今カナダ・バンクーバーで英語による子育てのワークショップを行っています。
先週のワークショップの内容は「心の育て方」について。
まだまだ脳みそが成長中の子供は、いろいろな情報を感情で処理しています。
そう。子供にとっては、感情が情報なんです。
子供が(ティーンも含む)が感情的になっていることを、
英語では”Big Emotions”と呼びます。
出典:mommyish.com
子供は自分がプチパニックを起こしている時、自分に何が起きているかまだ良く分かっていません。
それは相手に何が起こっているのかもまだよく理解できていません。
だから、お母さんが自分に怒っていたら、幼い心は「愛されてないのかな?」って単純に感じます。
いつも怒っているお母さんに対しては、幼い時に感じたことを大人になっても「愛されてない私」としてひきづってしまうこともあります。
私がずっと前、3歳の子供の態度を注意した時、do you still love me? (まだ僕のこと好きでいてくれてる?)と聞かれたことがあります。
「はぁ〜なるほど!」っと感心したと同時に驚きでした。
しつけのためよく叱ってるかなぁっと感じているお母さんたちは、普段からなるべくスキンシップを取って、肌で愛しているということを伝えてあげてくださいね。
子供はすぐ感情的になりますが、子供の感情は子供は何を感じているんだろうとかという感情を「情報」として利用して、子供が感じている感情自体に対しては怒らないように気をつけてくださいね〜。
(態度に対して教えてあげることは大切ですが)
また、子供が感情的になっている時に、感情をなだめようとするだけではなく、どんな感情になっているかも教えてあげてくださいね。
例えば、
幼い子供に、色の種類を子供に教えてあげませんか?
「これは黄色だよ」、「これは青だよ」っていう風に。
出典:photo1.ganref.jp
感情も色と同じくらいい〜ぱい種類があるんです。
だから、色を教えるようかのように感情についても教えてあげてくださいね。
例えば、泣いている子供。
怒って泣いている場合もあるし、悲しくて泣いている時もありますよね。
そういう時には、
"I know you are angry right now." "
"I know you are sad right now."
って感じで。
子供にアフファベットを教える時に、アルファベットの表を使ったりしますが、海外で子供を育てている人は、今子供が育っている国でのコミュニケーションが将来うまくいくように、その国のエモーションに使う単語リストがあるととても便利ですよ!
出典:publicdomainpictures.net
エモーションに使う単語リストがあることで、改めて子供の心の豊かさを知ることにもつながると思います。
5月に日本語で行うワークショップでは、私が作った子育て用英単語のエモーションリストをご用意していますので、お楽しみに〜〜。
Sunny ☀️ www.kimiracle.com