「娘の中高時代は、どう過ごしていたか?」
…を振り返ってきました。
まず1回目は、勉強の面でした。
・どう過ごしていたか「勉強編」はこちら↓
そして2回目は、
・どう過ごしていたか「学外活動編」を振り返りました↓
今回は、「大学受験」にポイントを当てて書いてみたいと思います。
***
大学受験は高1からスタート
娘が大学受験を意識し始めたのは、高1の頃です。
高1から皆んなの目の色が変わり、ピリピリし始めました。
↓
この頃、娘は、
「こんな早くからピリピリムードは嫌だ。折角の楽しい時期なのに勉強ばかりで誰も遊ぼうとはしない」
と悲鳴をあげていたほどでした。
しかし、高2 理系クラスになると、
「皆んなが猛烈に勉強を頑張っているのが、心地いい!」
に変わります。
↓
このときに、環境の重要さを感じましたね。
中高一貫校の場合、(どの中高もだと思いますが)
高3頭までには全ての教科を終えます。更に、英語に関しては中3で高校課程まで終えます。
およそ1年前倒しのカリキュラムとなるため、早くも高1から大学受験モードになるんですね…
受験校選択
我が家は「学外活動編」にあるように、「なんのために勉強をしているのか?」というモチベを保つためにも、中学時代から色々と興味のある方向を探ってきました。
中3の頃には、工学ではなく、理学「宇宙・理論物理学」という方向が見え始めました。
中3〜高1前半までは「T立大 理学部 物理学科」が第一志望
高1後半から「地方国立大学 理学部 物理」を第一志望 (現在通う大学)とし、ここにしか行かない!と言うほど熱望することとなります。
大学選びにおいて、総合大学であること、理学部がメインキャンパスにあることも娘の条件でした。
*親子で似ているのか、まずは頑張れば手が届く目標(受験校)を設定し、次にまたステップアップしていくやり方が合うようです。何を学びたいのか確定していないのに、とりあえずT大や難関大目標とかは向いていないですね…。
予備校選び
予備校は一体いつから通うのが妥当なのか?
そもそも、一体どんな予備校や塾があるのか?
…と、悩んでいた時期もありました。
学校の「予備校はいりません!」は信じていませんでした。
但し、上位層ほど、予備校なしでT大含む難関大へ合格される生徒多し。
・その悩んでいた時期の詳細はこちらから↓
なんせ、私が田舎育ちで、塾は通った経験がないし、都心の予備校事情も、さっぱり分からなかったのです。
なので、どういう予備校があるのか?と、中3から調べ始めたことは、今となっては、良かった点ですね。
この当時、正直なところ、S○Gが鉄○と並ぶ有名な塾、だなんてことは全く知りませんでした。勿論、娘もです。
*鉄が有名なのも知りませんでした。
まあ、これが逆に、変に気負うこともなく、親子共々、良かったんでしょうね。
予備校は高1からスタート
まず、以前の記事「勉強編」にも書きましたが、
中学のうちは学校の勉強で基礎をしっかり身につけることが一番重要だと思いますね。しかも中学生活を楽しんだほうがいいです!
上位層であれば、自学が身についているので、予備校はお金の無駄かも、と思いました。
**
さて、娘は、
新高1から、S○G (○にEを)で「数学」をスタートしました。
高1の頃は、週1です。
娘は、部活(3つ掛け持ち)や学内外の活動も忙しいため、
予備校に通うのは、週2が限界だと言っていました。
・S○Gのプラン等はこちらから↓
*S○Gは新宿校舎のみですが、横浜に姉妹校エデュカがあります。
この予備校S○Gは、娘にとって転機となりました。
勉強面もですが、理解度が深まったことが、なによりも良かったです。
「公式を使わずとも解けるようにする」というプロ講師による指導で、数学や物理の根本から教えてくれるのが、興味深く、非常に面白かったようです。
「楽しい!」「他の予備校や学校とは全然違う!」と言っていましたね。
ここでので授業は、大学進学後も、その基礎力や思考力としてすごく役にたっているんじゃないかと思います。
高3の頃、娘はコロナ禍の自粛生活が合わず、その理由は、自宅では勉強に集中できないタイプ等々あるんですが…
一番の理由は、S○Gに通えなくなったこと!だとか…
入塾当初からS○Gの祝賀会を楽しみにしていて、「胸を張って出席できるよう頑張りたい!」と言っていたんですよね。
そういうのも原動力だったのでしょうかね…。
***
なんとか簡潔にまとめようとしたのですが、想定以上に長くなりそうなので、一旦ここで切ります…
後半に続く前に
ここまで書いていて、
他から見ると、そりゃ中高一貫って有利だわ、と思うかもしれませんが、全員がこのカリキュラムに乗っかれるわけではないんですよね…。
我が家の場合も、「勉強編」に書いてあるように、中1の頃は親のほうが波に乗らすべく必死でした…汗。
難関校になるほど勉強好きな子が多く、そのほとんどがコツコツ型なので、そうでないと心が折れる人もいます。
当時は、親の方まで、この波に飲まれ、勉強することが当然のような感覚に陥っていましたが…
上位層でなくたっていいし、ここまでコツコツやってこられたのなら、それだけでも優秀で褒めるべきことなのだなあ、と、つくづく思いました。
一体何が大切なのか、その都度、心の石橋を叩いて確認し、親子ともにブレない芯を作ることが大切ですね。
後半へ続く。
↓