今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則 | 思考の枠組みを広げる読書習慣

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 ㈱Snailtrackの本川です!




今月の読書テーマ、「チームビルディング」2冊目!




今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則――『ジャイアントキリング』の流儀/講談社
¥1,512
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 大好きなマンガ、「ジャイアントキリング」とチームビルディングのプロフェッショナル、仲山進也さんの夢のコラボ!



人気漫画の解説本の一種かと思いきや、超本格的な組織論でしたきゃー



正直、今このタイミングで出会うべくして出会った書籍。




 本の内容を借りて説明するなら、


創業から配転、そして朝日賞までのチーム淡路のステージは、フォーミングステージでのベストパフォーマンスを目指すスタイルでした。


もちろん僕はそこまで理論的に考えていたわけではないですが、どこか直感のようなものに突き動かされていました。


象徴的な出来事は、淡路に配転してきた時、2つあった店舗を僕が1ヶ月で1店に統合したこと。


様々な理由から難色を示す人たちに対して僕が一貫して伝えたのは、


「今の(チームの)ステージでこの店を立て直すのなら、僕のリーダーシップを直で全員に発揮しなければならない」


ということでした。


偉そうですね~(笑)


しかも完全に「コントロール宣言」です汗



だけど今回この書籍を読み、「ステージ別のパフォーマンス」を学んで、

「あの時の選択肢は間違ってなかった」と思えました。


そして翌年、フォーミング期の成果としては100点である「5冠」を達成し、そこから次の「ストーミングステージ」へ移行しました。


このステージに差し掛かった時(昨年以降)、ストーミングに進めないフォーミング体質だったスタッフや、ビジョンを共有できないスタッフは見事に去っていきました。


チーム全体がモヤモヤし、生産性は下がり、衝突もしばしば。


しかしストーミング期を経なければ次のノーミング期に進めません。


そしてやっと、ちょうど今年の後半ぐらいから少しづつストーミング期からノーミング期に差し掛かってきました。


やるべき仕事が10あったとして、リソースがどう考えても9とか8しかない。


奇しくもそんな「寸足らずの毛布」状態が一定期間続き、「アシスト力」や「1.1力」が育ってきたのです。



予測では来年前半まではノーミング期が続くでしょう。


そしてうまくいけば来年後半、トランスフォーミングが起き、「生き物みたいなチーム」が誕生します。


そのチームのことを想像すると、興奮して眠れません!


早くメンバーとこの興奮を共有しなければ!






ということで、僕がこの書籍を読んで必ずすることは以下の6点です。


○この本を同時に4名のチームリーダーに読んでもらい、これからのチームビルディング構想を理解してもらう(もう買った!)




○その後、「ジャイキリ読書会」を開き、そこで「誰がメンバーか?」と「トランスフォーミング」への道のりを共に描く

○「目隠しサッカー」の代わりに、ダイアログインザダークを利用して「気づき力」をアップさせる

○何か1つ、チームを象徴するノベルティグッズを作成する

○スタッフ名鑑を作る(撹拌者、調停者、撹拌者のフォロワー、サイレントの4つのスタイルも見極める)

○その上で「レベルを合わせてタイプを散らしたグループ」を形成し、区域管理をする




読んでない人からすれば意味の解らない感想文だったと思います土下座


なので気になったら読んでください。


僕が理想として掲げている「自走式チームビルディング」の、完成形を見たような気がしました。



オススメですっ!