㈱Snailtrackの本川です!
今月の読書テーマ「ほめる!」の3冊目。
- あたりまえだけどなかなかできない ほめ方のルール (アスカビジネス)/明日香出版社
- ¥1,512
- Amazon.co.jp
「ほめる」という行為が、女性の方が上手な気がして(男の方が下心が視えると言うか)、女性の著書を1冊選びました。
僕の読み通り!
- 女性ならではの細やかさと感性で、「ほめるメリット」の解説に始まり、「相手のなにをほめるのか?」「ほめ方の基本ルール」「相手をどうほめるのか?」「ターゲット&関係別のほめ方」と、読むだけで頭の中が具体的なほめ方でいっぱいになる良書でした。
僕が注目したのは、第七章に「効果的な叱り方」とあったところ。
なぜ気になったかというと、1、2冊目でも同じような章があったからです。
今月3冊の「ほめる読書」をして共通して書かれていたのは、「ほめる」とは「相手に関心を持つこと」だということ。
興味・関心を持ち、「愛」があることを前提に相手を「視る」こと。
もちろん関心を持って相手を視れば、「叱るべき部分」も見えてきます。
だけど目的は「相手を責めること」ではなく、「共に成長すること」。
だからただ「叱る」のではなくて、効果的に叱らねばならない。
そのためにも「ほめる」は存在する。
聴く耳をもってもらうために、「注ぐ前にコップを上に向ける」行為としても、「ほめる」は最適な行動だということですね。
「愛」の反対は「無関心」であるとよく言います。
同意として、「ほめる」の反対は「叱る」ではなく、「ほめない、叱らない」なんですね。
3冊目にして大切なところが腹に落ちた気がします!
やっぱレバレッジリーディング!大切ですね
さて、この書籍を読んで僕が必ずやることですが、今回は「叱り方」に集中します。
○叱る時に「Why質問」をやめ、「問題解決型」に切り替える
○改善要求をする時は、「サンドイッチ話法」を心掛ける
○繊細な人やプライドが高い人には、「iメッセージ」で叱るようにする
○肯定形で、具体的(チャンクダウンして)に叱る
○まずは自分自身が「叱られ上手」になる
会社の目的は「利益をあげ続けること」です。
でも僕が自分の会社を持ちたかった理由は、「尊敬し合える仲間と楽しく仕事がしたかったから」そして、「いつもその中心にいたかったから」です。
今回の書籍の中にもありましたが、ヒンズー教の教えの中に、
「心が変われば態度が変わる。
態度が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
運命が変われば人生が変わる」
というものがあります。
その「正のスパイラル」の入り口として、㈱Snailtrackがあれば幸せだなーと思います。
そんな会社を目指すために、尊敬し合える仲間の中心に居れるために、
今日も良書を読み、素晴らしい人と時間を過ごしたいと思います。