思考の枠組みを広げる読書習慣 -3ページ目

思考の枠組みを広げる読書習慣

小売・サービス・飲食業専門コンサルティング会社「株式会社FamilySmile」の研修受講生による読書感想文と行動宣言







 ㈱Snailtrackの本川です!




さて、今日は定数日。


今年も残すところ2ヶ月ですね。


相変わらず厳しい状況が続いていますが、目の前の「当り前」を真摯に徹底しながら、未来を良くするための学びを両立させていきたいと思います。



ということで、今月の学びテーマは「会議」です!



まずはファシリテーションについて再度学び直したいと思い、この書籍を選びました。




「会議ファシリテーション」の基本がイチから身につく本/すばる舎
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 ファシリテーションとはもともと「参加者の合意を計るスキル」として生まれました。

「合意を計る」にはたくさんの意見を引き出さなければならない。

なのでファシリテーターの基本は、活発な発言が出るための「自由な雰囲気」作りなのです。



今まで「良い会議」とは、「何かが決まる会議」でした。


だけど、ファシリテーションを学べば、「決まる会議」から「決めたことを実行できる会議」になります。


合意形成ができる会議では、参加者が「自分事」」になるからです。



・・・と、ここまで読んで「スゲー難しい技術なんだろうなー」と思ったのですが、ビックリ仰天!この本には誰でもできることしか載ってないではないか!


例えば・・・

○会議の準備や後片付けは、参加者みんなで行う

○お菓子やお茶を用意する

○発言の前に「考える時間」を作る

○考えた意見を紙に書き出し、グループ内で発表する

○出された意見の整理を、参加者にしてもらう

○行き詰ったら「どうしましょうか?」と参加者に投げる


などなど。



「議長タイプ」だった僕からすると、目からウロコでした。



会議は議長によって意見をまとめられ、最終決定がなされ、決定事項が下りてくるもの。


そんな会議ばかりでは、会議は楽しくないものになって当然ですよね。


楽しくない会議で決まった(決められた)ことを、行動に移せるかと言ったら、答えはNoです。


もちろん全ての会議を合意形成型にする必要はないと思いますが、合意形成型にすべき会議も必ずあると感じました。




 僕がこの書籍を読んで必ずすること・・・今回はたくさんあるぞ!


○アイスブレイクに「1人1分・近況報告」をする

○会議専用メモ用紙を作る

○会議の主催者、ファシリテーター、事務局を決め、役割をあたえる

○話し合いの会議(月中M)などは、茶菓子を順番で用意してもらう

16面体サイコロ、ボストイット、ホワイトボードマーカー注文

○会議の席順と、グループリーダーを会議のテーマによって考える

○「ここぞ!」という大事なアイディア出しミーティングでは、キレイな会場を借りてやる

○やること、担当者、スケジュール、進捗管理者を決めるまで会議は終わらせない




会議の目的はもちろん「成果を出すこと」です。


そのことを忘れて、「今までこんな会議のやり方だった」と思考停止で漫然とした会議を繰り返してきたことを痛烈に反省しました。


「会議は組織の縮図」


この言葉が刺さりました!!ぶた



でも同時に興奮しています。


これからの社内会議は、変わる。


そう確信しているからです。



あ~、なんか会議したくなってきたにこきら









 ㈱Snailtrackの本川です!




今月の読書テーマ、「チームビルディング」4冊目!




チームの心を一つにする技術 “常勝リーダー”だけが知っている/日本実業出版社
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 今月は具体的なノウハウ本が多かったので、最後にマインド系を1冊。


「結果を出し続けるためにはリーダー自身とメンバーの心に『チームワークピラミッド(敬意・傾聴・感謝・挑戦・配慮・寛容)』を建てよう!」


という見出しに魅かれて読み進めました。



勉強になった点は、

「挑戦には『行動の世界』と『感情の世界』がある」

というところ。



「挑戦意欲の高いリーダーが、考え過ぎて自分の心も相手の心も感じなくなる。

そして、相手に正しい『行動』を求めるあまり、相手の『感情』を踏みにじってしまっている。

しかも本人には全く悪気がない。

よかれと信じて真剣に、かつ一生懸命にやっている」


確かによく見かける光景。

解決策としては、

「リーダーがメンバーの挑戦を求めるときは、感情から入ることです。

挑戦の感情を刺激する働きかけのことを『感情エントリー』といいます。

自分にもメンバーにも挑戦の感情がわき出すようにアプローチするのです」


とのこと。

なるほど。


他にも「チームワークピラミッド」構築のための手法が細かに書いてありましたが、内容的にはリーダーシップのマインド本でした。




僕がこの書籍を読んで必ずやることは、


○部下の「見える感情」チェックシートをやってみる

○現在のチーム状況を「フローマトリクス」に当てはめてみる

○相手に敬意を払う際に、「かみさまナイス」を思い出す

○ミーティング時に「敬意と傾聴のワーク」を入れてみる

○ともだち握手(チャレンジバード)の練習をしてみる




「こんなの本当に意味あるの?」とか「これはよく聞く話だな」と思う部分もありましたが、やってみないことにはわかりません!


「ともだち握手」とか相当恥ずかしいですが、とにかく1回はやってみます!










 ㈱Snailtrackの本川です!


昔から言われ続けていることですが、最近特に「女性の戦力化」が企業成長のキーワードになってきています。



弊社では配達・集金スタッフには女性が多いですが、社員スタッフや営業スタッフには今までほとんど女性はいませんでした。


「女性はようわからん」と言うのが、僕の今までの本音だったことが原因かもしれません。




ということで、「チームビルディング」3冊目は、女性を戦力化するためにこちらの書籍を読みました!






儲かりたければ女性の力を借りなさい/商業界
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 環境整備で有名な「株式会社 武蔵野」社長の小山さんの書籍。


意外だったのは、武蔵野の従業員700名の内、男性はたった200名、実に70%以上が女性スタッフだということ。


武蔵野の12年連続増収増益という実績を支えていたのは、実は女性の力が大きかったということがこの書籍を読んでよくわかりました。



以下、印象に残った文章です。

○従業員教育にお金をかけることは「投資」ではなく「節税」です。
 子供を大学まで行かせると、1人につき約1000万かかります。それだけお金をかけても、子どもにかけたお金を損だと誰も思いません。1000万かけても子どもは「ありがとう」とも言わないし、親の面倒を見ない子どもも多い。子どもにかけたお金にリターンは求めません。ところが、社員やパートさんの教育にかけたお金は、必ずリターンがある。そのことをみんな理解できていません。

○社員に仕事を一生懸命してもらうためには、家族の信頼や応援が不可欠です。特に女性は家庭が第一ですから、いかに働きやすい環境を作るかが重要です。

○女性には遠慮はしなくてもいいが配慮はしなければならない。

○女性はこちらが裏切らなければ裏切らない。

○多くの男性は「女性に無理は言えない」と考えていますが、「無理を言わない」ということは「その人に期待していない」ことと同じです。

○女性は大きな変化を嫌う。でも変化していかないと会社は生き残れないので、「小さなこと」を少しづつ変えていく。

○従業員の意識改革で、多くの会社は心の教育を行いますが、それは大きな間違いです。まず形を変えなければ、意識は変わりません。

○文句には2種類あるから、良く聴いて内容を見極めなければいけません。後ろ向きの文句は、それを体験させることでなくなります。前向きな文句は問題意識があるから、パートだろうがやらせてみる。

○会社は優秀な従業員が欲しいと考えますが、従業員はもっとよい会社に行きたいと思っています。それ以上の人は最初から来ないし、もっとよい会社があると思った人は辞めていきますから、今会社にいる従業員が会社にとって一番良い従業員です。このことを、まず理解しなければなりません。



 
さすが実践者の言葉はリアルで重いですね。


女性に対しての誤解が解け、認識が変わりました!






 この書籍を読んで僕が必ずすることは、


○「勉強会に出なければならない」「ブログやFBに写真が掲載される」などの重要なことを一覧にして1つ1つ説明する。また、「個人情報をオープンにしてもいい」という誓約書にサインをもらう

○印象に残る「追伸」を、必ず書く

○目の前の人の家族のことを想像しながら、一緒に仕事をする

○入社2週間でスタッフの半分以上に「この人とこれから働き続けたくない」と言われた人は、辞めてもらう

○社内の女性だけの飲み会を企画して、参加する




弊社女性スタッフに、「この会社に入ってよかった!」と思われるように、そしてその家族にも応援してもらえるように、配慮していこうと思います。



まぁ、「デブの社長はイヤ!」と言われたら、そこでゲームオーバーですが腹っ!







 ㈱Snailtrackの本川です!




今月の読書テーマ、「チームビルディング」2冊目!




今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則――『ジャイアントキリング』の流儀/講談社
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 大好きなマンガ、「ジャイアントキリング」とチームビルディングのプロフェッショナル、仲山進也さんの夢のコラボ!



人気漫画の解説本の一種かと思いきや、超本格的な組織論でしたきゃー



正直、今このタイミングで出会うべくして出会った書籍。




 本の内容を借りて説明するなら、


創業から配転、そして朝日賞までのチーム淡路のステージは、フォーミングステージでのベストパフォーマンスを目指すスタイルでした。


もちろん僕はそこまで理論的に考えていたわけではないですが、どこか直感のようなものに突き動かされていました。


象徴的な出来事は、淡路に配転してきた時、2つあった店舗を僕が1ヶ月で1店に統合したこと。


様々な理由から難色を示す人たちに対して僕が一貫して伝えたのは、


「今の(チームの)ステージでこの店を立て直すのなら、僕のリーダーシップを直で全員に発揮しなければならない」


ということでした。


偉そうですね~(笑)


しかも完全に「コントロール宣言」です汗



だけど今回この書籍を読み、「ステージ別のパフォーマンス」を学んで、

「あの時の選択肢は間違ってなかった」と思えました。


そして翌年、フォーミング期の成果としては100点である「5冠」を達成し、そこから次の「ストーミングステージ」へ移行しました。


このステージに差し掛かった時(昨年以降)、ストーミングに進めないフォーミング体質だったスタッフや、ビジョンを共有できないスタッフは見事に去っていきました。


チーム全体がモヤモヤし、生産性は下がり、衝突もしばしば。


しかしストーミング期を経なければ次のノーミング期に進めません。


そしてやっと、ちょうど今年の後半ぐらいから少しづつストーミング期からノーミング期に差し掛かってきました。


やるべき仕事が10あったとして、リソースがどう考えても9とか8しかない。


奇しくもそんな「寸足らずの毛布」状態が一定期間続き、「アシスト力」や「1.1力」が育ってきたのです。



予測では来年前半まではノーミング期が続くでしょう。


そしてうまくいけば来年後半、トランスフォーミングが起き、「生き物みたいなチーム」が誕生します。


そのチームのことを想像すると、興奮して眠れません!


早くメンバーとこの興奮を共有しなければ!






ということで、僕がこの書籍を読んで必ずすることは以下の6点です。


○この本を同時に4名のチームリーダーに読んでもらい、これからのチームビルディング構想を理解してもらう(もう買った!)




○その後、「ジャイキリ読書会」を開き、そこで「誰がメンバーか?」と「トランスフォーミング」への道のりを共に描く

○「目隠しサッカー」の代わりに、ダイアログインザダークを利用して「気づき力」をアップさせる

○何か1つ、チームを象徴するノベルティグッズを作成する

○スタッフ名鑑を作る(撹拌者、調停者、撹拌者のフォロワー、サイレントの4つのスタイルも見極める)

○その上で「レベルを合わせてタイプを散らしたグループ」を形成し、区域管理をする




読んでない人からすれば意味の解らない感想文だったと思います土下座


なので気になったら読んでください。


僕が理想として掲げている「自走式チームビルディング」の、完成形を見たような気がしました。



オススメですっ!









 ㈱Snailtrackの本川です!



今月の読書テーマは「チームビルディング」です。


最も好きなテーマ、しかも奥深く果てしない・・・


だから学び続けねばならない分野ですっ!


そんな深遠なテーマの1冊目は、コチラ!



全員で稼ぐ組織 JALを再生させた「アメーバ経営」の教科書/日経BP社
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 記憶に新しい稲盛和夫氏のJAL再生!


そしてその一番の要因となったアメーバ経営!


いや~面白かった笑顔



「アメーバ経営」って名前しか知らなくて、きっと「アメーバのようになにかを増やしていく(分裂していく?)経営手法なのかな?」と思ってました。


でも読んでいくうちに(全然レベルは違うけどあは・・・)、同じ価値観で似たような仕組みを組んでんじゃん!オレ!ってなって、その超進化系を見せてもらった感じでした。



ちなみに・・・


アメーバ経営の最大の特徴は、会社組織を「アメーバ」と呼ばれる小集団組織に分け、各アメーバのリーダーがまるで経営者のように小集団組織の経営を行うこと。


各アメーバにはリーダーがいて、リーダーとメンバーが知恵を結集しながら経営者のごとく収支の舵を取り、「売上を最大、経費を最小に」を合言葉に経営目標を達成する。


リーダーは自分のアメーバの状況を数字で掴むことが必須だが、その情報を自身で収集するのは大変。


なので、アメーバ経営を導入する際には、経営情報を集計し、リーダーが使いやすいように加工して提供する業務を担う部署が必要となる。


とのこと。



その部署を作るのは無理だけど、専任を1人つくるのはできないこともなさそう。


新聞システムでできることは現段階でやってるので、あとは経理をどうリアルタイムにアメーバごとに振り分けていくか・・・


イレギュラーいっぱいありそうだもんな。


1区と16区を配ってるバイクが故障した時の修理代は、どっちの区域に振り分けるのか?


急にアルバイトが欠勤した時に他アメーバの社員スタッフが代配した場合、欠勤控除はそのまま計上して良いのか?


とか
汗



僕だけの脳みそではできなさそうなので、専門家たちに相談してみます!






 この書籍を読んで僕が必ずやることは・・・


○アメーバ経営を(新聞販売店用に加工して)導入するか検討する⇒この書籍を読んだならこれが全て!

○会計士、経理担当者、事務、システム担当者、店長らと協議。メリット・デメリットはハッキリしてるので、「できるか・できないか」を話し合う

○弊社のフィロソフィ(ウチでは社員十訓)を共感できるかどうかの視点で見直す

○朝礼or昼礼を検討する



チームビルディングというと考え方だけの本が多い中で、間違いないレベルの豊富な実績を元に書かれた本だったのですんなり入って来ました。


1冊目に選んで良かったです!


これを土台にして今月引き続き学んでいきます!
おー







 ㈱Snailtrackの本川です!




今月の課題図書、「ほめる!」の4冊目!



ほめ言葉ハンドブック (PHP文庫)/PHP研究所
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 自分のことを「ほめ下手」だと思っていましたが、4冊の「ほめる本」を読んでよくよく振り返ってみると、2つのことに気付きました。


①「俺って結構ほめられて育てられて来たよな~っ」てこと

②「新人さんはよくほめるけど、熟練社員になってくるとあんまりほめなくなるよな~」ってこと




 あまりほめられずに育った人が「ほめ下手」であるという話はよく聞きます。


でも僕はそうじゃないので、「ほめ下手」の言い訳にはなりません。


何より新人さんはめちゃほめれるので、根っからの「ほめ下手」ではないハズ。




 そこで思い出したのが今月の青年会研修で高村さんが言ってた、


「一番のお客様はスタッフ」という言葉と、


「人は最初は心に残っても、繰り返されると段々と『あたりまえ』になっていく」


という言葉。



なーんだ、僕は「ほめ下手」なんかでも何でもなくて、

「最初は相手の『良いところ』にフォーカスできても、だんだんとそれが『あたりまえ』になってしまい、『より上』を望むあまり感謝できなくなったり、ほめれなくなってしまったりしているだけ」


だったんですね。



なんて傲慢で、なんて小っちゃい器だったんだ・・・ガクリ



今までこんな僕の「なんとかほめられる場所」を必死で探してほめて育ててくれた両親や師匠、先輩に顔向けできません。


「恩送り」の意味も込めて、これからは僕もフォーカスする場所を変えることをここに誓います!



まっ、ここに気付けただけでも今月はよしとしよう!(「ポジティブだね」と育てられただい爆笑





 この書籍は「ほめ言葉ハンドブック」というだけあって、具体的なほめ言葉が相手との関係性やシーン別でたっくさん載ってました。



丸暗記はわざとらしいので、ニュアンスだけは身につけられるように読みこみましたよ!





 そして僕がこの書籍を読んで必ずすることは、


○まず自分が自分を毎日ほめる!(これはすでに90%ぐらいできてるえへへ…

○スタッフは一番のお客様。いてくれること、頑張ってくれてることへの感謝を忘れない

○そのスタッフへの恩返しは「給与」だけじゃない。役に立ってる感や承認されてる感があることによる「居場所」であったり、幸せに生きるための考え方、エンプロイアビリティや仕事自体の能力などを身につけることによる「自己成長」など、トータルリワードの考え方で給与・評価制度を再度見直す

○「成長したところ」だけほめるのではなくて、「今現在できていること」や「継続できていること」にもフォーカスしてほめる

○「ほめる」と「甘やかす」は全く違う。ほめるべきは照れずにほめ、叱るべきは「嫌われる・反感を買う」ことを恐れずに、愛を持って叱る。かつこれを社内で宣言する

○「ほめ上手」の最低条件は「愛があること」で、鍛えるべき能力は「観察力」。観察力をより磨くためにも日報の返事にはスタッフの「具体的な行動」に対しての返事を書く

○360度評価のフリーアンサー部分を、「ほめる文化」に寄らせるために作り直す

○「ほめる文化」を根付かせるために、半年に1回は「ほめるミーティング」をする(360度評価が6月12月なので、3月9月にする)

○押すことがあたりまえになっている「サンクスポイント」を再度見直し、「どの行動について『ありがとう』と言っているのか」を明確に伝える




 今月も深い学び、ありがとうございます!


来月は好きだけどなかなかうまくいかない「チームビルディング」が読書テーマです!



楽しみ~









 ㈱Snailtrackの本川です!



今月の読書テーマ「ほめる!」の3冊目。




あたりまえだけどなかなかできない ほめ方のルール (アスカビジネス)/明日香出版社
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 「ほめる」という行為が、女性の方が上手な気がして(男の方が下心が視えると言うかあは・・・)、女性の著書を1冊選びました。



僕の読み通り!うひひ

女性ならではの細やかさと感性で、「ほめるメリット」の解説に始まり、「相手のなにをほめるのか?」「ほめ方の基本ルール」「相手をどうほめるのか?」「ターゲット&関係別のほめ方」と、読むだけで頭の中が具体的なほめ方でいっぱいになる良書でした。




僕が注目したのは、第七章に「効果的な叱り方」とあったところ。

なぜ気になったかというと、1、2冊目でも同じような章があったからです。



今月3冊の「ほめる読書」をして共通して書かれていたのは、「ほめる」とは「相手に関心を持つこと」だということ。


興味・関心を持ち、「愛」があることを前提に相手を「視る」こと。


もちろん関心を持って相手を視れば、「叱るべき部分」も見えてきます。


だけど目的は「相手を責めること」ではなく、「共に成長すること」。


だからただ「叱る」のではなくて、効果的に叱らねばならない。



そのためにも「ほめる」は存在する。


聴く耳をもってもらうために、「注ぐ前にコップを上に向ける」行為としても、「ほめる」は最適な行動だということですね。



「愛」の反対は「無関心」であるとよく言います。


同意として、「ほめる」の反対は「叱る」ではなく、「ほめない、叱らない」なんですね。



3冊目にして大切なところが腹に落ちた気がします!



やっぱレバレッジリーディング!大切ですねキラキラ






 さて、この書籍を読んで僕が必ずやることですが、今回は「叱り方」に集中します。


○叱る時に「Why質問」をやめ、「問題解決型」に切り替える

○改善要求をする時は、「サンドイッチ話法」を心掛ける

○繊細な人やプライドが高い人には、「iメッセージ」で叱るようにする

○肯定形で、具体的(チャンクダウンして)に叱る

○まずは自分自身が「叱られ上手」になる





 会社の目的は「利益をあげ続けること」です。


でも僕が自分の会社を持ちたかった理由は、「尊敬し合える仲間と楽しく仕事がしたかったから」そして、「いつもその中心にいたかったから」です。


今回の書籍の中にもありましたが、ヒンズー教の教えの中に、

「心が変われば態度が変わる。
態度が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
運命が変われば人生が変わる」


というものがあります。



その「正のスパイラル」の入り口として、㈱Snailtrackがあれば幸せだなーと思います。



そんな会社を目指すために、尊敬し合える仲間の中心に居れるために、
今日も良書を読み、素晴らしい人と時間を過ごしたいと思います。










 ㈱Snailtrackの本川です!




今月の読書課題、「ほめる!」の2冊目です。




売上が上がるほめる基準/商業界
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 今回は昨年「ほめ育塾」にも入塾させていただき、公私ともにお世話になっている原 邦雄さんの2冊目!



1冊目の「やる気と笑顔の繁盛店のほめシート」もスーパー良かったので、期待度満点で読みました!



で、やっぱり間違いなかったですパチパチ




他の「ほめ本」と最も違う、「今いるスタッフ全員と一緒に売上を上げる!」という覚悟から始まる、徹底的な「売上を上げる」ことへのこだわり、

「言わなくてもわかるだろう」という日本文化では成り立たなくなってるからこその「KGI」と「KPI」、

売上に直結してる行動を炙り出してレシピ化する、行動科学の神髄とも言える「行動レシピ」、

長所伸展、短所改善の時代から、モデリングの時代へ

「人をほめる」のではなく、「行動をほめる」

人はほめられると自分の欠点を受け入れることができ、他のスタッフの良いところを真似しようする修正がある。

成長は全員の仕事、方向を合わせるのは上司の仕事、

教育とはコントロールではなく、その人のベストを引き出すこと




などなどのノウハウと名言の嵐!



ほめ育塾で学んだことが更に深く書かれていて、深くまで落とし込むことが出来ました。





 さぁ、この書籍を読んで僕が必ずすることは、

○各種マニュアルと成果を現場で照らし合わせて、「行動レシピ」を作成する

○期待を伝えて、期待に応えて来ないことに対してはキチンとダメだと言う。(人間性ではなく、行動しないことに!)

○現場での「1way2job」を、募集する

○「心がけていることは?」

○「ほめる技術」を、社員レベル99プログラムに組み入れる



「辞めさせない」「未戦力賃金を出さない」「共に成長する」の3段階を「ほめ育」で徹底できれば、これからの労務難時代で間違いなく頭1つ抜け出せるはず!




ここは100%僕次第です!



引き続き、学びます!










 ㈱Snailtrackの本川です!




今月の読書テーマは、「ほめる」です。




ほめる生き方/マガジンハウス
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 僕もそうですが、日本人ってほめるの苦手ですよね!


ほめるとどうしても「調子に乗るんじゃないか」「このままでいいと思って、向上心を失うんじゃないか」とか思ってしまいますあは・・・



この書籍の著者・西村貴好さんは、泣く子もほめる「ほめ達」としてメディアなどにも多数取り上げられている有名な方です。(僕もメルマガ会員です笑い


僕も周りの方々からずっと噂だけは聞いて知っていた方だったのですが、実は著書を読ませていただくのは初めてでした。


冒頭の僕の疑問?悩み?について、西村先生は著書の中で、


「ほめっぱなしは罪」


だと書かれています。


ほめて上がったモチベーションの「使い道」を、相手に伝える。


そしてその行動の結果、引き起こされた結果の違いまで伝えてあげる。



なるほどー。


それが「ほめる責任」ってことですね。



また、

「よく叱る人は、よくほめる人である!」


ともありました。



本当に相手の成長を願うのなら、ほめっぱなし、叱りっぱなしにせずに、さらによくなるアドバイスをすることも大切。


とのこと。





 最後まで読んで自分なりにまとめると、


「ほめるということを相手のコントロールに使ってないけない。


「ほめる」は人のためならず。ほめることで変わるのは自分。


「ほめよう!」とすると、ホスピタリティを実現するために必要な『観察力』と『想像力』、『妄想力』が鍛えられる!


その上で周りに素敵な影響を与えられる人になろう!


ってことですかね笑





 この書籍を読んで僕が必ずすることは、


○「自分がどう言われたいのか?」を明確にする

○「ほめ達!3S+1」をまずは自分が極める

○ティーアップは自然に!当然に!

○チャンクを合わせる(これは最も意識してませんでした!)

○半年に一度のボーナス面談前に、スタッフのラベルを一旦はがす作業を入れる

○「サービス接遇検定2級」が受かった人は、次のステップとして「ほめ達検定」を受けてもらい、「社員レベル99プログラム」にも組み入れる





 
 最後に、最も心に残った一文を。


「相手のいいところをほめるというのは、相手のいいところに憧れを抱くことでもあります。

憧れは、その種を自分の中に蒔く!

~中略~

周りの人の可能性を見出していくたびに、その可能性の種は自分の中にも蒔かれていくことになるのです。」



素敵な考え方だなーと共感しました。



引き続き、「ほめる」を学んでいきます!







 


 ㈱Snailtrackの本川です!




営業本4冊目。




一瞬で決める!飛び込み営業の成功法則 (DO BOOKS)/同文舘出版
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 営業本を読んで、直接新聞の営業に活用できることは少ないです。


それほど今までの「軒先10分」の新聞販売の営業現場って特殊なんですよね。



今までの読書も自分の知る営業現場に置き換える=発想を転換して活用してきましたが、この書籍は「飛び込み営業」について特化して書かれた本だったので、かなり新聞営業に近く、すぐに使えそうなノウハウが満載でした。



それもそのはず、この本の著者は飛び込みの訪問販売歴20年以上、その経験の中には「新聞販売」も入っていたのです!


どうりでイメージしやすいと思った顔





 この書籍を読んで僕が必ずすることは、


○QTFの見直しに活用する

○両店長に読んでもらい、現場の営業力育成に使ってもらう

○ファーストインパクトを個性によって数種類考えてみる

○自社商品を愛する、そして競合商品を知る取組みを、LINEグループ以外でもう1つ考える



です。





 営業のカン=暗黙知=小脳営業という理論がわかりやすかったです。


成功体験をただ積み重ねるのではなく、訪問したお宅の外観や置いてあるもの、挨拶時の印象など、今までの「うまくいった過去」がいつでも呼び起されるようにイメージを積み重ねていく。



言い訳に使われやすい「センス」の部分を、意図的に作っていくってことですね。



勉強になりました!