吐きながら登ったアメリカのベーカー山 | カラダは嘘をつかない

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先週の土曜日、国境を越えて(カナダ・バンクーバーから)ワシントン州のベーカー山(以下Mt. Baker)に山登りに行きました。

 

Mt. Bakerといえば、アメリカでも屈指の絶景ハイキングスポット。

 

 

 

この日を待ちわびていたけど、

 

登り始めた途端、あれ、なんだか気分が悪い。> <

 

こんな体調で山を登りきれるのかなぁと少し不安になりました。

 

ゆっくりでも登り始めたけど、やっぱ気分が悪い。

 

前日に食べたものが悪かったのか、
大自然に囲まれて体がデトックスしようとしているのか。

 

まだ登り始めて30分。

 

まだこれから9時間ほど登り続けることになる。

 

 

でもギブアップしたら迷惑かけるからもう少し様子をみよう。

 

500m位進むごとに吐き気が襲ってくる。

 

吐くと少し楽になる。

 

他の人には少し先に行ってもらって、
進んで立ち止まってを2時間ほど繰り返す。

 

苦しいから足元だけを見て一歩ずつ登っていると、
ふと水の音が聞こえてくる。

 

頭を上げて音のする方向を見てみると、小さな滝。

 

立ち止まって周りを見渡すと、自然がとても美しい。

この山にしかない森の景色。

 

 

しばらく木々を見つめると、ハッと我に返って、

 

『あ、そうだ。登ると決めたからには、フォーカスを変えなくっちゃ』

 

この状態でも、改めて今登って来たところを振り返って見てみると、もう結構の高さまで来てる。

 

『そうだ....できてる、登れてる』

 

気分が悪いからという「内からのしんどいもの」から、
「できてる」事と「外の美しい風景」にフォーカスをシフトして
登ってみよう。

 

そう決めてまた登り始めると、

大自然に癒されながら体調が良くなってくる。

 

体も少しずつ軽くなってくる。

 

こうやって登っていくと、目に入ってくる山の絵葉書のように美しすぎる秋景色。💗

 

 

映画や絵本の中に迷い込んだかのような世界。

 

言うならば、山はまるで黒澤監督の『夢』という映画に出てくるような色に包まれている。

 

とにかく壮大で圧巻な景色に見とれっぱなしの1日。

 

山ですれ違ったのは私たち以外にたった4人だけ。

 

静かに自然と向き合いながらのハイキングを満喫することができました。🐤

 

今回のハイキングで驚いたことは、Mt. Bakerがブルーベリーの宝庫だったこと。

 

 

 

写真の中に見えている赤い感じのもの、なんとこれ、ぜ〜んぶブルーベリーなんです!!!

 

 

ハイキングしながら、パクパク〜。

 

このブルベリーの甘さと酸っぱさが交わった、なんとも言えないくらい美味しい。

 

今まで食べたブルーベリーの中でピカイチ!!!!

 

今度Mt. Bakerに行くときは、ハイキングそっちのけで、バケツ持ってブリーベリーピッキングしたいくらい!

 

こうやって楽しんでいると、途中から体調が悪いことなんかす〜かり忘れて、結局最後まで山登りを楽しめました。

 

山は人生によく例えられけど、ほんとだなぁ〜。

 

 

自分の中で起こっていることにフォーカスしすぎると、外で起こっていることをスルーしていっちゃう。

 

ちゃんと自分の前に来てくれているチャンスも、

ステキな景色も見えなくなって、内のしんどいに思いがどうしてもいっちゃう。

 

脳みそは楽な方に楽な方に考えちゃうから、

ちょっと位脳みそを騙さなくっちゃ。

 

やるって決めたら、無理はしなくていいけど、脳の言い訳聞かないこと。

 

そんな大切なことを山からまた一つ教えてもらえました。。。