会議ファシリテーションの基本がイチから身につく本 | 思考の枠組みを広げる読書習慣

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 ㈱Snailtrackの本川です!




さて、今日は定数日。


今年も残すところ2ヶ月ですね。


相変わらず厳しい状況が続いていますが、目の前の「当り前」を真摯に徹底しながら、未来を良くするための学びを両立させていきたいと思います。



ということで、今月の学びテーマは「会議」です!



まずはファシリテーションについて再度学び直したいと思い、この書籍を選びました。




「会議ファシリテーション」の基本がイチから身につく本/すばる舎
¥1,620
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 ファシリテーションとはもともと「参加者の合意を計るスキル」として生まれました。

「合意を計る」にはたくさんの意見を引き出さなければならない。

なのでファシリテーターの基本は、活発な発言が出るための「自由な雰囲気」作りなのです。



今まで「良い会議」とは、「何かが決まる会議」でした。


だけど、ファシリテーションを学べば、「決まる会議」から「決めたことを実行できる会議」になります。


合意形成ができる会議では、参加者が「自分事」」になるからです。



・・・と、ここまで読んで「スゲー難しい技術なんだろうなー」と思ったのですが、ビックリ仰天!この本には誰でもできることしか載ってないではないか!


例えば・・・

○会議の準備や後片付けは、参加者みんなで行う

○お菓子やお茶を用意する

○発言の前に「考える時間」を作る

○考えた意見を紙に書き出し、グループ内で発表する

○出された意見の整理を、参加者にしてもらう

○行き詰ったら「どうしましょうか?」と参加者に投げる


などなど。



「議長タイプ」だった僕からすると、目からウロコでした。



会議は議長によって意見をまとめられ、最終決定がなされ、決定事項が下りてくるもの。


そんな会議ばかりでは、会議は楽しくないものになって当然ですよね。


楽しくない会議で決まった(決められた)ことを、行動に移せるかと言ったら、答えはNoです。


もちろん全ての会議を合意形成型にする必要はないと思いますが、合意形成型にすべき会議も必ずあると感じました。




 僕がこの書籍を読んで必ずすること・・・今回はたくさんあるぞ!


○アイスブレイクに「1人1分・近況報告」をする

○会議専用メモ用紙を作る

○会議の主催者、ファシリテーター、事務局を決め、役割をあたえる

○話し合いの会議(月中M)などは、茶菓子を順番で用意してもらう

16面体サイコロ、ボストイット、ホワイトボードマーカー注文

○会議の席順と、グループリーダーを会議のテーマによって考える

○「ここぞ!」という大事なアイディア出しミーティングでは、キレイな会場を借りてやる

○やること、担当者、スケジュール、進捗管理者を決めるまで会議は終わらせない




会議の目的はもちろん「成果を出すこと」です。


そのことを忘れて、「今までこんな会議のやり方だった」と思考停止で漫然とした会議を繰り返してきたことを痛烈に反省しました。


「会議は組織の縮図」


この言葉が刺さりました!!ぶた



でも同時に興奮しています。


これからの社内会議は、変わる。


そう確信しているからです。



あ~、なんか会議したくなってきたにこきら