TOPSIDER | ELEMENTS OF STYLE

TOPSIDER

 
ここ数年、私の夏場の定番モカシンと言えばレザーのデッキシューズ。

昨年の夏もBOEMOSやATRANTIC WORKSのデッキシューズは大活躍しました。

 






今年も新しい色のデッキシューズが欲しいと思っていたのですが、

たまたま良いものが見つからずバイイングに至らなかったので、

残念ながら今シーズンBEAMSでの展開はなく・・・

仕方なく他のショップでいろいろ探していたら、

懐かしいブランドのデッキシューズが見つかりました。

そのデッキシューズがコレです。

 

"TOPSIDER" のレザーデッキシューズ。


私が高校生の頃、爆発的に流行ったデッキシューズ。

その代表的なブランドがトップサイダーでしたが、

当時、私の故郷の新潟ではトップサイダーを扱っているショップは1軒もなく、

トップサイダーは憧れのブランドでした。




ノーズは長くもなく短くもなく、なかなかいいバランス。

 

ノーズが長くなるとイタリアっぽい感じになってしまい、

短くなると間抜けな感じになるので、

ノーズの長さのバランスは重要です。




モカの縫いもヒールキッカーの縫いも丁寧です。

 

 

当然現行品はアメリカ製ではなく中国製ですが、

ハンドソーンで縫われていると思います。

アッパーのレザーも肉厚で、

アメリカ製の頃とほとんど変わらない印象です。

唯一の違いはアメリカ製の頃はもう少しレザーのオイルが強かったような・・・




現行品は、こんなマークが羽根とヒールに入っています。

 

いまのアメリカブランドっぽい感じですね。

全体の雰囲気は良くできているので、

アメリカ マニアではない私にとっては、

大きな問題ではありません。(笑)

これもひとつの時代性なんだと思います。




私がBEAMSに入社した当時、レザーのデッキシューズと言えば、

TOPSIDERかCOLEHAANでした。

BEAMSは当時、コールハーンを積極的に展開していたので、

コールハーンのビットローファーやボートモカシンやレザーデッキは、

スタッフやお得意様のあいだでとても人気がありました。


私もコールハーンのナチュラルのレザーデッキをよく履いていて、

他社のセールでホワイトとグリーンのトップサイダーを買って、

チノパンやホワイトデニムに合わせてよく履いていました。


今回カラーは濃茶のクラシックブラウンとミディアムブラウンのタンと迷いましたが、

ホワイトデニムやカラーパンツと合わせることが多いので、

上の画像のタンにしました。


実はこのトップサイダー、

ネットでかなり安く購入しました。

並行輸入品なので、サイズが揃っていないのと、

キズや汚れはクレームの対象にならないなど、

リスクもあるのでこの値段ということですね。


一番安全なのは、サイズもバリエーションも揃っている某有名シューズショップ。

値段は¥12,960-(税込)ですが、

それでもこのクオリティーから考えれば安いと思います。

検品もしっかりしているので安心です。


デッキシューズの人気は一昨年あたりがピークだったような印象ですが、

イタリアブランドのアイテムで全身イタリアっぽくコーディネートするより、

アメリカや英国的な雰囲気を取り入れてコーディネートするのが今の気分なので、

個人的には今年の夏もデッキシューズはマストアイテムです。


イタリアっぽい足元に飽きた方にもお勧めです。

スリムなシルエットのパンツにもホワイトパンツやカラーパンツとの相性も良く、

細身のショーツとの相性も良いと思います。


トップサイダーがちょっと気になった方は、

最寄りの某有名シューズショップへ・・・

いま話題のVANSもたくさんありますよ。(笑)