バンクー新報さんに連載中のコラム💕
6月のテーマ:こどもの心がスクスク育つための条件
綺麗なお花が咲くために、お水、土、太陽などが必要なように、こどもの心が健康に育つような環境を提供してあげれることは親の大切なお役目。
家庭環境は、親の考え方や気持ちの持ち方が大きく反映され、それらは子供のコミュニケーションスキルや自己肯定能力にも繋がってきます。
自己肯定能力が高まるメッセージとは、「I have faith in you」I trust you to decide what is right for you」「Can you tell me more about it?」「I care about you」 「I appreciate you for just being you」というようなニュアンスで、「あなたのことを愛してる」、「あなたはあなたでいいんだよ」と子供に伝えられているかどうかがポイント。
ですが、言葉だけに頼ってさらっと愛を伝えようと思っても、リップサービスになってしまう可能性があるので、落ち着いたトーンでゆっくりと、子供としっかりとアイコンタクトしながら話すと子供の心に届きやすいと思います。
*子供との相性が合わず、辛く当たってしまう…*
例え自分の子供であっても、馬が合わないこともあり、「なんだか分からないけど、この子の顔を見ていると腹が立つ」というような気持ちになり、自己嫌悪に陥っている親御さんも実際多いようです。
これを心理学の視点から言うと、可愛く思えない子供というのは、自分自身の見たくない部分の性格をその子供も持っていて、お互いが反面教師のような存在でいるというような場合がよくあります。
もし、嫌いの気持ちが大きくなり、子供に辛く当たってしまっていると自覚をしている場合や、子供の態度がどんどん手に負えなくなってくるようなときなどは、子供の態度を正すより、まず親が心理カウンセリングを受け、自分の親からどんなメッセージを受けながら育ってきたのかを振り返ってみると、子供との関係、そして子供の態度も徐々に改善されることが大きく期待できます。
また、子供が可愛くないと思えない場合は、言葉よりも親の「いや」という思いの方が子供に届きやすくなってしまうので、子供と大切な話をする前には、 「I respect you and I love you」と何度か心の中でリピートし、一度心を整えてみてから話してみてください。とてもシンプルなことかもしれませんが、とっても効果があるので是非試してくださいね。
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