベルトの重要性が増すシーズンです。
今シーズンは、まずこのベルトを購入しました。


”PAOLO VITALE” のウエスタンベルトです。
パオロビターレは、昨年の秋冬からBEAMSで展開を始めた、
イタリアのモンツァ創業のベルトメーカーです。

ブルーがかったグレーの型押しのクロコダイルの帯に、
ハンド風の彫金のバックルとループ、チップがマッチしていて、
とても雰囲気のいいベルトです。
バックルの裏にはこのブランドのアイコンでもある、
イタリアンカラーのドット。

見えるところではないですが、
イタリアの製品は、洒落たアイコンが付いたものが最近多いですね。
それも彼らの遊び心なんだと思います。
購入のきっかけは、PARABOOT のグレーのローファーに合わせようと思ったのと、
グレー系のカラーのスニーカーを何足か持っているので、
それらに合わせようと思い購入しました。
春夏はベルトの存在感が増すので、
バックルに特徴のあるウエスタンバックルのベルトは
コーディネートのポイントにもなり重宝します。
帯幅も3㎝と色々なものに合わせられるのもポイントです。
以前にもこのブログで書きましたが、
ウエスタンベルトには剣先を垂らすのに向くタイプと、
垂らさない方がよいタイプのものがあります。
このベルトは後者のタイプなので、
通常のベルトと同じ長さで選びました。
80cmでは剣先から2番目、85cnでは4番目の穴なので、
長いサイズを購入して真中の穴にきっちり合うように直そうとも思いましたが、
付けてみると4番目の穴でもバランスが良かったので85㎝をチョイスしました。
カジュアルベルトの場合は、パンツと5ポケットでは股上も変わるので、
サイズに関してはドレスベルトほど神経質にならなくても良いと思います。
付けてみて見た目のバランスが良いサイズを選ぶと良いと思います。
もちろん、それでも気になれば大きいサイズを購入して、
ジャストサイズに直すことをおすすめします。
これで増税前の買い物は終わりです。
3月に購入したものは、すべて手持ちのアイテムとコーディネートできるものばかり。
我ながら賢い?買い物でした。(笑)
4月になると急に暖かくなるので、
欲しいものも増えていくと思います。
と言いますか・・・
今の時点で欲しいものがたくさんあって困っています。(笑)
購入したらまたご報告します。
真夏に向けて時計ベルトを買いました。

ラバーでできたカモフラージュ柄のベルト。
イタリア製で¥5,250-。
ネットで見つけ、実物が見たいと思っていたのですが、
先日あるところで偶然見つけ、
色もイメージ通りで即購入。
なかなかいいです。
春夏の買い物。
まだまだ寒暖の差があり、一気に春物に切り替えるのは難しい時期ですが、
店頭は続々と春夏モノが入荷しています。
私も毎日店頭をチェックしに行きますが、
オーダーした商品が実際に店頭に並ぶとワクワクしますね。
私はいつもシーズンの始まりは、
持っているものと合わせることのできるアイテムを購入します。
そうすることによって、いきなり大物を購入しなくても
今シーズンらしいコーディネートをすることができるからです。
先週も新入荷の商品をいろいろ購入しましたのでご紹介します。
今シーズン最初のチェックシャツがコレです。
”GUY ROVER” のマドラス風チェックシャツ。
今回このチェックを選んだポイントは、
挿し色に使われているボルドーのカラーです。
今シーズンは、ボルドーのような深い赤系のカラーがトレンドです。
デニムブルーのようなブルーにボルドーのカラーが挿し色に利いていて、
ベーシックでありながら気の利いたチェックに仕上がっています。
欲を言えば、チェックの縦のラインが強くストライプのように見えるので、
これが横もハッキリと色が出ていれば更に良いチェックだと思います。
色落ちしたデニムのファイブポケットと相性が良さそうなので、
これからの季節、休日用としても着られそうなのも、
このチェックを選んだポイントです。
そして、先日紹介したあのシャツのカモフラージュ柄。
”BOLZONELLA” のインディゴカラーのカモフラージュです。
馴染んだ感じのインディゴカラーのカモフラは、
まさにオトナのカモフラです。
デニムシャツを買ってかなり気に入ったので、
迷わずカモフラも買いました。
買おうと思って在庫を調べたらマイサイズはすべてキープ。
キャンセル待ちを入れて数日後に何とか購入できました。
危ない危ない。(笑)
以前購入したLARDINIのデニムジャケットや
TAGLIATOREのダブルのブレザーに合わせて着ようかと思っています。
ネイビーのニットジャケットとも相性が良さそうなので、
これからの季節活躍しそうなシャツです。
パンツは敢えて綺麗目にホワイトパンツやホワイトデニムと合わせると
柄が映えると思います。
持っているジャケットに合わせようといろいろ検討していたニットジレ。
結局コレにしました。
”SCAGLIONE” のニットジレ。
秋冬にクルーネックのニットが大人気だったスカリオーネ。
春夏に展開しているこのニットジレは、なんとシルク100%。
店頭で見た時はコットンのハイゲージに比べると糸も太いので、
ジャケットの下には厳しいかなと思ったのですが、
試着してみると網目が広がり、逆に軽さを感じる着心地。
身幅と着丈のバランスも良く、
色もイメージした通りのグリーンだったので即購入しました。
サマーニットは着る期間が短いですが、
素材がシルクなので、秋冬のジャケットにも合わせやすいというのも
このジレの良いところ。
グリーンを挿し色に使ったチェックのジャケットを何着か持っているので、
それらに合わせたり、ベージュのジャケットや
ライトブラウンのレザージャケットに合わせて着ようと思っています。
そして、初めて穿くこのブランドのデニム。
”SIVILIA” のウオッシュデニムのファイブポケット。
まさか自分がシビリアを穿くとは・・・
シビリアは以前にも少し展開していたことがありますが、
このベーシックなモデルを展開するのは今シーズンが初めて。
ホワイトデニムが先に入荷してきたのですが、
なんと、数日で入荷分がほぼ完売というビックリするくらいの人気。
展示会では大きいサイズしか無く、
マイサイズで試着したことが無かったので、
ウオッシュデニムが入荷したタイミングで試着してみたら、
かなり細めのシルエットですが、
予想に反してすごく履きやすい。
スタイルの悪い私には縁のないデニムだと思っていたのですが、
思っていたよりスタイルが良く見えます。
値段もイタリア製のデニムとしては手頃な¥28,000-ということもあり。
「そんなにお客様に人気があるなら穿いてみようか」 という感じで購入しました。
お客様に後押しされて買ったという感じですね。
しばらく穿いてみて良かったら、
追加で入荷してくるホワイトデニムも買おうと思っています。
来週は暖かくなるようで、さらに春らしい洋服が着られそうです。
消費税アップの直前ということもあり、色々買うことになりそうです。(笑)
またご報告します。
先日取引先のショールームに行ったら、
初めて見るスナップ本がありました。
そのスナップ本の名前は ”GLOBER”
聞けば書店での販売はなく、
WEBだけで販売しているスナップ本だそうです。
写真が大きいのでコーディネートの細部までわかり、
着こなしの参考になるスナップが多く、
なかなかの出来栄え。
値段を見たら、この内容で¥1,000-。
ちょっと安いような・・・
私も早速購入しました。
もしご興味があれば、皆さんも購読してみてください。
”GLOBER”
http://glober.jp/c/cgloberbo/
MEN’S EX 4月号連載
今回のテーマは ”サマーツイード” です。
サマーツイードという生地を初めて聞くという方も多いと思います。
簡単に言うと 、”ツイードの質感を春夏用に表現した生地”で、
リネンやコットンをベースにウールやシルクを混紡したものが多く、
ヨーロッパやアメリカの東海岸では春夏の定番的な素材です。
昨年の6月のPITTI UOMOでもサマーツイードが積極的に打ち出されていました。
ご覧のように、様々なサマーツイードがサプライヤーのブースで見られました。
今シーズンBEAMSで展開しているサマーツイードのジャケットをお見せします。
まずは、” LARDINI”
LARDINI だけで、これだけのバリエーションを展開しています。
因みに、上段のヘリンボーン2色は個人的にもお気に入りの生地です。
カーディガンのように軽い仕立てのジャケットにもサマーツイードが使われています。
芯地の入っていないジャケットは、薄くて軽い生地よりも、
ある程度重さと質感のあるサマーツイードの方が仕立て映えがします。
そして、一番人気の ”STILE LATINO”
かなりザックリした素材感のサマーツイードですが、
シルクの光沢が出ていて色っぽさを感じさせるサマーツイードです。
おそらくイタリアのFERLAの生地を使っていると思います。
これ以外にも展開があり、さらに他のブランドやオリジナルでも
サマーツイードのジャケットを展開しています。
「どれだけ展開してるの?」 と思われる方も多いと思いますが、
今シーズン、サマーツイードは明確なトレンド素材なので、
思い切ったバリエーションで展開しています。
ちょこまかやるのではなく、
提案するものは思い切って展開するのがBEAMSのポリシーなので、
おそらく、どこよりもサマーツイードのバリエーションが揃っていると思います。
サマーツイードは特に新しい素材ではありません。
英国やアメリカの東海岸では、
以前から夏用のジャケット素材として使われてきた素材です。
ポロシャツが人気のアメリカの ”あのブランド” の春夏のジャケットには、
今でも必ず使われている素材と言えば、イメージがわきやすいでしょうか。
因みに、英国やスコットランドのトラディショナルなサマーツイードはこんな感じです。
画像の生地はフラットで軽い方ですが、
もっとザックリとして重い生地もあります。
これはこれでトラディショナルな雰囲気で良い生地なのですが、
時代性のあるクラシックを表現すするとなると、
少し古い印象は否めません。
英国調の流れもあり、今シーズン、イタリアのブランドを中心に提案されているのが、
イタリアの生地メーカーが手掛ける軽いウエイトのサマーツイードです。
色目に関してもイタリアの生地メーカーが手掛けることもあり、
春夏らしい明るく綺麗な色柄が中心です。
英国メーカーのサマーツイードはウエイトが重いので、
高温多湿の日本の夏には難しい素材だったのですが、
ウエイトの軽いサマーツイードが出てきたこともあり、
サマーツイードの選択肢が広がったと思います。
もちろん、英国メーカーでも時代性に合わせて
軽いウエイトで明るい色柄のサマーツイードを展開しているメーカーもあります。
そういった英国メーカーのサマーツイードを使っているイタリアブランドも多いですが
イタリアの生地メーカーに比べると、バリエーションがかなり少ないというのが実情です。
そう考えると、昨年購入したこのジャケットは正解だったということになります。
これもサマーツイードと言えるジャケットです。
今シーズン、すでにサマーニットと重ね着して着ています。
まだちょっと寒いですが・・・(笑)
今シーズンジャケットを購入予定の方は、
先日ご紹介したメタルボタンのブレザーと同様に
是非サマーツイードのジャケットをお買いもの検討リストに入れていただけばと思います。
素足履きのシーズンに向けてスニーカーを買いました。
初 VANS。
デニムやショーツと合わせます。
まさか自分がVANSを履くとは・・・
でも、PITTI UOMOであれだけ履いている人を見れば、
ちょっと履いてみようかという気持にもなります。
値段が安いので、失敗しても後悔しないというのも理由のひとつではありますが・・・。(笑)
お気に入りのデニムシャツ。
MEN’S EX 4月号 ”EDITORS EXPRESS”で紹介されているデニムシャツ。
”ご意見番の太鼓判” というタイトルがついていますが・・・
私的には少し気恥ずかしい感じで・・・
でも、本当に相当気に入ってオーダーしたシャツです。
そのシャツがコレです。

”BOLZONELLA”(ボルゾネッラ)のデニムシャツです。
ボルゾネッラは、1950年代に北イタリアのパドヴァで
高級な仕立てシャツを作る工房からスタートしたシャツメーカーです。
本誌でも解説されていますが、
さらに詳しくディティールをご紹介します。

自然に着込んだような加工が特徴です。
特にステッチ部分のアタリ感はかなり良い雰囲気です。
襟型は台襟高さと襟の開きのバランスがとても良く、
ドレスシャツ工房の技術が活かされています。

前立てが上前と下前両方に付いています。
最近はカジュアルシャツでも前立てがないシャツが多いですが、
これだけ加工が入っていると、
前立てがあった方が見た目のバランスも良いです。
ボタンを開けた時に前立てが二重に見えるのもお気に入りのディティールです。

カフスの種類は何パターンかあったのですが、
あえて特徴のある形状のカフスをチョイスしました。
カフスボタンを外した時に綺麗に開くように考えられた形状です。
ガントレットボタンもかなりカフス寄りに付けられています。
これもカフスボタンを外した時に手首で止まるように考えられた仕様です。
こう言ったところにオーダーシャツを作っていた経験が活かされています。

ボタンはアメリカのワークシャツのようなマーブルボタン。
ビンテージっぽい加工が良い雰囲気です。
加工の雰囲気とディティールとの相性が良く考えられています。

背中のヨークはウエスタン調のヨークです。
このディティールも刺さりました。
夏場にシャツ一枚で着るときにもアクセントになるディティールです。
デニムシャツはイタリアでは定番ですが、
ここ数年はチェックシャツやプリントシャツが注目されていることもあり、
以前ほど目立つ存在ではありませんでした。
昨年あたりからツイードのような素朴な素材感のものが注目される中、
少しづつデニムのシャツを打ち出すシャツブランドが多くなってきています。
この傾向は来秋冬にはさらに強くなると思います。
同じく4月号の私の連載でサマーツイードを紹介していますが、
デニムのシャツはサマーツイードのジャケットとの相性も抜群です。
”デニムシャツがまた来る” と思っていた時に
ミラノのショールームの片隅にひっそりと置かれていたこのシャツを見つけ、
イタリアのシャツにアメリカ的なディティールをうまく融合さているところがかなり刺さり、
ボディースペックの修整を何度も重ね、やっと完成した自信作です。
もちろん、これだけ気に入ってオーダーした思い入れの強いシャツですから、
先週購入してすでに3回も着ました。(笑)
あまりにも気に入ったので、他の生地のものも購入しようと思っています。
因みに、同じモデルでこんな生地のものがあります。

少し濃いめのブルーのコットンリネンのデニム。
真夏にはリネン混の素材がいいですね。

ブルーのトーンのカモフラージュ。
あえてホワイトパンツと合わせると良いと思います。
以前購入したLARDINIのデニムジャケットと合わせていい感じですね。
実はこのシャツ、スタッフのうけも良いこともあり、
MEN’S EXが出る前からお得意様を中心に人気があり、
既にたくさんご購入いただいています。
因みに、かなりタイトなシルエットなので、
必ずご試着をお願いします。
私は他のシャツブランドは37サイズ(XS)を着用しますが、
ボルゾネッラに関しては、38(S)サイズを購入しました。
ご参考まで。
イタリアのシャツとアメリカのシャツを融合させたようなデニムシャツ。
秋冬も継続して着られるので、
もしご興味があれば、是非店頭でご覧いただければと思います。
今日はパシフィコ横浜でトークショーでした。

JAPAN BOATSHOW 2014で、
プロセーラーの伊藝徳雄さんとのトークショーでした。
トークショーと言えば・・・
3月29日(土)の ”東京ミッドタウン×MEN’S EX” のスペシャルイベント。
ゲストは秘密でしたが・・・
このブログの読者の皆様だけに、こっそり?お知らせします。(笑)

普段もお話させていただいているので、
リラックスした雰囲気で面白いトークショーになりそうです。
パスタを食べてから死ぬ?
”MEN’S CLUB4月号” もうご覧になりましたか。
今回の特集は”世界スナップ1015”
すごい枚数のスナップです。
見るのは楽しいですが、「編集が大変だったろうな」
と思ってしまう私です。(笑)
4月号は”このパスタを食ってから死ね” という特集が組まれていて、
私のおすすめパスタがトップページで紹介されています。
そのパスタが、赤坂の ”ラ・スコリエーラ” の
”いろいろな貝類のフレーグラ”
誌面を見ただけでよだれが出そうです。(笑)
「どれがパスタなの?」という方もいると思いますが、
米粒のような粒々のものがフレーグラというパスタです。
フレーグラはイタリアのサルデーニャ島の南部、
サルデーニャ自治州の州都カリアリのご当地パスタ。
限られたエリアだけで食べられるパスタなので、
イタリア人にこのパスタを食べさせると、
「この粒々は何だ?」と必ず言われます。
味は貝の出汁が染み渡っていて、
貝好きの人にはたまらないでしょう。
初めてこのパスタを食べる人は、
日本人もイタリア人も濃厚な貝の旨味に驚きます。
東京でもフレーグラを出す店は数軒ありますが、
私が今まで食べた中ではラ・スコリエーラが一番美味しいです。
そして、セコンドで必ず食べるのがコレ。
どう見ても牛肉ですが、マグロのほほ肉です。
マグロですが、食感はまるで高級な和牛のよう。
これも初めて食べる人は皆ビックリします。
おそらく、味覚に鈍感な人に肉だと言って食べさせれば
肉だと思い込むでしょう。(笑)
今まで食通のイタリア人をこの店に何人も連れて行きましたが、
魚介のレベルの高さにビックリしていました。
海沿いの街で普段おいしい魚介料理を食べているイタリア人も絶賛するほどです。
数多くのイタリア人の中で美味しいと言わなかったイタリア人はただ一人。
ERICCO FORMICOLA
バクバク食べていたのに「まあまあ」はないでしょう。
顔が美味しいって言ってましたから。(笑)
この人、日本のイタリアンなんか絶対に認めないという、
いまどき珍しい人です。
次はドンチッチョに連れて行くのが私の目標です。(笑)
ラ・スコリエーラは魚介専門のイタリアンなので、
肉料理は一切ありません。
魚介が大好きな人にはたまらない店だと思います。
以前このブログで一度紹介していますので、こちらもご覧ください
http://ameblo.jp/beams-class/entry-10736800379.html
そして、「小さな子供がいるからどうせ行けない」と思っている方、
ラ・スコリエーラは月に一度 ”バンビーンノデイ” と言う日があって、
その日はお子さんが泣こうが叫ぼうが走り回ろうが、
全く周りを気にせず食事ができるお子様連れ専用の日です。
「小さな子供がいるので外食はファミレスばかり」
というご家族にもおすすめです。
魚介好きの人に絶対おすすめのレストランです。
今まで食べた中では、魚介に関しては東京で一番美味しいイタリアンです。
ご興味のある方は是非一度 ラ・スコリエーラに行ってみてください。
そして、私の故郷の新潟の皆さん、
このフレーグラ、新潟でも食べられます。
ラ・スコリエーラの2代目シェフだった山田さんが新潟でお店を開いています。
お店の名前は、”タヴェルナ キアッキエリーノ”
私も何度も行きましたが、新潟では数少ない本格的なイタリア料理の店です。
新潟にお住まいの方は是非こちらでフレーグラを食べてみてください。
ラ・スコリエーラ
タヴェルナ キアッキエリーノ
春モノを買いました。
”MORGANO” のニットのジャケット。
ニットジャケットと言うより、
ジャケット風カーディガンと言った方が正しいかもしれません。
ハンティングジャケット風のポケットとホワイトのボタンが特徴です。
薄いのでまだ着られませんが、
カーディガン感覚で着られるので、
今月末あたりから長い期間着られそうです。
薄手のニットですがフィット感が良く、
襟を立てても雰囲気がいいです。
ロイヤルブルーもいい色なので、
2枚買いしようか悩んでいます・・・。
MEN’S EX 3月号 連載
MEN’S EX 3月号 もうご覧になられましたか。
私の連載、”中村達也の今、買いのアイテム”
今回のテーマは、”プリントタイ”です。
ここ数年、ドレスクロージングのカジュアル化の影響もあり、
多くのサプライヤーがスーツのコレクションを全盛期の半分以下に縮小している状況の中、
なかなかスーツの新しいトレンドが生まれにくい状況が続いています。
それでも小さな変化は毎シーズンあり、
それを見逃さないのことが我々にとっては重要です。
今シーズンはVゾーンに変化が見られ、
明るい色柄のプリントタイがPITTI UOMOでも積極的に打ち出されていました。
このように、ネクタイブランドのブースを見ても、
スーツブランドもディスプレイを見ても、
明るく発色の良いプリントタイが多く見られました。
数年前までのスーツスタイルは、
無地のシャツに無地のタイという、
どちらかと言えばストイックな感じのコーディネートが主流でしたが、
ここ数年は様々なアイテムで色や柄が打ち出されているなか、
ネクタイに関しても無地や小柄のシックなネクタイから、
ペイズリーのような大柄のネクタイが注目されてきました。
これは特に新しいトレンドではなく、
90年代のイタリアンクラシックブームの時も
ナポリテイストの明るい色柄のネクタイが流行ったこともあり、
ある意味、リバイバル的な流れであると言えます。
既に店頭も春夏の新規のネクタイが入荷していますが、
こんなに明るい色柄のプリントタイが充実しています。
ご覧のように、BEAMSでも明るい色柄のプリントタイは、
今シーズン外せないアイテムとして、
バリエーション豊富に展開しています。
これまでレジメンタルタイや無地のタイをしてきた人は、
難易度が高いと感じる方も多いと思いますが、
コーディネートに関してはそれほど難しいことはありません。
手持ちのスーツで少しだけVゾーンに変化をつければ、
今シーズンらしいVゾーンになると思います。
多くの方が持っていると思われるベーシックなスーツで、
今シーズンらしいプリントタイを使った、
ビジネスで使えるコーディネートの一例をお見せします。
ネイビー無地のスーツにオーソドックスなストライプシャツ。
明るいベージュにブルーの小紋のプリントタイ。
ミディアムグレーのストライプスーツにブルーの細かいチェックのシャツ。
ブラウンにグリーンのペイズリーのプリントタイ。
サックスにホワイトとイエローの小紋のプリントタイ。
ご覧のとおり、特に難しいテクニックはいりません。
しいて言えば、無地のシャツよりもストライプやミニチェックのような、
ベーシックな柄のシャツを合わせるとこなれた感じになります。
一方、注意しなければならないのはホワイトシャツ。
合わないことはないのですが、
かなり野暮ったい印象になるので、
ライトグレーやベージュのような淡い色のスーツ以外は
合わせない方が良いでしょう。
プリントタイは、今シーズンのスーツコーディネートに欠かせないアイテムです。
BEAMSでも顧客様を中心に好評で、
既に売り切れ間近の柄もあります。
今購入されてもすぐに使えるアイテムですので、
お早めに店頭をチェックして、
お気に入りの柄をチョイスしてください。
BEAMS F オリジナルのシルバーメタルボタンのブレザーが入荷しました。
ボタンはアンティーク調のシルバーメタル。
なかなか雰囲気の良いボタンです。
イタリアのCANONICOの生地を使って、
¥55,000-(税抜)とお求めやすい価格です。
インポートのジャケットが高いと感じられる方は、
是非ご試着ください。
ネイビー以外のブレザーが着たいという方は、
オーダーすることもできます。
もちろん、シルバーのメタルボタンも用意しています。
個人的にはベージュやタータンチェックにシルバーメタルのボタンが気分です。